2010年07月30日

Compositeのトラッカーを調べてみた その5 Composite 2011

日々更新の時間が遅れております・・・。

さて、トラッカーを使ってもなかなかうまくトラッキング出来なくてキレながら1フレームずつ手動トラッキングするのは良くある事・・・orz

そこで改善出来る道は無いかと思って以下のことをやってみたのでご報告。とは言えテストに使ったのは下のようなCG画像なのであまり役に立つかはわからない(汗)

fig01

この側面に画像を貼り付けたいので、側面の4点をトラッキングしようと思ったんだけど、動く物体の縁の場合、背景の画像が大きく変化するためにトラッキングがうまく働かない。

そこでToolsメニューからKeyerカテゴリのKeyerをトラッキングしたいフッテージに接続した。プレイヤーの表示はToolOutputにしておいてね(プレイヤー上のゲートメニューを下に抜けるとToolUIに出てくるよ)

fig02

Keyerのサンプルカラーをクリックして、

fig03

カラーを抜きたい部分をクリックする。

fig04

このままだとアバウトに抜けるだけなので、抜きたくないのに抜けかけている部分をクリックする。

fig05

するとキーのリファインスライダが出てくるので、これを調整して抜きたくない部分が抜けないようにする。

fig06

こんな感じ。

fig07

さらに場面を変えながら抜けを確認してみたらさらにコンテナの上が抜けていたので修正

fig08

こんな感じ。

fig09

アルファがどんな感じになってるかを確認するためにCleanupAlphaに切り替えてみると、

fig10

まあまあ抜けたかな。Cleanupの画面ではグラフでアルファのコントラスト調整が出来るので、エッジがうまく出るように調整する。

fig11

このほかエッジ調整やパスアニメーションを使ったガベッジマスクなんかも使える。

これで目的の部分を残して全部消せたんだけど、どうもトラッカーはアルファチャンネルにうまく反応してくれないようなので、ToolsのImageGenerationのColorSourceと、CompositionのBlend&Compをコンポジットに追加して、下のように組み立てて、アルファで抜けた部分に白いプレーンを表示させることにした。Keyerはアルファチャンネルのみ出力している真ん中の部分をBlend&CompのMaskingにつなぎ、ColorSourceはBlend&CompのFrontに繋いでいるよ。たぶんKeyerだけで同じ事が出来る気がするんだけど調べ切れなかった。おそらくKeyerのグループを開けば・・・なんじゃこりゃ!

fig12

そしてColorSourceの方のサイズをキーイングしたフッテージと同じサイズにして、色を白にした。

fig13

そしてBlend&CompのMaskingタブでInvertをONにして、キーングしてアルファになっている部分を反転して、白い画像をキーでくり貫いた。

fig14

これがその結果。

fig15

ここまでくればトラッキングは自動でもかなり楽勝で追従してくれる。この出力をTrackerに繋いでコーナー4つをトラッキングしてみた。

fig16

ノイズの少ないCGがソースってこともあるけど、とにかくトラッカーの気持ちになってトラッキングしやすい画像を作ってやるのは結構効果的かも。

今回はサンプルデータがでかすぎてアップできないので、5コマだけアップしておいたよ。これでも試すことは出来るはず・・・。

それではまた来週。

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take_z_ultima at 13:58│Comments(0)TrackBack(0)Composite | 3ds Max

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