February 17, 2007

「チーズケーキのような形をした僕の貧乏」を髣髴とさせる中華やさん(江南@小滝橋)

江南 お店江南
最寄駅:新大久保 / 高田馬場 / 落合 / 東中野 / 下落合
料理:中華料理一般 / ラーメン一般 / 餃子

こんなお店、よく登録してありましたね。
恐るべし、東京グルメ。
「小滝橋通り」、「小滝橋行き」のバス等は目にした事があっても、実際に小滝橋ってどこにあるかを知っている方は意外に少ないはず。
小滝橋通りは新宿西口から西(大久保方面)に向かって伸びており、その早稲田通りとぶつかる所が小滝橋の交差点。新宿から歩いて30分弱かな(歩けるって言わないか)。
ちなみに新宿から小滝橋通りを小滝橋の交差点に向かって歩いていくと、総武線の線路をくぐった左手にあるのが淀橋青果市場。淀橋は地名で、「北新宿」と名前を変える前、この辺りはこう呼ばれていたんです。私はその時代を知りませんが、この辺りを散歩していると、古いお宅は今でも「淀橋」とか「柏木」といった住所の入った表札を掲げていたりします。
で、そこに本社を構える電気屋さん(ビルの一角です)がヨドバシカメラ。そういえば、以前住んでいたうちはこのヨドバシカメラさんの本社の直ぐ裏で、春先になるとリクルートスーツの若者が周囲に溢れておりました。
で、そう、小滝橋。ここは早稲田通りと住宅街に入っていく道が複雑?にぶつかり合う少々ややこしい交差点。その角っこの三角形の土地に建つのがこの江南さん。私はここを通る度、「チーズケーキのような形をした僕の貧乏」というエッセイを思い出します。このエッセイに出てくる場所ほひどくは無いでしょうが、それでも割りと激しい通りに囲まれ、その上電車と違って24時間車は通るわけですから、そりゃもううるさいでしょうね。
江南 店内派手な看板が目立っていますが、どこの駅からも遠く、利用は地元の方が中心です。それもこの辺りはアチラの方が多いので、日本人以外のお客さんが多いようです。お店の方も日本人ではありません。お客さんとの会話は日本語ですが、厨房内(といってもおばちゃんとおじちゃんの二人)の会話はあっちの言葉。
三角形の土地に起用に三角形に作られてお店には、8−10席がカウンターを囲んで並んでいます。店内はとにかく古めかしく、電話なんてピンク電話(笑)。あの電話の呼び出し音、久しぶりに聞きました。
沢山のメニュがあっちこっちに張られているため、一体どこを見て注文したらいいのか少々迷いますが、じっくり見ているとおつまみなどもあって、「ビールとおつまみで晩酌」なんて使い方も出来るようです。おつまみのお値段は300円台から。麺が500円台からと良心的な価格設定。お昼のセットメニュが15時までいただけるのも嬉しいです。私が伺ったのは週末でしたが、唐揚げ(油淋鶏)のセットを頼みつつビールを飲んでいる方や、トマトと卵の炒め物などをつまみに一杯やりつつ、最後はチンジャオロースーのセットを二人で食べて占めているご夫婦なんかもお見受けしました。
江南 餃子1江南 餃子2お箸立はいかにも100円ショップで調達したものっぽく(笑)。この写真の天井を見て頂くと、いかにこのお店が変な形をしているのかが分ると思います。

【餃子@380円】
実は焼きそばに続いてやってきました。
サービスの順番などはあまり考えられていません(笑)
あぁでも、形がなんとも可愛いですね。
ぷっくりと、格闘家の耳たぶみたいに成形された餃子が5つ。
味はとにかく韮。にら、にら、にら。ガーリックよりにらです。
飾り気が無くて家庭的な味わいです。

ところで、中国といえば餃子は焼きではなく水餃子なのですよね。
お店のメニュもやはり餃子より水餃子を一番に薦めていました。こちらのは黒酢で頂くみたいです。最近ちょっと改良したみたいで、ちょっぴり酸味が増したんだとか。次回は是非これを頂きたいと思います。江南 焼きそば1江南 焼きそば2

【五目焼きそば@750円】
麺は一度かなりたっぷり目の油で炒めてあって、ところどころベビースターみたいになっていました。
アンはお醤油が効いたもの。具は豚肉、白菜、にんじん、竹の子と少々少なめ。
ベースのお出汁があまり利いておらず、少々表面的な印象を受けました。
量的にもそんなにたっぷり!という感じではなく、餃子やおつまみと一緒に注文される事を最初から計算に入れている感じの量でした。
まぁ普通の五目焼きそばかなぁという印象。

江南 坦々麺【坦々麺@750円】
オーダーしたら、おばちゃんがピーナッツペーストの大瓶をおもむろに掴み、適量を丼に取り出し、かっかっかっとスープのベースを作り始めました。
面白いのは、お肉が挽肉ではなく少々大きめのチョップしたお肉を使っているところ。肉のダイナミックな食感が味わえて、なかなか満足度が高いです。
味わい。ピーナッツペーストの味わいはしっかりありますが、それよりなにより赤唐辛子の辛味が強い(><)
ちょっと変ったバランスです。
個人的には、こうゆうピーナッツペーストが強い味わいならもうちょっと穏やかな辛味の方が好みかも。

