【お知らせ】

2017年01月23日

TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」さんに出演しました。

気が付けば、今回もTwitterでの告知だけで、このブログや東京図書館制覇!で告知しないまま当日を迎えてしまいましたが、今日放送のTBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」さんの、「スーさんコレいいよ」のコーナーに出演させていただきました。

今はネット上でラジオが聴けるRadikoに、過去1週間以内の放送が聴けるタイムフリー機能があり、今日の放送も1月30日までは聴けるので、お聞き逃した方もぜひ聞いてみてください。

図書館利用の知恵ということで、お話ししたのは以下のトピックです。
◆レファレンス
◆ブックスタート
◆座席確保システム
◆謎解きイベント・婚活イベント

「レファレンス」はわかりやすい日本語に訳すと「調べ物相談」。例えばこんな質問ができる、ということで番組内でお話しした例は、レファレンス協同データベースで見つけた実例です。
番組でおはなししたのは、「夏の18時半(=まだ明るい)の挨拶は、こんばんは?こんにちは?」という例でしたが、今ざっと見て目に留まったものでも、「魔法が使えるようになりたい」のような子どもの無邪気な質問もあれば、「テープカット、鏡開きのやり方は?」のような、おそらくは実際にそれを担当することになった人からの実用的な質問もあり、まさに"図書館にこういう質問をしていいんだ"ということを示す実例がたくさん。読み物として読んでも面白いので、ぜひ見てみてください。

また、番組では聞くときのコツとして「知りたいことを具体的に聞く」ということをお話ししましたが、もう一つ大切なことが、有能な司書さんを見つけること。こうした質問は答えが一つではなく、どんな答えがもらえるのかは司書さんの能力に大きく依存します。もし最寄りの図書館で満足のいく回答が得られなければ、他の図書館にも相談してみるのもいいです。都道府県立図書館には、電話やメール・Web上の質問フォームなどで、その図書館に行かなくても質問できる仕組みがあり、そもそも近くに図書館がないという人も利用できます。

赤ちゃんに「絵本」と「赤ちゃんと絵本を楽しむ体験」をプレゼントするブックスタートは、今回図書館サービスとしてご紹介しましたが、0歳児検診などのタイミングで行ったりすることが多いため、保健所を主体に行っている自治体も多いです。実施している自治体は、NPOブックスタート実施自治体一覧というページを見るとわかるので、お子さんが生まれる予定のある方は確認してみてください。

でも、今回おはなしするにあたって、TBSラジオが流れている1都6県の実施状況を見てみたら、東京のブックスタート実施自治体率が最も少なくてがっかり。
 茨城県…35/44市町村=実施率80%
 栃木県…16/25市町村=実施率64%
 群馬県…23/35市町村=実施率66%
 埼玉県…39/63市町村=実施率62%
 千葉県…34/54市町村=実施率63%
 東京都…29/62区市町村=実施率47%
 神奈川県…25/33市町村=実施率76%
 (あ、放送では「関東では7割くらいの自治体で実施」と言いましたが、今きちんと計算してみたら関東全体で64%でした)
このように東京だけが5割を切っています。実は、東京23区の図書館は司書採用がないこともあり、レファレンスも弱い。これは使っている私が実感しています。全国的にみれば他の自治体に比べてお金があるので資料は充実、でもこうした図書館サービスは弱い、というのは厳しい現状…。東京の図書館の皆さん、頑張りましょう。

座席確保システム(専用端末を操作して座席を確保するシステム。飛行機やシネコンの座席を取るシステムのようなイメージ)は、葛飾区立中央図書館・千代田区千代田図書館のような大きな図書館から、世田谷区世田谷図書館・豊島区立駒込図書館のような小さな図書館まで、徐々に導入している仕組み。要は「最初に席を取った人がずっと居座るために、開館時刻からしばらく経ってから来た人が座れない」という状況を改善するために、1人何時間まで(あるいは、9:00〜12:00のような切りのいい時間帯での利用)と決めて座席を使う仕組みです。なので、「座席確保システム」を作ってデジタル管理をする図書館だけでなく、カウンターに申し込むと「では、何時まで、この座席で」と言われるので、その席を利用するといったような、人が管理するやり方で行っている図書館もあります。

