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柿の木1柿の木2京橋 柿の木
最寄駅:銀座 / 銀座一丁目 / 東京 / 宝町 / 京橋
料理:割烹

下町歩きの達人から託されたデータベース、ランチの課題店トップの一つだったお店です。夜も比較的リーズナブルな値段で美味しい料理を提供してくれるようですが、「まずランチに行ってみて」との事。が、用意している数が少ないのか、私のスタートが遅いのか、なかなかありつけなかったお店です。この日は意を決して11時40分に出陣、流石にまだランチ、残っていました。
お店は京橋の交差点から直ぐ、さくらんぼマークでお馴染みの山形銀行の隣に位置する「山形田」さんの下です。看板は比較的目立つように出ていますが、階段は細くうねっているため、中の様子は全く分りません。が、店内はカウンター席中心で全12席程度。ご夫婦で切り盛りする小さな小さなお店です。狭いのですが、清潔感があり、きりっとした雰囲気を漂わせていました。
ランチのメニュは一種類。ご飯と味噌汁に日替わりのおかずが三種類付きます。本日のメニュはこちら;
柿の木3柿の木5【助惣鱈の煮付け】
病院食のような薄味。若者の私にはもう少ししっかり味付けして欲しいところ。
でも素材がとてもいいんです。薄味だからこそ、素材の味が活きているのかもしれません。
【インゲンの天ぷら】
女性には一つ、男性には二つ、それにたっぷりのお新香が一緒に盛られてきました。天汁ではなくお醤油が掛かって供されるあたり、なんだか田舎のおばあちゃんが揚げた天ぷらみたいでほのぼのしています。
柿の木4【豚肉と青梗菜の中華風和え物】
たっぷりです。胡麻風味の合えだれが美味しい。
どれも薄味で、家庭的な味わいです。外食だとどうしても塩分過多になりがちですが、優しい柔らかい味付けて、ここなら毎日通ってもそんな心配はなさそうでした。それから、ここはご飯がおいしいです。白いお米が美味しいのって、ほんと、嬉しいですよね。

若い方はおらず、お客様は比較的年配の方、それも常連さんが多いようでした。自分で食器を片付けていかれる方がいたりして、常連さんとの深い結びつき、そして「愛されている感」がありました。
きりりとした空気漂う和食やさんにも関わらず金縁の洋食器を使っていたり、ちょっと垢抜けない感じは否めませんが、だからこそ、こうやって常連さんたちに愛されるのかなぁなんて思いました。