大林組(1802)は、10日に発表した平成22年3月期第3四半期決算短信において、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国で受注した鉄道「ドバイ・メトロ」の建設工事が「業績に影響を与える可能性がある」と発表しています。
発注者からの追加工事等の指示により工事費用が当初の3倍程度に膨らみ、工事請負金増額交渉が長期化する可能性があるとのこと。
以下、大林組(1802)平成22年3月期第3四半期決算短信(2010/2/10発表)より一部抜粋
発注者からの追加工事等の指示により工事費用が当初の3倍程度に膨らみ、工事請負金増額交渉が長期化する可能性があるとのこと。
以下、大林組(1802)平成22年3月期第3四半期決算短信(2010/2/10発表)より一部抜粋
【定性的情報・財務諸表等】
3.連結業績予想に関する定性的情報
(2)事業等のリスク
当第3四半期連結会計期間において、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある以下の事項が発生しました。
当社は他社と共同で、平成17年7月にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ道路交通局から総延長約70kmの都市交通システムの建設工事部分を約2,280億円で受注しました。(当社シェア50%)
その後、発注者から駅舎の内外装ほかで大幅な設計変更や追加工事の指示があり、最終的な工事費用は概ね当初の3倍程度と想定され、建設工事部分の完成は平成22年度を見込んでいます。
現在、設計変更及び追加工事に伴う請負金の増額に関し、発注者と鋭意交渉を行っていますが、交渉長期化の可能性を斟酌すると、その交渉状況によっては今後の当社業績に影響を与える可能性があります。