2019年06月12日

メッシュオペレータでいろいろやってみた その41 modo13

今回もmodo13で追加されたオペレータを調べてみたい。

今回は「Edge Slide」オペレータ。このオペレータは頂点やエッジを接続エッジに沿って移動させる。

fig-2

「プロパティ」パネルはこんな感じ。

fig 1

「選択タイプ」として「Vertex」と「エッジ」が選択出来る。文字通り頂点を移動させるのかエッジを移動させるのかを指定するものだ。この設定と「Selection」のタイプがあわないと意図しないエレメントが移動の対象になってしまうが、頂点やエッジを先に選択してから「Edge Slide」オペレータを追加すると自動的に「Selection」に「Select By Index」が追加され、選択したエレメントのタイプにあわせてこのオプションが自動的に設定されるので、操作する対象があらかじめ決められるなら選択してからオペレータを追加するといいようだ。

エレメントの移動方法は「モード」パラメータで「放射状」か「リニア」が選択出来る。

「放射状」はループエッジの頂点を交差するエッジに沿って移動させる事を想定した方式のようで、エッジ上の移動距離は「距離」パラメータによって指定される。

例えば下のようにループエッジがオペレータの対象になっている場合、それに交差するエッジに沿ってループエッジの頂点が移動する。

fig 3

下のGIFアニメは「距離」を±100mm移動させてみたもの。

fig-4

エッジの場合はエッジに交差するエッジが確定するし、エッジに対してどちら側のエッジなのかもハッキリするので、「距離」の極性に対して頂点の移動がエッジに対して同じ側の移動になり、ループが縮んだり、広がったりするようになる。

それに対して「選択タイプ」を「Vertex」にした場合は頂点に繋がる全てのエッジが移動方向になりえるので、「放射状」モードでは想定していない変形をする事になる。下のGIFアニメは「選択タイプ」を「Vertex」にして「距離」を±100mm移動させてみたもの。縮む時は内側を向いたエッジ上を動くけど、広がる時は外向きのエッジじゃなくて円周方向のエッジ上を動いてしまっているのがわかる。しかも1つの頂点だけ逆方向のエッジ上を動いてしまって、ポリゴンが捩じれてしまっている。

fig-5

これに対して「リニア」は移動方向を直接ベクトルで指定する事でその方向に一番近いエッジ上を頂点が移動するモード。移動ベクトルは「方向 X、Y、Z」のパラメータで設定出来る。

fig 8

これなら頂点をどのエッジ上を移動させるかをある程度決めることが出来る。ただし複数の頂点を移動させる場合も1つのベクトルに対して近い方向のエッジが移動方向として選ばれるので、細かいコントロールは難しい。

下のGIFアニメは「方向XYZ」パラメータのかわりにビューポートに表示されるギズモを移動させてみたものだ。ギズモを移動させると「方向XYZ」もそれにあわせて変化し、その方向に一番近いエッジ上を頂点が移動する。

fig-7

下の画像は複数の頂点を一度に移動させてみたもの。各頂点に接続された一番近い方向のエッジ方向に頂点が移動するので、下のようなありさまになってしまった。複数の頂点を一度に移動させようとするのはそれなりに条件を整える必要がある事がわかる。

fig 9

続きはまた次回。

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take_z_ultima at 11:30│Comments(0)modo | CG

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