2019年05月13日

メッシュオペレータでいろいろやってみた その34 modo13

今回もmodo13で追加されたオペレータを調べてみたい。

今回はデフォームカテゴリーの「Jitter」オペレータだ。このオペレータはその名前の通り形状をランダムなノイズで乱すものだ。下のノードを見ると「Tool Pipe」と「Selection」ソケットを持っているので効果の適用量にフォールオフをかけたり、エレメントを選択で絞って効果をかける事が出来る。

fig 1

「プロパティ」は以下の通りで、「有効 X,Y,Z」でノイズによるメッシュ頂点の移動方向の有効・無効を、ノイズの振幅を「範囲 X,Y,Z」で指定するようになっている。

fig 2

例えば下のように1つの「メッシュ」アイテムに4つの球体が入っているものにこのオペレータを適用して、

fig 3

XYZ軸全てを有効にして全ての軸の範囲を200mmに設定すると、

fig 4

下のように200mm以内の振幅でランダムに頂点が移動される。

fig 5

Y軸だけ有効にすると、

fig 6

Y軸方向だけランダムに頂点が移動する。下の画像はわかり辛いのでサブディビジョンをOFFにしてある。

fig 7

乱数は擬似乱数なので「シード」によってパターンが決まり、シードの数を変えればランダムのパターンが変る。逆にシードの値が同じなら何度適用しても同じパターンの変形になる。だからアニメーションでフレームを移動して行っても「シード」の値が固定されていれば、乱数が変化してフレームごとに形状が変化してチラチラしたりする事は無いし、ファイルを開くたびにパターンが変化する事もない。

「リジッド移動」「リジッド回転」「リジッドスケール」はONにすると、各頂点単位ではなく、接続しているメッシュごとのメッシュ単位でまとめてランダム変形を与える。

例えば3つのオプションを全てONにすると、

fig 8

下のように球体の形状を保ったまま位置、方向、大きさがランダムに変化する。

fig 9

「Selection」が指定されている時は、「Selection」で選択されているエレメントにのみこの変形が適用されるが、その変形はやはりリジッドなものになる。

例えば「Select By Range」で

fig 10

選択頂点の範囲を0〜120に絞ってやると、

fig 11

下のようにメッシュの一部分だけをランダム変形させられる。

fig 12

この状態で「リジッド」オプションをONにすると、下のように選択された範囲がリジッドな変形をするようになる。

fig 13

ちなみに選択範囲として「Select By Range」で指定した値の範囲は、「選択タイプ」オプションで「Vertex」を選べば頂点番号の範囲になり、「Edge」ならエッジの、「Polygon」ならポリゴンの番号として絞込みが行われる。

「Tool Pipe」に「Linear Falloff」を適用してみると、

fig 15

下のようにジッターの適用量を減衰させる事が出来る。

fig 16

「リジッド」オプションを組み合わせた場合はメッシュ全体にかかる変形に対して各頂点ごとにフォールオフがかかるようだ。

fig 17

続きはまた次回。

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take_z_ultima at 11:30│Comments(0)modo | CG

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