2012年03月12日

modo601が来た! その1

さっそくmodo601を入手したので新機能を少しずつ書いていくよ。

まずは何と言ってもスケルトンジョイントを使ったデフォーマからだ。

これについてはソフト付属のムービーに「Fireboy」というのがあって、そこでセットアップ手順について知ることが出来る(英語が聞き取れたら・・・orz)。

そのスケルトンジョイントだけど、セットアップレイアウトタグからアクセスできて、コマンドタブにはさらに6個のタブがある。別売りになってたrecoilも601からは標準搭載だ。

fig01これだけいろいろ詰まっているのでツールプロパティはコマンドパネルの下に出ないで別タブになっている。コマンドを選んだら上のタブで切り替えて表示するか、必要な時に「K」キーを押してマウス位置にポップアップパネルを出して操作する必要がある。

例えばコマンドパネルでスケルトンを選んでツールプロパティタブに切り替えると、

fig02このようにスケルトンのツールプロパティが表示される。初期状態でモードが「追加」になっているので、そのままビューポートをクリックして行けば、

このようにスケルトンが次々描かれていく。 

fig03

スケルトンはSHIFTクリックで新規に開始できるから、コマンドを終了しないで何本でも描けるし、途中のジョイントを選択してやれば、そのジョイントを始点とした分岐したスケルトンを作成することが出来るよ。

fig17

この時にジョイントをどのように生成するかのオプションがツールプロパティの

  • 交差
  • 対称
  • 整列
  • 整列維持

オプションで、

「交差」はONにすると、マウスでクリックした位置にあるポリゴンを視点方行手前から2枚選んで、その中間にポイントを作成する。このオプションを使うとオブジェクトの中央を通るスケルトンが作成しやすい。下のGIFアニメは右側のビューポートで指を上方向から見て、クリックしながらスケルトンを作成してみたところ。横から見ると、指の上と下のポリゴンの中央にジョイントが生成されているのが確認できる。

fig05

ちなみにクリックした位置にポリゴンが1枚しか無い場合はポリゴン上にジョイントが置かれるよ。 

「対称」はその名の通りスケルトンを対称に生成する。

fig06対称軸はX、Y、Zを切り替えられる。

これはX軸対称にしてスケルトンを作成してみたもの。作成も操作もX軸対称な動作になっている。

fig08

注意しなくちゃならないのは、ジョイントスケルトンに付けられる名前との対応だ。スケルトンのアイテム名は名称の欄の「接頭辞」、「名前」が組み合わされて生成され、対称モードの場合にはさらに、「接尾辞+」と「接尾辞−」の欄で指定した言葉が付け加えられる。これによって対称で生成されるスケルトンの右と左とかを分けて名前を付けられるわけだ。

fig07そして名前とスケルトンとの対応は、常にクリックして生成した側のスケルトンに 「接尾辞+」で設定した方の名前が付くということだ。それぞれ「よみこみ」機能があって、ツールを選択した時に選択されているスケルトンから接頭辞や接尾辞を読み込んで使うこともできるようだ。

これが生成されたスケルトンアイテム。

fig09

上の例ではトップビューの左側にスケルトンを描いて、対称のスケルトンが右側に生成されたので、左側のスケルトンに「接尾辞+」の「_L」が付いた。

もし右側にスケルトンを描いた場合は左側が「_R」で右側が「_L」になってしまう。下の画像はX軸対称モードで左側と右側に1列ずつスケルトンを描いてみたものだ。描いた側の名前がSkeleton_Joint_Lになった。

fig10

もちろん描いている途中でポイント位置をドラッグして修正したり、プロパティパネルのところでポイントの座標値を入力して修正する事も可能だ。

fig04

「整列」オプションはジョイントのローカル軸の方向をスケルトンの方向とあわせるためのパラメータで、

fig11

次のジョイントが作成されて2つのジョイントの間にスケルトンが生成される時に始点側のジョイントのローカル座標軸の方向が調整される。

指定できるのはスケルトンの「方向(Direction)」とスケルトンに垂直でXZ平面に平行(地面に水平)な軸(Axis)の2方向で、そこにジョイントのローカル軸のどれを一致させるかというのがこのオプションの役割だ。

fig13

スケルトンの方向にあわせた軸はスケルトンのロール回転の軸になり、水平方向にあわせた軸がスケルトンのピッチ回転の軸になると思えばいい。

選択できる種類は以下の7通りだ。上の画像では「Z方向、X軸」で作成したので赤いX軸が水平に、青いZ軸がスケルトン方向を向いている。

fig12

オフにすると調整されないのでジョイントは作成した親座標空間と同じ方向を向いたままになる。

「整列を維持」オプションはスケルトンを生成後にジョイントをドラッグして調整した場合に逐次整列させるかどうかの切り替えだ。このオプションがOFFの場合はジョイントを動かすたびに整列機能が働き、常に軸(Axis)が水平方向に保たれる。下のGIFアニメは「整列を維持」をOFFにしてジョイントをドラッグしてみたもの。動かしているスケルトンの根元のジョイントの赤い線(X軸)が常に水平になるように振舞っているのがわかる。

fig14

「整列を維持」をONにした時は最初にスケルトンが生成された時に1度だけ整列されるけど、その後はジョイントを編集しても整列機能は働かず、スケルトン方向の軸だけが追従する。その結果スケルトンがロール回転すると、水平だった軸は水平じゃない方向に回転したりする。下のGIFアニメは「整列を維持」をONにしてジョイントをドラッグさせたもの。スケルトンの回転に伴って上のGIFアニメでは水平を保っていた赤い線(X軸)が水平方向以外の向きになっている。

fig15

もし軸が水平じゃなくなったジョイントのローカル軸を整列させたい場合は整列したいジョイントを選択してからビューポートをクリックすればいい。

fig16

こんな機能があるのはおそらく逐次整列させた時のオーバーヘッドを避けるためじゃないかな。マニュアルにはこう書いてある。

Preserve Alignment: The 'Preserve Alignment' option when enabled, maintains the current alignment of joints when selected. When disabled, the joint will be re-orientated to the alignment chosen in the 'Align' menu. This is a quick way to re-orient a number of joints in a hierarchy, by choosing the desired alignment and then simply LMB+click on on the target joint to be changed.

読んでも全然わからなかったわ・・・orz

「補償」オプションはスケルトンジョイントを移動させた時に子のジョイントに影響が出るか出ないかの切り替えだ。

fig18 

以上。今回はスケルトン生成のみになっちゃったな。とにかく今回のバージョンアップは満を持して登場って感じで、かなり盛りだくさんな上に操作性についてもなかなかの完成度のようだ。

それではまた次回。

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take_z_ultima at 11:30│Comments(2)TrackBack(0)modo | CG

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この記事へのコメント

1. Posted by circus   2012年03月12日 20:58
待ってました!さっそく対称スケルトンがわからずに片側ずつ作ってました〜。勉強させていただきます。
2. Posted by take_z   2012年03月13日 08:51
今回は盛りだくさん過ぎてどこから手をつけて良いか悩むくらいですが、そのぶんだけ謎の機能も増えて悪戦苦闘中です。わかった事は書いて行きたいと思います。

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