思ったけど、デジタル・アナログ合わせて、時間利用制の座席がある図書館リストがあったら便利ですね。東京図書館制覇!で作ってみます(と、宿題ばかり増えていく…)。


以上のような内容を、いろいろお話させていただきましたが、いつも聞いている番組に出演させていただき、とても楽しい時間でした。スーさん、小笠原さん、スタッフの皆さん、リスナーの皆さん、ありがとうございました。
リスナーの皆さんにも、より図書館を楽しんでいただければ幸いです。


追記
そういえば、1つ強く印象に残っているのが、小笠原アナが「東京図書館制覇!」を「とうきょうとしょかんせいは びっくりまーく」と読んでくださったこと。
最後の「!」は、文字でご紹介いただく局面で落とされることがときどきあり、事前に原稿チェックできるようなケースだと「最後に!をつけてください」と直しをお願いすることになるのですが、読みでは私自身も「とうきょうとしょかんせいは」と読んでおり、「!」まで読んでいただけたのは記憶にある限り初めてです。小笠原アナ、ありがとうございました!

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2016年11月16日

文化放送「グッモニ」さんに出演しました

twitterだけの告知をしただけで当日を迎えてしまいましたが、昨日15日に文化放送「福井謙二 グッモニ」さんに出演して、「エンタメいまのうち」コーナーで都内のいろいろな図書館を紹介いたしました。ちょうどこの前日(14日)の放送でも、文化放送の小尾渚沙アナが国際子ども図書館をしていまして、図書館愛好家としては嬉しい限り。ありがとうございます。

今のradiko(ラジオがネットで聴けるサービス)は以前より更に便利になってまして、リアルタイムで流れている放送だけでなく、過去1週間以内の放送も聴けます。私が出演した回の放送も、22日まで聴けますのでよろしければぜひ。私は8時25分くらい(7時からの放送なので、放送開始1時間25分後くらい)に出ていますが、せっかくですからオープニングトーク、スーパームーンの話題をふる福井アナとさらっと流そうとする水谷アナの名コンビ部分から聴いてみてください。この自由さ、好きです。「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」で武田さんの相手がこんなに長く務められるのも、水谷アナの自由なキャラがあってこそ。

さて、もしかしたら放送を聴いてこのページを見てくださる人もいるかもしれないので、紹介した図書館の情報を補足します。

昭島市民図書館つつじが丘分室
東京の変わり種公共図書館としては有名な、新幹線の先頭車両を改造して設置された図書館。JR昭島駅から15分ほど歩いた公園の中にある図書館ですが、注意すべきは開館時間が12:30〜17:00であること。月曜定休なので土日も開いていますが、開館時間が短いんです。お出かけの際は、開いている時間に着けるように計画してください。

豊島区立千早図書館
入口を入るとガッツポーズをした鉄人28号が迎えてくれる図書館です。図書館内は撮影禁止ですが、鉄人28号を写真に撮りたい場合は2階事務室へ行ってお願いすれば、職員さん立ち合いの上での撮影などをさせてもらえるようです(鉄人像のそばに「どうしても撮影したい方は2階事務室へお越しください」と書いてある)。

北区立中央図書館
飲食を楽しめる図書館の一つとして紹介しましたが、番組内でも言ったように土日のランチは激混みです。いや正確には、座席というよりスタッフ数に対して来客数が多すぎる状態になってしまっているというべきか。少ないスタッフで頑張っているのがわかるだけに、本店に対してスタッフを増やした方がいいとお客の意見として言おうかと思うくらい。この日時以外はゆったり過ごせるので、せっかくですからのんびりできる時間帯にいらしてください。

千代田区立日比谷図書文化館
貸出手続きなしで本が持ち込めるカフェがある図書館として紹介しました。前から東京都にいる方だったら、「昔、東京都立日比谷図書館だったところ」という説明でわかる方もいるでしょう。図書館フロアは平日22時まで開いており、仕事が多少遅くなった後でも利用できます。
また、似た切り口になってしまうので番組では省略しましたが、多摩地域では武蔵野プレイス(最寄り駅が武蔵境駅)にも、貸出手続きなしで本が持ち込めるカフェがあります。カフェのあるフロアに図書館の雑誌コーナーがあるので、雑誌を片手にお茶する優雅なひとときをお過ごしください。

千代田区立千代田図書館
千代田図書館もいろいろな切り口で紹介できる(コンシェルジュツアー、夜遅くまで開館など)図書館ですが、今回はとしょかんのこしょてん(神保町の古書店が取り扱っている商品を図書館で展示)を紹介。現在は君の名はというタイトルで、 慶文堂書店の持つ、日本歴史上の人物の経歴についての本や、苗字や暮らしていた地域から家系を調べるときに手がかりとなる本などを展示しているそう。下世話な話をすると、今回の展示本で一番お高いのが3冊せっと98,000円の『當時現在 廣益諸家人名録 1〜3編』。こうした高価な古本とはどんなものなのか、お気軽な好奇心で覗いてみるのもいいと思います。ちなみに、ガラスケースに入って展示されているので、手に取ることはできません。

