今日、弥生会計のカスタマーセンターに電話したのですが、これだけで待たされるイライラがかなり解消するものだなあと思われる工夫があって感心しました。

確定申告期間の最終日だからその関連の問い合わせが多いようで、電話するなり「ただいま混み合っております」の自動音声が流れました。ここまではよくあることですよね。

できれば今日済ませてしまいたかったので、そのまま待っていたら、「只今の待ち人数は6人です」という自動音声が流れたんです。待ち人数がわかると、切るか待つかの判断材料になる。そして更に、「よくあるお問い合わせに関する情報はホームページに動画を用意しているのでそちらもご覧ください」のような決まったアナウンスが流れた後、また人数が読み上げられる。今日の私の場合、1度目が6人待ち、2度目が2人待ちだったので、このペースで減っていくなら待った方がいいという判断になり、実際に、3度目の待ち人数アナウンスの前にオペレーターに繋がりました。

この、待ち人数を読み上げてくれるコールセンターって、私は初めて接したのですが、既に取り入れているコールセンターも多いのでしょうか。これは、いいです。何もわからず待たされるのと比べて、具体的な数字があると見込みが立つし、何より定期的に数字が流れることで、待ち人数が消化されるペースがわかる。自動アナウンスの合間に変動する数字読み上げを入れるというのは、それなりのシステム構築が必要ですぐに導入できることではないだろうけど、この工夫、もっと広がればいいなあ。
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週末にお腹を壊し、今週に入ってからも「消化のいいものを少しだけ」という食事をしていました。昨日の水曜には体調も復活し、「美味しいものをしっかり食べたい!」という気持ちに溢れていたのですが、急にたくさん食べると身体によくないし、実際私は普段から調子に乗って食べ過ぎて後で苦しい思いをするというのをときどきやらかしてしまう。なので、ほどほどに食べたところで止めておきました。

食べ終わった直後に「これでは足りない」と思っても、消化されていくと空腹感がなくなることはよくあります。なので、今回もそうなるだろうと思っていたのに、昨日に限ってはこれがなかなか満たされない。ドラマを見て気を紛らわそうとしても、ドラマへの集中力を上回って立ち上がる空腹感。そんな思いをしているなか、昔読んだ本のエピソードを思い出しました。

朝鮮半島が38度線で分断される前に命からがら辿り着いた、米軍による難民キャンプでのシーン。それまでほとんど食べることができずにただただ歩いてきたので、配られている食べ物を思う存分食べたくなるところですが、ここで急にたくさん食べてはいけないと戒められます。なぜなら身体がそれを受け付けないからで、どんなに食べたいと思っても、徐々に徐々に食べる量を増やす過程を踏みなさいと。その戒めを無視して食べた人が、身体の拒否反応で苦しみ、かえっていつまでも普通の食事に戻れないでいるなか、その一家は戒めを守って食事をし、体力を回復できたという内容です。

ふと思い出したエピソードですが、これが一体どの本に書かれてたものだったかがわからない。そもそも、小説だったかノンフィクションだったのかも不明。ただでさえ空腹感で満たされない思いをしているのに、ふと思い出したエピソードがどの本なのかわからないもやもや感も加わって、飢餓状態が二重になったような気分…

このブログで前にも書いたように思いますが、私の場合、物語を自分の中に描いた映像で記憶していることが多いです。読んでいる途中で「この本は前にも読んだ」と気付くときは、読みながら映像を思い浮かべて「この映像は既に描いたことがある」と気付きます。今回のエピソードも、考えるうちにその前後の映像もいろいろ思い出せる。でも、それがどの本だったかは一向にわからない。もやもや、もやもや…

結局、一夜明けた今朝になって、藤原ていの『流れる星は生きている』だったと思いだしました。これでやっとすっきり。私の中で作られた『流れる星は生きている』の映像は、こうして日本に戻ってこれて無事に育った子どもがこうなったという、藤原正彦さんの顔で終わっているので、そこまで思い出せていればすぐにこの本だったとわかったのですが、昨日はそこまで思い出せなかった。

