■CFOのための最新情報■

公認会計士武田雄治のブログです。

IFRS

IASB 「ヘッジ会計」適用後レビューを実施

IASBは、IFRS 9「金融商品」のヘッジ会計要件、IFRS 7「金融商品:開示」のヘッジ会計開示要件に関する適用後レビューについて、フィードバックを求めています。

[IASB]IASB seeks stakeholder feedback on hedge accounting requirements in IFRS 9 and IFRS 7

[ASBJ]IASBがIFRS第9号及びIFRS第7号のヘッジ会計の要求事項に対する利害関係者のフィードバックを求める

意見募集は、2027年1月26日まで。


あずさ監査法人は、早速、解説(ポイント)を公表しています。

ベッジ会計

金融庁 指定国際会計基準を追加 / IFRS第20号「規制資産及び規制負債」等

金融庁は29日、IFRS第20号「規制資産及び規制負債」を指定国際会計基準として指定しました。

[金融庁]連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則に規定する金融庁長官が定める企業会計の基準を指定する件

国際会計基準審議会が2026年6月30日までに公表した国際会計基準を、連結財務諸表規則第312条に規定する指定国際会計基準とするものです。

更新される会計基準は以下のとおりです。
▶ 国際財務報告基準(IFRS)第14号「規制繰延勘定」の廃止
▶ 国際財務報告基準(IFRS)第20号「規制資産及び規制負債」の新設
▶ 国際会計基準(IAS)第28号「関連会社及び共同支配企業に対する投資」の修正


パブコメですごい長いコメントを書いている人がいますが、生成AIで書いたものですね(「** **」の印が残っています)。こんなのにいちいち回答しなくていいと思いますけど。

金融庁

【新刊書】 『IFRS会計基準2026』発売




IFRS会計基準の公式翻訳書、『IFRS会計基準2026』が発売されます。

2026年版は、5440ページ、33,000円(税込)。
2025年版は、5312ページ、24,200円(税込)でしたが、大幅に値上げしましたね。
FASF会員は会員価格で購入可能です。

中央経済社のオンラインサイトでは、9月28日発売です。



▼IFRSサステナビリティ開示基準


IASB IAS第28号「関連会社及び共同支配企業に対する投資」改正を2027年上半期公表予定

IASBは、持分法に関するプロジェクトについての技術的な議論を終え、同プロジェクトが完了に近づいたことを発表しました。

IASB decision: September 2026 meeting

本プロジェクトの結果、IAS第28号「関連会社および合弁事業への投資」(Investments in Associates and Joint Ventures)が改訂され、持分法の適用方法に関する疑問点が解消され、実務上のばらつきが軽減されることになります。改訂IAS第28号の要件は、最近のIFRS会計基準と整合性のある形式で規定され、同基準の理解しやすさが向上します。

改訂IAS第28号は、2029年1月1日以降に開始する報告期間から適用されます(早期適用可)。

公表は2027年上半期の予定のようです。

IFRS第18号の早期適用企業のMPM開示例 /週刊経営財務

週刊経営財務(2026/8/31号)によると、IFRS第18号の早期適用企業におけるMPM(経営者が定義した業績指標)の注記事例が載っています。

[経営財務]IFRS第18号の早期適用、非経常的な損益を除外した指標等を開示

IFRS第18号の早期適用企業のうち、MPMを開示している事例は6社あり、うち1社は2つのMPMを開示しています。6社の社名、MPMの内容、算定方法は、本誌をご確認ください。

IFRS財団評議員会 5か年計画を発表 ー 2027年中にスイスのジュネーブにISSB事務所を開設

IFRS財団評議員会は8月18日に公開草案「IFRS財団『定款』の的を絞った修正案」を公表しましたが、ASBJによる日本語訳も公表されました。

[ASBJ]IFRS財団評議員会が、ISSBのジュネーブでの新拠点を含む5か年計画を発表

定款の修正案は、IASBとISSBの人数を削減するという内容です。

2027年中に、スイスのジュネーブにISSB事務所を開設するようです。

IFRS財団 Steven Maijoor氏を次期受託者会議の議長に、Sam Woods氏をIASBの新議長に任命

IFRS財団は、Steven Maijoor氏を次期受託者会議の議長に、Sam Woods氏をIASBの新議長に任命しました。

[IASB]Steven Maijoor to serve as next Chair of the IFRS Foundation Trustees; Sam Woods appointed to chair the IASB

Steven Maijoor氏は、Erkki Liikanenの後任で、2027年1月1日に就任します。

Sam Woods氏は、Andreas Barckowの後任で、2026年10月1日に就任します。


IFRS財団
(※ 画像は、IFRS財団の公式Xより)

IFRS適用会社 297社 時価総額 全体の49.6%に /東証「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示分析結果を公表

東証は31日、2026年3月期決算会社までの「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容についての分析結果を公表しました。

[東証]「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析について≪2026年3月決算会社まで≫

IFRSの適用について、社数ベースでは、「��IFRS適用済会社」が297社(前年比+10社)、「��IFRS適用決定会社」「��IFRS適用予定会社」も合わせると318社(前年比+18社)でした。

IFRS適用者数


時価総額ベースでは、「��IFRS適用済会社」の時価総額の合計は687兆円(東証上場企業の時価総額の49.6%)であり、「��IFRS適用決定会社」「��IFRS適用予定会社」も合わせると708兆円(51.2%)でした。

IFRS適用状況


IFRS任意適用会社が存在しない業種は、昨年と変わらず、海運業、パルプ・紙、倉庫・運輸関連、金融業の4業種です。


この開示、そろそろやめるべきでは? 東証はこんな集計をしたいがためにこの開示を今も求めているのでしょうか? 決算短信をアンケート調査のために使ってませんか?? 投資家に必要な開示でしょうか?? 

KPMG 「IFRS会計基準 年次財務諸表ガイド(開示例・開示チェックリスト)2026年3月版」を公表

KPMGは、「IFRS会計基準 年次財務諸表ガイド(開示例・開示チェックリスト)2026年3月版」を公表しました。

[KPMG]IFRS会計基準 財務諸表開示例・ガイド

まだ英語版のみの公表ですが、いずれ日本語版も公表されると思います。
こんなすごいものを無料で公表して頂き、感謝です。

金融庁 指定国際会計基準を追加 / IFRS第20号「規制資産及び規制負債」等

金融庁は11日、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則に規定する金融庁長官が定める企業会計の基準を指定する件」のパブコメを公表しました。

[金融庁]連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則に規定する金融庁長官が定める企業会計の基準を指定する件

国際会計基準審議会が2026年6月30日までに公表した国際会計基準を、連結財務諸表規則第312条に規定する指定国際会計基準とするもの。

更新される会計基準は以下のとおりです。
▶ 国際財務報告基準(IFRS)第14号「規制繰延勘定」の廃止
▶ 国際財務報告基準(IFRS)第20号「規制資産及び規制負債」の新設
▶ 国際会計基準(IAS)第28号「関連会社及び共同支配企業に対する投資」の修正
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