ドラマーズ・ハイ

ドラムとクルマが趣味のデザイナー日記。

 ブログをつらつら書いていたら、MR.BIGのドラマー、パット・トーピーが急逝したとの報が……。あぁ、切ない。。。
 パットといえば、僕がドラムを始めた頃、熱心に読んでいたドラムマガジンにコラムを連載していて(もう十数年前の話です)、毎号楽しみに読んだものです。英語で書いたものが翻訳されていたんですが、そんな文章の端々からも、彼の誠実さとまっすぐで爽やかな人柄が伝わってくるようで、気がつけば好感を持っていました。
pat
(写真を撮ろうと思って、昔のドラマガを引っ張り出してみたら、またこれがいいコラムなんだ。思わず読み返しちゃいました……)

 数年前に彼がパーキンソン病を患ったと聞いたときはショックでしたが、でも彼は病気に負けずに頑張っていたのになぁ……。(T_T)


 天国では病気から解放されて、思う存分ドラムを叩いてください!!



 先週の土曜日は、fujico overdrive通算301回目のリハでした。

 未だにレコーディングが終わっていない5曲の復習と、さらに新しい(次のアルバムにすら入らないw)2曲のアレンジを煮詰めるという内容。

 “レコーディングが終わっていない”と書きましたが、それはバンド全体目線の話で、ドラムに関しては前回の記事でご紹介した通り、既に録り終わっているという状況。
 特に今回はレコーディングから二日後のリハでしたから、楽曲がまだ色濃く身体に染みついた状態で演奏もバッチリ……のはずだったんですが、録音物を聴いてみると、なんかテンポが速くなってるんですよねぇ……。

 録音に挑んだ関係で、僕の頭の中でフレーズが整理されたりして、ドラムの間合いがいつもと違うんでしょう。それが皆の焦りを呼んで加速を誘発するとか、たぶん、そんなのがあったんじゃないかと思われます。。。むぅ。

 ドラムを始めた頃や、fujicoに加入したての頃のように、演奏中の実感と録音物の実際が極端に乖離することはさすがになくなりましたが、今回のように、時々「あれ?」って違和感が残ることはあって。これって、何が原因なんでしょうか……? 未だ答えは見つからず、です。

 ……しっかし「今日はいい感じだったろう」と思っていた日の録音物がイマイチだと、ガックリ来ますなぁ。……まぁ、しゃあないって切り替えるしかないけど。。。(^^;


 スネアは前回から使い始めたStar Reserve#4。ピッチを上げたのが幸いして、前回よりはだいぶいい感じになりました。叩いている本人が聴いている範囲では「最高!」って感じだったんですが、録音物を聴くと、もうちょいピッチを上げた方がなおGOODかな、ってな様子。

 録音物を聴いて「あれ?」と思ったのは一緒ですが、こちらはまぁ、確実に良い方向には向かってるので、それほどガックリはしませんでしたw。もう一回修正打をあてれば、いい感じに収まるんじゃないかと思っています。

 ブラスフープである以上、どうしてもアタックが弱くなるのは仕方がないんで、ヘッドにハイドローリックを張って、基音を強調してみています(単に、元々ハイドローリックが好きだというのもありますがw)。
 スネアサイドには以前間違えて買った、オーケストラ用のヘッド(S14GEN30)を試しに張ってみたんですが、これは意外といい感じかも知れません。間違えて買ったヤツだし、テキトーに消費しちゃおうと思って使ったんですが、案外リピートするかもw。ヘッドも色々試してみると面白いですね。

 前回、どうも上手くいかなかったドラムレコーディング。運良くスタジオに空きが見つかったので、なんとか時間をこじ開けて再チャレンジしてきました。

 当日は、またしても雨。しかも雪に変わるとの予報。……いやぁ、レコーディング三回やって、三回とも雨w。……雨男なのかなぁ。前日は晴れてたのに。(^^;

rec0201
 それはさておき、例によって機材を搬入し、ドラムセットを組み立てて、マイクのセッティングをして……ここまではもはや手慣れた作業w。で、試しに音を録ってみますが、症状は前回と変わりません……。

 前回録音したトラックを聴いて、僕としては“オーバーヘッドマイクの設置位置を間違えたのではないか”と予想していました。
 ところが、いくら調整を試みても、成果物に変化がありません。ん? おかしいな。インターフェースにはちゃんとマイクの音は入力されているのに……。

 その後も、マイクの位置をああじゃないこうじゃないと散々弄りましたが、思うような成果が得られません。……うーん。。。と、しばらく悩んでようやく気が付きました。おかしいのはマイクじゃなくて、PCの方だと。

