2026年02月07日
周防大島神社小祠めぐり075 秋 若宮神社
(こちらは2025年6月より始めたFacebookの記事を転載)
周防大島神社小祠めぐり075。
秋の若宮神社。
秋から吉浦に抜ける道の途中にあり石段が印象的な神社。
秋地域を向いていて、いかにも地域の守り神と言った感じがある。


『山口県神社誌』によると祭神は大雀命(おおさざきのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)とある。


大雀命は有名な仁徳天皇のことで、民の生活が豊かになるように尽くした名君として親しまれている。大己貴命は出雲大社の神様で、大国主さんのこと。事代主命は大国主の子で、七福神のえびすさんとして親しまれている神様。


神社の屋根には「左三つ巴」があるが、本殿には「二重亀甲に剣花角紋(にじゅうきっこうにけんはなかくもん)」があり、出雲大社の神紋「二重亀甲に剣花菱紋」に合わせているのではないかと思う。


由緒にも、出雲大社(いずものおおやしろ)から勧請したとあるので、大国主や事代主が祀られているのは分かる。では祭神の大雀命はいったいどういう関係で祀られているのか?
もともと若宮神社があって、応神天皇・大雀命を祀った若宮神社だったところに、出雲大社を勧請したのかな?

境内社には荒神様もあり、この荒神は素戔嗚命(すさのおのみこと)を祀っているということで、こちらもまた出雲の建国の神様である。
周防大島神社小祠めぐり075。
秋の若宮神社。
秋から吉浦に抜ける道の途中にあり石段が印象的な神社。
秋地域を向いていて、いかにも地域の守り神と言った感じがある。


『山口県神社誌』によると祭神は大雀命(おおさざきのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)とある。


大雀命は有名な仁徳天皇のことで、民の生活が豊かになるように尽くした名君として親しまれている。大己貴命は出雲大社の神様で、大国主さんのこと。事代主命は大国主の子で、七福神のえびすさんとして親しまれている神様。


神社の屋根には「左三つ巴」があるが、本殿には「二重亀甲に剣花角紋(にじゅうきっこうにけんはなかくもん)」があり、出雲大社の神紋「二重亀甲に剣花菱紋」に合わせているのではないかと思う。


由緒にも、出雲大社(いずものおおやしろ)から勧請したとあるので、大国主や事代主が祀られているのは分かる。では祭神の大雀命はいったいどういう関係で祀られているのか?
もともと若宮神社があって、応神天皇・大雀命を祀った若宮神社だったところに、出雲大社を勧請したのかな?

境内社には荒神様もあり、この荒神は素戔嗚命(すさのおのみこと)を祀っているということで、こちらもまた出雲の建国の神様である。
2026年02月06日
周防大島神社小祠めぐり074 安下庄源明 荒神社
(こちらは2025年6月より始めたFacebookの記事を転載)
周防大島神社小祠めぐり074。
安下庄は源明(げんめい)の荒神社。
荒神様は周防大島というか西日本の津々浦々にあるのだと思うが、周防大島もたくさんの集落にあり、信仰としてはだいぶ古いものではないかと推察する。今ある神社の多くも、荒神社のあった所に外部の有名な神社を勧請したのではないかと思う場所もあり、荒神信仰は地域の信仰の土台と言ってもいいのではないだろうか。それはつまり、自治会の土台ともいえるかもしれない。


荒神というのが、何か具体的な神様を指しているのかはよく分からず、神社によって、大歳神(おおとしのかみ)、素戔嗚命(すさのおのみこと)などもあれば、三宝荒神という神仏習合の信仰の場所もあり、時代や土地柄によって、複雑に習合しているのではないかと推察する。


「コメの神様」「炊事場の神様」「災害の象徴」「荒ぶる神様」「仏法僧の守護神」「鬼門の神様」など色々耳にするが、周防大島では稲作に関する場合が多いのではないかと思う。その性格は大歳神が近いと思っている。


ちなみに『防長寺社由来』には源明には他に大歳神社があったそうで、まだ残っているのか、もしかしたら荒神社に合祀されているのか、など想像を張り巡らせる。
境内脇には清水の流れる美しい音。その水はすぐ下の田に注がれ、農耕地の守り神として感じられる。棚田の面積が大きくて、これは大変だと思ったが、向こうに見える嵩山(だけさん)の風景など癒されるものも多く、周防大島山間地の雄大な1年がある。