これ、どの本で読んだんだっけ?という謎は何とももどかしいものですが、解けたときのすっきり感も大きいですね。というわけで、今日はすっきりした朝を過ごせました。

東京図書館制覇!に載せている図書館カレンダーの4月分を入力し始めて気が付いたのですが、今年は4月29日から5月5日までが全て祝日になっている。これって、祝日を休みにしている図書館では、年末年始の休館より長い休みになる可能性があるということです。年末年始の休みの際は、それを踏まえて、貸出期間を長くしてくれるところもありますが、今回のGW休みに対して、そうした対応をする図書館も出てくるのでしょうか。

東京23区に関しては、祝日が休みになる図書館の方が少ないです。分室や図書館のカウンター業務のみ行う施設を除いた、図書館と言えるような規模のところでは、葛飾区のうち「〜地区図書館」という名前のところと台東区の中央以外。東京都に範囲を広げると、あきる野市の中央以外、府中市の中央・生涯学習以外の図書館、東大和市の全館、清瀬市の駅前図書館以外、稲城市の中央・iプラザ以外、といったところが祝日を定休日にしています。

ただ、実は、「祝日が休み」にもいろいろなパターンがあります。

今回の連休はさておき、祝日が日曜に重なり、日曜と翌月曜が休日になるというのは、よくあること。このときどのように休むかは、「祝日が定休日」の図書館の中でも下のように分かれます。

‘曜も振替休日も休館
⊇貌当日である日曜は休館、振替休日は開館
F曜は開館し、振替休日を休館

該当する図書館が多い順に,ら並べましたが、数としてはそれほど差はなく、どのルールが圧倒的に多いというのはありません。

例えば、東大和市は全館が祝日休みなのですが、祝日と日曜が重なったときはを採用し、かつ、「祝日が土曜の場合は開館」というルールがあります。今回のGWでいえば、4月29日(月)〜5月3日(金)が休館、土日は開館して、5月6日が振替休日で休館、毎週火曜が休みなので7日も休館、となります。東大和市の「休みの日には図書館派」の人は、今年のGWの際、平日部分は行けないけど、土日は行けます。

本格的に休みが長くなるのは、,離襦璽襪鬚箸辰討い襪箸海蹐任垢、東大和市以外は「その図書館が祝日定休でも、同じ自治体内にどこか開いているところがある」という状態なので、そちらをご利用くださいということになるのでしょう。そう考えると、祝日休みの図書館が多いところでは、祝日に開いている図書館の来館者数が増えることになるかもしれませんね。


もう一つ、祝日に関する図書館の休館日ルールとしては、「祝日と休館日が重なった場合は、祝日は開館し、翌日を休館とする」としているところも多いです。要は「曜日などで割り振られた休館日が祝日と重なった場合、直後の平日にずらす」ということです。これを採用しているところは多く、今回は7日間連続の祝日なので、どの曜日だろうと「毎週○曜日は休館」としている図書館だったら、必ずこの「休館日ずらし」が発生する。

曜日で定休日を決めている図書館の場合、その曜日が月曜であることが圧倒的に多いのですが、4月29日に取るはずだった休館日を5月7日以降までずらすのか。振替休日と休館日が重なっている場合もずらす図書館では、5月6日まで開けて、7,8日を休みにするところもありそうです。

利用者から見れば「図書館が開いているかどうか」という話になりますが、職員さんにしてみれば、シフトのやりくりがいつも以上に大変なことになりそう。心優しい利用者の皆さん、この期間に中の人が少なかったりして多少もたついても、大きな心でいましょう。これは図書館に限らず、この期間のサービス業全般に言えそうですね。


それにしても、オリンピック招致もそうですが、個人の好みや事情が多様化しているこの時代に、「一斉になにかをさせる」という愚策を取ることに対して、私は心からうんざりしています。休みに関してだったら、祝日を増やすのではなく、有給休暇の権利をきちんと使える社会にする方が先でしょうよと。

2019年1月25日に品川区立大崎図書館分館が新しく開館しました。私の予定としては、大崎分館が開館する前に、2018年6月1日に移設オープンした品川区立大崎図書館の訪問記を書き上げよう、1度は行っているので、もう何回か行けば書き上げれられると思っていたところ、結局行く時間を作れず、ただ、大崎図書館を書いてから大崎分館をというところだけ妙に心に決めてしまい、大崎分館の開館を受けて、大崎図書館に行ってきました。

