2010年11月10日
clothやってみた その8 3dsmax 2011
今回も布地の特性パラメータを調べてみたい。
まずは空気抵抗。これは想像通りのパラメータなので調べるまでも無い感じもあるけど、下のようにポールに布地をくっつけて旗を作って横から風をあててみた。

このシーンの組み立てを簡単に書いておくと、20X20セグメントの平面と円柱を上の画像のように配置し、平面に布地モディファイヤを適用し、布地モディファイヤのオブジェクトロールアウトから「オブジェクトプロパティ」パネルにアクセスして、オブジェクトを追加で円柱を追加し、平面には布地、ポールには衝突オブジェクトを割り当てる。
布のパラメータはCottonを読み込んでからいじってこのようにした。

次にモディファイヤスタックの布地モディファイヤを展開し、「グループ」を選ぶ。

平面の棒に一番近い側のポイントを囲んで選択。

グループロールアウトから「グループを作成」ボタンをクリック。グループを作成ダイアログが出たら適当なグループ名をつけてOKを押す。

新しくグループが出来たら「シミュレートノード」ボタンを押して、次に旗の横の棒をクリックする。

これで旗と棒が固定できた。
グループから布地に戻ってオブジェクトロールアウトの「ローカルシミュレーション」ボタンを押して、旗がポールから垂れ下がるまでシミュレーションさせる。

次に作成パネルのスペースワープボタンを押してオブジェクトタイプロールアウトを出して、「風」を選んでビューポートをドラッグして風を作成して配置する。

パラメータはこんな感じ。乱流にしてみた。
再び旗を選択して布地のオブジェクトロールアウトから「布地フォース」を選択して、フォースダイアログの左側のリストから先に作成した風のフォースを選択して「>」ボタンを押し、シミュレーションにあるフォースのリストに追加する。
これで旗が風を受けるようになった。
あとはシミュレーションボタンを押すと旗が風を受けてアニメーションする。

ここで空気抵抗だけ0に変えて同じ手順でシミュレートしてみたのが下のGIFアニメだ。空気抵抗が無いと風があってもはためかないし、空気抵抗が無いぶんだけ布が機敏に動いている。

今度は空気抵抗を2にしたもの。同じ風でもかなり強い影響を受けているのが確認できる。

まあ想像の通りだけどね。
次に摩擦。自己摩擦はその名の通り自分自身で接触した時の摩擦だ。旗のシーンをそのまま使って試してみたのが下の2つのGIFアニメだ。上は自己摩擦を5000にしたもので、下が自己摩擦を0にしてみたものだ。旗の左端の状態を見ると、折れて皺になったところが摩擦でくっついて、なかなか解消しないことが見て取れる。
自己摩擦5000の場合

自己摩擦0の場合

その他のパラメータはこんな感じ。

動的摩擦と静止摩擦は接触する部分が相対的に移動しているか静止しているかによって発生する摩擦で通常は静止摩擦の方が動的摩擦より大きい。動的摩擦を0.1、静止摩擦を0.5にした布地を平面の上にのせて、

平面を0から90度にだんだん傾けてみたのが下のGIFアニメだ。この場合布地は平面の角度が64度付近で動き出した。

今度は35度に傾けた平面に布地を落としてみた。上の例では64度の傾きが無いと滑り落ちなかった布地が35度の傾斜で滑り落ちている。

このシーンで動的摩擦を1にするとこのように静止するようになった。静止摩擦は0.5で止まっていられたけど慣性があるので動的摩擦を同じ0.5にしてもダメなんだね。

ちなみに静止摩擦を1にして動的摩擦を0.5にしても布地は静止しなかったよ。静止摩擦は関係ないからね。
それではまた次回。
