今日は、世田谷区立図書館に返さなければいけない本があり、今年3月までは世田谷区立図書館ネットワークから外れていたけど4月からネットワークに含まれるようになった、旧まちかど図書室(池尻希望丘野毛松沢)に4月以降まだ行っていないということから、松沢図書室に行ってきたんです。そこで棚を見ていて気付いたのですが、禁帯資料が見当たらない。学生など向けに持ち歩きやすく作られた国語辞典・英和辞典なども貸出可能だし、分厚い広辞苑も貸出可能なんです。

松沢図書室は閲覧机がないので特別にそうしているのかと思い、検索機で世田谷区の他館の辞典類の禁帯状況を見てみたら、意外と貸出可能なものがある。広辞苑だと、最も新しい第六版は全て禁帯ですが、他の版だと逆にほとんどが貸出可能だったりします。資料の禁帯状況の変更処理や、禁帯ラベルを剥がす作業をする図書館員さんには当たり前の事実かもしれませんが、私の頭には「辞典類は貸出不可」というのが刷り込まれていたので、この状況を知って驚いてしまいました。

で、表題ですが、せっかく東京図書館制覇!というサイトを運営しているので、自分としては多少興味がない分野でも図書館利用体験的に珍しいことならしてみたりするのですが、広辞苑を借りてみるというチャレンジは気力が持たないなと(笑)。広辞苑を借りるという状況があるとしたら、何だろう。広辞苑と照らし合わせて読み解きたい本があり、それが広辞苑以上に厚くて重いため、その本を図書館に持っていくより、広辞苑を家に持っていくことを選ぶとか。調べ物のためでなく、思いつくままに広辞苑を読むのが好きな人も多いと思いますが、あの重さを持ち運ぶ面倒より図書館ではなく家でくつろいで読みたいという気持ちが大きければ借りるのか。私にはその根性がございません(笑)。

そういえば、世田谷区では中央図書館で額入りの複製絵画・ポスターの貸出もしていますが、これも私は借りたことがなく、借りたことがある人に「自転車で持ち帰ったらとてつもなく大変だった」という話を聞いたことがあります。でも、その方は持ち運びの大変さより、絵画一つで部屋の雰囲気が変わる楽しさを選んだわけで、やはり持ち運びに難のある資料を借りるかどうかは、その資料を求める思いの熱さ次第ということか。ならばきっと、重い辞典を借りて運ぶ人もいるでしょう。あらためて「図書館で借りられる本」の幅広さを思い知らされた発見でした。