2012年03月14日

modo601が来た! その2

前回はスケルトン生成コマンドについて調べたけど、抜け落ちていたモードについて補足しておきたい。

fig01スケルトンツールには左の画像のように4つのモードがあって、「追加」にしておくと、ビューポートをクリックするたびに新しいジョイントが作成され、直前のジョイントとの間にスケルトンが描かれると言うのは前回やった。そして、すでに存在するジョイントをクリックした場合は自動的に「編集」として働き、ジョイントをドラッグすればジョイントが移動できるというのも前回やった。要するに「編集」にしておくとうっかり新規のジョイントを生成せずに済むってことだ。

「挿入」はジョイント部分をクリックすると、そのジョイントのスケルトンの中央に新しいジョイントが挿入され、それ以外の場所をクリックすると、現在選択されているジョイントのスケルトンの中央にジョイントが挿入される。

fig02

こうして作成されたジョイントはアイテムリストに階層構造のロケーターとして現れる。

fig04

残念ながら挿入でジョイントを追加すると「名称」オプションで設定している名前の規則は適用されず、「Locator(n)」みたいな名前になってしまう。これはたぶん実装のし忘れじゃないかな。

ここで挿入されるロケーターは通常のロケーターにカスタムチャンネルとカスタムタグが追加されたもののようで、下はロケーターを比較してみたものだ。左側がスケルトンジョイントで右側がロケーターのもの。

fig05

そしてこっちがカスタムタグ。これを見るとスケルトンの接頭辞と名前がカスタムタグとして設定されているようだ。だからそれらを変更したい場合は単純にアイテムの名前を変更するだけじゃダメで、むしろこっちのタグを変えないと、「接頭辞よみこみ」オプションの対象にならないんじゃないかな?

fig06

そして「挿入」モードで入れたロケーターはタグがちょっと欠けている。

fig07

この他にもカスタムタグはいろいろなツールから追加されて、スケルトンに設定が蓄積されていくようだ。

いろいろやってみて気づいたんだけど、同じ「挿入」モードでも、ビューポートでクリックする時は上記の症状が現れるんだけど、アイテムリストでジョイントをクリックした場合は、ちゃんとタグも欠けず、名前の規則も適用されたジョイントが生成されるようだ。

「削除」はクリックしたジョイントが削除される。

fig02

また、階層構造のアイテムは根元のアイテムをダブルクリックすることでそこから下の階層のアイテムを全て選択できる。これはスケルトンも同じなのでスケルトンを選択するときには活用したいところだ。

fig08

作成したスケルトンは通常のロケーター同様、トランスフォームツールで移動、回転、スケーリングが出来るけど、

fig10その際に役立つのが「子階層の補正」オプションで、スケルトンツールの時も出てきたけど、子階層に影響を与えずにジョイントの編集が出来るので、例えば下の階層に影響を与えずにジョイントの回転軸を直したいときなんかに便利だ。

例えば下のジョイントは横方向の回転軸がY軸だけど、これをX軸にしたくてZ軸周りに90度回転させた場合、子階層も一緒に回転してしまうけど、

fig08

「子階層の補正」をONの状態で回転すれば、このように下の階層に影響を与えずに回転させることが出来る。

fig09

fig11残念なのは、この仕組みが「一致と整列」のツール類には無いことで、せっかく回転方向とかを揃えられても、子の階層に影響が出てしまう。もちろん子の階層でも同様に整列すれば修正はできるけどね。

ちなみに、アイテムの回転方向を一致させるには、アイテム選択モードで回転させたいアイテムを選び、回転方向を参照したいアイテムをSHIFTを押しながら追加選択して、セットアップレイアウトにある左の画像の「一致と整列」の中の「アイテム回転」をクリックすればいい。

modo601ではスケルトンのポーズ付けを簡単にするために新たにポーズツールも追加されている。

fig13

使い方は、まず最初にポーズ付けの対象にしたいスケルトンの一番親の階層のジョイントを選択し、次にポーズツールを起動する。

fig12

すると、ジョイント部分に水色の球が表示される。この水色の球のうち、固定(空中にピン止めするのでピニングと言うらしい)したいものを右クリックすると球の色が赤くなる。この状態で水色の球をドラッグすれば、インスタントなIKとしてスケルトンの操作が出来るようになる。固定点を解除するにはもう一度赤い球を右クリックすればいい。

fig14

もちろん固定点を作らずにドラッグも可能だ。その際の根元のジョイントの影響されやすさはツールプロパティのウエイトパラメータとして指定できる。0なら根元のジョイントは他のジョイントに釣られて動くことは無くなり、値が大きいほどそのまま他のジョイントに追従するようになる。マニュアルには下の画像のようにPositional PinsとOrientation Pinsのウエイト設定も載ってるけど、実際やってみるとRootのWeightしかでない。なんでだろう?下の画像はマニュアルにのっていたもの。

fig15

また、ポーズツールのマウス操作についてマニュアルにはこのように書かれているよ。

  • ジョイントを左ドラッグ:スクリーン空間で移動
  • ジョイントをCtrl+左ドラッグ:ワールド空間で移動
  • ジョイントを右クリック:ジョイントのピニングと解除
  • ジョイントをCtrl+右クリック:IKがバインドされている場合に有効な方のピニング(ゴールとか)の有効無効を切り替える
  • 何も無いところで右クリック:全てのピニングを解除
  • ジョイントをSHIFT+左ドラッグ:ジョイントをツイスト回転させる
  • ジョイントを中ボタンドラッグ:FKとしてジョイントを回転移動させる。親ジョ
  • イントを中心に回転し、子はそのまま追従する
  • 何も無いところで左ドラッグ:ルートジョイントを移動 

こういうのってマニュアルちゃんと読まないとそのままになっちゃうよねw

それではまた次回。

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take_z_ultima at 12:03│Comments(0)TrackBack(0)modo | CG

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