2015年08月29日

ご参加いただいた多くの皆さまに心より感謝申し上げます

皆さまこんにちは

第27回 高遠・分子細胞生物学シンポジウムは盛会のうちに終了いたしました。

多くの皆さまにご参加いただき、会を盛り上げていただきましたこと、
心より感謝申し上げます。

シンポジウム前日は台風接近のため新幹線が運休となり、現地入りできないスタッフもいたり・・・と、
皆さまのご来場が心配されましたが、当日は天候も落ち着き、無事に開催することができました。

シンポジウムの様子は写真をまじえて、また後日ご報告させていただきます!

今後ともよろしくお願いいたします。

takato_sympo_staff at 17:02|Permalink

2015年01月15日

シンポジウム参加者からのコメント(6)<ポスター賞受賞 小沢先生>

皆さまこんにちは

今年の春は雨が多いですね
雨の香りも好きですが、やはりポカポカ陽気の中、のんびりお散歩でもしたいものですよね




盛会のうちに幕を閉じた第26回 高遠・分子細胞生物学シンポジウム。
今年、第27回 高遠・分子細胞生物学シンポジウム についても、着々と準備が進んでおります。

今年はより一層、広い分野の先生がたから刺激的なお話を伺えるプログラムとなっています!

今年のシンポジウムへの期待が膨らんだところで、、、
レッツ プレイバック

ポスター発表において、優秀ポスター賞を受賞された

東京大学医科学研究所
小沢 学
先生  からのコメントをご紹介します。
小沢先生_受賞


90d19013.gif感想・抱負90d19013.gif
高遠シンポジウムに参加させていただくのは今回で2回目、発表は今回が初めてです。
本シンポに参加していつも思うことは、ライフサイエンスの奥の深さ、懐の広さの魅力ということです。
カッティング・エッジの生命科学であれば、ウェットもドライも昆虫も植物も哺乳類も菌もウィルスもなんでもあり、という多様な発表を聞くことは、知らず知らずのうちに私の眼前に蓄積してしまっていた硬いウロコをいつもいとも簡単に拭い去ってくれます。
このような素晴らしいシンポジウムにおける数多くの発表のなかで私達の研究が評価して頂けたことは大変光栄です。


90d19013.gif抱負90d19013.gif
生殖細胞は体を構成する細胞のうち唯一次世代に遺伝情報を残せる細胞です。
その成り立ち、振る舞いを少しでも解明できるよう研究を進めていきたいと考えています。
受賞時のコメントでも口にしましたが、研究を進めてくなかで、本シンポの世話人の方々に「あいつの研究面白いから今度口頭発表の演者として呼ぼうぜ」と思ってもらえるような、そんな魅力ある仕事をしていきたいと思っています。


3f5e10c2.gifポスター要旨3f5e10c2.gif
ヒストン脱メチル化酵素Fbx10はマウス精原細胞の加齢を抑制することで持続的な精子形成を調製する
○小沢学、福田剛、坂本怜子、吉田進昭

[緒言] 哺乳動物の生殖 細胞の発生過程において,ヒストンおよびDNAのエピジェネティックな修飾が著しく変動することが知られており,それらの修飾を調整する遺伝子を欠損させ たマウスの多くが不妊の表現型を示すことから,生殖細胞の正常な発生においてエピジェネティックな修飾が極めて重要な役割を果たしていることが示唆され る。我々はヒストンH3K4me3およびH3K36me2を選択的に脱メチル化する酵素Fbxl10を欠損するノックアウトマウス(Fbxl10KOマウ ス)を作成し,精子形成における同遺伝子の機能的役割について解析した。
[結果および考察] 野生型マウスの精巣におけるFbxl10の発現動態 を定量的PCRにより解析した。その結果,Fbxl10は出生直後の精巣にはほとんど発現していないものの,精子形成の開始と時期を同じくして発現量が増 加し,性成熟に達する時期にプラトーに達してその後は定常的に発現することを観察した。次に,Fbxl10KOマウスの精巣を組織学に解析した結果,弱齢 では遺伝子欠損に伴う顕著な表現型は観察されなかった一方で,7ヶ月齢を超えるFbxl10KOマウスの精巣においては精細胞が著しく減少し精子形成に異 常が生じる精細管の割合が有意に増加した。そこで,マイクロアレイを用いて精原細胞における遺伝子発現パターンを網羅的に解析したとこ ろ,Fbxl10KOマウスの精原細胞では異常な早期加齢が生じていることが示唆された。さらに精原細胞の体外培養株を樹立して(germline stem cell, GSC)詳細な解析を行ったところ,Fbxl10KO GSCでは野生型GSCと比較して細胞増殖速度が有意に遅く,また加齢マーカーであるCDK inhibitorの発現が有意に上昇すること,ならびにG0/G1期にいる細胞の割合が増加することを観察した。以上の結果よりFbxl10は精原細胞 の加齢を抑制し持続的な精子形成の維持に寄与することが示唆された。


