twitterだけの告知をしただけで当日を迎えてしまいましたが、昨日15日に文化放送「福井謙二 グッモニ」さんに出演して、「エンタメいまのうち」コーナーで都内のいろいろな図書館を紹介いたしました。ちょうどこの前日(14日)の放送でも、文化放送の小尾渚沙アナが国際子ども図書館をしていまして、図書館愛好家としては嬉しい限り。ありがとうございます。

今のradiko(ラジオがネットで聴けるサービス)は以前より更に便利になってまして、リアルタイムで流れている放送だけでなく、過去1週間以内の放送も聴けます。私が出演した回の放送も、22日まで聴けますのでよろしければぜひ。私は8時25分くらい(7時からの放送なので、放送開始1時間25分後くらい)に出ていますが、せっかくですからオープニングトーク、スーパームーンの話題をふる福井アナとさらっと流そうとする水谷アナの名コンビ部分から聴いてみてください。この自由さ、好きです。「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」で武田さんの相手がこんなに長く務められるのも、水谷アナの自由なキャラがあってこそ。

さて、もしかしたら放送を聴いてこのページを見てくださる人もいるかもしれないので、紹介した図書館の情報を補足します。

昭島市民図書館つつじが丘分室
東京の変わり種公共図書館としては有名な、新幹線の先頭車両を改造して設置された図書館。JR昭島駅から15分ほど歩いた公園の中にある図書館ですが、注意すべきは開館時間が12:30〜17:00であること。月曜定休なので土日も開いていますが、開館時間が短いんです。お出かけの際は、開いている時間に着けるように計画してください。

豊島区立千早図書館
入口を入るとガッツポーズをした鉄人28号が迎えてくれる図書館です。図書館内は撮影禁止ですが、鉄人28号を写真に撮りたい場合は2階事務室へ行ってお願いすれば、職員さん立ち合いの上での撮影などをさせてもらえるようです(鉄人像のそばに「どうしても撮影したい方は2階事務室へお越しください」と書いてある)。

北区立中央図書館
飲食を楽しめる図書館の一つとして紹介しましたが、番組内でも言ったように土日のランチは激混みです。いや正確には、座席というよりスタッフ数に対して来客数が多すぎる状態になってしまっているというべきか。少ないスタッフで頑張っているのがわかるだけに、本店に対してスタッフを増やした方がいいとお客の意見として言おうかと思うくらい。この日時以外はゆったり過ごせるので、せっかくですからのんびりできる時間帯にいらしてください。

千代田区立日比谷図書文化館
貸出手続きなしで本が持ち込めるカフェがある図書館として紹介しました。前から東京都にいる方だったら、「昔、東京都立日比谷図書館だったところ」という説明でわかる方もいるでしょう。図書館フロアは平日22時まで開いており、仕事が多少遅くなった後でも利用できます。
また、似た切り口になってしまうので番組では省略しましたが、多摩地域では武蔵野プレイス(最寄り駅が武蔵境駅)にも、貸出手続きなしで本が持ち込めるカフェがあります。カフェのあるフロアに図書館の雑誌コーナーがあるので、雑誌を片手にお茶する優雅なひとときをお過ごしください。

千代田区立千代田図書館
千代田図書館もいろいろな切り口で紹介できる(コンシェルジュツアー、夜遅くまで開館など)図書館ですが、今回はとしょかんのこしょてん(神保町の古書店が取り扱っている商品を図書館で展示)を紹介。現在は君の名はというタイトルで、 慶文堂書店の持つ、日本歴史上の人物の経歴についての本や、苗字や暮らしていた地域から家系を調べるときに手がかりとなる本などを展示しているそう。下世話な話をすると、今回の展示本で一番お高いのが3冊せっと98,000円の『當時現在 廣益諸家人名録 1〜3編』。こうした高価な古本とはどんなものなのか、お気軽な好奇心で覗いてみるのもいいと思います。ちなみに、ガラスケースに入って展示されているので、手に取ることはできません。

