January 17, 2009
アベス、オープン直後から気になっていたお店に行ってみた(アベス@荻窪)
この辺りを散歩していてオープン直後のこちらを発見し。
自分が修行したパリの駅の名前から店名を取った等々お店の前のごちゃごちゃっとした貼紙に関心を持って。
「来週あたり行ってみようかな」と思ったのははっきり覚えているし、あれからそんなに経った気もしませんが。
しかし。
ひぇーあれからもう二年以上経ってるなんて(><)
2年半に渡って私の「課題リスト」に名を連ねていたお店です。
外観は、黄色が印象的。

自分が修行したパリの駅の名前から店名を取った等々お店の前のごちゃごちゃっとした貼紙に関心を持って。
「来週あたり行ってみようかな」と思ったのははっきり覚えているし、あれからそんなに経った気もしませんが。
しかし。
ひぇーあれからもう二年以上経ってるなんて(><)
2年半に渡って私の「課題リスト」に名を連ねていたお店です。
外観は、黄色が印象的。
当日にお電話しましたが、間髪いれず
「お席、ご用意できます」との事。
電話で丁寧に道順を説明して頂きましたが、駅から多少距離はあるものの青梅街道沿いの比較的分かりやすい場所です。
伺ったのは休日のランチ時。12時半でしたが私たちは2組目で、それからしばらく他のお客さんはやってきませんでした。
オープンキッチンに面したカウンター席が5−6席、2人卓が6卓、計20人弱を収容する店内には大小さまざまのルクルーゼのココットや鍋が並び。
ウッディな大きな棚が印象的で、山小屋っぽい温かみのあるインテリアが女性好みですね。

HPにあるメニュとは少々異なりましたが、サラダランチが1000円、アベスコースは前菜、主菜、デセール、カフェで2100円、それにスープが付くスープコースが2600円、シェフのお任せが4700円。
前菜、主菜、それぞれ選択肢は少ないもの、お値段のヴァラエティは豊富。
クイックランチに、パワーランチにと、色んな用途を受容してくれそうです。
この日私たちが頂いたのはアベスコース。
選択肢が少ない上に何故か既に売り切れになっている料理があったりしてちょっとどたばたしましたが、さくっと注文を済ませるとまずはグラスの白ワイン@550円でかんぱーい。
ハウスワインだそうですが、ボルドーのソービニヨンブランかな。
ハーブ系のすっきりした味わいで、ヴォリューム感が全くない分すいすいと呑めてしまいます。
あぶない。
可愛らしい”ころん”っとしたパンは自家製。
彼のパンがふわふわふかふかなのに対して、私のは随分硬いぞ。。。

【自家製地鶏のハムとサツマイモのムース きのこのコンソメジュレ】
サツマイモのムースの上に、自家製地鶏のハムが綺麗に扇状に広げられていて。その上にきのこのこんそめジュレが。
甘めのサツマイモのムースに対して、ハムはかなり淡い味付け。スモークのニュアンスこそ強いものの、塩気が足りず完全にムースに負けてしまっているのが残念です。
ジュレはきのこのお出汁は出ているんだけど、クリアさと華やかさが全くなくて。
若干アンバランスな印象を受けてしまいました。
【天然真鯖のニョッキ包み焼き カブのヴィネグレットソース】
真鯖にジャガイモが包まれています。
その下に敷かれているのはカブを摩り下ろしたものですが、仄かにヴィネグレットが効いていました。
かりっと香ばしく焼き上がった真鯖がかなり美味です。
カブのヴィネグレットソースは魚の旨みを邪魔しない控えめなマリネ具合がいい感じで、これはなかなか美味しい。
比較的大きめなお皿に”ちょこん”と鎮座していましたが、このニョッキ包み焼き、一人で3つくらい食べたいなぁ。

【フランス産骨付き仔鴨もも肉のコンフィ】
HPのメニュには”仔鴨”とありますが、私が伺った日に頂いたのは”鳥もも”だったと思います。定番の一品だそうで。
かりっと揚げ焼きされた皮目が香ばしく。
美味しいけれど、お野菜が少ないのとその味付けが極めて淡いのですよね。。。
お肉自体はしっかり味が付いていましたが、お野菜のポシェはあまり出汁が効いていないんです。
お酒と合わせるのはちょっぴり物足りない。
もう一皿は「子羊と冬野菜のラグー ラザニア仕立て」を頂こうと思っていたのですが。
これこそが「売り切れちゃいました」の一品。
替わりに「ブランケットドヴォー」があるとの事だったので、それを頂きました。
”仔牛のクリーム煮”って訳すんでしたっけ。

