陸援隊隊長 フレミングの日記

2010/03/13 メインタイトルを変更しました。 【mixi】【Twitter】とハンドルネームを統一するためのものですので、中身は変わっていません…というより、もう変えようがありません。 時事問題を中心に(←そのつもり)映画レビュー、読書感想記などを不定期で更新しています。 今はTwitter上で 【r_taicho】のアカウントで小出しにつぶやく毎日ですわ(笑)


特定秘密保護法案が可決され、本日公示されたことをうけ、これまでどのような発言をしてきたかをまとめておく。

以下は12/12、TBSラジオ 荒川強啓 Daycatch 投稿(不採用)分。

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先日、記者会見で総理は「説明が足りなかった」とおっしゃっていましたが、足りないのは説明ではありません。
指定される秘密の範囲を限定し、どのような方法でチェックし、期限が切れれば必ず公開することを担保する条文にが足りないのです。
加えて、特定秘密保護法を恣意的に運用したり、該当する情報を隠匿、破棄した者に対する厳罰条項が足りないのです。

大臣や政治家がどのような思いで法律を解釈するのか等といった感想文の朗読は不要です。

なぜなら、後世に伝わるのは条文だけなのですからね。

国民に不利益になる拡大解釈で想定される可能性は、すべて法律の条文で潰しておかなければならないのに、そうなっていない現在の特定秘密保護法は欠陥品です。


RN :陸援隊隊長

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ツイッターではは以下の通り。
ツイログから「特定秘密保護法」というキーワードで抽出したものを時系列に沿って羅列する。

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2013年10月20日(日) 1 tweet

@r_taicho #日曜討論 特定秘密保護法案 は秘密を恣 意的に設定でき、それを事後チェックでき ず、また公開時期の上限が設定されておら ず、期間終了後に国民に開示する義務を規 定していないところに問題がある。さらに 明らかに運用に違反があった時の政府への 罰則規定もない。秘密指定したもの勝ちじ ゃん posted at 09:54:36


2013年10月25日(金) 1 tweet

@r_taicho 情報公開法規定もなく、事後チェックもか けられないままの特定秘密保護法案に賛成 する人は、国が持つ情報が基本的に国民の ものという感覚が無いんだろうな。こうい う人は統治権力にとって都合のいい鴨だと いうことにも気づいてないようだ。 posted at 20:44:35


2013年11月06日(水) 3 tweets

@r_taicho 特定秘密保護法案 本質的な問題は、秘密指定や運用から解除 に至るまで「役人の無謬性」の上に立脚し ている点にある。「お上は間違えない」の ならば機密情報が漏洩するはずはないので 、そもそも公務員法や自衛隊法など不要な はず。ここに既に矛盾が存在する。(続) posted at 23:46:32

@r_taicho 特定秘密保護法案 この無謬性を否定するならば、秘密を漏洩 したものはもちろんのこと、本来ならば国 民に開示されるべき情報まで特定秘密とし た者を処罰する規定が無ければ一貫性に欠 ける。 また、それらの情報の元になる公文書を一 定期間後に公開せず破棄または隠匿した場 合の処罰規定も必要になる posted at 23:52:24

@r_taicho 特定秘密保護法案 現在も実は公文書が役人の手で勝手に廃棄 されており、また、存在していても役人に 不利益なものは公開されても墨塗りだらけ であるれ posted at 23:56:02


2013年11月07日(木) 2 tweets

@r_taicho 特定秘密保護法案 例は枚挙に暇がない。 そもそも国が取得し保存された情報は国民 のもので役人のものではない。現行の法案 に両手を挙げて賛成している議員は、こう した観点が欠落しているアホな政治屋だと 言わざるを得ない。同様に称賛している国 民も、自分の愚かさを吹聴しているに過ぎ ない。 posted at 00:03:56

@r_taicho 特定秘密保護法案 この法案に賛成しているアホな国民は、自 らが忌み嫌う集団が政権与党となり、この 法案を恣意的な運用を始めた場面を想像し てみるべきだろう。 法案が真に正義に叶うものならば、時の政 府の如何に関わらず、自分を含めた国民の 利益を必ず具現化するはずだ。 果たして…… posted at 00:11:04


2013年11月18日(月) 8 tweets

@r_taicho 最近はツイばかりだけど、当然こっちも対 象になるんだろうなぁ……本当に「ヤバイ」 。廃案にしなきゃ! "@mika_kinose: 【ヤバ イ】特定秘密保護法案、ブロガーも処罰対 象になる可能性!政府「ブログも該当する 可能性あり」 http://saigaijyouhou.com/blog -entry-122.html…" posted at 12:07:00

@r_taicho 特定秘密保護法案 テレビや新聞では報じられてはいないこと などをネットで収集して、それらを総合的 に組み合わせることで得た推論が、たまた ま特定秘密に該当してしまうなんて可能性 はじゅうぷんありえるわけ。それで処罰な んてヤバすぎる。 posted at 12:12:20

@r_taicho 特定秘密保護法案 この自民党案に賛成してるやつは、正直、 日本について自分の頭で物事を考えること を放棄したウツケモノか、そうだと気づい ていない阿呆、もしくはこの法案が個人的 な利益になる奴らなんだろうなぁ。 民主主義の基本は国民の参加にある。 それを行政が排除しようとしてるのに…… posted at 12:18:21

@r_taicho 特定秘密保護法案 特に、これに反対すべきは国会議員なんだ けどな。 議会が行政府や行政官僚の無謬性を認める ことは、自らの職責や権限を放棄するって ことに等しい。三権分立の原則に立てば、 行政の得た情報やそれに基づく行為は、議 会と司法によってチェックできうる形にし なきゃいけない。 posted at 12:23:23

