2019年06月10日

メッシュオペレータでいろいろやってみた その40 modo13

今回もmodo13で追加されたオペレータを調べてみたい。

前回に引き続き今回も「Edge Relax」オペレータについて調べてみたい。

fig 3

「伝播」「スケールを伝播」「側面を伝播」「シェイププリセット」「入力」「出力」は「Edge Relax」を適用したエッジに隣接するエッジのどれだけの範囲に「Edge Relax」の影響をどう及ぼすかを設定するためのパラメータ。

「伝播」は何本目までの隣接エッジに影響を与えるかを決めるパラメータで、0なら隣接エッジに影響は出ない。

例えば下のベベルされたエッジに対して「Edge Relax」オペレータを適用して、

fig 1

「張力」を200%にすると、

fig 2

下のように選択されたエッジが変形する。

fig 3

この状態で「伝播」を3にすると、変形が隣接する3本のエッジに伝わってこのように変形する。

fig 4

「側面を伝播」オプションは「双方」「プラス」「マイナス」の3つの値が選べて、「Edge Relax」を適用したエッジを挟んで、どちら側のエッジに「伝播」の影響を与えるかを指定するパラメータ。

fig 5

下のGIFアニメは「側面を伝播」の値を3通り切り替えてみたもの。「双方」では両側に出ていた影響が「プラス」では上側だけ、「マイナス」では下側だけに限定されるのがわかる。

fig-6

「スケールを伝播」は「オフセット」パラメータによる変形の影響の伝播に対してどの程度減衰させるかを設定するもの。0%で減衰しなくなる。その減衰のパターンを決めるのが「シェイププリセット」と「入力」「出力」だ。

例えば再び下のエッジにオペレータを適用して、「オフセット」に100mmを設定してカーブを広げる。

fig 7

「伝播」を5にして「スケールを伝播」を0%にした。

fig 8

これがその結果。隣接する5つのエッジがオペレータが適用されたエッジと同様の変形がなされているのがわかる。

fig 9

次に「スケールを伝播」を100%にしてみると、

fig 11

「オフセット」による効果は隣接するエッジ間で徐々に減衰して行くのがわかる。

fig 10

上の画像では減衰パターンとして「シェイププリセット」に「イーズアウト」を設定している。「シェイププリセット」は4パターン+1カスタム設定が選択出来る。

fig 12

下のGIFアニメは「シェイププリセット」を切り替えてみたものだ。それぞれ減衰のパターンが異なるのがわかる。

fig-13

「シェイププリセット」を「カスタム」にした場合は「入力」と「出力」の値によってこの減衰のパターンをユーザー定義できる。

「入力」は外側の減衰の勾配をコントロールする。下のGIFアニメは「シェイププリセット」を「カスタム」にして「出力」を0にして「入力」を−1,0,1で切り替えてみたものだ。一番外側のエッジで影響が0になるように「伝播」を4にしてある。

fig-14

「出力」は内側の減衰の勾配をコントロールする。同様にしたのGIFアニメは「入力」を0にして「出力」を−1,0,1にしてみたものだ。

fig-15

これらの組み合わせで減衰のパターンをいろいろ作ることが出来る。

「収束」はカーブを除去して1つの角に戻す。「伝播」が設定されていれば影響を受けるエッジはすべてカーブが除去されて1つの角に融合される。

fig-16

続きはまた次回。

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take_z_ultima at 11:30│Comments(0)modo | CG

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