次回もどうぞお楽しみに!!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

takato_sympo_staff at 12:34|Permalink

2014年11月12日

シンポジウム参加者からのコメント(5)<ポスター賞受賞 青山先生>

皆さまこんにちは

今年は夏も秋も、気が付いたら過ぎ去ってしまっていたような気候でしたね。
冬を感じさせる空気に、寒さの苦手な私は日々怯えています。

皆さまも風邪などにはくれぐれもご注意ください。




おまたせいたしました
第26回 高遠・分子細胞生物学シンポジウムの余韻をまだまだ楽しんでいただくための企画、
ポスター賞を受賞された先生がたのコメント紹介、第二弾です。


ポスター発表において、優秀ポスター賞を受賞された

東京大学薬学系研究科
分子生物学教室
青山 
幸恵子 先生  です。
青山先生_受賞

90d19013.gif感想・抱負90d19013.gif
今回、初めて高遠シンポジウムに参加させていただきましたが、非常にレベルの高い発表の連続で、とても刺激的な時間を過ごすことができました。
また、たく さんの先生方とディスカッションさせていただいたことは、私にとってとても貴重な経験となりました。このようなシンポジウムで、ポスター賞をいただくこと ができて大変光栄に感じております。
まだまだ未熟者ですが、いただいた賞に恥じぬように、そしてシンポジウムで出会った先生方のようにパワフルでエクサイ ティングな研究のできる研究者を目指して、今後とも精進してまいりたいと思います。


3f5e10c2.gifポスター要旨3f5e10c2.gif
細胞内におけるウイルスRNA認識機構の解明
○青山幸惠子、岡崎朋彦、後藤由季子

ウイルス感染が起こった時、細胞内においてウイルス由来核酸は“非自己”として認識
され、抗ウイルス作用のあるインターフェロン(IFN)の分泌や感染細胞のアポトーシスと
いう“抗ウイルス応答”が引き起こされることが知られている。  細胞内におけるウイルス
由来核酸の認識機構を解明することは、自己と非自己の識別機構や抗ウイルス応答の
誘導メカニズムといった事象を理解するために非常に重要である。  これまでの研究で、
RIG-I Like Receptors (RLRs)  が 5’トリリン酸を含むRNA や長鎖二本鎖RNAといった
ウイルスゲノム特異的なRNAの認識を行うことが明らかにされてきた。 その一方で、
最近
ではRLRsがウイルス感染時に産生される自己由来RNA断片を認識するという報告
もな
されている。  したがって、RLRsによってどのようにウイルスRNAの認識が行われて
いる
のかについては、未解明な点が多く残されている。 しかも、本当にRLRsだけでRNA
認識
が行われているかどうかさえ不明である。  このことから、我々は「RLRsと協同して
ウイルス
RNAを識別し、抗ウイルス応答を活性化するセンサー分子が存在するのでは
ないか」という仮説を立てた。

ウイルスRNAを認識したRLRsは、下流の共通アダプター分子Interferon-beta promo-ter stimulator 1(IPS-1)と結合することによってそれを活性化し、抗ウイルス応答を惹起することが知られている。そこで我々は、「もしRLRs以外にウイルスRNAを認識する分子があるとすれば、それはIPS-1の結合因子なのではないか」と考え、 質量分析によるIPS-1の結合因子の網羅的探索を行った。その結果、あるRNA結合タンパク質を見出した。
本会議では、ウイルス感染防御において、このRNA結合タンパク質の果たす役割について
の知見を発表する。


次回もどうぞお楽しみに!!


takato_sympo_staff at 23:04|Permalink