【ブランケット・ド・ヴォー】
これまたかなり量が控えめ。
仔牛のお肉の量も少ないけれど、またまたお野菜の量が見事に少ない。
お料理全体が品祖に見えてしまうのが非常にもったいないです。
お味自体もどうもイマイチ滋味深くないといいますか、味わい深くなくて。
決して美味しくなくはないのですが、かといって「美味しい!」と思えないのはなぜなんでしょう。。。出汁かなぁ。
デザートはノーチョイス。
パンデエピスにホワイトチョコレートのムース、そしてその上にグレープフルーツが。
もう一種類はりんごのソルベです。
このパンデエピス、スパイの効き具合がなかなかいい感じ。
トッピングとの相性もよく、特に最後を酸味で締めくくってくれるグレープフルーツがいい味出していました。
これにコーヒーを頂いておしまい。
お料理は美味しくなくはないものの。
ヴォリューム感がないのとパンチが効いていないのがちょっぴり残念。
その上キッチンの中は超体育会系のノリで、シェフと思しき男性にでっち君と思われる男子が相当やられておりました。機嫌が悪かったのか常にそうなのかは分かりません、でっち君の一つ一つの作業にシェフから低いトーンんで厳しい指導が行われおり。でっち君の眉間には深い縦線が刻まれっぱなし。時々お料理をサーヴしにフロアに出てくる彼は感じがよく、それがまた痛々しくて。見ている私の方がちょっと切なくなってしまいました。
オープンキッチンなんだから、もうちょっと穏やかに指導できないのかな。
お店作りも上手だし決して悪いお店じゃないと思いますが、個人的に線路向こうにあるハシモトさんの方が味も雰囲気も好み。
少々間隔を開けて、また伺ってみたいと思います。
「お席、ご用意できます」との事。
電話で丁寧に道順を説明して頂きましたが、駅から多少距離はあるものの青梅街道沿いの比較的分かりやすい場所です。
伺ったのは休日のランチ時。12時半でしたが私たちは2組目で、それからしばらく他のお客さんはやってきませんでした。
オープンキッチンに面したカウンター席が5−6席、2人卓が6卓、計20人弱を収容する店内には大小さまざまのルクルーゼのココットや鍋が並び。
ウッディな大きな棚が印象的で、山小屋っぽい温かみのあるインテリアが女性好みですね。
前菜、主菜、それぞれ選択肢は少ないもの、お値段のヴァラエティは豊富。
クイックランチに、パワーランチにと、色んな用途を受容してくれそうです。
この日私たちが頂いたのはアベスコース。
選択肢が少ない上に何故か既に売り切れになっている料理があったりしてちょっとどたばたしましたが、さくっと注文を済ませるとまずはグラスの白ワイン@550円でかんぱーい。
ハウスワインだそうですが、ボルドーのソービニヨンブランかな。
ハーブ系のすっきりした味わいで、ヴォリューム感が全くない分すいすいと呑めてしまいます。
あぶない。
可愛らしい”ころん”っとしたパンは自家製。
彼のパンがふわふわふかふかなのに対して、私のは随分硬いぞ。。。
サツマイモのムースの上に、自家製地鶏のハムが綺麗に扇状に広げられていて。その上にきのこのこんそめジュレが。
甘めのサツマイモのムースに対して、ハムはかなり淡い味付け。スモークのニュアンスこそ強いものの、塩気が足りず完全にムースに負けてしまっているのが残念です。
ジュレはきのこのお出汁は出ているんだけど、クリアさと華やかさが全くなくて。
若干アンバランスな印象を受けてしまいました。
【天然真鯖のニョッキ包み焼き カブのヴィネグレットソース】
真鯖にジャガイモが包まれています。
その下に敷かれているのはカブを摩り下ろしたものですが、仄かにヴィネグレットが効いていました。
かりっと香ばしく焼き上がった真鯖がかなり美味です。
カブのヴィネグレットソースは魚の旨みを邪魔しない控えめなマリネ具合がいい感じで、これはなかなか美味しい。
比較的大きめなお皿に”ちょこん”と鎮座していましたが、このニョッキ包み焼き、一人で3つくらい食べたいなぁ。
HPのメニュには”仔鴨”とありますが、私が伺った日に頂いたのは”鳥もも”だったと思います。定番の一品だそうで。
かりっと揚げ焼きされた皮目が香ばしく。
美味しいけれど、お野菜が少ないのとその味付けが極めて淡いのですよね。。。
お肉自体はしっかり味が付いていましたが、お野菜のポシェはあまり出汁が効いていないんです。
お酒と合わせるのはちょっぴり物足りない。
もう一皿は「子羊と冬野菜のラグー ラザニア仕立て」を頂こうと思っていたのですが。
これこそが「売り切れちゃいました」の一品。
替わりに「ブランケットドヴォー」があるとの事だったので、それを頂きました。
”仔牛のクリーム煮”って訳すんでしたっけ。
これまたかなり量が控えめ。
仔牛のお肉の量も少ないけれど、またまたお野菜の量が見事に少ない。
お料理全体が品祖に見えてしまうのが非常にもったいないです。
お味自体もどうもイマイチ滋味深くないといいますか、味わい深くなくて。
決して美味しくなくはないのですが、かといって「美味しい!」と思えないのはなぜなんでしょう。。。出汁かなぁ。
デザートはノーチョイス。
パンデエピスにホワイトチョコレートのムース、そしてその上にグレープフルーツが。
もう一種類はりんごのソルベです。