こちらのブログは東京図書館制覇!とは切り離す方向で管理していきますが、であれば、東京図書館制覇!に書くほどではなかったことの吐き出し場所にもなると思い、大崎図書館から派生した話を書こうかと。

大崎図書館の占いの棚に、神宮館高島歴の過去数年分が並んでいたんです。私は占いにあまり興味がなく、大学生時代に書店でバイトをするまで神宮館高島歴の存在を知りませんでしたが、そのバイトによって結構買う人がいることも知りました。簡単に言うと、神宮館というところが毎年出している運勢暦などをまとめた本です。

神宮館高島歴を図書館の本棚で見たのは初めてで、大崎図書館の特徴であれば訪問記に書きたいところですが、「私が図書館の本棚で神宮館高島歴を見たのがはじめて」と「ほかの図書館には神宮館高島歴が置いていない」は当然等しくはない。なので、東京都立図書館ウェブサイトの「都内図書館総合検索」を使って検索してみたところ、東京の21区のうち7区で神宮館高島歴を所蔵していました。母数が東京21区になってしまうのは、年始にシステム変更した品川区と練馬区に都内図書館総合検索がまだ対応できていないからで、個別に調べたら両方とも蔵書ありで、東京23区のうち9区で所蔵という結果に。う〜ん、こんなにあると「特筆すべき大崎図書館の特徴」というほどではない(笑)。

所蔵している図書館の31年度版は貸出中であることが多く、利用が多い図書であることがわかる。足立区では所蔵する31年度版2冊は参考図書=禁帯本として扱っています。

神宮館高島歴というのは、細木数子の本で言えば『細木数子の六星占術 あなたの運命 開運の箱 2019年版』みたいなものだと思うんです。『六星占術による●星人の運命 2019年版』などのように、その占いの個別のカテゴリーごとに読者を分ける本ではなく、その1冊を誰もが読める本ではある。が、特定の期間の運勢に特化した内容であり、統計資料などと違って、過去分を参照する利用は低いと思われる(過去の占いと実体験を比較して、その占いがあたるかどうかを判断する人がいるかもしれないが)。

日本十進分類法にも「148 易占」という分類があるくらいだし、占いの本自体は図書館に所蔵があって当たり前。神宮館高島歴を所蔵しているかどうかは、「限定された期間の運勢に関する本」を図書館資料として保存すべきかどうかの判断の表れでしょう。

私にとっては、「図書館の蔵書はこうあるべき」という絶対的なものがどこかにあるのではなく、それぞれの図書館でしっかり考えて決めた基準(もちろん、本の人気度だけで判断するような安易な基準は論外だし、司書だけで決めず利用者の意見を集めることも必要)が違うことが興味深いし、利用者側もそれを知ったうえで図書館を使うと面白いと思います。

参考までに、神宮館高島歴を所蔵している9区は、足立区・荒川区・北区・江東区・品川区・中央区(但し、平成28年以降はなし)・練馬区・文京区・目黒区です。















久々のブログ更新。ついでに、ブログタイトルも変えました。今は仕事が忙しく、東京図書館制覇!とこのブログの両方を更新する時間はないので、これまでこのブログに書いていたようなことも、図書館に関することであれば東京図書館制覇!の方で更新、こちらのブログは私の思ったことなどを書く場として使います。これまで書いた記事の中で東京図書館制覇!のコンテンツとして残した方がいいような記事はそちらに移行し、そうした整理がついたら(それをするにもかなり時間がかかりそうですが)、最終的にはブログ自体を削除するかもしれません。

アクセスを見る限り、最近このブログを見てくれた人は検索などで知りたいことが載っているかもと見てくれた人が中心で、東京図書館制覇!の運営者のブログだからと見てくれる人はほとんどいなくなっているはずですが、もしそういう人がまだいてくれているとしたら、これからは図書館巡りのこぼれ話的なこともこちらのブログでは書かなくなるので、東京図書館制覇!だけを見ていただければ充分だと思います。


で、標題の『このゴミは収集できません』の話。この本は、お笑い芸人をしながら、生活のためにゴミ収集の仕事をしている著者が書いた本で、読む前はゴミ収集の現場で体験した面白いネタを集めただけの本だろうなと思っていたのですが、最終的には日本のゴミ問題についても真面目に物申していて、読んだ後の生活態度を変える力を持っている内容です。

