2010年07月26日

Compositeのトラッカーを調べてみた その3 Composite 2011

前回は1ポイントをトラッキングしたデータを使って他のフッテージをアニメーションさせるのをやってみた。今回は2ポイントを使ったものをやってみたい。2ポイントあれば位置だけじゃなくて方向やサイズなんかもアニメーションさせる事ができる。

fig01

今回は、前回使った2DTransformを使った方法を試してみたい。

まずは前回と同じようにスケマティックビューでこのようにコンポジションを構成した。

fig02

前回使ったフッテージはハートだけ動いていたけど今回は2つのマークが共に動いているものを使った。

fig06


そしてTrackerで前回同様ハートマークをトラッキングし、さらにAddボタンを押してTrackerAnalyzerをもう一つ追加して、

fig03

もうひとつのマークもトラッキングした。

fig04

トラッキングの項目が2つになったので、どっちがどれだかわからなくならないように、各アナライザをToolUIの左側のリストから選択して、ToolUIの右側のToolPresetのName欄に出てくる名前を入力しなおして、HeartとCloudという名前にしてみた。

fig05

次にスケマティックビューで2DTransformを選択し、ToolUIでTransformTypeを「2Point」に設定した。

fig07

このモードの場合、Sourceの2つのポイントを底辺とする長方形がDestinationの2つのポイントを底辺とする長方形に重なるようにソースフッテージのサイズと方向が変換される。この時長方形の縦横比は保たれたままスケーリングされる。

fig08

そこでまず、Sourceの下にある「Fit To Source」ボタンを押して、ソースフッテージである矢印の画像の左下の座標値と右下の座標値をSourceとして設定する。矢印のフッテージは100×100なので、中心点が(0,0)だとすると、左下の座標が(−50,−50)、右下の座標が(50,−50)になる。この時点でDestinationはコンポジションの底辺の左右の点の座標になっていたりするので矢印が大きくなる。

fig09

今度はDestinationを設定する。Destinationのラベルを右クリックして、出てきたポップアップメニューの「Set Trackers」をクリックする。

fig10

これでTracker Selectorパネルが出てくるので、Trackerを展開して、先に名前を付けた2つのアナライザをCTRLを押しながらクリックして2つ選択し、「UseOffset」をONにして「Copy」ボタンを押す。この時、クリックする順番でどっちのアナライザがどっちのDestinationに割り当てられるかが決まるからHeartをDestination1に、CloudをDestination2に割り当てたければHeart→Cloudの順に選択してね。

fig11

これでDestinationの方にトラッカーからキーポイントがコピーされる。再生してみると2つのマークを繋ぐ線を底辺として矢印がアニメーションしているのがわかる。

fig12

これをハートからクラウドへの矢印にしたければ、2DTransformでもうひとつTransformを追加して、

fig13

プレイヤーに出てくる2DTransformのギズモを操作したり

fig14

ToolUIのパラメータを入力したりして矢印の位置や方向、大きさを調整して矢印がハートからクラウドに向くようにする。

fig15

これでこのように矢印をハートからクラウドに向けてアニメーションさせることが出来た。

fig16

この方法を使った場合、角度とサイズの両方が一度に変換されてしまうので、回転だけとかサイズだけとか縦と横のサイズを別々に設定したい(伸びたら細くなって縮むと太くなるなど)とかいった容貌には応えられない。マニュアルによると、そんな場合はReactionToolを使うといいようで、最初に表示したGIFアニメはReactionToolとExpressionを組み合わせて組み立ててある。

次回はReactionToolを使った方法をやってみたい。

それではまた次回。

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take_z_ultima at 11:30│Comments(0)TrackBack(0)Composite | 3ds Max

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