東京図書館制覇!Blog版

東京23区の公立図書館を全て訪れたサイト「東京図書館制覇!」の管理人TakeniのBlogです。

東京図書館制覇!に書きたい記事もたくさん抱えているのですが、今日は一気に読みたい本があったので読書に浸っていました。サイト内の図書館に関するの情報量を増やしてから、図書館に行くのに忙しくて本を読む時間が作れないという、何のために図書館に行っているのかわからない状態になっているのが東京図書館制覇!運営の悩みです(笑)。

昨日のブログに書いた通り、午前中は練馬区立石神井図書館のビブリオバトル、午後は葛飾区立新宿図書センターのビブリオバトルに行ってきました。

石神井図書館のビブリオバトルはイベント型で、夏休み終盤(学校によってはもう2学期が始まっているそうですね)のなか、大人4人に混ざって中学生も一人バトラー参加していました。聞いてみたらもう夏休みの宿題は終わっているそうで、2学期に入ってから宿題をしていた私とは大違い。しかも、彼女の紹介した本は、学校の課題図書などでは絶対読まないような趣味全開の内容で、かつ、大人の懐古心を刺激するものだったので、ゲーム後に大人がこの本を囲んで「懐かしい〜」の声をあげていました。

新宿図書センター(「しんじゅく」ではなく「にいじゅく」です)のビブリオバトルもイベント型だったのですが、紹介者が皆の前に出て発表するスタイルではなく、発表者が円になって座り互いに本を紹介、そして発表者の円を囲うようにもう一周椅子を並べて、発表しない観覧だけの参加者は、外円の席に座るというスタイルなんです。これはイベント型なのに全員参加型のような「ワイワイと好きな本の話をする」雰囲気になりやすく、実際そんな雰囲気になってとてもよかったです。バトラーは7人集まったのですが、年齢幅はたぶん50歳くらい、絵本・ビジネス本・小説・ラノベとジャンルも様々で、多様性あるビブリオバトルでとても楽しかったです。

もちろんどちらもサイトにUPするつもりですが、この数日でさっそくUPすべき宿題が溜まってしまいました。書き上げるには、一気に書こうとするより、書けるときに書ける分を書き溜めておくことだとわかってきたので、コツコツ書いていきます。

江戸川区立葛西図書館で開催された「葛西図書館の七不思議」に参加してきました。第1弾「葛西図書館と挑戦状」とは全く違ったパターンですが、今回もダミー問題と解くべき問題が混ざる方式で、解くべき問題であることのシグナルに気付いてしまえば解けたも同然、でも気付かなければ問題に振り回されるばかり…という凝った作りでした。

ダミー問題を混ぜるというのは、謎解きの難易度を上げるための工夫であるだけでなく、どのグループも一斉に謎解きをするイベントで、他の人の動きが必ずしも正解に導くとは限らないようにする工夫でもあり、よく考えて作っていることの表れです。こちらも近いうちにサイトに体験記をUPしようと思います。

江戸川区立葛西図書館で2016年11月5日に開催された謎解きイベント「葛西図書館と挑戦状」の体験記をUPしました。葛西図書館では明日8月25日に謎解きイベント第2弾「葛西図書館の七不思議」が開催されます。第1弾の体験記が明日のいい予習となるか、それとも第1弾参加者の記憶の裏を突いて、全く異なるパターンで来るか…明日参加する方もしない方もぜひご覧ください。

今日葛西図書館に行ってきたのですが、館内に明日のイベントの予告(参加者が館内を巡回します)が掲示されていて、準備万端という様子。この記事を読んでくれている人に明日イベントに参加する人がいたら、くれぐれも騒ぎすぎないように気をつけましょう。別の図書館では、イベントに参加せず普通に館内に来ていた利用者からうるさいとクレームが入り、その後開催を控えてしまっているので。


もう一つ、あきる野市五日市図書館の訪問記をUPしました。五日市図書館はまだ1回だけ1時間半いただけなので、十分利用してはいませんが、現時点で書けることを書いています。青梅線・武蔵五日市線沿線は、東京都内といえどものんびりした雰囲気があって心が和むので、疲れが溜まってくると行きたくなります。この訪問記は、7月20日に行ったのをやっと書いたのですが、そろそろまた行きたいなあ。

今日の東京図書館制覇!としての作業は、表には見えない裏の作業というか、データの持ち方を変えていました。今は東京23区中心であるサイトを、東京都全体にする方向でいるのですが、そうなるとますます訪問するのが大変になり、自分でも範囲を広げたいのか広げたくないのか微妙な気持ち。時間が無限にあればいいのにと思いますが、8月もいつの間にか残り僅か。宿題を抱えて同じことを考えている子どもが多い時期ですね。

一昨日行ってきた、葛飾区立立石図書館のブックトレードの申込(交換本の持ち寄り)を東京図書館制覇!の記事としてUPしました。いつもこうやってポンポンとサイトにUPできればいいんですけど、これがなかなか。

