2017年01月23日

TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」さんに出演しました。

気が付けば、今回もTwitterでの告知だけで、このブログや東京図書館制覇!で告知しないまま当日を迎えてしまいましたが、今日放送のTBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」さんの、「スーさんコレいいよ」のコーナーに出演させていただきました。

今はネット上でラジオが聴けるRadikoに、過去1週間以内の放送が聴けるタイムフリー機能があり、今日の放送も1月30日までは聴けるので、お聞き逃した方もぜひ聞いてみてください。

図書館利用の知恵ということで、お話ししたのは以下のトピックです。
◆レファレンス
◆ブックスタート
◆座席確保システム
◆謎解きイベント・婚活イベント

「レファレンス」はわかりやすい日本語に訳すと「調べ物相談」。例えばこんな質問ができる、ということで番組内でお話しした例は、レファレンス協同データベースで見つけた実例です。
番組でおはなししたのは、「夏の18時半(=まだ明るい)の挨拶は、こんばんは?こんにちは?」という例でしたが、今ざっと見て目に留まったものでも、「魔法が使えるようになりたい」のような子どもの無邪気な質問もあれば、「テープカット、鏡開きのやり方は?」のような、おそらくは実際にそれを担当することになった人からの実用的な質問もあり、まさに"図書館にこういう質問をしていいんだ"ということを示す実例がたくさん。読み物として読んでも面白いので、ぜひ見てみてください。

また、番組では聞くときのコツとして「知りたいことを具体的に聞く」ということをお話ししましたが、もう一つ大切なことが、有能な司書さんを見つけること。こうした質問は答えが一つではなく、どんな答えがもらえるのかは司書さんの能力に大きく依存します。もし最寄りの図書館で満足のいく回答が得られなければ、他の図書館にも相談してみるのもいいです。都道府県立図書館には、電話やメール・Web上の質問フォームなどで、その図書館に行かなくても質問できる仕組みがあり、そもそも近くに図書館がないという人も利用できます。

赤ちゃんに「絵本」と「赤ちゃんと絵本を楽しむ体験」をプレゼントするブックスタートは、今回図書館サービスとしてご紹介しましたが、0歳児検診などのタイミングで行ったりすることが多いため、保健所を主体に行っている自治体も多いです。実施している自治体は、NPOブックスタート実施自治体一覧というページを見るとわかるので、お子さんが生まれる予定のある方は確認してみてください。

でも、今回おはなしするにあたって、TBSラジオが流れている1都6県の実施状況を見てみたら、東京のブックスタート実施自治体率が最も少なくてがっかり。
 茨城県…35/44市町村=実施率80%
 栃木県…16/25市町村=実施率64%
 群馬県…23/35市町村=実施率66%
 埼玉県…39/63市町村=実施率62%
 千葉県…34/54市町村=実施率63%
 東京都…29/62区市町村=実施率47%
 神奈川県…25/33市町村=実施率76%
 (あ、放送では「関東では7割くらいの自治体で実施」と言いましたが、今きちんと計算してみたら関東全体で64%でした)
このように東京だけが5割を切っています。実は、東京23区の図書館は司書採用がないこともあり、レファレンスも弱い。これは使っている私が実感しています。全国的にみれば他の自治体に比べてお金があるので資料は充実、でもこうした図書館サービスは弱い、というのは厳しい現状…。東京の図書館の皆さん、頑張りましょう。

座席確保システム(専用端末を操作して座席を確保するシステム。飛行機やシネコンの座席を取るシステムのようなイメージ)は、葛飾区立中央図書館・千代田区千代田図書館のような大きな図書館から、世田谷区世田谷図書館・豊島区立駒込図書館のような小さな図書館まで、徐々に導入している仕組み。要は「最初に席を取った人がずっと居座るために、開館時刻からしばらく経ってから来た人が座れない」という状況を改善するために、1人何時間まで(あるいは、9:00〜12:00のような切りのいい時間帯での利用)と決めて座席を使う仕組みです。なので、「座席確保システム」を作ってデジタル管理をする図書館だけでなく、カウンターに申し込むと「では、何時まで、この座席で」と言われるので、その席を利用するといったような、人が管理するやり方で行っている図書館もあります。

思ったけど、デジタル・アナログ合わせて、時間利用制の座席がある図書館リストがあったら便利ですね。東京図書館制覇!で作ってみます(と、宿題ばかり増えていく…)。


以上のような内容を、いろいろお話させていただきましたが、いつも聞いている番組に出演させていただき、とても楽しい時間でした。スーさん、小笠原さん、スタッフの皆さん、リスナーの皆さん、ありがとうございました。
リスナーの皆さんにも、より図書館を楽しんでいただければ幸いです。


追記
そういえば、1つ強く印象に残っているのが、小笠原アナが「東京図書館制覇!」を「とうきょうとしょかんせいは びっくりまーく」と読んでくださったこと。
最後の「!」は、文字でご紹介いただく局面で落とされることがときどきあり、事前に原稿チェックできるようなケースだと「最後に!をつけてください」と直しをお願いすることになるのですが、読みでは私自身も「とうきょうとしょかんせいは」と読んでおり、「!」まで読んでいただけたのは記憶にある限り初めてです。小笠原アナ、ありがとうございました!


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