バンコクで働く医療コーディネーターTAKEのブログ(Livedoor版)

タイ・バンコクのSRS(性転換、性別適合手術、美容整形、植毛)などタイの医療情報を日本語で発信しています。

Category:不妊治療関連 > 卵子・精子提供体験談

A型の卵子提供者(エッグドナー)の体験記 2012年9月

この度は結果的には卵子の提供ができませんでしたが、皆様に知っていただきたく、体験談を書かせていただきます。他のエージェントでの採卵経験があるため、参考になると思いますので、比較した形で書かせていただきます。

・・ドナーを登録したきっかけ・・

 私はこれまでに一度、韓国の他のエージェントにて卵子の提供を行ったことがあります。
その時のきっかけとしては、アメリカに住む友人が不妊治療の末、卵子提供を受けたと告白してくれた事からはじまります。
当時、私にとって不妊治療とは未知の領域でした。と言いますのも、私自身、子供が2人いるからです。
こんな事を言うと、今現在不妊治療に励んでいる皆様に批判を浴びるかもしれませんが、私に限らず不妊治療に関して何も知らない方々が大勢いらっしゃるのは事実です。そして不妊治療に悩んでいる方々が集うサイトや掲示板を見て、出産経験のある私だからこそ力になれる事がある、と、韓国での卵子提供を行いました。
そこでの詳細は以下書かせていただきますが、採卵結果は60近く採れました。数が多く採れた事に感謝されました。
それから二年近く経ち、この度はこちらのタイランドIVFサポートセンターにてドナーの登録をいたしました。

・・2回目なのに何もわからなかった自分・・

日本で血液検査をし、問題もなく渡航しました。
生理の翌日、タイで採卵を行う病院へ出向き、今回が2回目だと言う旨を伝え、先生との話が始まりました。
「韓国では、どの様な薬を注射しましたか?また、何mlからはじめましたか?」
と先生聞かれ、韓国では自己注射ではなかった事、どのくらい注射したか知らされていないと伝えました。
2回目の採卵のはずが、1からのスタートと同じ状況になり、経験が意味なかったのかな、と思いました。
思い返せば、韓国では毎朝病院に出向き、看護師らしき方に注射を打たれ、先生と話をする機会がそんなになかったように思いました。
タイでは、病院に出向いた時には必ず先生とお話する事ができ、また、飲み物のサービス、無料の無線LAN等、とても環境が整っていました。

・・自己注射開始、点鼻薬開始・・

 先ほども記したようにタイでは自己注射で、それに加えて点鼻薬があります。実は韓国では注射のみだったので、点鼻薬は鼻がツーンと痛くならないのか、不安でした。が、この点鼻薬こそ、後に私の運命が決まるのです。
点鼻薬について先生に説明を求めた際、韓国ではしなかったのかと驚かれてしまいました。この点鼻薬、ある特定のホルモン値を正常に保つ(あがったホルモン値を下げる)作用があり、採卵の際に重要だと聞かされ、驚きました。点鼻薬はまったく痛みも無く、順調に進んでいるかの様に思えました。

・・ホルモン値が下がらない!!・・

 卵胞の発育状況を診ていただくため、病院へ行き、血液検査をし、結果を待っていました。ここでは血液検査が1時間で分かるので、日本みたいに数日待つ必要がなく、その場で現段階の状況を教えていただけます。
エコーにて卵巣を診てもらうと、たくさんの卵胞が育っており、先生も驚かれておりました。
私は卵子が多い体質=役に立てると思っていたので、喜んでいました。しかし・・・血液検査の結果が出て、驚くべき事を聞かされるのです。

「あるホルモン値が異常なまでに高い。韓国ではどのくらいのホルモン値でしたか?」

何の事をおっしゃっているのか分からず、韓国ではホルモン値など知らされていない旨を伝えました。
すると先生は驚いた顔をされ、聞いてみると、患者にホルモン値を知らせないのはありえない事だと言うのです。

そして先生はすかさず聞きました。
「韓国で採卵した時、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)にならなかったか?」と。