木の根が洞のようになっていたり、自然の面白いものに出会う。源明は周防大島でも高いところにある集落だが、今も信仰の地が護られているのは、ここに暮らす人たちの想いがあればこそだろう。
お大師堂もあるので、併せてお参りしたいところ。
周防大島神社小祠めぐり074。
安下庄は源明(げんめい)の荒神社。
荒神様は周防大島というか西日本の津々浦々にあるのだと思うが、周防大島もたくさんの集落にあり、信仰としてはだいぶ古いものではないかと推察する。今ある神社の多くも、荒神社のあった所に外部の有名な神社を勧請したのではないかと思う場所もあり、荒神信仰は地域の信仰の土台と言ってもいいのではないだろうか。それはつまり、自治会の土台ともいえるかもしれない。


荒神というのが、何か具体的な神様を指しているのかはよく分からず、神社によって、大歳神(おおとしのかみ)、素戔嗚命(すさのおのみこと)などもあれば、三宝荒神という神仏習合の信仰の場所もあり、時代や土地柄によって、複雑に習合しているのではないかと推察する。


「コメの神様」「炊事場の神様」「災害の象徴」「荒ぶる神様」「仏法僧の守護神」「鬼門の神様」など色々耳にするが、周防大島では稲作に関する場合が多いのではないかと思う。その性格は大歳神が近いと思っている。


ちなみに『防長寺社由来』には源明には他に大歳神社があったそうで、まだ残っているのか、もしかしたら荒神社に合祀されているのか、など想像を張り巡らせる。
境内脇には清水の流れる美しい音。その水はすぐ下の田に注がれ、農耕地の守り神として感じられる。棚田の面積が大きくて、これは大変だと思ったが、向こうに見える嵩山(だけさん)の風景など癒されるものも多く、周防大島山間地の雄大な1年がある。


木の根が洞のようになっていたり、自然の面白いものに出会う。源明は周防大島でも高いところにある集落だが、今も信仰の地が護られているのは、ここに暮らす人たちの想いがあればこそだろう。
お大師堂もあるので、併せてお参りしたいところ。
2026年02月05日
周防大島神社小祠めぐり073 安下庄 赤石神社
(こちらは2025年6月より始めたFacebookの記事を転載)
周防大島神社小祠めぐり073。
安下庄(あげのしょう)の赤石大明神。
旧ウインドパークの近く。長尾八幡宮の参道を海側に歩いて行くと、小さな公園があり、その近くにある。


戸田と同じ赤石神社だとしたら、祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)ということになるだろうか。


少彦名命は薬や医学の知識が豊富な神様ということで、赤石神社をお参りすると病気が治るなどの話は、少彦名命のご利益ということだろうか。もしかすると古くは、溶岩などを頼った民間療法のように浸透していたのではないかと想像する。


どこの赤石神社にも、赤い石や溶岩のようなものがある。ここ安下庄では大きな溶岩のような岩があり、入れないように囲まれている。
岩への信仰は智慧だったかもしれないし、科学だったかもしれないし、人知の及ばない最後の手段だったかもしれない。何にせよ、この岩を大切にしてきたことは伝わってくる。
周防大島神社小祠めぐり073。
安下庄(あげのしょう)の赤石大明神。
旧ウインドパークの近く。長尾八幡宮の参道を海側に歩いて行くと、小さな公園があり、その近くにある。


戸田と同じ赤石神社だとしたら、祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)ということになるだろうか。


少彦名命は薬や医学の知識が豊富な神様ということで、赤石神社をお参りすると病気が治るなどの話は、少彦名命のご利益ということだろうか。もしかすると古くは、溶岩などを頼った民間療法のように浸透していたのではないかと想像する。


どこの赤石神社にも、赤い石や溶岩のようなものがある。ここ安下庄では大きな溶岩のような岩があり、入れないように囲まれている。
岩への信仰は智慧だったかもしれないし、科学だったかもしれないし、人知の及ばない最後の手段だったかもしれない。何にせよ、この岩を大切にしてきたことは伝わってくる。



