■CFOのための最新情報■

公認会計士武田雄治のブログです。

日本公認会計士協会 新型コロナウイルス感染防止に向けて「8月からの会務について」を公表

日本公認会計士協会は12日、新型コロナウイルス感染防止に向けて「8月からの会務について」を公表しました。

[JICPA]新型コロナウイルス感染防止に向けた取組の徹底について

新型コロナウイルスの感染者が東京だけではなく全国的に増加する等、予断を許さない状況となっていることを受けて、感染防止に向けた一層の取組の徹底を要請しました。


▼8月からの会務について
JICPA_8月からの会務について

法務省 収益認識・会計上の見積り注記等に関する「会社計算規則の一部を改正 する省令」を公布

法務省は12日、会社計算規則の改正を公表しました。

[法務省] 会社計算規則の一部を改正する省令(令和2年法務省令第45号)

企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」の改正(開示及び表示に関連する事項の追加)、企業会計基準第31号「会計上の見積りの開示に関する会計基準」 の公表等を受けての改正です。


▼収益認識に関する注記
会社法_収益認識注記
([出所]官報(2020/8/12)より)

▼会計上の見積りに関する注記
会社法_会計上の見積りに関する注記
([出所]官報(2020/8/12)より)

証券取引等監視委員会「開示検査事例集」は非常に良い内容!

証券取引等監視委員会は7日、開示検査の最近の取組みや開示検査によって判明した開示規制違反の内容、その背景・原因及び是正策等の概要を取りまとめた「開示検査事例集」を公表しました。

[SESC]「開示検査事例集」の公表について

非常に良い事例集です。
経理部の方も、内部監査部門や監査役の方も、ご一読の価値アリかと思います。



開示検査事例集

大和総研「2020年株主総会レビュー」を公表

大和総研グループは11日、「2020年株主総会レビュー」というレポートを公表しました。

[大和総研]2020年株主総会レビュー 新型コロナウイルスで株主総会の運営に大きな変化

3月期の上場企業の株主総会の開催状況、議決権行使状況等をまとめたもの。

「ハイブリッド型ではなく、バーチャルオンリー型を正面から認めるべき」であり、「この点の制度改正を今後検討することが期待される」とあります。同意です。

司法試験、弁理士、税理士… 資格試験申込者の減少が著しい /税理士試験は8年間で4割減少

TACが7日に公表した「2021年3月期 第1四半期 事業の概況」によると、資格試験申込者の過去8年の推移は以下の通り。

資格試験申込者数推移1

資格試験申込者数推移2
([出所]TAC「2021年3月期 第1四半期 事業の概況」より一部抜粋)


人口減少の影響もあるのかもしれませんが、多くの資格試験が8年連続で申込者が減少しています。司法試験、弁理士は半減しています。

公認会計士試験は最近増加傾向にありますが、税理士試験は減少の一途を辿り、申込者は8年前の4割減となっています。高齢化が著しい税理士業務が、ますます高齢化するのではないでしょうかね。

【セミナー案内】『決算早期化を実現する「経理・決算の仕組み」の作り方』/8月19日(水) 東京

再度のご案内です。

ようやく対面での決算早期化セミナーを開催できることになりました。

日本経営協会様(東京)にて、決算早期化セミナーを開催します。

今回のセミナーでは、
●決算早期化を実現している会社に共通すること
●決算が遅延する会社の「ボトルネック」は何か?
●決算早期化を実現させた会社のプロジェクト成功事例(コンサル事例)
●残業ゼロ・休日出勤ゼロの上場企業はなにをやっているのか
●決算早期化を実現させるための「経理・決算の仕組み」の作り方
●決算前の準備事項
●会計監査におけるリスクアプローチと分析的手続とは
●監査対応を効率化する方法
●監査報酬を引き下げた成功事例(コンサル事例)
●「真の経理部」を作る方法(経理部を進化させる方法)
●経理部の生産性を上げる方法

  など・・・、についても説明していきます。



決算早期化・効率化や、経理部における生産性向上等に課題を抱える会社の方は、是非ご来場下さい。


▼セミナー『決算早期化を実現する「経理・決算の仕組み」の作り方』開催概要
■ 開催日時:2020年8月19日(水)  10:00〜17:00
■ 会場: 東京・北参道(日本経営協会 東京本部)
■ 講師: 武田 雄治
■ 内容: こちらの案内をご覧下さい(閲覧できない方はリロードしてください)


▼本セミナーの詳細・お申込みはこちら
 セミナー『決算早期化を実現する「経理・決算の仕組み」の作り方』
 (閲覧できない方はリロードしてください)



セミナー来場者には拙著「決算早期化の実務マニュアル〈第2版〉」を進呈
  (セミナーテキストとしても使用します)