世田谷区中央図書館
ポスターの貸出をしている図書館として紹介しました。私自身はいかんせん持って帰るのが大変(額に入った状態で貸出してる)なので借りたことはありませんが、世田谷区中央図書館の近くに住んでいたことがあってよく利用したという方とお話したことがあり、「自転車で持って帰るのが大変だったけど、リビングに飾って楽しんでいた。(絵画を購入するのと比べて)気軽に変えられるのがいい」とおっしゃっていました。


具体的に図書館名を挙げたのは、以上かな。これ以外に、面白いイベント・サービスも紹介しました。

◇謎解きイベント
館内に問題やヒントを設置されていて、参加者が謎を解いていくイベントです。2週間ほどの期間中いつでも挑戦できるタイプ、決められた日に決められた時間内での謎解きをするタイプ、閉館している図書館を利用して謎解きするタイプなど、さまざまなタイプの謎解きイベントが開催されています。
私が直近で参加した江戸川区立葛西図書館の謎解きイベント(11/5開催)は参加者8組中、最後の謎までたどり着いて解けた人は1人という難問でしたが面白かった。

謎解きイベントはそれほど頻繁に開催されませんが(図書館員さんにとって通常業務の中で問題を考えるのも大変でしょう)、江戸川区立松江図書館が毎年開催(今年の分は終わってしまいましたが、葛西図書館の謎解きイベントに松江図書館の職員さんも参加していて、来年の開催も考えているとおっしゃってました)。豊島区立中央図書館も去年、今年と開催しているので、来年も開催するかも。去年が3月、今年が2月だったので、年が明けた頃に開催するかもしれません。
後は、練馬区立光が丘図書館が、同じ謎解きを再演するというかたちで以前は頻繁に開催していましたが、最近はあまり開催していません。開催をやめたのか、はたまた新しい問題を考えているところなのか、さてどうでしょうというところ。

◇婚活イベント
図書館での婚活イベントは、東京の図書館では私が知る限り開催したことはないはずですが、地方の図書館ではときどき開催されています。そもそも、自治体による婚活イベント自体が都内ではあまり開催されませんし、そこで暮らす若い世帯を招きたい自治体だからこその工夫といえそう。
さっと検索して出てくる、この先の図書館婚活イベントは、図書館de婚活 in韮崎や愛知県岡崎市のとしょ♥コンなど。そのうち、岡崎市のほうは既に定員に達しています。

◇おもちゃの貸出
木のおもちゃ・布おもちゃなど、市販のおもちゃではなくて、昔ながらのおもちゃの貸出をしている図書館があります。北区立東十条図書館の木のおもちゃは点数が多め、また、目黒区立図書館もたぶん全館でおもちゃの貸出をしていると思います。

◇本の除菌装置
紫外線をあてて本を除菌する装置、最初に見たときには「これって必要?」と個人的に思いましたが、じわじわと設置する図書館が増えています。私のようにもともと気にせずに図書館を利用している人には不要ですが、図書館を利用しない人がこうした装置があることで利用するなら、設置する意味があるのかも。どんな装置かイメージが沸かない方はこちらをどうぞ。


お話したことは、以上のようなところ。ご厚意に甘えて、番組内で11月23日(祝)に、葛飾区立中央図書館で行う講演会「図書館巡りの楽しさ」の告知もしていただいてしまいました。ありがとうございます。

ただ、私が紹介したのは、あくまでも都内の図書館のあれこれ。他の道府県にもそれぞれユニークな図書館があるので、これをきっかけに「うちの地域にはどんな図書館があるんだろう」と出かけて楽しんでいただければと思います。

何より公共図書館は税金で運営されており、言ってみれば利用しようが利用しまいが利用料を払っているようなもの。ならば利用しない手はありません。11月は読書の秋で図書館イベントも多い時期なので、この機会にふだんあまり図書館を利用していない人もぜひ図書館へ足を運んでみてください。
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2016年10月30日