世田谷区中央図書館
ポスターの貸出をしている図書館として紹介しました。私自身はいかんせん持って帰るのが大変(額に入った状態で貸出してる)なので借りたことはありませんが、世田谷区中央図書館の近くに住んでいたことがあってよく利用したという方とお話したことがあり、「自転車で持って帰るのが大変だったけど、リビングに飾って楽しんでいた。(絵画を購入するのと比べて)気軽に変えられるのがいい」とおっしゃっていました。


具体的に図書館名を挙げたのは、以上かな。これ以外に、面白いイベント・サービスも紹介しました。

◇謎解きイベント
館内に問題やヒントを設置されていて、参加者が謎を解いていくイベントです。2週間ほどの期間中いつでも挑戦できるタイプ、決められた日に決められた時間内での謎解きをするタイプ、閉館している図書館を利用して謎解きするタイプなど、さまざまなタイプの謎解きイベントが開催されています。
私が直近で参加した江戸川区立葛西図書館の謎解きイベント(11/5開催)は参加者8組中、最後の謎までたどり着いて解けた人は1人という難問でしたが面白かった。

謎解きイベントはそれほど頻繁に開催されませんが(図書館員さんにとって通常業務の中で問題を考えるのも大変でしょう)、江戸川区立松江図書館が毎年開催(今年の分は終わってしまいましたが、葛西図書館の謎解きイベントに松江図書館の職員さんも参加していて、来年の開催も考えているとおっしゃってました)。豊島区立中央図書館も去年、今年と開催しているので、来年も開催するかも。去年が3月、今年が2月だったので、年が明けた頃に開催するかもしれません。
後は、練馬区立光が丘図書館が、同じ謎解きを再演するというかたちで以前は頻繁に開催していましたが、最近はあまり開催していません。開催をやめたのか、はたまた新しい問題を考えているところなのか、さてどうでしょうというところ。

◇婚活イベント
図書館での婚活イベントは、東京の図書館では私が知る限り開催したことはないはずですが、地方の図書館ではときどき開催されています。そもそも、自治体による婚活イベント自体が都内ではあまり開催されませんし、そこで暮らす若い世帯を招きたい自治体だからこその工夫といえそう。
さっと検索して出てくる、この先の図書館婚活イベントは、図書館de婚活 in韮崎や愛知県岡崎市のとしょ♥コンなど。そのうち、岡崎市のほうは既に定員に達しています。

◇おもちゃの貸出
木のおもちゃ・布おもちゃなど、市販のおもちゃではなくて、昔ながらのおもちゃの貸出をしている図書館があります。北区立東十条図書館の木のおもちゃは点数が多め、また、目黒区立図書館もたぶん全館でおもちゃの貸出をしていると思います。

◇本の除菌装置
紫外線をあてて本を除菌する装置、最初に見たときには「これって必要?」と個人的に思いましたが、じわじわと設置する図書館が増えています。私のようにもともと気にせずに図書館を利用している人には不要ですが、図書館を利用しない人がこうした装置があることで利用するなら、設置する意味があるのかも。どんな装置かイメージが沸かない方はこちらをどうぞ。


お話したことは、以上のようなところ。ご厚意に甘えて、番組内で11月23日(祝)に、葛飾区立中央図書館で行う講演会「図書館巡りの楽しさ」の告知もしていただいてしまいました。ありがとうございます。

ただ、私が紹介したのは、あくまでも都内の図書館のあれこれ。他の道府県にもそれぞれユニークな図書館があるので、これをきっかけに「うちの地域にはどんな図書館があるんだろう」と出かけて楽しんでいただければと思います。

何より公共図書館は税金で運営されており、言ってみれば利用しようが利用しまいが利用料を払っているようなもの。ならば利用しない手はありません。11月は読書の秋で図書館イベントも多い時期なので、この機会にふだんあまり図書館を利用していない人もぜひ図書館へ足を運んでみてください。