このパンデエピス、スパイの効き具合がなかなかいい感じ。
トッピングとの相性もよく、特に最後を酸味で締めくくってくれるグレープフルーツがいい味出していました。
これにコーヒーを頂いておしまい。
お料理は美味しくなくはないものの。
ヴォリューム感がないのとパンチが効いていないのがちょっぴり残念。
その上キッチンの中は超体育会系のノリで、シェフと思しき男性にでっち君と思われる男子が相当やられておりました。機嫌が悪かったのか常にそうなのかは分かりません、でっち君の一つ一つの作業にシェフから低いトーンんで厳しい指導が行われおり。でっち君の眉間には深い縦線が刻まれっぱなし。時々お料理をサーヴしにフロアに出てくる彼は感じがよく、それがまた痛々しくて。見ている私の方がちょっと切なくなってしまいました。
オープンキッチンなんだから、もうちょっと穏やかに指導できないのかな。
お店作りも上手だし決して悪いお店じゃないと思いますが、個人的に線路向こうにあるハシモトさんの方が味も雰囲気も好み。
少々間隔を開けて、また伺ってみたいと思います。
| 採点:★★★ |
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この記事へのコメント
1. Posted by はしもと January 29, 2009 13:59
ひょっとして資格ゲッターさんは、ボルドーがお好きなのでは?
2. Posted by たけ January 29, 2009 22:52
はしもと様
こんばんは!&初めまして、でしょうか??
お料理に関して、その”手の込み具合”や味はもちろんの事、お店作りも含めて私はハシモトさんの方が好みでした。もっとも、ハシモトさんに対しても色々と改善を求めたい点はあるんですけどね。
ボルドー好きか?!
2年前までなら「yes, I am!!」と即答していたと思いますが、今は、うーん、どっちが好きかは言い切れませんが、この先どちらかしか一生呑むことができないとしたら、間違いなくブルを選択すると思います。
こんばんは!&初めまして、でしょうか??
お料理に関して、その”手の込み具合”や味はもちろんの事、お店作りも含めて私はハシモトさんの方が好みでした。もっとも、ハシモトさんに対しても色々と改善を求めたい点はあるんですけどね。
ボルドー好きか?!
2年前までなら「yes, I am!!」と即答していたと思いますが、今は、うーん、どっちが好きかは言い切れませんが、この先どちらかしか一生呑むことができないとしたら、間違いなくブルを選択すると思います。
3. Posted by Swing January 06, 2010 16:08
荻窪のフランス料理ファンの間では、はしもと派とアベス派に完全に分かれるようです。はしもとはレカンの流れでかなりオーソドックスな、やや重い料理に対しアベスはヌーベルフレンチで、かなり繊細な料理です。アベスのシェフのパリ時代の店にも行ったことがありますが、そこに来るお客はここの料理はヘルシーだからといって喜んでいました。その流れがアベスにも続いているようです。
私と妻は断然アベス派ですが、友人と旦那のアイルランド人ははしもと絶賛派です。
フレンチに求めるイメージと味の好みで両派に分かれると思いますが、両方好きという人はむしろ少ないと思います。こういうのって楽しいですよね。
私と妻は断然アベス派ですが、友人と旦那のアイルランド人ははしもと絶賛派です。
フレンチに求めるイメージと味の好みで両派に分かれると思いますが、両方好きという人はむしろ少ないと思います。こういうのって楽しいですよね。
4. Posted by たけ January 07, 2010 22:05
Swing様
確かにこちらのお料理はヘルシーな印象が強いですよね
この記事をあげた後に一人で一度だけランチに伺いましたが、割と間が短かったのとインパクトが弱く「はしもと派」な私は若干物足りなかったのとで、結局記事にしませんでした
それから、やっぱり量は少なかったのです。。。
はい、ということで、私は間違いなく「はしもと派」
それも新年2日に「やっぱりフレンチ始めはハシモトさんかなぁ」と思ってしまった私ははしもと派です!
そしておっしゃるとおり、そうゆうのってものすごーく楽しいです。
でもって、その楽しいのがわかって下さるSwing さんのような方がいらっしゃるのが、たけは嬉しいです
コメント、ありがとうございます
今後ともよろしくお願いいたします!
確かにこちらのお料理はヘルシーな印象が強いですよね
この記事をあげた後に一人で一度だけランチに伺いましたが、割と間が短かったのとインパクトが弱く「はしもと派」な私は若干物足りなかったのとで、結局記事にしませんでした
それから、やっぱり量は少なかったのです。。。
はい、ということで、私は間違いなく「はしもと派」
それも新年2日に「やっぱりフレンチ始めはハシモトさんかなぁ」と思ってしまった私ははしもと派です!
そしておっしゃるとおり、そうゆうのってものすごーく楽しいです。
でもって、その楽しいのがわかって下さるSwing さんのような方がいらっしゃるのが、たけは嬉しいです
コメント、ありがとうございます
今後ともよろしくお願いいたします!



