2006年03月17日
3/16 本日の相場
まず昨晩のNY市場ですが、前月の輸入物価指数が1月の数字よりも低下した事で
インフレ圧力の抑制を確認した事から、堅調に推移しました。
これでダウは実に4年10ヶ月ぶりの高水準となっています。
(NY市場の好調は、必ず後に日本市場にも好影響を与えますので、留意して下さい。)
外国証券の朝の注文は、300万株と僅かに売り越し。
為替は一服で、間違いなく日本市場も上げる地合となったのですが、、、
やはり!でしたね。
今日はなぜか金利上昇が蒸し返されて、下げ足を速めた恰好になりました。
まあ、相場は調整を入れたがっているので、ていの良い理由付けに見えますが・・・。
売買高は17.7億株で、代金2兆2900億円は調整が少し進んでいる感じの増加ですね。
===================================
では今日も少し寄り道して(笑)、最近何かとよく耳にする「バスケット取引」について
簡単に、解かり易く書きたいと思います。
☆バスケット取引とは
これは主に機関投資家が利用する売買システムです。
機関投資家は実に沢山の銘柄を保有しています。
いちいち1銘柄ずつ売っていたら間に合いません。
ですから売りたい銘柄をまとめてポートフォリオにし、証券会社に買い取ってもらいます。
単位は15銘柄以上。
総額1億円以上と、日本市場では設定されてます。
このまとめ売り(買い)を「バスケット・(かご)」と言います。
ポートフォリオを丸ごと買った証券会社は、「決め商い」を実行します。
買いたい機関投資家に、定価(指値)で提供するのです。
これが「売り決め」です。
売れ残った銘柄には、リスクヘッジをして(先物売り)保管します。
「買い決め」はこの逆で、機関投資家がまとめて買いたい時に使われます。
証券会社の提示した定価(指値)で買うわけです。
ではなぜ機関投資家は、直接市場に注文をしないのかですが、答えは簡単で「大量」だからです。
大型株ならいざ知らず、普通の銘柄に100万株成り行き買い!
なんてやれば気配値でブッ飛んでしまい、自分の首を絞めてる様なモノですから。
ではナゼ昼の時間に取引するのか?ですが、価格が変動してたら指値(定価)を出せないからです。
だから市場が動いていない時間に取引するのですね。
ちなみに、この証券会社の自己売買部門を担当している人達を指して「ディーラー」と呼びます。
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☆短観
さて、前日の予測通り本日は222円安で引けました。
天井圏での「両抱き」は売りサインですから、これで先日までの3連騰も一つのトレンドとなります。
今回のトレンドのボトムとピークの幅を見ると、15,627円から16,362円の上昇。
735円の幅で、+4.7%だったので、これを前回の山のスケールで考えると、
上昇分の75%ほどの下落が妥当なところとなります。
つまり3.5%ほど下落する観測です。
今日が-1.36%の下落ですので、あと-2.2%ほどがボトムとなる可能性が高いのです。
ですからあと350円位下げたところで、15,750円辺りが底になりそうです。
突発的な動きが無ければ、このままボックスか三角持合の中で推移しそうですね。
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インフレ圧力の抑制を確認した事から、堅調に推移しました。
これでダウは実に4年10ヶ月ぶりの高水準となっています。
(NY市場の好調は、必ず後に日本市場にも好影響を与えますので、留意して下さい。)
外国証券の朝の注文は、300万株と僅かに売り越し。
為替は一服で、間違いなく日本市場も上げる地合となったのですが、、、
やはり!でしたね。
今日はなぜか金利上昇が蒸し返されて、下げ足を速めた恰好になりました。
まあ、相場は調整を入れたがっているので、ていの良い理由付けに見えますが・・・。
売買高は17.7億株で、代金2兆2900億円は調整が少し進んでいる感じの増加ですね。
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では今日も少し寄り道して(笑)、最近何かとよく耳にする「バスケット取引」について
簡単に、解かり易く書きたいと思います。
☆バスケット取引とは
これは主に機関投資家が利用する売買システムです。
機関投資家は実に沢山の銘柄を保有しています。
いちいち1銘柄ずつ売っていたら間に合いません。
ですから売りたい銘柄をまとめてポートフォリオにし、証券会社に買い取ってもらいます。
単位は15銘柄以上。
総額1億円以上と、日本市場では設定されてます。
このまとめ売り(買い)を「バスケット・(かご)」と言います。
ポートフォリオを丸ごと買った証券会社は、「決め商い」を実行します。
買いたい機関投資家に、定価(指値)で提供するのです。
これが「売り決め」です。
売れ残った銘柄には、リスクヘッジをして(先物売り)保管します。
「買い決め」はこの逆で、機関投資家がまとめて買いたい時に使われます。
証券会社の提示した定価(指値)で買うわけです。
ではなぜ機関投資家は、直接市場に注文をしないのかですが、答えは簡単で「大量」だからです。
大型株ならいざ知らず、普通の銘柄に100万株成り行き買い!
なんてやれば気配値でブッ飛んでしまい、自分の首を絞めてる様なモノですから。
ではナゼ昼の時間に取引するのか?ですが、価格が変動してたら指値(定価)を出せないからです。
だから市場が動いていない時間に取引するのですね。
ちなみに、この証券会社の自己売買部門を担当している人達を指して「ディーラー」と呼びます。
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☆短観
さて、前日の予測通り本日は222円安で引けました。
天井圏での「両抱き」は売りサインですから、これで先日までの3連騰も一つのトレンドとなります。
今回のトレンドのボトムとピークの幅を見ると、15,627円から16,362円の上昇。
735円の幅で、+4.7%だったので、これを前回の山のスケールで考えると、
上昇分の75%ほどの下落が妥当なところとなります。
つまり3.5%ほど下落する観測です。
今日が-1.36%の下落ですので、あと-2.2%ほどがボトムとなる可能性が高いのです。
ですからあと350円位下げたところで、15,750円辺りが底になりそうです。
突発的な動きが無ければ、このままボックスか三角持合の中で推移しそうですね。
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