葛飾区立中央図書館で講演会「図書館巡りの楽しさ」を行います

11月23日(祝)に、葛飾図書館友の会さんの主催で、講演会「図書館巡りの楽しさ」にて話をさせていただくことになりました。

場所:葛飾区立中央図書館 会議室1
日時:11月23日(祝) 14時〜16時
参加はもちろん無料、申込も不要なので、聞きにきてくださる方は、当日直接会場へどうぞ。

現在、葛飾図書館友の会さんのHPにポスターがUPされています。また、葛飾区立図書館HPにはこの講演会の情報は載っていないようですが、葛飾区立図書館に行くとチラシを配布していたり、中央図書館にある、画像をローテーションで切り替えてイベント告知などするモニタで表示してくれたりしています。

話す内容はこれから考えるので、いらしてくれる予定で、これを話して欲しいというリクエストなどがある方は、この記事のコメントやメールなどでリクエストしてください。
聞き終わった後に、いつもと違う図書館にも行ってみようかなと思ってもらえるような話をしたいと思います。


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2016年05月14日

トークイベントを行いました

下北沢の本屋B&Bさんでの、江戸川区立篠崎図書館館長・吉井潤さんと私によるトークイベント、無事終了いたしました。

が、このトークイベントは吉井さんの『知って得する 図書館の楽しみかた』刊行記念で、吉井さんが主役なのに、私が話したいことを話過ぎたと反省中。
内容も、お越しいただいた方の半分弱が非図書館関係者だったのに、かなり図書館関係者寄りの内容になってしまいました。
お越しいただいて「もっとこういう内容が聞きたかった」というものがある方は、私が話せることならメールなどで聞いていただければお答えします。

久しぶりの強風のない晴天というお出かけ日和のなか、このトークイベントを選んで聴きに来てくださった皆さまには感謝です。
あ〜、「こういう話が聞きたかった」という方はホントに遠慮なくご連絡ください(←いろいろ反省中)。
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2016年05月13日

東京都の公立図書館でのビブリオバトル開催予定まとめ

東京都の公立図書館でのビブリオバトル開催予定まとめは東京図書館制覇!内に移動しました。

東京都の公立図書館でのビブリオバトル開催予定リスト

カレンダー形式でも表示するようにして見やすくしたつもりですが、スマホで見る人にとっては、livedoorが勝手にスマホページ化してくれていたレイアウトと比べて見づらくなってしまったかもしれません。

そして、ほとんどこのページの更新だけだったこちらのブログの更新は、この情報を東京図書館制覇!に移したことによって、ますます頻度が低くなってしまいそうです。
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2016年04月15日

下北沢B&Bで江戸川区立篠崎図書館館長・吉井潤さんとトークイベントをします

2016年5月14日(土)15:00〜17:00に、下北沢の本屋B&Bさんで、江戸川区立篠崎図書館館長・吉井潤さんと私によるトークイベントをします。

吉井潤×竹内庸子「みんな知って得する図書館の楽しみかたイベント」
『知って得する図書館の楽しみかた』(勉誠出版)刊行記念


吉井さんは、江戸川区の篠崎図書館篠崎子ども図書館の館長さん。4月初めに出版された著書『知って得する 図書館の楽しみかた』では、「第5章 図書館を使わない方へ」のなかの、図書館をこうやって探すと便利だという記述の中で、東京図書館制覇!も紹介してくださっています。この章のタイトルからもわかるように、この本は図書館をあまり使わない人や、決まった使い方(ネットで予約した本を借りるだけ、など)しかしていない人に、図書館サービスを広く紹介する内容なので、ぜひご一読を。

吉井さんと私とはF1好き友達でもあり、これまで何度か会ったときは本の話よりF1の話ばかりしていたくらいですが、こちらは私の方がアロンソの移籍する先々のマシンのダメさにうんざりしてあまり観なくなってしまいました。だから、ということではありませんが、トークイベントもちゃんと図書館の話に終始するはずです(笑)。吉井さんは、いい意味で図書館長っぽくない柔軟性のある方なので、どんな話になるのか私自身も楽しみです。

来てくださる予定で、当日こんな話をして欲しいという要望がある方は、この記事にコメントをつけてくださいませ。
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2015年07月21日

雑誌「懸賞なび」2015年9月号に掲載していただきました

雑誌「懸賞なび」に、編集部員さんが好きなこと・気になることを記事にできるコーナーがあり、2015年9月号の同コーナーで図書館好きの編集部員さんと私のやりとりを掲載していただきました。目次にも、コーナー名ではなく、「図書館をもっと楽しもう!」(P.128)と載っていて、こんな風に好きなこと・気になることを記事にできるなんて、編集部員さんも楽しそう。