日本は1人当たりのゴミの量が世界一なのだそうで、それは「ゴミの出し方」だけの問題ではなく、その前の段階である「モノの買い方・作り方」がゴミを多く出すスタイルになってしまっているから。ときには出すゴミからその人をプロファイリングしてしまう著者の経験をもとに語られる意見に、自分の暮らしや考え方を省みてしまいます。


さて、私は何かで紹介されていたのを読んでこの本を知り、この本によってマシンガンズ滝沢秀一という人を初めて知ったので、読み終わってから、この本の元になった著者のtwitterを見てみました。そこから派生して見つけたDybe!というサイトの「楽しいことはどこにでも落ちている」 ゴミ清掃芸人、マシンガンズ滝沢秀一の流される力」という記事が興味深かった。

この本が注目されて取材されるようになり、この記事もその一つなのですが、この本を受けての取材ならば大抵はゴミ収集体験についての記事になるであろうところ、この記事は滝沢さんの人柄や働き方に注目した内容になっている。そう言われてみると、確かにこの本は、体験談のなかにあるふとした言葉に著者の真面目さが表れているし、「お笑いのネタ集めなども狙ってゴミ収集をしている」というよりは、「芸人活動に活かしながらも、ゴミ収集の仕事は仕事として真面目にやっている」感じが伝わってくる。この記事によって、この本を働き方・ライフスタイルの在り方を考える本として読むという読み方を気付かされたかたちです。

最近は、行っても記事にする時間がない(いつかは書こうとは思って常にメモは残しているけど、後で読んで自分でもわからないメモも多数…)のですが、私がビブリオバトルや読書会に参加していて面白いのは、こういう「自分とは違う視点の読み方」を教えてもらえることです。人はそれぞれ考え方が違うからこそ面白い。
ブログネタ
最近読んだ本 に参加中!

先日のブログに書いたように、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」に出演させていただきました。

過去1週間の放送が聴けるradikoのタイムフリー機能を使えば、10月8日まではPC、スマホで聴けるので、よろしければお聴きください。
→PCの場合はこちら
→スマホの場合は、タイムフリーのニッポン放送、10月1日の飯田浩司のOK!Cozy up!Part1(6:00〜6:43)を選んでください

健康にいい図書館というお題を出された私の答えは…神奈川県の大和市立図書館でした。ここは芸術文化ホールや生涯学習センターとの複合施設なのですが、図書館フロアにあたるところに血管年齢測定器、血圧計、骨健康測定器、脳年齢測定器、ヘモグロビン量測定器、体組成計などがあり、自由に計測することができます。一昨年開館したとき、「健康都市図書館」という面もかなり広報されていました。

出演させていただいたなかで、違う言葉で説明した方がよかったかもと少し反省しているのですが、図書館にこうした器具のあるよさは「定期的に測定できる」というより「日常的に測定できる」ということです(私は放送で「定期的」と説明してしまった)。つまり、多くの人は1年に1回の定期検診は受けているだろうけど、その1回が過ぎると(そしてそれが問題なかったりすると特に)健康への意識が疎かになってしまう。そういう意識ではなく、一度本を借りたら、返しに行ってまた借りて…と継続的に利用する場所に置くことで、「日常的に」気にするようになることが、図書館に健康測定器具を置く意味です。

実際、先日行ったら、もう少しで開館して2年経つのに(ちなみに開館は2016年11月3日)、健康測定器が集まるコーナーは誰かしら測定している。私も一通り測ろうと思ったけど、脳年齢測定器は一向に空かないのであきらめたくらい。血管年齢は実際より4歳ほど若く、骨健康測定器はC判定でもう少し頑張った方がいいなというところ、ヘモグロビン量は標準くらいでした。お近くの方は、身体の測定をしに、もとい、身体の測定もしつつ本がある空間を楽しみに、大和市立図書館へぜひ足を運んでみてください。

目黒区立緑が丘図書館の臨時窓口に行ってきました。緑が丘図書館は、空調設備改修工事のため、今年の9月19日から来年の2月3日まで休館していて、その間の9月21日から2月1日までは、緑が丘文化会館別館に臨時窓口を設置しています。