@r_taicho 特定秘密保護法案 つまりはインカメラが担保されなきゃなら ないってこと。ついでに、特に特定秘密に 指定したものに関する文書や資料は、期限 が切れたら必ず公開しなければならないと し、破棄、隠匿したら刑事罰を科すように しなきゃ、漏洩側の厳罰化と釣り合いが取 れない。 指定した者勝ちはダメね。 posted at 12:28:24

@r_taicho 特定秘密保護法案 これは前にも書いたけど、秘密が漏洩した 場合と、役人の無謬性を否定しておきなが ら、一方で秘密指定では間違いが起こらな いとするのは、明らかに矛盾している。 だから漏洩に罰則をつけるならば、秘密指 定に恣意性があったり、内容に違法性があ ったら処罰されなきゃいけない。 posted at 12:33:29

@r_taicho 特定秘密保護法案 なのにそれすら盛り込まれていない。 だから、こんな法案を可決させることは民 主主義の否定でしかないし、修正を前提に 可決なんて国民を愚弄するにも程がある。 顔を洗って、穴を塞いでから出直せ! 断っておくが、私は行政が秘密を保持する ことに反対はしてないので、悪しからず posted at 12:36:59

@r_taicho 特定秘密保護法案の問題点。 必見。 https://www.youtube.com/watch?v=R49E5m DPEc&feature=youtube_gdata_player… posted at 16:16:15


2013年11月26日(火) 1 tweet

@r_taicho 公文書の保存、管理、公開の義務を背負わ せないうちに、何が秘密かも見えない特定 秘密などを設定させるなんてあり得ない。 秘密指定に瑕疵や違法性があった時の罰則 がないのも異常。 順番が違うのよ。だからこの特定秘密保護 法案は徹底的に非難されちゃうのよ。 posted at 15:59:25


2013年11月30日(土) 1 tweet

@r_taicho 安倍総理の提灯担ぎのバカウヨ レイシスト たちは、この特定秘密保護法案成立の先に ある国家が、実は彼らが最も忌み嫌う中共 独裁の中国と同じであることが分かってい ない。 御輿が安倍総理だから賛成しているような 低レベルなバカウヨたちに日本を壊された くないと憂慮してやまない。 posted at 17:30:35


2013年12月01日(日) 1 tweet

@r_taicho @sankei_sunayama デモはテロ行為ではない。しかしテロ上等 の中核派が特定秘密保護法案反対デモをHP で取り上げているとし、暗に石破幹事長の 発言を肯定していると読める。意見誘導?! もし違うなら、石破幹事長の発言に対する 評価を堂々とすればよいだけなのに。姑息 。 posted at 20:23:47


2013年12月02日(月) 3 tweets

@r_taicho

https://www.youtube.com/watch?v=XwpcgS RjiI&feature=youtube_gdata_player… やっぱりこの特定秘密保護法案の本質的な 問題は、官僚の無謬性に立脚しているとこ ろにあると確信する。阪田氏は、近年、行 政府に対して国民が不審を募らせる事案が 頻発している現実を理解していない。 posted at 21:33:08

@r_taicho 何度も書くが、指定された秘密の妥当性を 否定された場合の処罰規定がもうけられな い限り、秘密指定した者勝ちが確定するの がこの特定秘密保護法案なので、行政機関 から独立した妥当性のチェック機能は不可 欠。 情報を漏らすのも犯罪なら、隠匿するのも 犯罪。情報公開法強化が先に行われるべき 。 posted at 21:43:24

@r_taicho 世論調査では大方「慎重に審議すべし」と なっているのにも関わらず、国民の理解も 広げられないまま(強行)採決するのは、およ そ民主主義的手法とは呼べないし、石破氏 の定義ではテロ行為と言われても仕方がな いだろ。 #特定秘密保護法案 posted at 23:28:23


2013年12月03日(火) 3 tweets

@r_taicho #特定秘密保護法案 テロの定義

政治上その他の主義主張に基づき、若しく は他人にこれを強要し、 「又は」社会に不安若しくは恐怖を与える 目的で人を 殺傷し、 又は重要な施設その他の物を破壊するため の活動をいう

「又は 」があるため、その前段は独立し「 強要」が構成用件となる。 posted at 12:51:20

@r_taicho #特定秘密保護法案 テロの定義 よって、国会で政府の解釈や見解をどれだ け強弁しようとも、いざ裁判となれば、主 義主張を強要することをテロとみなすこと が可能になるので、もし政府見解を正当と するならば、最低でも「又は」は削除され なければ賛成など到底できない。 posted at 12:56:15

@r_taicho #特定秘密保護法案 テロの定義 前述の意味がわからない人は、もう一度中 学の国語からやり直す必要がある。 まあ、この条文から政府見解が正当だと思 えるとしたら、日本語のセンスが無さすぎ る。 デモに参加するには、しょっぴかれる覚悟 が必要になるよ、間違いなくね。 posted at 13:00:19


2013年12月04日(水) 2 tweets

@r_taicho #特定秘密保護法案 石破氏は、強要することなく賛同者を増や すことが民主主義と規定したが、公聴会、 参考人の提言や世論を無視して強行採決す ることは、テロとならないか?言ってるこ ととやってることが安倍こべなのよ……と、 ダジヤレてみる。 #ys795 posted at 17:36:33