 結論としては、SONAR上のオーディオインターフェースからトラックへの割り当て設定が、一部壊れていました。ちゃんと設定して保存してあったはずなんですが……。いやぁ、原因を探り当てたときの脱力感ったらなかったです。(^^;

 いうなれば、オーディオインターフェースから各トラックへの経路が混線したような状況になっていて、一部のマイクが重複したりしながらも、全部のトラックに一応音が入っちゃっていたのが困りもので……。
 もし設定が一部じゃなくて全部壊れていたり、一つでも音が入らないトラックがあったら、気付くきっかけにはなったと思うんですけどねぇ。全部のトラックが動いてはいるから、“一応音は録れてる。でも音質が悪い”って判断しちゃったわけで……。

 というわけで、トラックの割り当て設定を全てやり直して、なんとかまともな状態に復帰。ようやく録音を終えることができました。……いやはや、原因が判明してみれば実にショボいトラブルでw。安くはない授業料でしたが……でもまぁ、いくらか経験値は得たかなぁ。(^^;


 それと、今回改めて痛感したのは、ドラムレコーディングに関しては、演奏時間はどう頑張っても二時間が限度だということ。最初のレコーディングの時にも感じてはいたんですが、やっぱ、人間の集中力には限界があるなぁ、と。……それこそ、ジョン・ボーナムでもない限りはw。

 しっかり練習していって、基本テイク2までで終わらせる。テイク3は一応録るけどあくまで保険。テイク4以降を録るための時間は確保するだけ無駄。……そんな感じではなかろうかと思いました。レコーディングの時間配分に関しては、それなりに見当が付いてきました。


 そんなこんなで、いかにも素人臭いトラブルに見舞われながらもw、ともかく終わりました! つ、疲れた……。自分のドラムセットを叩く時間は本来楽しい時間ではありますが、さすがにレコーディングはしばらくはいいかな、という感じです。。。(^^;

 小室哲哉氏、引退だそうですが……。

 僕にとっては、フェイバリット・アーティストとまではいかないけれど、好きな曲は何曲かあったし、何より僕の周囲には彼の音楽を愛好する友人・知人がたくさんいたんで、残念なことになったな、という感情がまず先に立ちました。彼の楽曲は間違いなく“僕らの世代の音楽”なんでね。

 有名なビジネス書の『7つの習慣』が語るところでは、人には信頼を預け入れる“信頼口座”というのがあるんだそうで。
 世間の反応が不倫報道流行の口火を切った某バンドのヴォーカリストの時と違うのは、きっと“あれだけのことを成した人だから”ということで、多くの人の信頼口座に小室氏の預金が残っていたということなんでしょう。

 個人的には、昔から芸能ゴシップは大嫌いなんで、これを機にそっち方面のマスコミが少しおとなしくなってくれればいいなと勝手に思ってますw。なんていうか、良し悪しはともかくとして、“魔女狩りみたいな風潮”にそろそろ飽き飽きしていたタイミングではあったなと。

◆ ◆ ◆

 さて。土曜日はfujico overdrive、通算300回目のリハでした。

 区切りの300回。しかし特に変わったことはなく。メンバーとそんな話もせずw。
 ……まぁ、そんなもんでしょう。(^^;

 ただまぁ、個人的にはNew Gearを導入したんで、新しいフェーズに入ったという感じは少しあります。導入したのは、TAMAのStar Reserve#4。ハンマード・コパーのスネア。
reserve4

 ↑公式動画。こんなスネアです。

 思えば、最初に買ったスネアもコパーでした。似たようなスネア色々持ってるじゃねぇかって話なんですが、このスネアは最初に見たときから「絶対僕の好きな音がしそう」って直感があって。結局買ってしまいました。

 このスネアに関しては、こんな音が出したいってイメージがあったんで、もういきなりヘッドも換えちゃって。
 なので、あまり人様の役に立つレビューは書けないですが、良いスネアですよ〜。TAMAのサイトに“リバーブが掛かったような華やかなシェル鳴り”って書いてありますが、ホントそんな感じです。聴いていて幸せになる倍音が出ますw。

 ただまぁ、チューニングに関しては少し試行錯誤が必要そう。プロと違って、曲ごとにスネアを換えるわけにはいかない以上、“曲に合ったサウンド”というよりは、“バンドの傾向に合ったサウンド”を探さないといけないわけで。現状は、単体では自分が好きな音が出せたものの、バンドと合わせたとき、もうちょい音が抜けるポイントを見つけたいな、といったところ。……ま、じっくりやっていきます。


 演奏に関しては、レコーディングもしたんで(またやるけどw)、叩くべきフレーズが固まって、迷いがなくなりました。
 レコーディング用に、リハの録音物のテンポを一定に調整してクリックを入れたガイド音源を作ったわけですが、これで練習してるのがいいのかも知れません。レコーディングのリベンジまで、この状態を保っておきたいものです。


