昨日、SBIの北尾吉孝社長のブログを読んでいたら、私のブログ記事が紹介されていたのでビックリしました。

[北尾吉孝]『四半期決算は廃止すべきか』


私は(何度か書いている通り)四半期報告書制度、四半期レビュー制度を廃止していいと考えています。私の意見に対して、証券界のカリスマから「私も全くそれで良いと思っています」と同意して頂けたのは嬉しく思います。

北尾吉孝社長のおっしゃる通り、実務面では「四半期決算に振り回されるが如き弊害が生じています」し、投資家に対しても「上場企業の四半期開示が、例えば株主に対する適切なガイダンスになるのでしょうか」という疑問があります。経営面においても、長期的な視野に立って戦略を練らなければならないところ「現在の時間軸だと、そうした余裕もない」という問題もあります。

昨日の日経新聞朝刊『大機小機』において、「四半期決算の弊害」というコラムがありましたが、そこでも四半期決算は「きっちりと数字で結果が出る短期の業績目標ばかりが重視され、中長期の戦略的課題が忘れられてしまう問題」があるだけでなく、「短期業績の測定期間があまりにも短いと、打ち手がなく業績目標の達成意欲をそいでしまう」という深刻な病状がみられる、とありました。

四半期決算の廃止は(機関)投資家を中心に反対派も少なくないようですが、この『大機小機』では、四半期決算の廃止は「四半期の数字の分析に代わって、中長期の戦略課題の達成を評価することにもっと時間を使うことができる」という投資家にとってのメリットもある、と書かれていました。

北尾社長が「私は、四半期毎に決算を発表し、それを基に財務担当役員レベルが簡単に説明したところで、殆ど意味がない」と述べるように、会社と投資家との建設的な対話を進めるためにも、そろそろ開示制度を抜本的に見直すべきではないかと考えます。