@r_taicho #特定秘密保護法案 今日の委員会で小野次郎氏が指摘していた が、指定していた秘密に違法性があった場 合の罰則がないことや、秘密文書を破棄し たときの罰則もなく、公開の義務を条文で 規定しないこの法案は、まだ採決できるレ ベルではない。 #ys795 posted at 17:42:17


2013年12月08日(日) 1 tweet

@r_taicho 特定秘密保護法反対デモに参加している人 間に革マル派やプロ市民がいるとして法案 を肯定するバカウヨがいるが、各地で起こ ってるデモの参加者の総数を考えれば、そ れが一部を全部と見なす詭弁の典型である ことは明らか。 だからネトウヨはバカウヨと侮蔑されてし まうのだよwww posted at 10:28:04

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(加筆予定)

もはや風物詩の感がある、台風一過の街に散乱するビニール傘の残骸。

果たしてこれを捨てた人に、良心の欠片があるのかなどと思いを想像を巡らせる気にすらならない

ひとえに想像創造力の欠如に起因する。

ほんの軽い気持ちからの行動なのだろうが、その後その傘がどうなるか、なにを引き起こす可能性を持っているかなんて思いもしないから、平気で捨てていけるのだ。

骨が折れるほどの強風が吹いている中、空気抵抗が大きくなった歪な傘は、いとも簡単に風下へと流され、あるいは舞い上がる。

あるものは車道に飛び出し、不意を突かれたドライバーがハンドル操作を誤り事故になるかもしれない。

あるものは、その骨の先で歩行者を傷つけるかもしれない。

それらは、人混みの中で空高くを投げ上げられたナイフとどこが違うのだろう。

そもそもこうした想像力を伴う公共の場での振る舞いは、家庭での躾や、地域社会で暮らすなかで自然に身につけていくものなのだろうが、それが望めなくなっている現在、お上こらの規制しか有効手段がないのかもしれない。

2020年の夏には東京にオリンピックがくる。
望むと望まざるともくることになっている。

恥かしいからでもいい。
これはなんとしてでもやめやさせなきゃならない。

都知事よ。ニヤケ顔でテレビに出ている暇があるなら、他都府県に先駆けて手を打ち、観光都市の範を示すべき時じゃないかい?

まぁ、あの都知事じゃ気づくもしなけりゃ気も回らないか……




8/2 宮台真司が登場する、TBS radio 金曜 Day Catch 投稿分。

先ほど宮台先生のツイートにメンションを飛ばしたのだか、僕の見解が誰かの受け売りではないかと突っ込みを回避するために、ブログにしておく。

まあ、このロジック破綻に気付かずに、真意と思われるものを勝手に忖度して擁護しているのを見ると「信者」という言葉が脳裏に浮かんでくる。


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一部には、言葉尻を捉えたマスコミ報道が麻生副総理の発言の真意をねじ曲げて報じたと批判する 自称「保守」勢力もあるようですが、私は一連の発言を通して何度聞いてみても、宮台先生の解釈と同じ見解にしかなりません。

そこで問題になるのは、麻生副総理がいう静かな環境、ひっそりとがどんなことを指すのかでしょう。

マスコミを黙らせ、自分達に不都合な意見は排除、黙殺して事を進めることが必要と言うならば、これは民主主義の否定であり、やはりナチス的なやり方と断じざるを得ません。

現政権は先の総選挙で民主的、合法的に成立し、参院選でねじれを解消したので、96条を改正できれば、いくらでも改憲発議か可能な状態になりました。

こんな状態だからこそ、副総理の発言は国際的にはもちろんの事、日本にとっても危険な発言だと思うので、閣僚辞職ではなく、議員をお辞めいただきたいと思います。


陸援隊隊長

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憲法改正なんて大事なことは、新聞、テレビ、ラジオのみならず、あらゆるメディアを使って議論されなきゃいけないもの。
僕ら国民も、年齢、性別関係なく生活のなかで議論をしなきゃいけない。

特に自民党の改憲案を見ればなおのこと。
真面目にやらなきゃ、てにしてる権利がどんどん権力統治機構に奪われていくことになるのが目に見えてるんだから。

TPP然り、原発然りなんだよな。

自分のためのみならず、孫子のために、為政者にあんなこと言われて賛同してんじゃないってぇの。

俺たちゃ統治機構の捨て駒じゃないんだぜ。




3/22 FM NACK5 HYPER RADIO HYPER世論調査

世論調査は「日本の農業が生き残るために は、今、これが必要だ!」

TPPの交渉参加で日本の農業への影響を懸念 する声が叫ばれていますが、 リスナーの皆さんは、 これから日本の農業は、どのようにしていく べきだと思いますか? 幅広い視点からのご意見を募集致します。

このテーマへの投稿分。
私は2010年に菅内閣が第三の開国と称してTPPを取り上げて以来、TPPの危険性に言及してきた。

特に農業については食の安全保障の観点から、関税撤廃ではなく、非関税障壁撤廃から起こりうる問題点を具体的に例示してきたし、該当番組のパーソナリティーにも訴えてきたが、全く理解されないばかりか、戦後の復興と製造業での成功体験に捕り憑かれ、僅かに残っていると喧伝されている明るい可能性にすがって、極めて根拠薄弱な願望を正論であるかのように誉めそやしているので始末に終えない。

番組では幅広い意見を募っているにもかかわらず、出てくる意見は、日本の農産品は高品質なので大丈夫、自信を持てと勇ましいが、では実際に農業が高品質、高付加価値化に舵を切ったら国民の食生活がどうなるかという想定がない。