小さなお店ですが、15時近かったにも掛からずひっきりなしに人がやってきてはおばちゃんと親しそうにお話しされていました。
地元に密着した温かいお店ですね。色々気になるメニュがあったので、これからちょこちょこ通ってみたいと思います。

take7211 at 17:30│Comments(10)TrackBack(1)この記事をクリップ!中華 | 中央・総武線沿線

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1. 備長炭は今や食べる時代!? 炭のチーズケーキ  [ チーズケーキマニア発!チーズケーキの作り方レシピ ]   February 22, 2007 14:58
大阪・なんばパークスで7月18日まで開催中の「チーズケーキ博覧会」。ベイクド、レア

この記事へのコメント

1. Posted by くに   February 18, 2007 01:07
B級心をくすぐられております。笑
小滝橋がそんなに北にあるなんて‥。
東京グルメはいっぱいお店出てますね。
僕もlivedoorなのでよくTBしてます。
餃子がかなり気になってますよ〜。
2. Posted by りりぃ   February 18, 2007 02:36
うーん、なかなかそのあたりには足をのばしていません。
きっかけ〜〜!!が、ほしい♪(たけちゃんにおねだり)
3. Posted by こむこむ   February 18, 2007 12:52
たけさん、こんにちは〜

高田馬場からだらだら坂を上りきって、
小滝橋通りのこちらでおなかを満たして、
その通りを大久保に向かってのお散歩も
良いかも知れませんね〜
4. Posted by ろ〜え   February 18, 2007 15:51
こんにちは。
>こんなお店、よく登録してありましたね。
その登録者です・笑。
拝見したところ、どうやら昼と夜では調理の方が違うようですね。
私は深夜に近い時間帯に利用するんですが、おばちゃんはいません。
調理の男性も(失礼な言い方ですが)中国の方にしてはとてもまじめそうな人で好印象です。
担々麺おいしそうですね、今度食べてみます♪
5. Posted by たけ   February 18, 2007 22:06
くに様

東京グルメはB級に強いのです(笑)
その代わり、A級のお店は登録があってもコメントありません。
か、してあるコメントもかなりレベルが低いという(爆)

こちらの餃子は、形がとってもキュートで
その上ちょっと変わった味わいで美味しかったです。
機会があれば是非!
6. Posted by たけ   February 18, 2007 22:07
りりぃ様

山手通り方面からだと結構距離がありますからね〜
あの、駅前の立ち飲み屋さんと同じくらい気軽にお誘い下さい。
5分で駆けつけますので(爆)
7. Posted by たけ   February 18, 2007 22:10
こむこむ様

そう!
高田馬場から頑張って15−20分歩いてこちらでおなかを満たし
そのまま新大久保、大久保に抜けて韓国料理・中華料理を頂くっていうのも――

えぇぇぇっ、デジャヴ?!(爆)


いずれにしてもかなりアクセスの悪い場所です。
8. Posted by たけ   February 18, 2007 22:14
ろ〜え様

コメント、ありがとうございます!
本当に!こんなお店をよく発見されましたね!!
ビックリしました(笑)

朝11時から翌朝明け方までの営業なので、ひょっとしたら調理の方は違うかも知れませんね。
ちなみに、19時過ぎに行くと、朝と同じ方が調理されています。
恐らく朝から夜を調理されている方と、それをサポートするおばちゃんがこちらのオーナーと思われます。

このあたりってアクセスが悪いのでなかなか盛り上がらない場所なのですよね。。。
是非一緒に盛り上げて下さい!!!!
9. Posted by チーズケーキ   December 06, 2010 12:33
「チーズケーキの形をした僕の貧乏」でググるとあなたの記事が一番上にきたので、おじゃまさせてもらいました。
お店の話しではなくて恐縮ですが、村上春樹の「チーズケーキの形をした僕の貧乏」は、「エッセイ=随筆」ではなく、「短編小説」ではないでしょうか?
私も村上さんが大好きなので、3年以上前の記事ですがどうしても気になりましたた・・・
10. Posted by たけ   December 07, 2010 01:07
チーズケーキ様

ググると私の記事が一番上?!と知り、大興奮でググってみました
本当に一番上で大興奮です、貴重な情報をありがとうございます
ハルキスト(しかお的に言えば村上チルドレン)としてはうれしい限りです

この話が随筆か短編小説か。
個人的にこの話、色々と思い入れというか思い出がありまして、実は確信犯的に「エッセイ」と書いています。三角地帯の場所も特定できているのですが、時間がなくてなかなか訪れる事ができません。ググると写真も結構たくさんヒットしてきますねー

そういえば、こちら(http://www.tokyo-kurenaidan.com/haruki-kokubunji1.htm)にもエッセイと書いてありました。
もっともノルウェイに和敬塾と思われる寮が登場するからといってあの物語を「エッセイ」とは呼ばないので、それから考えるとこれもやはり小説なのかもしれませんが。

この話を読み返すたび、社会人一年生の頃、お金がなくて週末ごとに公園で日向ぼっこをして過ごしたのを思い出すんです。「―太陽の光はただ」でした。

今後ともよろしくお願いします!

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