なるのが当たり前、と聞かされていたので、今回もOHSSになるものと思って渡航し、私は腹水がたまっただけだったが韓国で別の子は出血が止まらなかった子がいて、それもあると聞かされていた、と伝えました。
「OHSSは必ずなるものではなく、なる可能性があり、それを回避するために私達は努力している」とおっしゃっていただき、そこで気づいたのです。私が韓国で行ったのは、ドナーの危険性を考えず、ビジネスのために、採卵のためだけに行われていたのではないかと言う事を。

・・採卵中止!!!・・

 私の場合、少量の薬ですぐに効いて、卵胞がすぐに育ってしまい、それが必ずしも質のいい卵胞とは言えず、だからと言って質の良さだけを求めるとホルモン値を無視することになり、こちらの病院では、採卵よりもドナーの身体が第一と言う考えでしたので、OHSSを招きかねないホルモン値を下げるため、点鼻薬の回数を増やし、膣座薬も行い、さまざまな手をつくし、あとは採卵を待つのみ、と言うところまで来ました。
が、夕方に先生から連絡があり、採卵は中止になったと伝えられました。理由は、やはりホルモン値が高く、危険を伴う手術は私や私の家族を思うとできない、と言う事でした。
採卵は中止して、もう病院にも行かなくてもいいけれど、私のホルモン値、体調が心配だから、帰国までに1度病院に来てほしい、とおっしゃっていただき、驚きを隠せませんでした。
なぜなら、韓国ではホルモン値が高すぎたのを先生は知っていたとしてもドナーに伝えず、採卵して2日で帰されてしまい、何かあったら日本の病院でみてもらいなさい、と言われ、つまりビジネスが終わったら用済み、と言う扱いだったからです。

・・帰国まで・・

 採卵が中止になってしまい、1週間近く何もする事もなく、逆に用済みが居てもいいのかと言う、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
が、朝起きると、いつもの様に朝食があり、夕食時には横須賀社長と会話に華を咲かせている自分がいたのです。
用済みである自分を、邪魔者扱いもせず、親切に、むしろ身体を心配してくださったスタッフの方、病院の方々に、感謝の気持ち以外何を言えばいいのかわからない次第です。
そして帰国の日が来てしまい、夢のようなあっと言う間のタイ滞在で、寂しくなりましたが、みなさまのあたたかさは忘れません。

・・タイでの過ごし方・・

 私は、オフィスにあるゲストルームに滞在していました。とてもアットホームなオフィスです!
朝・昼・晩すべて食事がでて、至れり尽くせりで、だからと言って気兼ねする事なく、部屋には無線LANもありますので、快適としか言い様がない環境でした!

特に私が個人的に書かせていただきたいのは、横須賀社長の知識の豊富さです!
食後でもずっと会話していた事もあり、こんな話があるよ、と、ふたりでiPadを開き、情報交換、楽しい話、奇怪な話(笑)、アプリの情報etc、とにかく、タイで退屈する事が1日もありませんでした!

コンビニも近くにあり、オフィスから鉄道の駅までタクシーで日本円にして300円以内で行けて、便利さ極まりなかったです。
私はオフィスでの滞在があまりに快適だったので、ほとんど外出せずお話したり、部屋でDVDを見たりしていましたが、本当にあっと言う間に時間がすぎてしまいます!
一人が好き、と言う方でも、部屋に無線LANがあるので、パソコンやタブレット、スマホがある方は快適に過ごせると思います。

・・最後に・・

これから卵子提供をしようと迷っている方、私は本当に特別なケースだったので、「私も採卵できないかも」と、不安にならないでください!
他の方のホルモン値は普通でしたので、本当に特別なケースだったので、ご安心ください!こちらでは、本当に細かく説明していただけます。私は不妊に悩むご夫婦を助けてあげる事はできませんでしたが、是非、力になってあげてください。
またお役に立てなかったにも関わらず、謝礼を10万円もいただき、本当にありがとうございました。

最後になりますが、横須賀社長、ならびにスタッフの皆様、病院の皆様、最後までお気遣いいただき、本当にありがとうございました!!
このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

B型の卵子提供者(エッグドナー)の体験記 2010年10月

私は卵子ドナーとして、タイ(バンコク)に18日間滞在しました。こんなに長く海外に滞在できる機会はないし、とても楽しみなものでした。

タイに到着し、事務所に着くと、私にドナーを依頼してくださった方からの手紙を受け取りました。思いがすごく伝わってきて、責任感というか「私はドナーとしてここに来たんだな」と強く感じました。