私は休館中の臨時窓口にもできるだけ足を運んでいますが、臨時窓口がどんな様子かというところにも各自治体の性格というか方針のようなものが垣間見えて面白い。例えば、必ずではないけど、世田谷区立図書館の休館中の臨時窓口には「図書館の自由に関する宣言」ポスターが貼ってあることが多い。大田区は入新井図書館が長期休館したときに臨時施設を全く作らなかったのが、住民の力で神社の中におおとり図書館ができたのを受けてか、それ以降の長期休館では臨時窓口というより、本もある程度置く臨時施設を設置するようになった(現在も六郷図書館が長期休館中で、仮庁舎で事業をしている)。足立区立図書館の臨時窓口を「区民事務所に間借りをして開設する」場合は、週1回3時間ほどしか開けないというスタイルが固定化しつつある(これは利用者にはかなり不便なので、できればやめて欲しい。足立区は広いので、他館を利用するにも遠いし)。豊島区は頑ななくらい休館中の臨時窓口は設置しない、などなど。

で、緑が丘図書館の臨時窓口には何があったかというと、本を持って帰るときに使える紙袋・ビニール袋が置いてありました。確かに、本を持って帰るときに使える紙袋は目黒区立図書館全館にあるものですが、同じように図書館に紙袋を置いていることが多い世田谷区でも、休館中の臨時窓口では一度も見たことがなかったので、ちょっと面白いと思いました。予約分だけでも、袋が必要なくらい何冊も借りる人が多いということか。実際、臨時窓口の中にある予約資料も、他の臨時窓口とくらべて心持ち多かった気がします。

いろいろ見ていて、臨時窓口に置いてあるといい(というより、置くべきとも言える)ものは、意見箱です。私の記憶では、杉並区立成田図書館北区立田端図書館が長期休館した際、臨時窓口に意見箱を設置していました。

臨時窓口に意見箱を置くことがどうしていいかというと、予約資料の受取場所として臨時窓口を使っている人も、最新の新聞雑誌が見たい、棚を見て本を探したいときなどは、開いている別の図書館に行くことになる。そのなかで、「この工夫は(今長期休館している)○○図書館でもすればいいのに」「○○図書館では当たり前だったことが、他の図書館では当たり前ではなく、○○図書館のよさがわかった」という発見もあると思うんです。そういうことを意見としてあげ、取り入れられるものを取り入れ、評価されていることを続ければ、その図書館はもっといい場所になる。

工事などでその図書館が使えなくなる時期は、利用者にとってもその図書館を見直すいい機会。図書館巡りを楽しんでいる者としては、この機会にいろいろな図書館を回るのがお薦めです。

2018年10月1日、ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」に出演させていただきます。番組自体は月〜金曜の朝6時から8時までの放送で、私が出させていただくのは6時15分頃からはじまる「モーニングライフアップ」のコーナーです。

このコーナーは「働く世代の心と身体が軽くなる情報をお伝えします」という趣旨なので、健康にいい図書館をお薦めすることになっています。最初に構成作家さんから「健康にいい図書館を挙げて欲しい」と言われたとき、「私、図書館に行くときはなるべく電車ではなく歩きや自転車で行くのですが、そういう話ではダメですか」と言ったら、「ん〜」と<明言はしないけど、ネタとして弱いからダメ>という感じのお返事だったので、考えに考えて具体的な図書館を決めました。さて、私がこのお題にどこの図書館をお薦めするか、よろしければお聞きくださいませ。

昨日していただいた紹介で読まれたように、「多摩地域・島嶼部にも足を伸ばしはじめたものの、東京都全域の制覇はまだまだ先」という状態がずっと続いているのですが、実際ここ最近の図書館巡りは、まだ行ったことない図書館に行くのでではなく、(既にその図書館に行ったことがあるかはさておいて)気になる図書館イベントに行くことに時間を費やしています。