また農地集約で生産コストに言及する意見を取り上げるが、海外の集約された農地との比較や生産規模の違いが頭に入っていないから、太刀打ちできると思い込んでいる。

こんな話はもう二年以上前に終わっている、周回遅れの議論であることも知らないのだろう。

全くもって話にならないのだが、これが首都圏FM聴取率ナンバーワン番組なのだから困ったものである。

さて、どうやって切り崩そうか、頭が痛い。


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TPPに参加して農業が生き残るには、

・高品質、高付加価値化で輸出産業に育てる
・法人参入規制緩和と農地集約、生産性の向上による生産価格の抑制

で、海外と渡り合えるので、日本の農業は大丈夫………

というのは模範解答に見えますか、甘い。考えが甘過ぎます。TPPの本質を完全に見謝った、どこかの誰かが大マスコミで垂れ流している論調を追認しているだけの空論にしか私には見えません。

確かに高品質、高付加価値化で、一部は海外への輸出産業に転換できるかもしれませんが、それが答えなら、多くの農家が高品質、高付加価値化に向かったとき、今でもそうであるように、毎日高価な日本産の農産品は食べられない庶民は何を食べるのかを考えたうえで、これが本当に解決策なのかを問い直す必要があります。
庶民は、安全かどうかわからないけど安価な輸入品を食えではダメなことは自明ですね。

ではもう一方の、企業参入と大規模化で安価な農産品を生産するほうはどうかと言えば、ここにも大きな落とし穴が少なくとも二つ空いています。

ひとつは、外国資本企業の参入で、ただ国内で農業をやっているだけのものを「日本の農業」と呼び、単なる耕作者が日本人というだけになっても農業を守ったと評価するのかという疑問がのこります。

もうひとつの穴はもっと深刻で、使用農薬規制の緩和と遺伝子組換え作物の解禁によって安全基準が引き下げられ、これまで守ってきた「食の安全保障」が崩れることは必至です。

米国の核心的利益であるISD条項がある以上、輸入農産品への我が国独自の規制がなくなるばかりか、国内での農薬規制の独自性確保、遺伝子組換え作物廃除もできなくなり、外資参入で内側からも崩れていくシナリオが既に出来上がっています。

だから「TPPに参加して日本の農業が生き残るには」なんてお題目自体、ピントがズレてるのです。

TPPでの懸案事項が農業という結びつけ方も短絡的で、TPPが何か分かっていないことの証明です。

現段階では、日本の農業が生き残るためには、TPPに加盟せず、日本の国内問題として解体的再編成をするしかありません。

いくつかの成功例があたかも日本の農業の進む道であるかのように誇張するべきではありません。

日本より一足早く米国とFTAを結んだ韓国で、高品質、高付加価値に成功した桃生産者がいますが、俯瞰的に見ればそれは特例で、他はほぼ壊滅状況なのが現状です。

また聖域として守ったように見えた米などの関税も、早くも来年には撤廃するよう韓国政府に圧力がかかってきていることも、TPPと農業の問題を考える上では見落とすことはできません。

というより、そもそもTPP交渉では関税についてはもう議題に上げることはないと、米国通商部がホームページで明言しているので「聖域」は日本政府と一部の国民が勝手に考えているだけの幻想で、有名無実であると理解するべきだし、未だに参加交渉はやってみなきゃわからないなんて言っているとしたら、相当に「おめでたい」と言わざるを得ません。

まぁ、大マスコミの情報にしかアクセスしないなら仕方ないかもしれませんが、それはある意味罪でもあります。

そんな大マスコミという大本営発表を盲信した日本庶民がかつて、短期決戦以外は絶対に勝ち目はないとシミュレートされていた大戦に絶対に勝てると盲信していた姿と、全く同じ状況になっているように思えてなりません。

えてして、大マスコミを通じた国の発表だけを事実と信じている人ほど、期待が裏切られたときに、こんなはずじゃなかったと文句をたれるものです。

自分が盲目的に信じて他の意見に耳を貸さなかったことや、その判断が間違っていたことは棚にあげてね。



R N :陸援隊隊長


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「TPPは情報が少ないので、どうなるかまだわからない」はマジックワード。

信じたくない未来から目を逸らすための言い訳でしかない。

なぜなら、探せば情報はあるのだから。

2/28 79.5FM NACK5 WARMING UP MUSIC 投稿採用分。


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ご無沙汰しています

さて、昨日の放送でジェネリック医薬品についてのお話がありましたが、それらは日本がTPPに参加すると、すべて無意味な話になることはご存じでしょうか?

TPPの本質的な問題点は、関税撤廃による影響にではなく、日本が独自に策定している規制が非関税障壁として見なされ、撤廃される可能性が非常に高いところにあります。

先日、神楽坂夜明けのスカンクさんが指摘された健康保険制度はもちろんのこと、医薬品においては、国が薬価をコントロールしている点やジェネリック医薬品が非関税障壁としてISD条項の対象と見られています。

特に今回例に挙げているジェネリック医薬品は、米国内で特許や著作権の期間延長を強く求めるロビー活動が活発な分野のひとつにあたることもあり、日本がTPPに参加するとなれば、国内で使えるものは限定されるようになると予想されます。

残念ながら既存メディアでTPP の話になると未だに農産品の個別の関税問題、ちょっとまともな話でも健康保険問題に終始していますが、これは議論のプロローグにしか過ぎません。

関税などは為替レートの変動の前では全く問題にすらならない程度の要因でしかないことは、アベノミクスによって輸出主導企業の業績が劇的に改善されたことが如実に物語っています。