タイでの滞在は、前半が事務所の2階のゲストルームでの宿泊、後半はコンドータウンでの宿泊でした。コンドータウンへの移動は、気分転換をしたいとの私のわがままを聞いていただきました。

ゲストルームでの宿泊期間中は、毎日三食食事を用意してもらい、みんなでご飯を食べるので、寂しくなかったし、安心できました。タイ料理はとても辛いけど、日本人の舌に合うようで、とてもおいしくいただけました。日本での生活より、健康的に規則正しい生活をできた気がします。

コンドータウンは日本のテレビが見れるようになっており、楽しく時間を過ごせました。タイのテレビは言葉がわからないので。下の階のレストランは安くておいしかったです。

毎日決まった時間に点鼻薬、自己注射を行いました。その薬で気持ち悪くなったり、気分が悪くなったりはしませんでした。ただ、私の場合、自己注射を始めて数日たつと、お腹が張ってしまい、それは少しつらかったです。

スーペリアartには計5回かな?行って、検査をしたり、細かい採卵のスケジュールを決めていきました。先生も、看護士の方もとても明るく、優しい方なので、不安な気持ちになることはなかったです。疑問があれば、横須賀さんが聞いてくれましたし。

肝心の採卵は全身麻酔なので、寝てる間に、あっという間に終わっていました。麻酔から覚めた後、少し気分が悪く、その日は帰ってからもずっと部屋で休んでいました。お腹の違和感、痛みもあり、帰国するまで少し調子が悪かったです。お腹の張りが治らなかったので、帰国前にもう一度スーペリアartに来ないかと、先生が言ってくださったので、最後に検査をしにいきました。検査の結果は問題ないようで安心しました。
採卵のあたりから、胃が痛むようになっていたので、先生に質問した所、それは採卵とは関係ないとのこと。たぶん、辛いものをずっと食べていたので胃が荒れたのでしょう。おいしいおいしいと言って、たくさん食べたのできっとそのせいです。帰国した今は不調はなく、健康な生活が送れています。

先生が採卵できた卵子の数を教えてくれ、とても嬉しい気持ちになりました。"人のために動けた"と。

私が卵子ドナーに登録したのは、アメリカ留学期間中にそういうものがあると知ったからです。
アメリカに滞在していたときは、結局登録できなかったのですが、帰国して登録をしました。

私は、毎日生活をする中で、これといって、人の為にできたとか、したことってないような気がします。だけど、今回の卵子提供は人の為にできたと自信を持って言えます。それも、こんな機会を与えてくださった依頼者の方のおかげだと思っています。

普通ではできない体験をさせていただき、ありがとうございました。
依頼者の方の希望が叶うといいなと心から願っています。
このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

A型の卵子提供者(エッグドナー)の体験記 2010年3月

卵子ドナー経験者のIと申します。
私は学生最後の春休みを利用し、卵子ドナーのボランティアをさせて頂きました。
卵子ドナーって果たしてどんなんやの?と思っている方も多いと思いますので、僭越ながら経験者としてドナー体験を語らせて頂こうと思います。

最初は「どんな人ならドナーになれるのか」みたいな、条件だとかを踏まえつつ語らせて頂こうとも考えたのですが、そういうことは横須賀さん(takeさん)に聞いた方が正直よくわかると思いなおし(笑)、単純にドナー登録~帰国まで、私の体験させて頂いた流れを感想と共に並べさせて頂きたいと思います。

《ドナー登録~決定》
私は子どもがとても好きなのですが、愛するパートナーとの間に子どもをつくることは出来ません。
それは、私のパートナーは同性だからです。
でも、世界に幸せな子どもが増えたら嬉しい…
単純といえば単純な理由で、私はドナーへ登録しました。
ドナー登録は問診形式で、飲酒・喫煙習慣とか、家族関係とかを聞かれたりしました。
登録から数ヶ月たった今年初め、横須賀さん(takeさん)より「ドナーは可能ですか?」とお声をかけて頂き、時間調整もなんとか上手くできそうな運びにして下さった為、私は正式にドナーをお受けするというお返事をさせて頂きました。

