November 10, 2019

長年お世話になっている「わいんの玉手箱」。

店舗を畳み、現在は通販のみと聞いていたのです。
が、HPを見ていたら「外食部門」があるらしい。
ネットにあまり情報がないのだけれど、そうなるとますます行ってみたい!
ということで、熊野詣の折、ついにお店を訪問してきました。
紀三井寺という場所にあります。
和歌山駅から2駅7分。
新大阪からだと特急で1時間15分くらいかな。

わいんの玉手箱



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予約して伺いましたよ。
もちろん予約した方が安全だけど、予約しなくても恐らくは入れないことはないと思います。
お店は紀三井寺の駅から3分くらいの場所。
川沿いにありました。

1Fが倉庫、2Fがお店になっています。
靴を脱いでスリッパに履き替え、2Fへ上がって行く珍しい仕組み。
ログハウス調のウッディでナチュラルな店内はまだ真新しく、清潔感に溢れていました。

わいんの玉手箱


お料理は和食。
ワインはリストがなくて、グラスは赤白数種類ずつ。
味わい(赤なら「軽め」とか「渋め」とか)を言うと、お店の方がその中から選んでくれます。
ずっと通販でこちらからワインを購入してきた私。
よいワインを低価格で提供していることを知っているので、もちろんボトルでお願いしたいよね。

が、お店の方々は「シャンパーニュ」と言ってもそれが通じないくらいの素人😅
もったいない、これは本当にもったいないです。
「ワインが分かる人を」とは言わないけれど、せめてワインに興味がある人を雇って欲しいな。。。
聞けば、ボトルでオーダーするお客さんのためのワインは通常、店長さんが選ばれるとのこと。
しかしこの日はその店長さんがいらっしゃらなくて。
例えば私が
「グランメゾンのシャンパーニュ、ノンミレのスタンダードキュベではないちょっと変わったものが飲みたいです」
と伝えると、店員さんは店長さんに電話してそれを伝え。
それを受けて店長が「倉庫の棚のあそこらへんにある赤いラベルのをー」なんて指示を出されるんだそうな。
間違ったものを提供してしまわないように、店員さんは指定された場所から指定の一本と思われるボトルを手に取ると、写メをパシャリ。
それを店長に送り、確認して貰って、お値段を聞くんだって。

わいんの玉手箱


しかーし。
彼女たち、シャンパーニュのシャの字も知らないので、こちらが
「シャンパーニュ」と言ってもそれがなんだか分からない😅
そんなこんなで店長とのコミュニケーションに時間が掛からないはずがなく。
当初そんな事とはつゆ知らず
「6-7千円で飲めるシャンパーニュってあります?」なんて難しいお題を出しちゃったもんだから、お30分経ってもボトル一本出てこなかったのですよ。
飲み物が決まってからお料理を選ぼうと思っていたのに、お店の方はいずこ。
一体何が起こっているのか、彼が1Fの倉庫に様子を見に行くと、先ほどオーダーを取ってくれた(と言ってもシャンパーニュをお願いしただけ)彼女が涙目になりながら電話で店長の指示を受けていたという…

結局、7000円くらいーということでヴーヴ・フルニのクロノートルダムを。
これが本当に7000円なのか心配だったけれど、そうだというのだからこれを飲みますよ。

わいんの玉手箱


お料理は正直、ワインに合うもの―という感じではなく。
ワインと楽しむのにさし障りなさそうなお造りや出汁巻きなどをチョイスしました。
サラダも大根だの明太子だのを使ったものが中心で、居酒屋としてはいいと思うけれどワインバーという感じではないです。

いずれにしてもクロノートルダム。
これは素晴らしかった。
BdB、シャルドネのフィネスが光る高級感漂う一品(笑
「クロ」というくらいでモノポール 単一所有畑、希少価値を考えるとお値段は間違いだったんじゃないかなぁと思うけれど、どうやらメゾンの方もここにいらしたことが有る模様。
(店内にはたくさんの生産者さんのサインがありました)。
特別なルートがあるのかな。
なんて思いながらありがたく頂いちゃいます。

わいんの玉手箱


お料理は値段が手ごろ。
おつまみが多く、ボリュームがあるがっつり系メニュが少ないのが難点かなぁ。
その中でもお腹にたまりそうなポークチャップをチョイス。
これは火入れの加減がよく、お肉がふっくら仕上がっていてなかなか美味でした。

この手前でシャンパーニュが終わってしまったので、次は赤ワインを。
ブルゴーニュの5000円前後のをー
と口にしてみたものの、また35分も待たされたらたまらない。
「一緒に倉庫に行って私が選んでもいいですか?」
と伺うと、どうぞどうぞという感じだったので、彼に続いて今度は私が倉庫へGO。
まぁ凄い倉庫ですな。
お宝の山です。
ただ、普通にお店で見かける物よりもヴィンテージが古くて、値段の検討が付きづらいです。
ボトルにお値段が貼ってないため、気軽に
「これ、いくらですか?」と聞いたワインも、一本一本写真を撮って店長へ聞かないといけないのよね。
で、これ以上またされるのはー
と思い、
「逆に店長さんに、5000円前後で提供できるブルを何本か聞いてもらえる?」
とお願いして出てきた3本のうちの一本がこれでした。
ドミニクローランのボーヌ1er Cru VV。
ビンテージは2003だったかな、そしてこれもサインボトル(笑
市場で見かけるビンテージとかなり違うしそれにしちゃ安い気がするけれど…
せっかくなので飲んじゃう。

わいんの玉手箱


若干枯れ気味だったけれど、タンニンがきれいに溶け込んで柔らかな味わい。
味わいより香りです。
香りはチェリーやカラント、なめし皮、仄かな出汁と複雑で期待高まる感じだったけれど、口に含むとやや下り気味で余韻に伸びがない。
楽しく呑むのにはちょうどいいけれど、これだけで飲むとドミニク・ローランの期待値に負けてしまう印象。

楽しく食べて飲んで、実は倉庫で見つけたワインを2本購入させて頂いて。
という事はワインを4本、ご飯も食べたわけですが、それで合計28000円でした。
呑んだワイン、購入したワインを考えると、破格 of 破格。
「うきうき価格」と我が家で呼んでいる「うきうきわいんの玉手箱」さんの実力が爆発したようなお値段です。
ワインがお好きな方にはとっても楽しいお店だと思います。
あの倉庫に眠るあれやこれ、ぜひまたお邪魔してゆっくり拝見したい。
ただし次回は店長さんがいる時にね(笑


わいんの玉手箱ダイニングバー / 紀三井寺駅

夜総合点★★★☆☆ 3.6






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