そして、この短期間に対ドルで円が急激に下落しているにも関わらず、米国側はこのアベノミクスを批難しないばかりか、バーナンキ氏が脱デフレ政策として支持する発言をしていることからもわかるように、対日貿易において米国の関心事は、非関税障壁を打ち壊し、保険サービス分野や知財が生み出す収益確保にあることが見えています。

これらは、実は国民の健康面での安全保障と深く関わる主権に帰属する重要な問題で、日本が日本らしくあるための社会的、文化的な構造を根本から変容させ、米国化を迫るものであると理解するべきでしょう。

以上のように、TPPの本質的要求が何なのかを把握せずに、農産品の税率にこだわったり、農協の解体を目論んだりと、各論にばかり話題にすることは、愚かしいとさえ私には思えます。

この点では、この番組も、大手メディアも近視眼的で、佐藤氏を含め、プロローグ止まりの議論しか展開できていないことは残念です。

まぁ、大手メディアには端から期待などしてませんが、せめて勢太郎さんとこの番組だけでも、もう少し本質的な意見が展開されることに期待しつつ、7時台は聴き逃さないようしています。




R N :陸援隊隊長


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番組を聴いていた方は、私の送ったメッセージの内容と番組での紹介のされ方があまりにも違うことをご理解いただけるだろう。

町医者が大病院に負けずに生き残るなんて話は、TPPとは全く無関係な国内的な問題に過ぎない。

保健制度を持続可能にするために、高齢者の保険料や窓口負担をどうするのか、混合診療をどうしていくかなども、国内での制度設計をどうするかという問題であって、TPPからは独立した別次元の話である。

私は、いわゆる非関税障壁の扱いや、漏れ伝わる米国内でのロビイング情報から、日本の主権が著しく脅かされる可能性が極めて高いので、TPPは参加しない方がよいということを指摘しているのだ。

そもそも、私の意見を危険を煽るものと片付けている時点で、非関税障壁の問題を軽視している証左だろう。

米国を甘く見すぎると、想定外の結果になることは、1985年のダボス会議以降、日本が国際的にどのような仕打ちを受けてきたかを考えればわかりそうなものなのだが、こうした引いた視点からの指摘がないことから、まだまだ議論のレベルが低いと言わざるを得ない。

まぁ、私の意見が危険性を煽りすぎだと思う方は、米国の保険業界や製薬開発業界が、広報、ロビイ活動に幾ら金をかけているかを調べててからにすることをおすすめする。

ヤバイくらいに本気で日本を喰いに来ていることがわかるはずだ。


1/25 79.5 FM NACK5 大野勢太郎 HYPER RADIO 投稿分

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地方公務員の早期退職について、私は絶対に批難もしません。というより批判する人を軽蔑します。

そもそも、この問題の根本的な原因は、制度の切り替え時期を年度末に設定しなかったことにあります。

穿った見方をすれば、「責任感の強い人は年度末まで働くだろう」と見込んで、切り替え時期を敢えてズラして設定することで、退職金の総支払い額を少しでも圧縮しようと目論んだとも考えられます。

仮にそうでないとしても、特に教師については、子供のことを最優先に考えていればこのような混乱は未然に防げたはずですから、責められるべきは退職を選んだ教師ではなく、思慮、配慮に著しく欠けた行政や政治の方であるべきです。

いつ辞めても条件が変わらないのに早期退職するならばらば、その決断に疑問を持ち、途中で投げ出すのかと批難するのはのもやむを得ませんが、私たちが自分達のことは棚にあげて、公務員だけに対して「金は二の次でなければならない」と、高いモラルや責任感を求めるのこと自体がお門違いで、批難覚悟で出したその結論は尊重されるべきです。

民間なら個人の利益を最大化することが妥当で、公務員はダメだという決定的な根拠は、現代の日本には存在しません。

もしあるというなら、是非教えていただきたいです。



R N :陸援隊隊長

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もともと財政改善のための方策なのだから、おそらく役人は今年度の希望退職者数をシミュレートして、退職金減額による支出の圧縮幅を算定済みのはず。

もし厳密に計算をしていないとしても、退職者数の寡多に関して行政側関係者のコメントから、ある程度の想定数かあったことは読み取れる。

ただ、役人は専門バカなので、金の計算をやるやつにその結果巻き起こるだろう今回のような世間様を巻き込む混乱は予想が出来なかったのだろう。

ひとえに想像力の欠如が招いた問題と言えよう。

もうひとつの不幸は、これを見た政治家が問題提起できず、早期退職に踏み切る決断をした公務員側を批判したことだが、これは明らかに間違いで、責めるべきは、このシナリオを提示した役人であり、無批判にこれを了承した首長である。

現に、年度替わりまで執行を遅らせた自治体もあることを念頭に、どこの誰に問題と責任があるのか、もう一度冷静に見つめ直す必要があるだろう。

フリージャーナリストの田中龍作氏が書かれた記事が BLOGOS に転載されていたので読んでみると、先日、私が指摘した問題点が挙げられていたのでコメントを寄せたら以下のようになってしまった。

さて、このやり取りの中で浮かび上がってくる問題点が何かを考えることは、主権者として生活保護をどう捉えるべきかという問いに役立つと思うので、敢えて私なりの結論は明記せずに、当該コメント欄のコピペだけ貼っておく。