 さぁて、明日からはガッツリ仕事……。“ヒマよりはマシだ”と呪文のように唱えて、乗り切るしかないかな。。。(^^;

 第二回ドラムレコーディング、前日までに仕事を上手いこと片付けつつ敢行してきたわけですが……うーん。。。結論から言えば、出来映えがイマイチで。(T_T)

 機材の搬入からドラムセットの組み立て、マイクの設置までをなるべく迅速にやって、演奏に充てる時間を最大限確保する計画だったものの、これが裏目に出たような。機材は前回と同じだから、セッティング面は大丈夫だろうとあまり深く考えずにいたんですが、結局、納得いく音にできませんでした。。。

 途中で違和感に気付いて、いくつか試行錯誤はしてみたんですが、対策としてはいずれも的を外していたようで。帰宅してから冷静に振り返ると……「あ!」w。

 どうして現場にいるときに気が付かないのかw……でも、失敗する時ってのは得てしてそういうもんですね。(^^;

 幸い、上手いことスタジオに空きも見つかったんで、近日中にもう一回トライしてみようかなぁという気分になっております。最悪次回もダメだったら、今回録ったヤツを加工して使ってもらえばいいしね。

 何事も失敗からしか学べないとは言いますが、なんかちょっと、ノウハウが得られそうな予感。なので、もう少し食らいついてみようかと。

 ちなみに、何に失敗したかについては……次回成功したら書きますw。憶測で書いて、全然的外れだったら嫌なんで。(^^;

 せっかく頑張ってスネア二台持ち込んだのになぁ。……あぁ、身体に残った疲労感が恨めしいw。
DSC00022

 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いします。m(_ _)m

 去年から、北朝鮮やらイスラエルやら、なんとなーく憂鬱な(そして我々庶民の立場ではどうにもできない)懸念事項が首をもたげていましたが、なんとか懸念が懸念のままでいてくれたので、無難に年越しができて良かったなと……。(^^;

 両親ともに東京都民(=田舎がない)ですし、海外旅行も趣味じゃないんで、正月に大きなトピックがないのは例年通り。二日酔いとゲームに消えた年末年始でしたが、別にそれでもいいや、という気分であります。のんびり出来るのはありがたいことです。


 さて。土曜日は、新年一発目、fujico overdrive通算299回目のリハでした。
 次回で300回……信じられないですなぁ。毎回3時間だから、計900時間。1回のリハで約20テイク演奏するとして、合計約6000テイク。……その割には、ドラム上手くならないですが。。。

 リハーサルは、新曲の煮詰め作業でした。今月中旬にドラムのレコーディングをやるので、今回固めないといけなかったわけです。まぁ、一応固まったので一安心。fujicoの得意なパターンでねじ伏せた感もありますがw、得意なパターンの曲が一つぐらいアルバムに入っていてもいいかな、と。

 一方、ドラムの演奏は、“悪いなりにそれなりにまとめた”って感じでした。当日、微妙に体調が怪しかったんで、腹巻きとかレッグウォーマーとか、身体を温めるアイテムをフル装備していたところ、演奏始めたら暑くて暑くてw。汗だくになっちゃって、もう大失敗でした。(^^;
 あと、今回は微妙に楽器のセッティング(位置決め)が決まらなくて困りました。これはなんというか、一種の贅沢病でして。普段から自分のエレドラで、バッチリセッティングが固まった状態でしか叩かないもんだから、楽器の位置がちょっとでもズレてるとなかなか調子が出ないわけです。こればっかりは前々からそうなんですが、なかなか克服できない問題。
 ホントはどんな状態のドラムセットでも、左右されずに演奏できるようになりたいもんなんですけど……ねぇ。環境の変化に弱い中年ドラマーは今年も相変わらずのようです。やれやれ……。┐(´ー`)┌

 スネアはSlingerlandのSoundkingを使用。音が太くていいなと思いつつも、もう少し派手目の成分が欲しい気分も感じてみたり。一昨年からブラスシェルとウォルナットシェルに凝っていて、そんなスネアを多く使ってきましたが、ちょっと変化が欲しくなってきたかなぁ。旧エレドラを売却して、今いくらか資金があるんで、次なる一手を模索してみようかな……なんて考えてもいるんですが、さて!?

