『GOD OF STARS〜食聖〜/Éclair Brillant』を見に行ってきました。

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B席後方からの観劇でしたが、たくさんの笑いと温かさが届いた舞台でした。
GOD OF STARS〜食聖〜』と『Éclair Brillant』に分けて感想を書いていきたいと思います。


物語はチョウ家から始まり、天界を舞台にしたオープニングとなります。紅孩児役の紅ゆずるさんが舞台に登場すると温かい拍手がたくさん送られていました。

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礼真琴さんと綺咲愛里さんも舞台に登場し、舞台いっぱいの生徒さんたちにすごい迫力を感じたと同時に、これから始まる物語に期待を抱かせてくれました。

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紅孩児が地上に落ち、舞台はシンガポールでの食聖コンテストへと移ります。
ホン・シンシン役の紅さんは非常に傲慢で冷たいところ、リー・ロンロン役の礼さんは自信がなくオドオドしているところがお芝居から直ぐに伝わり、役の人物がどのような感じなのかが理解でき、物語の世界へと入っていくことができました。リー・ロンロンという役は、舞台で礼さんのまた違った姿を見ることができ、良かったなと思います。
コンテストにアイリーン・チョウ役の綺咲さんが乗り込んできます。なんといっても衣装がジャージ、そしてピンクの髪の毛とパンチ力が風貌にあります。しかし、それを世界観を壊さず着こなしてしまう綺咲さんはさすがだと思いました。また、ホン・シンシンと対する姿もかっこよかったです。

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すべてを手に入れたホンでしたが、突如嫌疑をかけられ、自己破産して路頭に迷います。

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しかし、ホーカーズで食べた一杯のタンメンと強気なアイリーンによって、“ホーカーズを人気店にする”と息巻きます。
綺咲さんは料理が下手な設定になっていて、それを口にしたことで倒れる紅さんや、そこに伴ったホーカーズの人たちのコミカルな雰囲気がとても面白かったです。
また、アイドルグループのメンバーとして瀬央ゆりあさんも登場するのですが、ちょっと抜けた感じ、メンバーや紅さんとの掛け合いも非常に楽しかったです。瀬央さんもニコラスという役でまた新たな一面を舞台で見せてくれたような気がします。

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アイリーンの作った餃子にヒントを得たホンは、体験型名物料理店を誕生させ、マスコミを賑わすようになります。
軌道に乗ってきたということもあり、ホーカーズの人たちに活気があふれ、とても生き生きしているエネルギッシュな場面となりました。暗→明と一体となって全身で表現する姿に星組のパワーを感じました。

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舞台は香港の舞台に移ります。ホンの噂を聞いたリーは弱気を見せますが、クリスティーナとの出会いにより、ホンの連絡に意を決してシンガポールへと向かいます。
ここで次作から星組新トップコンビとなる礼さんと舞空瞳さんが同じ舞台へと登場します。“お似合い”とも言われているお二人のコンビですが、正直まだ今公演だけではわからないな・・・というのが自分の感想です。次作以降お二人が真ん中立つ時がまた楽しみです。
それにしてもエクリプスメンバーの娘役さんは、みなさんとてもかわいらしいな!と思いました。

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場面はドラゴンボート・フェスティバルへと移り、ホンとアイリーンがお互いの過去を語り合います。
手作りクッキーという笑いのネタももちろんありますが、お二人がすごく丁寧に気持ちの込もった歌とお芝居を見せてくれた場面でした。歌うまコンビと言われているだいきほコンビと比べると歌唱力に大きな違いのある紅あーコンビですが、お芝居の中での歌から役の気持ちがしっかりと伝わってくる・・・だからなんだかんだ好きなコンビなのかな?と思いました。舞台を見ていて気持ちが伝わってくる・・・というのはやっぱり良いです。

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この場面の綺咲さんがとてもかわいらしかったです。

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食聖コンテストの再戦が決まり、ホンは満漢全席を習得するため、中華料理学院を訪れ、アイリーンの父親と出会います。また、アイリーンは上海で母親と再開します。
舞台装置の変化やセリフなどでも笑わせてももらった出会いと再開の場面でしたが、両親のアイリーンを思う気持ちや後悔が伝わる場面でした。また1つ前の天界の場面も含めて“家族”というのが作品の1つのキーワードなのかな?と思いました。

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舞台は食聖コンテストの再戦へと移りますが、ホンが現れません。時間稼ぎのため、アイドルが踊り、アイリーンが下ごしらえをすると言って舞台へと上がります。

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そしてホンの登場。
作品始めのホンとは全く違い、温かく優しい雰囲気が出ていて、アイリーンの存在や仲間や家族というものがホンを変えたんだな!と思った瞬間でした。

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そしてリーとの一騎打ち。

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リーの高級料理に対して、ホンが出した料理は餃子。
ホンのセリフに大切なものがたくさん詰まっているなと感じました。

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そしてクライマックス!?
ホンは天界に戻ると言いましたが、地上にずっといられることとなりました。
退団公演はトップスターへの宛て書きと言われていますが、コメディーという部分だけではなく、非常に心温まる紅星組らしい作品だと物語の流れや場面から感じました。

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その後、赤カーテン前で次期トップコンビの場面がありました。銀盤で弾けたような礼さん。今作品ではのび太くんみたいな感じもして、メガネもかわいらしかったです。

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そしてラストは、数年後のホーカーズでした。子沢山の紅あーコンビの笑顔はとても素敵で幸せそうでした。お二人はやはりハッピーエンドが似合うな!と思いました。コンテスト後を含めて2回幸せそうな笑顔が見られて、とても良かったですし、フィナーレでも星組のパワーをたくさん見せてもらったような気がします。

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GOD OF STARS〜食聖〜』は紅さんと綺咲さんにとってお二人の芝居心や持ち味を活かした素敵な作品だったと思います。また、お二人の変わる衣装の幅であったり、そのインパクトから“コスチュームの星組”というものを体現してくれた作品でもあったと思います。
上記でも書きましたが、そして何よりも“温かい星組”・“さゆみさんのお人柄”という目に見えない心温まる空気が舞台から流れていたような気がして、楽しい舞台というだけではなく、温かい舞台だったなと感じることができました。