「懸賞なび」さんは全国に読者がいらっしゃるところ申し訳ないながらも、記事の半分程度は東京都立多摩図書館、新宿区立中央図書館渋谷区笹塚こども図書館など、東京の図書館紹介となっております。残り半分には、レファレンスサービスの紹介や、担当編集部員さんの一押しとしてナクソス・ミュージック・ライブラリーのことも載っているので、東京以外にお住まいの方にも「図書館に行ってみようかな」と思ってもらえればと思います。

個人的には、「懸賞なび」さんでご活躍の懸賞達人・ガバちゃんにお会いしたことがあるんです。前にいろんなマニアの方が集まる飲み会に参加したことがあるのですが、ガバちゃんは懸賞マニア、私は図書館マニアとして参加したというわけ。今号のガバちゃんは、元フードファイターにして現在は「串カツ しろたや」の店主であるジャイアント白田さんを迎えて対談をしているのですが、胃袋のトレーニングの話、フードファイト番組の演出の話、お店のこだわりの話などなど、こちらも面白い内容です。
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2015年02月26日

雑誌「みんなの図書館」2015年2月号に講演が紹介されました

告知がすっかり遅れてしまいました(最近、こればかりですみません)が、雑誌「みんなの図書館」2015年2月号に、2014年11月9日に「東京の図書館を考える交流集会」で行った私の講演の模様が掲載されています。既に3月号が発売されており、最新号ではないことから貸出可能になっている図書館も多いので、よろしければご覧ください。

ちなみに、この雑誌は出版取次によっては扱っていないこともあり、一般書店だと取り寄せできないと言われることも多いです。書店を通じて取り寄せしたい場合は、取引している取次の扱いに準じての取り寄せしかしない書店ではなく、出版社に在庫確認したりしてもう一歩力を尽くしてくれる書店を選ぶといいと思います。私自身も編集部さんからいただいた分に追加で欲しくなり、近くの書店2箇所に問い合わせたらNG、3店舗目として神保町の三省堂書店にお願いして取り寄せできました。


講演の内容は私が図書館巡りで体験したことや感じたことですが、図書館員さんや図書館に深く関わっている人のご参加が多い会なので、利用者と図書館のあり方や、どこの図書館でこんなことをやっているという具体例などを紹介しました。原稿を読み返しながら思い起こすに、「東京の図書館をもっとよくする会」という図書館業界の苦しい問題(図書館員の待遇をはじめとした理想と現実とのギャップ)に真剣に取り組んでいる皆さんの集まりで、利用者の一人にすぎない私が何を話せるだろうかと悩みながらの講演でしたが、皆さんが真剣に耳を傾けてくださり、とてもいい時間でした。

事実、この日の集会の構成が、前半で私の講演、後半でご参加の皆さんからの現状報告となっており、図書館を楽しむというスタンスの話である前半と、大変な現状が披露される後半とのギャップの大きさに、私自身「あの話でよかったのか」という思いを抱きました。が、この記事の後にも台東区立中央図書館館長・村田忠夫氏が感想を寄せてくださったり、私を呼んでいただいた「東京の図書館をもっとよくする会」の大澤正雄氏が別の場所で開催された図書館員向け研修でこの講演のことに触れてくださったと聞いたりし、嬉しい限りです。

いや、講演を聞いてくださった方の中には、業界内の現状をわかっていない利用者の楽観的な話だと思った人もいらっしゃると思うのですが、私はいろいろ大変な問題があることを踏まえたうえで、前向きに応援したいという考えです。そのためにも利用者は図書館に対して意見をいうべきだし、その意見は改善点や要望だけでなく、これはよかったという評価・感想も伝えるべき。図書館をよくしたいと思っている利用者と頑張っている図書館員さんが協力すればいい図書館ができると思うし、私自身もそうした心持で図書館を利用したいと思っています。


この号はメインの特集が「障害者が図書館で働くということは」で、こちらの記事も大変勉強になります。あちこちの図書館にお邪魔している私も、図書館で障害者の方が働いている姿は、パッと浮かぶ限りで東京都立中央図書館の視覚障害者サービスを見学したときに説明してくださった図書館員さんと、北海道の北広島市図書館にいらっしゃった車椅子の図書館員さんくらいしか思いつきません。もちろん、外見などからわかりやすいものではない障害を抱えた方もいらっしゃるはずなので、安易に障害者雇用が少ないとは決めつけられませんが、記事を読んであらためて取り組むべき問題であることを感じます。
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2015年02月15日