この連休だと、昨日は、港区立赤坂図書館のボードゲームに1時間参加した後、新宿区立角筈図書館に行ってビブリオバトル。今日は文京区立本駒込図書館で百人一首です。

このうち、ボードゲームとビブリオバトルは、東京図書館制覇!に都内の図書館での開催予定まとめを作っているくらい開催数があるのに、百人一首は漫画「ちはやふる」が百人一首人気に火をつけても、それほど開催されていません。子ども向けの五色百人一首ではなく、普通の百人一首に限ると、毎年4月から12月までの毎月百人一首の練習イベントを行って、1月に大会を行っている江戸川区立西葛西図書館、毎年1月3日に開催している葛飾区立中央図書館、子どもを対象に毎年1月に行っている小金井市図書館貫井北分室くらいと記憶しています。そこに、本駒込図書館が今年の春分の日に百人一首イベントを開催、大好評だったので今日第2弾を開催したという流れです。

春分の日の回は、百人一首を実際にした人だけで20人以上、ご自身はせずにお子さんの付き添いできた保護者を入れると会場が満員になったくらいの大盛況だったのですが、今日はぐっと減って参加者が7名。実は今、建物が工事に入るところで、音がうるさくなる作業の日を避けるべく急遽日程を決め、広報が充分にできないまま当日を迎えてしまったとのこと。

知っていたら来たかったろう人が来られなかったとしたら残念ですが、少ないがゆえに1対1の対戦ができ(参加者が奇数なので1組だけ3人でやりましたが)、早めに終わったので、まだやりたい人でもう1回ちらしでやってと、たっぷり楽しみました。今回は参加者が少ないとなったときに、少ないからこそできるやり方に臨機応変に変えてくださった職員さんに感謝です。

私の場合、ボードゲームやビブリオバトルは、体験記を東京図書館制覇!のコンテンツにするという下心もあって参加していますが、百人一首は完全に個人的な好みで参加しています(参加したからには体験記もUPするつもりですが)。百人一首の何が面白いんだろうと分析してみると、最初は札の場所を覚える暗記力の勝負なのが、自分も相手もある程度札の場所を覚えてからは瞬発力の勝負になっていく、その、試合が進むにつれ集中力が高まって高まって、終わったところで要集中状態から解放される感じが気持ちいいのではないかと。少なくとも私は、百人一首は負けても楽しい気持ちで終われるのですが、その理由はそこだと思います。

それにしても、遊ばれてきた歴史や文化・教養としての意味を考えると、ボードゲームやビブリオバトル以上に開催されてもおかしくないのに、百人一首イベントは少なすぎでは。東京図書館制覇!に百人一首イベント開催まとめも作って、もっと開催しようと訴えかけるか。

昨日のTBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」 でのメールテーマ「私は○○を制覇しました!」にからめて、東京図書館制覇!の活動をご紹介いただいていました。リスナーさんの一人がtwitterでつぶやいてくださって気付きました。

昨日の放送が聞けるradiko(2018年09月24日 17:30まで聴けます)

IT企業には勤めていない(吹けば飛ぶ1人会社をやっています)など、少し事実と異なる情報もありましたが、この番組を小島慶子さんがアシスタントの頃からときどき聴いており、番組で紹介された本を読んでビブリオバトルで紹介することも何度かあった私としては嬉しいかぎり。ありがとうございます。

それにしても、このメールテーマ、いろいろなものを制覇している人がいて、とても面白い。

例えば、2005年時点で日本の駅に全て降りた横見浩彦氏は、回り始めたきっかけが「駅は無限ではない」ことに気付いたからだそう。確かに、有限なものなら制覇はできる。

上海の地下鉄395駅を全て制覇したという話には、そもそもそんなに駅があることに驚き。wikipediaによると、東京の地下鉄駅の数が285駅だそうで、それを100駅以上上回るということになる。更に、この方も調べた内容を上海ガイドブック手帳というサイトにまとめて、一度制覇して終わりではなく、最新情報へと更新し続けているそう。更新し続けることがいかに大変かは、私は身をもって知っています。いやあ、素晴らしい。

13年かけて広辞苑を読破した人も、よくぞやめずに続いたものです。私の経験からすると、何をするにせよ、飽きたり疲れたりするときは来る。そのときに「やめる」のではなく、「休む」にすれば終わらない。「無限ではない」精神と同じくらい、「"やめる"のではなく"休む"」精神は制覇への秘訣だと思います。

そして、話を聞くとおむすびを食べたくなるゲスト・菅本香菜さんを迎えた時間を挟んで、放送最後の制覇テーマのオチが最高です。ぜひ、そこまで聞いてみてください。

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