takasama5banのblog

Art等の興味あるものを紹介しております。 初心者なのでよろしくお願いいたします。

Art等の興味あるものを紹介しております。

2016年12月

特別賞は今年私がブログに掲載した作家さん全員に贈ります。
※順番はブログの掲載順となります。
山田和、斎藤まゆ、鈴木都、松井康陽、伊藤英傑、丹羽シゲユキ、玉川堂(銅器)、大江志織、水元かよこ、高柳むつみ、深見文紀、大谷祐理枝、桑田卓郎、四井雄大、片山昭枝、伊藤彩、河端理恵子、志田悠帆(籠)、新里明士、宮部友宏、駒井正人、苧野憲夫、中山昌果、猪野屋牧子(ガラス)、寺井陽子、東元正、井上雅子、伊藤由紀子、西野美香、北井真衣、大石さくら、川上真子、柳橋修二、鯉江良二、柳橋進、吉村茉莉、小枝真人、鈴木徹、古谷和也、早川和明(ガラス)、松村淳、和田的

以上42名となりました。
なお、今回殿堂入りされた伊藤赤水、牟田陽日、大賞受賞の見附正康、市川透の4名を加えると総勢46名となります。また、陶芸分野は42名です。

全国で陶芸家は約1000人いると言われておりますので、42/1000=0.42%の陶芸家さんしか紹介していないということになります。
ただ、逆に考えると1000人の中で素敵な作品と巡り逢えて42名の作家さんを紹介出来たのは、何か縁を感じております。
しかし、まだ才能ある隠れた作家さんは多いと実感しておりますので来年も皆さんに紹介いたします。

今年は私が気になった作家さんの作品は概ね、求めました。来年は個人的に予算削減の折、より作品の厳選を余儀なくなりますので作家さんの更なる作品の展開に期待いたします。

皆様にとって来年が良い年となりますように。

お待たせいたしました。年末恒例となったtakasama5ban陶芸大賞の発表です。

昨年末から始まった由緒ある?大賞です。
私のような素人が順位をつけるのは失礼かと思いますが、素人でも感動する作品を広く知っていただきたいと考えています。

ここで選考方法について説明します。あくまで私の個人の感覚での選考ですので、そこは広い心と遊びの心で見ていただくようにお願い致します。<(_ _)>

さて、昨年の陶芸大賞受賞者の五代伊藤赤水さんと牟田陽日さんはお二人とも昨年以上の活躍をされましたので殿堂入りとします。

殿堂入り一人目は、人間国宝五代伊藤赤水さんで、今年私はブログで紹介した運命の赤い糸の作品を求めましたが常に進化を遂げる作品はトラディショナルとアバンギャルドを表現しています。
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そして、牟田陽日さんも殿堂入りです。
今年はバラミタ陶芸大賞を受賞され、作品は一段と入手困難となり販売前日の昼から並ばなければならないようです。この獅子の置物の背中のラインはとてもセクシーで美しいです笑
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それでは、陶芸大賞二人を発表します。

今年の大賞は文句なく見附正康さんを選定します。オオタファインアーツでの大皿の個展にしびれました。まさに天才見附さんのこれからに目が離せません!
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そしてもう一人の陶芸大賞は市川透さんです。
また、市川透さんは今年1月にデビューされたばかりですので新人賞と大賞のダブル受賞とします。今後の展開に益々期待しております。
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次に今回新たに制定するベストギャラリー賞の発表です。

その栄冠は、愛知県江南市のギャラリー数寄さんとします。
立地条件としては決して良くはありません笑。でも、旬な作家さんを常に紹介されているのと、店主さんと奥様のフットワークと人柄に多くの陶芸ファンが集まります。
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私が思うに有名ギャラリーの店主さんのほとんどは個性が強い方が多いと感じていますが、一方的な持論の展開になっていると思います。しかし、数寄さんは、当方の立場で色々情報を頂き作品を紹介されているのは、とても素敵なギャラリーで有難いです。

来年も皆さんにとって良い年となりますように願ってます。

○殿堂入り
 五代伊藤赤水
 牟田陽日
○takasama5ban陶芸大賞
 見附正康
 市川透(新人賞も受賞)
○ベストギャラリー賞
 ギャラリー数寄

市川さんの花器になります。
この花器は個展で初めて披露された技術で釉薬のカイラギが美しい大きめの作品です。
ハワイの女神pele(ペレ)を表現されているそうです。

求める際に予算面で悩みました笑。でも、陶芸からアートへのターニングポイントとなる作品と確信して求めました。これは特別に美しいです!。
今の陶芸界を見渡すと、ちょっと辛口になりますけど、多くの2世位作家さんには感じられない新たな風を感じますし、肥前焼に止まらず、陶芸界を変えていくのではと。
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今後もどんな展開をされるのか、とても期待しております。
2016  ぎゅらりい栗本

和田さんの作品は以前から欲しかったのですが、なぜか縁が無く、この度のギャラリー数寄さんの酒器展でやっと求めることができました。

作品を一言で表すなら、白磁の造形で光と影の調和を表現されているのかと。

とても真似できない彫刻刀で削った繊細で未来的な感性を強く感じます。
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伝統工芸展での活躍とは別にアート的な作品も発表されるなど、溢れる才能は今後どういう方向に向かっていくのか?とても興味がある作家さんです。

2016 ギャラリー数寄

松村さんのこの作品は流れるラインが美しく近未来的な車とか宇宙船を想像してしまいます。

Divergenceとは(一点から)分かれ出ること、分岐という意味です。

つまり、注ぎ口からラインが分かれた美しい造形でセンスが感じられる作品です。
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現在、ぐい呑等は花を意識した作品が多いと感じますが、横に流れる美しいラインをぐい呑、茶碗に展開されることを期待しております。

2016 ギャラリー数寄 酒器展

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