東証は20日、2016年度の株式分布状況調査の調査結果を公表しました。

[東証] 2016年度株式分布状況調査の調査結果について <要約版> (2017年6月20日)


個人株主数は、「延べ人数」(=各上場会社の株主数を単純に合算した人数)で4967万人となり、右肩上がりで増加しております。新規上場会社の影響で57.1万人増加し、分割・売買単位引下げ実施の影響で61.9万人増加しました。

個人株主数(延べ人数)の推移



しかし、個人投資家の割合は17.1%で、調査以来、過去最低を更新しました。個人投資家は、年度合計では4兆6054億円の売越しとなり、最大の売り主体となっていることが原因かと思われます(なお、個人の売越しは8年連続)。

外国人保有比率は30.1%となり、こちらも右肩上がりで増加しております。

主要投資部門別株式保有比率の推移


個人投資家の割合が減少していることについて、今朝の日経新聞で某アナリストの方が、「相続で両親から株式を譲り受けた子供が納税のため売却するケースが多い」とコメントされております。NISAで広がった裾野よりも、亡くなった投資家の方が多いということでしょうかね。