今回の 『決算早期化を実現する「経理・決算の仕組み」の作り方』 に参加できない方へ
武田による出張セミナー(社内勉強会)も実施しております(報酬応相談、交通費等実費、日本全国対応)。出張セミナーについては、武田公認会計士事務所のサイトからお問い合わせ下さい。

決算早期化・効率化をお考えの方へ
上場企業、上場準備企業の決算早期化実績40社超。武田雄治による決算早期化・効率化・標準化・仕組化、決算業務改善のご提案を致します。連結決算エクセル化、子会社決算改善の支援等も実施しております。 詳しくは武田公認会計士事務所のサイトからお問い合わせください。武田本人が返信致します。

上場企業等の会計不正 2020年3月期は46社(101件) 過去5年で最多に

日経電子版(2020/8/8)より。

[日経]会計不正5年で3倍、粉飾や資産流用 統治実効性課題

2020年3月期の会計不正が101件あり、前の期から7割増えたという内容。

会計不正の件数



出所は、日本公認会計士協会が先月公表した『上場会社等における会計不正の動向(2020年版)』のようです。上場会社及びその関係会社が公表した会計不正を集計したもので、2020年3月期(2019年4月〜2020年3月)は、46社が会計不正の事実を公表し(図表-1参照)、その会計不正の内容が判明するものを分類すると、2020年3月期は16件の「資産の流用」と85件の「粉飾決算」がありました(合計101件、図表-2参照)。両者の社数と件数は一致していないのは、会計不正を公表した会社における手口が複数存在する場合があるため。
会計不正公表会社数

会計不正の類型別件数
([出所]日本公認会計士協会『上場会社等における会計不正の動向(2020年版)』)


会計不正の「社数」ではなく、「件数」で記事を書くところが日経らしいですね。しかも。この協会の研究資料の他の記述を一切(エビデンスとして)使わずに、企業統治の問題として記事をまとめて、研究資料とまったく異なる内容の記事にするところも日経らしい。。。

【オススメ本】竹村純也著『ダイアローグ・ディスクロージャー』(同文舘出版)




財務報告について、財務諸表のみでカバーできる時代は終わりました。
(はじめにより)

近年、財務報告は、B/S・P/Lを提示するだけでは完結しなくなりました。その原因は「会計上の見積り」が必要となる局面が増加したから。しかし、我が国の開示制度は、こうした「会計上の見積り」に関する説明を十分には求めていませんでした。

有報の記述情報を充実させるには経営者の視点を反映させる必要がありますが、現状としては有報は経営者以外の者が作成し、上場企業の半数近くが有報公表を取締役会の決議事項にもなっていません。そのため、「財務諸表を見れば分かる」という記述で終わっている有報が多いようです。

著者は、投資家との対話を促す開示をするためには「経理部門の有価証券報告書」から、「経営者の有価証券報告書」へのシフトが求められるといいますが、これは言うは易く行うは難し。そこで、著者は、KAMを(外圧で)利用することを提案しています。

本書は、KAMの制度解説、海外での先行開示事例、日本での適用にあたってのポイントをかなり詳細に解説してくれています(ここだけでも相当バリューがあります)。そして、最終章では、「経営者の有価証券報告書」の作成を実現させるために社内横断組織である「ディスクロージャー委員会」の設置を提案し、その導入事例、活動のポイント等を解説してくれています。実際に「ディスクロージャー委員会」を社内に設置することは、様々な障壁があり困難な企業もあるかもしれませんが、本章から「経営者の有価証券報告書」の作成のヒントを掴むことはできると思います。

本書を読む前は、KAMの解説書(専門書)なのかと思いましたが、実際に読むと「強い経理部」を作るためのヒントになる実務書だと思いました。拙著『「経理」の本分』においても、「強い経理部」を作るためのヒントを提示しましたが、拙著は開示から逆算して、主に経理部内の業務の再構築を示しました。他方で、本書『ダイアローグ・ディスクロージャー』は、KAMを活用し「全社一丸財務報告」を行うために社内横断的な開示の仕組みを構築する提案を示しており、新たな視点と気付きを得られました。

KAM対応への準備をする際に、形式的な対応で終わらせるのではなく、「強い経理部」を作るキッカケにし、開示の強化を図って欲しいと思います。そのためのヒントとして本書は参考になると思います。

セミナー開催情報
【上場企業向けセミナー】

■日本経営協会主催
 8/19(水) 東京
『決算早期化を実現する「経理・決算の仕組み」の作り方』

■九州生産性本部主催
 8/21(金) 福岡
『決算早期化・効率化を実現する! 経理・決算の仕組みの作り方と業務改善ポイント』



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