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丸十1丸十2丸十ベーカリー
最寄駅:野方 / 桜台 / 練馬 / 新桜台 / 新江古田
料理:パン
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たまぁに車でこの近くを通るんです。
気になって調べたらライブドアグルメにも登録があり。
「機会があれば伺いたいなぁ」
と思っていましたが、練馬訪問の機会に恵まれ?、この機とばかりに行って参りました。
天気のよかった週末のこと。
歩ける範囲に幾つか駅もあるようなので、この日は歩いての訪問。

しかし!
登録では野方、桜台、練馬あたりが最寄り駅という事になっておりますが、実際に歩いてみるといずれの駅からも全く近くない😅
少なくとも野方の駅は全然近くないんです。
桜台駅が一番近いと思うんだけど、一本道を間違った結果、桜台駅からこちらに到着するまで15分以上掛かってしまいました。
地図で見ても1キロくらいはありそうなので、普通に迷わず歩いても10分くらいは掛かるんじゃないかと思います。

やっとの思いで辿り着いたこちら。
縦に大きく描かれた絵で、やや離れた場所からでも直ぐに認識できました。
店頭には〇に十の看板。
〇に十で「まるじゅう」、気づくのに時間が掛かったよ(笑
足を踏み入れると懐かしさいっぱいの店内!
こんなお店が練馬とはいえ東京に残っているなんてビックリです。
お店は広く、大きなショーケースがどどーんと構えていました。対面式販売のパン屋さん。
私が伺った時間は商品が半分くらいしか残っていなかったけれど、これ一杯にパンが並んだら圧巻だろうなぁ。
商品はどれも大振り、しかしお値段は非常に良心的で、菓子パン類は一つ100円強といったお値付け。
店内にはこちらが「イーストパン発祥のお店」である旨の能書きが掛けてありました。

東京こだわりのパン屋さん
丸十2丸十4【チョコレートロール@120円】
シナモンロールのような、ぐるぐるっと巻き巻きした構成。
こちらに巻き込まれているのはもちろんチョコレートです。
ちょっと懐かしい香り。
頂いてみると更に懐かしさを感じる味わい。
「美味しい!」という表現より、「ノスタルジック」とか「ほっこりする」という表現がぴったりの味わいで、ほのぼのしていてお子様のおやつや朝食にミルクと合わせて頂いたりするのにぴったりです。
ヴォリューム感もたっぷりで、これ一つでお腹一杯。
中学生や高校生なら、部活の帰りに頬張ったりするのにもよさそうね。

丸十5丸十6【カマンベールチーズロール@120円】
直径10cm以上もある渦巻きに巻かれているのはカマンベール。
――のはずですが、色がやけに黄色いのです(笑
こちらもまたフレンドリーな味わい。
おおよそ「カマンベール」という感じではありません。
プロセスチーズっぽい味わいですが、でもかえって生地によく合っています。
「ご近所の味」的親近感のある味わいがこれまたノスタルジック。
子供の頃、どこかで食べた事があるような味なんだよね。
ここのこのパンを頂くのは初めてなのに不思議な感覚。

丸十7丸十8【こしあん@100円】
持ってみるとこれがずっしり。
とにかく重い。
そりゃそうだよね。
だって半分にしてみたら餡がぎっしり!
餡は色黒。
素材感を活かした和菓子のそれとはちょっと違うタイプです。
粘性はあまり高くなく、とにかくヴォリューミー。
ですが、こうゆうパン屋さんのあんぱんならこの味!という期待を裏切らない味わい。
素朴な生地と飾りっけのないパンチのある餡がよく合っていました。

【チーズドック@100円】
20年ぶりくらいに見た!ってことで、もうそれだけで感動(笑
これって、パン屋さんが作っているものなのかな?
それとも取り扱っているだけ?
いずれにしてもまた「チーズドック」が世の中に存在していた事が嬉しくて、買うつもりないのに購入してしまいました。
子供の頃に食べたよねーという話に花が咲いて、我が家で一番受けたのがこれだったという(笑

繰り返し書くけれど、最近のこじゃれたブーランジェリーが提供しているパンとは全く違います。
わざわざ遠くから足を運ぶお店でもないと思います。
地域の生活に密着した
「この辺りの子供たちはここのパンにお世話になって大きくなるんだろうなぁ」という感じの、そして自分がお世話になったパン屋さんを思い出させる昔ながらのパン屋さん。
こんなお店が生活圏内にあったら、つっかけ履いてふらりと週末の朝の通ってしまうだろうな。
豊玉陸橋からもそれほど遠くないところなので、車でお出かけの折、時間があったらフラット寄ってみたりするのにいいかも。
何だか温かい気持ちになりますよ。