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前回の訪問はこの時
本当は一月位前に伺う予定でいたのですが、急きょ予定をキャンセルせざるを得ず。

そんなこんなで今年初めての訪問です。
なんてったって極小のこちら。
10人も収容したら一杯なもんだから、予約も取り辛いんです。
にも関わらず急に伺う事が出来たのは、ひとえにこの方のおかげ。
いつもありがとうございます m(_ _)m

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宴の開始は18時半。
プロセッコはグラスで飲みの提供、まずはグラスのスプマンテで乾杯です。
いぇーい。

お店の壁に大胆に書かれたメニューを眺めながらのお料理選びも楽しいこちら。
素材は店主の鈴木美樹さんが自ら築地へ足を運んで選んでいます。
小さな体に一杯のお料理に対する情熱、そんな彼女をリスペクトする同業者も少なくなく。
ミシュランの名店のオーナーさんの中にも、美樹さんのお料理を求めてこちらへ通う方が多いのです。

さて、この日はまずペペロナータから。
オリーブを頼み忘れたら
「あれ、ファンキーさん。今日はオリーブはいいの?」
もちろん頂きますよ、ブラータを待ちながらオリーブをつまみます。

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ブラータ(トップの写真)、キター
あそこのブラータも美味しいけれど、こちらはビジュアルから凄いね。
大胆にして繊細、なのにちょっとあったかみのある食器類や盛り付け。
家庭的な温かさを感じさせる女性シェフならではのおもてなしもこちらの魅力なの。

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ジロールに穴子。
どちらもシンプルだけど、シンプルだからこそ素材や提供の仕方が光る逸品でした。
ジロールは油をパンで拭って頂きます。
いい香りだわ。
アナゴはたっぷりのマッシュポテトと一緒に。
塩や胡椒なんかも控えめで、自然なうまみがぐぐっと出てる。この組み合わせはこの組み合わせじゃなきゃだめなんだな。

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ワインはお店の方に選択して頂き、Villa Chiopris Friulanoを。
色合いは淡く、若干柑橘のニュアンスと塩味を感じさせる極めてシャープなもので、湿度の高い今の季節にピッタリ。
お肉ものが少なかった今日のお料理にもよく合います。
よく合うもんだから、おかげでお肉の手前でちょうどいい具合に一本飲み切りました(笑

メインの鴨に合わせて赤ワインはグラスで。
鴨は火入れ具合がいい按配で、噛みしめるほどにじゅわっと旨みが口内に広がります。
惜しむらくは赤ワインの温度がかなり低めだったこと。
いやあ。それにしても美味しい。

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本当はパスタを二品くらい考えていたのですが、他のお客様の為にシェフが作っていらしたメヒカリのアグロドルチェをみたら頼まずのはいられませんでした。
このメヒカリが肉厚でメヒカリとは思えない美味しさ!
さくさくっとした衣に包まれたメヒカリはほわっとして、甘みがあって。それが甘酸っぱい玉ねぎ(これがアグロドルチェね)と神がかったマリアージュを見せておりました。
パスタに固執しないで本当によかった。アグロドルチェ、ばんざーい。

パスタはミートソース。
彼女のお料理は、あの小さな体と年齢(いくつだかしらないけど)から想像できないくらいパワフルで滋味深く、そしてマンマの味のようにほっとする何かがあります。
美味しいのだけれど決して気取った味わいではなく、派手さはないのだけれどじんわりくる不思議な魅力があるの。
食べて食べて呑んで呑んで、お会計は二人で23,000円ちょっと。
お腹もいっぱいになったけれど、元気もリチャージできたよ。
次回はあんまり間を開けずに伺う!

メッシタ

夜総合点★★★★ 4.4



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