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陸援隊隊長

ほぼ同じ論旨でブログを書いたが、それにして もリアクションが酷いですね。まず、生活保護 を施しと理解している人権意識ゼロのコメント や、一部の不正受給者や保護費をギャンブルに 使う人に極端にフォーカスして生活保護全体を ネガティブに解釈する詭弁が横行していること に閉口します。 まず考えるべきは、憲法25条で保障されてい る「健康で文化的な最低限の生活」を具体的に 定義し、それに必要な金額を積み上げてみて、 実際の支給額と比較することでしょうね。 結果として、保護を受けられていない低所得世 帯の方が所得が少ないのであれば、労働賃金単 価(最低賃金)の方に問題があるので、適当な施 策を政府に促すことが筋論的には正しいでしょ う。

01月18日 18:33 返信する(10) シェアする


島田秀人

貴兄に同意します。

01月18日 19:23 シェアする


sLngzuc5hg

最低賃金を上げたところで企業が海外へ出ていくので失 業者が増え、生活保護を受ける人が増え、財政支出が増 え、税収が減り、財政収入が減り、財政赤字が増えるだ けです。政府に努力を促すのはいいですがそれだけで筋 道が通ってるなどとは思わないように。

01月18日 20:04 シェアする


陸援隊隊長

私のコメントを正確に読んでくださいね。 一番重要なのは、憲法で保障(政府側には義務) された「健康で文化的な最低限の生活」を定義 すること。 これなしに金額の過多が論じられはずはないと 指摘しているす。 最低賃金との比較はその次の段階で、元になる 金額がでないうちは最低賃金がとの差も分から ないのに、企業は海外に逃げ出すことを前提に して批判めいた趣旨の返信をすることにどんな 意味があるのか、私にはまったく理解できませ ん。

01月18日 21:38 シェアする


sLngzuc5hg

非常にシンプルにあなたと私の違いを述べると、 「最低限の生活」への保証が先か、自然界の法則が先か の違いです。 最低賃金はあげれません。だから保護費を下げる以外に ありません。それによって最低限の生活が 出来なくなったとしてもです。仮に賃金あげても社会が 成り立ちませんということです。 あと、元になる金額がわからないのにとおっしゃってま すけど、あなた自身が前提として >結果として、保護を受けられていない低所得世帯の方 が所得が少ないのであれば と議論を持ち出してきているんでしょう?

01月18日 22:14 シェアする


sLngzuc5hg

非常にシンプルにあなたと私の違いを述べると、 「最低限の生活」への保証が先か、自然界の法則が先か の違いです。 最低賃金はあげれません。だから保護費を下げる以外に ありません。それによって最低限の生活が 出来なくなったとしてもです。仮に賃金あげても社会が 成り立ちませんということです。 あと、元になる金額がわからないのにとおっしゃってま すけど、あなた自身が前提として >結果として、保護を受けられていない低所得世帯の方 が所得が少ないのであれば と議論を持ち出してきているんでしょう?

01月18日 22:15 シェアする


陸援隊隊長

どうも噛み合いませんね(笑) 私には企業活動が自然界の法則などとは到底思 えません。 人為的なルールに則っているだけですからね。 逆に人が生きるということこそ自然な営みに属 すると思うので、賛同できかねます。 加えて、人無くば国建たず、人無くば企業も建 たず ですし、サプライサイドの論理が全てに 優先される、ましてやそれが自然であるなどと 断言することは、私にはできません。 もう一点。私が生活保護の方が高かった場合と いう条件設定で論を展開したのは、逆の場合、 生活保護を受給していない方々は日本において 「健康で化的な最低限の生活を送れているとな り、行政は憲法を遵守してるので問題となり得 ませんから書いていないだけですが、そう読み 取れませんか? 以上の指摘にご納得いただけないのであれば、 今後も議論に接点を見いだすことは不可能なの で、私見は別のところで披歴されることを希望 します。

01月18日 23:27 シェアする


YM

自然にまかせるなら、 国なんていらないんじゃないか?

01月19日 00:28 シェアする


娑婆助

sLngzuc5hgさんの言う”自然界の法 則”っていうのは 弱肉強食、自然淘汰、といった物で はない(はず)ですよ。 なので陸援隊隊長さんとYMさんは教 養的な部分で己の 無知から来るかなり恥ずかしい勘違 いをしていますね。 彼の言っている事はカントの自然法 則原理の事です。 ちょっとお勉強しないと彼の話を理 解するのは無理。 噛み合わないのも当然の事です。(I Q20偏差理論)

陸援隊隊長さんは散々定言的な思想 を持ち上げながら この部分に気が付かなかったみたい だけどまさか カントの道徳観を全く理解できてい ないのですか? カントの哲学ではあなたと全く同じ 事提唱してるんですけど。

01月19日 00:49 シェアする


sLngzuc5hg

まぁ陸援隊隊長さんの返答は当然といったところです。 私の書き方は理解しがたいと思います。正直きちんと書 くのはめんどくさくて・・。 企業活動は人為的なのは確かにそうです。なので何とか する方法はあります。 まず日本だけじゃなく世界で最低賃金を一律に決めるこ とです。そうすれば海外へ移転もできません。裕福層へ の税率も同じにすることです。そうすれば税率を上げて も逃げ場がありません。実際最近グーグル等がらみで実 際に動きがありニュースになっています。ただそうすれ ばまた別の問題が起きます。政治の腐敗です。なぜか? ということは考えてみてください。 >読み取れませんか? というところですが、読み取れなくもないだけですね。 まぁ現実的には文化的な生活がおくれない労働者は出て こないはずです。脅されて強制労働されているなら別で すが。

YMさん 自然に逆らうことはできませんよ。できるなら原発事故 起こさないでください。難病に苦しんでる方々を救って ください。大規模予算を組んで、たくさんの学者を作れ ば治療法がでてくるでしょう。だが学者の給料をだれが 支払うのですか?彼らが研究している間にも人間的な生 活を営むために必要な食糧など等はだれが用意するので すか?仮にいたとして、またその人の食糧はだれが用意 するのですか?限界があることを心にとどめておいてく ださい。政府や憲法や人権等より常に自然界の法律が常 に上位です。 本来は生きていけない人間が社会から守られることが可 能なのも社会に余裕があるからです。今の日本の状況を 言うなら魚を乱獲して魚が少なくなったので漁獲高制限 しましょうということです。このまま乱獲すれば守りた いものも守れませんよ?