《タイ渡航準備~チェックイン》
私は正直、卵子ドナーやタイ渡航どころか海外が初めてでしたので、色々不安もあり、横須賀さん(takeさん)に山ほど質問をしてしまいました。
横須賀さん(takeさん)が丁寧に質問に答えて下さり、またお手製のタイ渡航パンフレットも事前に送って下さった為、英語も(もちろんタイ語も)できない私でも無事に空港内の待ち合わせ場所へ到着することができました。

《タイ滞在中》
私は事務所の2階のゲストルームでタイ滞在期間を過ごさせて頂いたのですが、滞在期間中「動けなくなるくらいしんどい」という日は1日もありませんでしたので、近くに買い物へ行ったり、腹筋したり、絵を書いたり…と気分転換をしながら楽しく過ごさせて頂きました。
私自身は物欲・観光欲があまりない方なので、窓の外の景色を眺めたり、病院の行き帰りだけで結構満足してしまいましたが、行こうと思えば観光も楽しめたと思います。(一度、死体博物館へ誘われました笑)

《依頼者の方との顔合わせ》
私にドナーを依頼して下さったK夫妻に、タイで面会させて頂きました。
とても優しそうな面持ちのご夫妻でした。
ドナーに、生まれてくる子どもに対する責任等は一切ないとのことですが、私が年を経て高齢になった際に、「あぁそういえば、あの子が元気にしてたらいいな」という思えたらいいな(横須賀さんの受け売りですが笑)

《検査》
恥ずかしながら私、超音波検査ってお腹に機械を当ててやるものだと思っていました。
なので、初めての検査の時はちょっと抵抗が無きにしもあらず、だったのですが…
お医者さんも看護婦さんも優しいし、色々気遣ってもらえるので、普通に乗り越えられました。
蛇足ですが採卵の日、初回にお会いした西川○子似の看護婦さんに
「ハーイ、タケ!(横須賀さんのこと)○○!(私のファーストネイム。しかも発音上手!)」
と声をかけて頂けたのは嬉しかったです笑

《排卵誘発剤投与》
文字通り、卵子の排卵を促す薬を投与しなければならないんですが、その方法が、自己注射でした。
「自己注射」って響きがまず怖い、っていう方、多いと思います。
私も横須賀さんと看護婦さんの前で声に出して言いました笑
私が採卵の為にした自己注射は2種類なんですが、どちらもお腹に、お化粧用綿棒の頭くらいの長さの細い針を根元まで刺して注射するよう言われました。
初めてした時の感想は「なんだ、思ったより全然痛くないじゃん」
お腹をつまんで注射するのですが、針も細いし脂肪があるし(笑)で、すっと刺さっちゃうんですね。
最初数回は「ちゃんと注射できてる?!」ってバタバタしていたのですが、すぐに慣れました。
これはほんと、案ずるより生むが易しだと思います。

《採卵》
私は注射器の親玉で卵子を吸い出すのでは、と勝手に想定していたのですが、実際はもっと的確・丁寧な方法で、全身麻酔で眠っている間に終わってしまいました。
時間で言えば1時間弱、麻酔で眠る前は少し怖かったのですが、片言の日本語で励まして下さり、あっという間でした。
傷跡とかも全く残らず、不快感もなく、私はその当日から横須賀さん(takeさん)にラーメンをご馳走になってしまいました笑

《チェックアウト~帰国》
帰国の時も横須賀さん(takeさん)が出国審査ギリギリのところまで見送りに来て下さいました。
審査ゲートへ向かう本当に直前の、壁越しにまで見守って下さってくるのが解り、本当に有難かったです。



私の場合、タイへ出発~帰国が計18日間でした。
うち検査2日、自己注射が9日間でした。
私はこのドナー経験が、最初で最後のドナー経験になると思います。
若いうちに、約20日のまとまった休みがとれるってなかなかない事だから…
喜んでもらえて謝礼がもらえる、っていう貴重な経験ができて、ほんと人生の財産になったと思います。
改めて、ありがとうございました。

追記:
卵子提供者(エッグドナー)様のタイ滞在中の費用は食費を含めて弊社で負担しています。
このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

↑このページのトップヘ