2019年05月14日

メッシュオペレータでいろいろやってみた その35 modo13

今回もmodo13で追加されたオペレータを調べてみたい。

今回は「Push」オペレータ。これはメッシュ頂点を算出された法線に沿って移動させるものだ。下の画像はこのオペレータのノードで、「ToolPipe」や「Selection」があるから適用するエレメントを限定したり効果を調整したり出来る。

fig 1

下の画像がプロパティ。

fig 2

BOXにこのオペレータを適用して「距離」パラメータを変化させると下のように膨らむ。

fig-3

「選択タイプ」を「Vertex」にして、「Selection」に「Select By Index」オペレータを追加して、

fig 4

頂点選択で頂点を選択した後で「Select By Index」プロパティパネルで「設定」ボタンを押して選択頂点を設定してやると、下のように選択頂点だけが押し出されるようになる。

fig 5

押し出される方向は「頂点法線」パラメータで切り替えられる。

fig 6

「平均」は平均された法線方向が使われる。「選択」は選択されたエレメントのみから法線を取得してその平均をとって方向とする。「頂点法線マップを使用」は頂点法線マップから法線ベクトルを取得する。

例えば下の立方体の角の頂点はその頂点を含む3つの面がそれぞれ水平・垂直方向の法線を持っているので、その平均方向は斜め上方向になる。

fig 7

「選択」モードにすると、この平均を取る法線を選択されたエレメントに限定できる。

下の画像はハイライトしているポリゴンを選択して、「選択」モードにして押し出したものだ。選択されている面の法線のみが使われているので頂点は同じ方向に移動している。

fig 8

同じものを「平均」モードに切り替えると、選択面の回りの面の法線も使われて平均化されるので、コーナーの頂点は斜めに移動している。

fig 9

選択を頂点にした場合は、頂点まわりの面の法線が平均化されるので、「選択」モードにしても「平均」モードにしても下のように同じ結果になる。

fig 10

「頂点法線マップを使用」モードはメッシュに「頂点法線マップ」を適用しておいて、

fig 11

下の画像のように1枚のポリゴンだけ「頂点法線のトランスフォーム」ツールで法線の方向を下斜め方向に回転してみた。

fig 12

そしてそのポリゴンを選択する形でプッシュしてみた。

fig 13

下のGIFアニメは「頂点法線」パラメータで3つのモードを切り替えてみた比較だ。「平均」は「頂点法線マップ」に関係なく各頂点が含まれる面から法線方向を取得して、その平均方向に頂点が押し出されている。「選択」モードでは選択されたポリゴンの法線方向に4つの頂点がまっすぐ押し出されている。そして「頂点法線マップを使用」モードでは4つの頂点が法線マップで設定した方向に移動している。

fig-14

続きはまた次回。

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take_z_ultima at 11:30│Comments(0)modo | CG

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