01月19日 02:34 シェアする


LTtJKCfD1g

「健康で文化的な最低限の生活」の定義がどん どん上がっているから、また問題なんですよ。 テレビ、冷蔵庫、洗濯機のような電化製品まで 保護費で支給という考えが間違ってます。

先日TVで生活保護者の家を見たら、液晶TVが普 通に置いてありました。私の家なんかいまだに ブラウン管TVですよ。まだ使えるし、地デジチ ューナー絡いで使ってます。

保護者を粗末に扱う気はありませんが、電化製 品は中古を支給するとか、やり方あると思いま すけどね。新品を買い与えるようなことするか ら、支給額が高くなるんです。

それ以上に医療費タダってのも考えもの。最低 賃金で働いている人って、カツカツの生活のう え、医療費も自腹。それ考えると、保護費もら った方が楽だよ。そういう不公平があるから、 叩かれるんだよ。


1/18 79.5 FM NACK5 大野勢太郎 HYPER RADIO 投稿分

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田村厚生労働大臣が生活保護費引き下げを明言しましたが、どうにも納得がいきません。

まず、支給額の妥当性を検討するにあたって、生活保護を受給していない世帯と比較したようですが、日本の生活保護の捕捉率は高く見積もっても4割、巷では2割程度と言われている現状ですから、比較の対象になる世帯自体に本来なら生活保護を受ける条件を満たす世帯が多数含まれていることになるので、調査結果の妥当性が問われなければなりません。

次に、長期間のデフレによって高まった現金の価値を考慮してこの先の支給額を算出することは、安倍政権がデフレを脱却することを一丁目一番地の目標に掲げていることと整合性がとれないので、ここでも妥当性が問われなければなりません。

そして、何より問題なのは、憲法25条で保障されている「健康で文化的な最低限の生活」とはどんな生活で、そのためにはいくら必要なのかという議論がなされる前に貧困世帯との比較を根拠にしようとしていることです。

事実、その審議会でも、実生活に即して必要な金額を積み上げて支給額を決めるべきとの意見も出され、意見が割れていたことを知っている国民ががどれ程居るでしょうか?

机上の計算が全てなら、審議会の人選の段階で支給額削減が決まっていたということになります。

これはまさしく、古い自民党的な手法ではないでしょうか?


【余談】
民間格付け会社が日本国債の格付けを引き下げるというと、健全にファイナンスされているのに何故下げるのかと抗議し、毎年いわれままに数十兆円もの米国債を買い支え続け、国際金融が不安定となれば 気前よくIMFに数兆円の金を積み、政権が大型緊急経済対策が必要だと言えば、年度末間近のこの時期に、2兆円(税収の5%)ものお金が右から左に飛んで行く国で、生活保護費の切り下げをしなきゃ財政破綻すると、目を三角にして弱者を目の敵にすることが、いかにバカげた話かということに尽きます。

米国債購入費だけで税収を上回っているというのに、生活保護叩きをすることにどんな意味があるんですかねぇ。


R N :陸援隊隊長

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iPad を持っていると言ってはいるが、主な情報源が新聞という大野氏が、こうしたネットには当たり前のように転がっている財政的背景の知識に乏しいことが、番組に届く意見を感情レベルの批判に留めてしまっていることが非常に残念であるとともに、投稿意欲を鈍らせている原因となっていることは否めない。

大野氏自身が民主党に裏切られて、急激に保守色を強めて来ているので、この投稿がもう少しリベラルな視点で話をするきっかけになることを切望する。

1/15 TBS RADIO 荒川強啓 Daycatch 投稿採用分。

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桜宮高校の生徒が自殺した件で、義家文科政務官は、これは体罰ではなく暴行だとして、事実上「体罰の必要性」を認めたことになります。

いったいこの人は教育行政に携わる資格があるのか、甚だ疑問です。

もし、体罰は良くて暴行がダメというなら、その境界線はどこにあるというのでしょう?

巷では、「愛情」の有る無しだといいますが、それは先生側の話で、受けとる生徒側がどう受けとるかなんて微塵も考えていない傲慢な論理だと思うんですよね。

それに、条件付きで体罰を容認している人の多くが、個人的な結果論としての成功体験を元に話をしていますが、それがすべての人に普遍的に当てはまらなければ、「我慢できないやつが悪い」として被害者の生徒を責める結果にしかならないことを理解しているとは到底思えないんですよね。

もう、体罰なり暴行を受ける側の論理を汲み取れない人は、教育行政に口出ししてほしくないです。


RN:陸援隊隊長

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放送で紹介されたのは前半部分だけだったのは非常に残念だが、過激なところは往々にして読まれないものなので仕方がない。