小金井市図書館貫井北分室で講演「図書館の新しい楽しみ方」を行います

お知らせが遅くなってしまいましたが、来たる2月28日、武蔵小金井駅と国分寺駅の中間あたりにある小金井市立図書館貫井北分室(小金井市貫井北センター)で講演会「図書館の新しい楽しみ方」を行います。

東京図書館制覇!を始めたのが2005年4月なので、もう少しでまる10年になります。私が図書館巡りにハマった理由、東京の図書館巡りを通じて気づいた図書館の楽しさ・東京の面白さ、最近の新しい図書館の試みなどをお話したいと思っています。

講演の日時・場所や申込方法など詳細については、貫井北センターのHPにある告知ページをどうぞ。小金井市立図書館貫井北分室も巡る栞(利用者が投稿したお薦め本情報を栞にして、新着本にランダムに挟んでいる)という企画を行っている面白い図書館なので、普段から貫井北分室を使っている人にはもちろん、遠くからも貫井北分室訪問を兼ねてお越しいただけると嬉しいです。

現在話の内容を構成中なので、これを話して欲しいなどリクエストがありましたら、この記事のコメントなどでお気軽におっしゃってください。私が一方的にお話するだけでなく、皆さんの声も聞いたりして、皆で図書館の楽しい話ができる時間にできたらと思っています。
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2015年01月17日

豊島区立図書館「図書館通信」での連載最終回が2014年度冬号に載りました

先週から仕事が忙しく、平日のブログ・サイト更新が不可能な状態に陥っています。今日明日で溜まった要更新事項をまとめてこなしていこうと思います。

豊島区立図書館「図書館通信」2014年度冬号まずは、豊島区立図書館の広報誌「図書館通信」での1年間にわたる連載の最終回が、1月から配布の冬号に掲載されました。豊島区立図書館は年明け14日までシステム入替のため休館していたのですが、図書館通信は区役所・区民事務所等の図書館以外の句の施設でも配布しているので、図書館の休み明け前から御覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。ネット上でも、こちらのページから閲覧できます。

最終回となる今回は、従来の「静かに本を読む場所」とは違うかたちの新しい図書館のイベント・設備などを紹介しました。私が図書館巡りを始めたのは2005年4月からなので、もうすぐ10年になるのですが、ビブリオバトル、謎解きイベント、書店や古書店など図書館以外の本に関する場所との連携など、10年前には見られなかったものが次々と登場しています。たぶん、これから先も、今は思いも寄らない何かが登場するでしょう。

図書館が面白い場所になるためには、図書館の人に任せて待っているだけでなく、そうしたことを図書館がやろうとしたり、実際に始めたときに、利用者が参加して活用して応援しないといけないと思うんですよね。そうした意味も込めて、各図書館の新しい取り組みを紹介しました。

また、図書館通信読者としても、1ページ目の三遊亭圓窓師匠の寄稿や親子読書連絡会会長さんによる地域資料を編纂の話など面白い記事がいろいろ。去年6月に実施した「読書活動に関する実態調査」の結果も興味深いです。高校生の平均読書時間が小学生の平均読書時間の約半分、しかも、このアンケートでの「読書」には漫画や雑誌を読む時間も含まれていて、学年が進むにつれて平均読書冊数における漫画の割合が増えるという結果には、いろいろ考えさせられます。豊島区立図書館に来た際や、ネットからもぜひご覧ください。

こうして無事1年間の連載を終えることができ、私も一安心。お読みいただいた皆さん、ありがとうございました。連載をさせていただくようになってから、豊島区以外の図書館イベントでお会いした方から図書館通信を読んでいますとお声掛けいただくことも多く、「図書館通信」が広く読まれていること、いや、それ以前に豊島区立図書館が区民以外の人も含めて多くの人に利用されていることを実感しました。

このお話をくださった豊島区立図書館さんにも感謝しています。東京図書館制覇!ではまだまだ豊島区立図書館の魅力を十分紹介しきれていない部分もあるので、こうした機会をいただいたせめてものお礼として、もっといろいろご紹介しなければ。豊島区立図書館は、現在長期休館中の巣鴨図書館に続いて、駒込図書館にも大規模改修予定がありますし、入札不調のため当面は現在の建物を改修して使うことにした千早図書館にも移築計画がありますので、豊島区立図書館の今後もとても楽しみです。





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