ちなみに、このブックトレードのことをtwitterで呟くときは、ときどき「葛飾区の立石図書館」と書いていました。図書館の正式名称は「葛飾区立立石図書館」ですが、「区立」の「立」と「立石」の「立」が重なるこの名前、呟きを見た人に正しく伝わるものかと心配性の気が出てしまって。

前にも書きましたが、国立市が図書館の正式名称を「くにたち中央図書館」等とわざわざひらがなにしているのも、おそらく「こくりつ」と同じ漢字で混同されないためでしょう。「立」という漢字が先頭か末尾にある地名は、どこもこうした苦労をしているのかもしれませんね。

葛飾区立立石図書館へブックトレードに本を持ち寄りに行きました。ブックトレードはお薦め本の交換企画で、9月15日までに自分が持っているお薦め本を立石図書館3階カウンターに持っていくと、持ち寄った冊数分の「交換券」と引き換えてくれます。で、そうやって皆が持ち寄った本を9月16日の午後に並べて、交換券の枚数分好きな本と交換できるというもの。詳しくはこちらをどうぞ。

「古本の交換」ではなく「お薦め本の交換」であるところがミソ。今、葛飾区立中央図書館ではブックシェアという利用者から募った本のお薦めコメントを展示していますが(お薦めコメント募集はたぶんもう終わっている)、葛飾区立図書館はこうして利用者同士が本を薦め合うような企画を行っています。ブックトレードもブックシェアも既に何度目かの実施で、恒例イベントとして定着しつつあります。

その後は新柴又駅へ。いつの間にか、葛飾区立図書館のブックポストが青砥駅と新柴又駅にできたそうで、その新柴又駅の方を見てきました。この、家→立石図書館→新柴又駅を自転車で行ったもので、いい運動になりました。

下北沢の本屋B&Bで開催された川口則弘×大森望×鵜飼哲夫 「文学賞報道の実態と、芸能人小説の行方」を聞きに行ってきました。文学賞の楽しみ方というか、文学そのものだけでなく、文壇や文学に関する報道などの文学周辺情報の楽しみ方を知っているお三方の話を聞けて、とても面白かったです。

今回特に聴けてよかったのが、鵜飼哲夫さんのお話。川口さんは半年に一度の直木賞前のトークイベントで、大森さんはトークイベントやラジオ番組等々で話が面白いことを既に知っていましたが、鵜飼さんの話をじっくり聞くのは初めて。一般的に、文章を書く力に長けているからといって話も上手とは限らないと思うのですが、内容が面白く、語り口も心地いいんです。聞きに来た人からの質問で、「雨の日にお薦めの小説を教えてください」というものがあり、鵜飼さんは読んでスカッとする小説を、それがどんな風にスカッとするのかを説明しながら紹介してくださったのですが、その説明が既にスカッとする。本題のトークのなかで、太宰治研究者は落語を勉強すべきという話があったのですが、鵜飼さんの語り口がそれこそ落語のようにするっと頭に入ってきました。正直、この質問があったとき、「文学賞に詳しい3人が文学賞の話をするイベントで、何でこんな普通の質問をするんだ」と思いましたが、テーマとは別の質問をポンとすることで見えてくる一面もあるんですね。

もう一つ、別の質問で「自分の図書館には直木賞受賞作が全然ない。どうやってリクエストすれば図書館に所蔵しようと思わせられるか」というものがあったんです。質問した方がどこから来た人で、どの図書館に行ってそう思ったのかはわかりませんが、よほど小さな自治体で新刊購入をストップしているなどの特殊事情がない限り、最近の直木賞受賞作は所蔵しているはず。文学賞受賞は選書の際の大きな基準の一つですから。だから、おそらくこの方は開架の在庫だけを見て、ないと判断したんだと思うんです。

で、この方に限らず、図書館の使い方の一部しか知らないで「この図書館は使えない」と思っている人って一定数いるように思います。最近は図書館システムにいろいろな機能が追加されていますが、昔から図書館を利用し続けている人も、その新しい機能を知っているとは限らない。何を知らないかは人それぞれですが、できないと思いこんでいることが実はできるということをどうやって伝えるかは本当に難しい課題です。

それを解消する一つの方法は、何かわからないときや困っているときに誰かに聞きやすい図書館であること。例えば、目黒区立図書館みたいに、貸出カウンターがどんなに忙しくても絶対にレファレンスカウンターを離れない職員さんを一人置くのも一つの方法だろうし、都立中央図書館のように、誰が案内できる職員なのか明らかにわかる服を着る方法もある(都立中央はしばらく行っていないので、あの黄色いベストが今でも使われているかわかりませんが)。今は、図書館員とは別に警備員が巡回しているところも多いですが、警備だけでなく利用に困っている人がいたら使い方を教えられる図書館員が巡回するのもいいでしょう。

件の質問者さんはリクエストするつもりのようなので、そのときに予約機能を知っていただけるかな。図書館に限らないけど、ユーザーが使い方をわかっていることを前提として運営していると、使い方を知らない人、知るのが面倒だと思った人は離れてしまいます。そんな人が増えて、図書館なんていらないモノだと言われるような社会にならないよう、図書館がふとした疑問を聞きやすいところであって欲しいです。

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