しかし、その前半部分で、先のエントリで触れておいたように、「愛情」という極めてパーソナルな観念を教師側が持っているか否かが体罰と暴行の境界線となりうるとした発想が、体罰を与える側の論理の代弁にしかなっていないことを指摘できたことには意味があったと感じている。

愛情があれば許されるなどと、教師を甘やかすべきではないのだ。

愛情は、生徒側に伝わって、受容され、理解されてはじめて「ある」と言えるのだと思う。

私が体罰が唯一成立する条件は、教師と生徒の一対一の関係の中で、主従ではなく(破棄可能)、信頼関係が醸成されていて、さらには生徒側がその暴行にプラスの価値観を抱ける前提条件が整っているときであり、かつ、それも周辺の他社も認めうる場合だけだと考える。

つまり、主体はあくまでも受ける側の生徒でなければならないのだ。

だから教育委員会や政治家を含めた外野の私たちが、「愛があれば体罰があっても良い」なんて偉そうに普遍的な一般論であるかのごとく言っても、それはどこまで行っても生徒の側の論理を代弁することができないことに気づくべきだと考える。

よくよく考えれば、共同体の崩壊で共通の認識が幻想となった現代では、教師が生徒に向けるべき愛情というものだけ普遍的にコンセンサスがとれ得るものだということも幻想である以上、体罰と暴行の境界線など引くことは、もはや不可能なのだ。

話を戻すと、義家文科政務官が体罰とは何かという定義付けをして暴行との峻別をしようとすることは、こうした前提を考えもせず、自分の経験則という過去に存在したかもしれない幻想の共同体に存在する価値観を押し付けることにしかならないということになる。

いかにもカビ臭い全体主義的発想ではないか。

安倍政権は教育改革が悲願のようだが、保守というノスタルジーの幻想を前提にするような改革で変われるやつがいるとしたら、それは自分の頭で考えることを放棄した社会の奴隷候補者ではないだろうか。

少なくとも私は全体主義の奴隷になることはまっぴら御免だ。

大阪市立桜宮高校で生徒が自殺したことを受けて、体罰についてツイッターで呟いたことをまとめてみた。


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俺があのまま教師の道に進んでいたら、体 罰やら何やらで辞めさせられていたに違い ない。道を外れたお陰でいろんな物の見方 ができるようになった。まぁ、問題になっ てしまう人って、結局、殴ることが生徒の 為になると疑いもなく思い込んでいるんだ ろうと想像する。
posted at 15:51:30

承前) 理不尽が将来的に精神的な部分を含め たスタミナになることは否定しない。現に いま、俺のバネになってる。でもそれは俺 個人の結果論的経験則に過ぎず、普遍的な 教育、指導の手段とはとても言えない。
posted at 18:28:23

しかし残念なことに、成功体験が多い人ほ ど、その個人的な経験則から抜け出せない ように思える。これはかつてテニスのコー チをやっていたときに、他のクラプのコー チや多くの指導本をみていて特に強く感じ ていたこと。まぁ、とにかく非科学的で前 近代的で笑ってしまうくらいなのだが、こ れが現実
posted at 18:47:31

#体罰 の善し悪しについて、昨日、個人的 で結果論的な成功体験や経験則に照らして 判断すべきでないと書いていたら、今朝エ フエム横浜で角谷浩一さんも全く同じこと を言っていたのに驚いた(笑) だからこれは 体罰を容認する社会の問題というより、 もっとパーソナルな部分で根深いように思 われる。
posted at 13:09:06

今日のラジオ番組で宮台さん( @miyadai )が #体罰 が認められない根拠のひとつに共同 体の崩壊を挙げられたの聞いて、ようやく 腑に落ちた。教師や警官が共同体の代表す る存在と認知、尊敬され、自身も代表とし て振る舞い、その行動も共同体の総意と認 知される社会背景が今はない。
posted at 18:25:34

承前) さらに価値観の多様化が進んでいる都 市部では殊更、個人の成功体験的経験則が 「普通」あるいは「常識」と思い込むこと が問題を引き起こす温床となりかねないと いうことだろう。 #体罰
posted at 18:32:10

承前)また、それら「普通」「常識」とい う個人的な経験則から普遍的な価値観を導 き出すことが極めて難しくなっているとい う前提を無視してコンセンサスを形成する 前に他者に押し付けることが、いかに危険 なことか、改めて考えなければならないの だろう。 #体罰
posted at 18:37:17



@IwaoNAGATA 永田 巌 @r_taicho @miyadai 今回の大阪の事件をかっ ての「体罰」と同列に語るのは間違いだと思い ます。今回は体罰の域を出て「暴行」という刑 法犯と言うべきです。
1/13 10:28 [web]

@IwaoNAGATA これが暴行で体罰と違うと 定義したところで @miyadai さんが指摘す る成熟社会の前提はなにも変わらないし # 体罰 が容認されるものでもありません。教 育的体罰と暴行の境界線が何なのか、それ が普遍的に認識され得るものか、まずお考 えになるべきと思います。 posted at 10:45:53


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上にある永田さんからのメンションについての回答に、暴行と体罰の境界線と敢えて書いておいた。

これについては今後呟こうと思っていたのだが、いま挙がっているのは「愛があるかどうか」と、これまた極めて曖昧で、体罰を正当化するために、個人的な経験則から捻り出した言い訳とだけ指摘しておく。

これらの問題を体系的にまとまったblog記事にするには、私の表現能力では膨大な時間がかかりそうなので、とりいそぎ、ツイートを取りまとめて代わりにしたい。


まぁ、この件ではまだまだツイートするだろうから、興味のあるかたはフォローしてみてください。

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