 いよいよ2017年も残すところ僅かになりました。今年一年お世話になった方々、ありがとうございました。m(_ _)m

 2017年の個人的なトピックは、aDrumsの導入と、初めて自分のドラムセットでライブができたこと、それとドラムレコーディングの初体験ってとこですかね。一年間、あっという間に過ぎていったような気がしていましたが、何気にドラマーとしては、結構色々やった一年だったのかもしれません。

adrums1
 まずはaDrums! 十数年ぶりのエレドラ新調だったんで、感慨深いものがありました。aDrumsは、音も良いけど見た目も良いです。まんま実物のドラムセットというルックスのものが部屋の中にあるというのは、ドラマー的には大変気分が高揚しますw。
 練習環境が一新されると、練習のモチベーションも上がりますしね。来年はもう少し上手くなるといいなぁ。(^^;

me
 ライブに関しては「念願叶った!」というのが大きかったですが、バンドのメンバーやライブハウスの方など、周囲のサポートがないと無理だわ、というのも痛感しました。運送会社も手配して、なるべく自分で……とは思いましたが、それでもやっぱ大変。またいつか、とは思いますが、毎回は無理だろうなぁ。

dr1
 ドラムのレコーディングも大変でした。こっちはなんとか一人で出来ましたが、翌日はぶっ倒れてましたw。ただまぁ、録った音が実に良かったんで、苦労は報われた感じでしたけども。マイクなど新しく機材を買いそろえて、見よう見まねで録っただけなのに、それでもここまで音が良いんだというのは、ある種のカルチャーショック体験でした。
 むしろ「なんで上手くいったのか?」という疑問が生まれましたw。一発目がそこそこ上手くいってしまうと、そこから試行錯誤するのは難しいのかも知れませんが、もう少し勉強・研究してみたい領域です。

 来年は、まず一月中旬に、第二回のドラムレコーディングをする予定。春にはアルバムもできる……かな? それでは皆様、よいお年を!

 不意にネットで“分析データをもとに作曲された「最も幸せなクリスマスソング」”なる記事が目に留まったんで、早速その曲を聴いてみたんですが、んーまぁなんというか、予測の範囲は超えないなぁ、というのが僕の率直な感想でした。(^^;



 ヒットしたクリスマスソングの要素を最大公約数的に取り込んでいることは分かるんですが、そこから先の一押しがないと感じる不思議。「あー、わかる!」ではあっても「イイ!」とまでは言えない、その感じ。。。やはり感性の領域というのは、分析からは導き出せないもんなんでしょうかねぇ。

 ちなみに、僕が好きなクリスマスソングは、幸宏さんの『神を忘れて、祝へよX'mas time』(こちらは合法っぽい動画が見あたらないので、興味のある人はタイトルで検索!)。この曲を挙げた時点で、僕がひねくれ者なのがバレバレですがw、トランプ大統領がエルサレムの件で不穏な騒動を巻き起こした今年のクリスマスにこそ、特にこの曲を推したいという気分なのでありますよ。四半世紀以上前の曲ですけども……。あぁ、なんでこの曲歌詞が日本語なんだろう……。

 作詞したのは鈴木慶一さん。この詞のメッセージって、外国の人にも伝わるものなんだろうか。それとも、独特な宗教観の日本人特有の感覚なのかなぁ……? そんなこともぼんやりと考えつつ、大過なく年が越せるといいなぁと願う師走です。

◆ ◆ ◆

 さて。fujico overdriveのリハ。このところスランプ気味だったのが、ようやく抜け出すことができて少し安堵しました。元々大して上手くもないのに、そこにスランプが重なるとなると、もはや災難でしかないので。。。(^^;

 日頃、エレドラで練習していると、“自分好みのバランスで音が聞こえている状態”が当たり前になってしまうんですが、バンドというヤツは生物なので、毎回同じような聞こえ方をするとは限りません。演奏する曲も変わってきますし、たとえ同じ曲であってもメンバー全員、色々試行錯誤しますんで。なので、時折自分の音がマスキングされて、聞こえづらくなる場面があるわけです。

 特に聞こえなくなりやすいのがバスドラ。……うーん。。。頭では分かってるんですけどねぇ。実際、バスドラの音がマスキングされると、意識が「バスドラが聞こえてない」と気付くより先に、脚の筋力でどうにかしようとしちゃう悪い癖が付いちゃってて。気付いたときには脛の筋肉がパンパン、みたいな……。

 自分の音が聞こえづらいと、もっとデカい音出さなきゃと無意識に気張る。普段やらないことをやるもんだから、思い通りの演奏ができなくなって調子を崩す。今回のスランプは、結局そういうことだったみたいです。……どうも僕はときどき、この悪循環にハマってしまうみたいで。

 調子よく演奏してようやく人並みなんだから、自分の調子は崩したくないもんですが、無意識が関わることなのでなかなか……難しいですね。ともあれ、どんな環境でも、せめて“自分の演奏”ができるぐらいにはなりたいものです。

このページのトップヘ