キャンプ場とキャンプ道具を狭く深く語るブログ(略して「セマフカ」)

利用したキャンプ場や使っているキャンプ道具のことを紹介するブログです。キャンプ場やキャンプギアの本当に知りたい情報を具体的にお伝えします! 初心者のキャンプ道具選びにも役立つ情報を心掛けています。 また、アウトドアブランドのニュースリリースや様々なアウトドアイベントも目についた限り紹介します。 現在多忙につき、不定期更新中です。

2015年07月

ところでペグは何cmを何本揃えればいいの?

テントに付属していたプラペグを卒業して、ちゃんとしたペグを買うぞ!という場合、オートキャンプであれば鍛造ペグを選択するのがベターでかつポピュラーだと思います。

で、鍛造ペグって、おおまかに40cm・30cm・20cmがあるけど、どれを何本買えばいいの?というのが次に立ちはだかる疑問のはずです。

で、これけっこう人によって意見がマチマチなようです。 なので、今日はセマフカ的見解をひとつ。(っつか、今週はペグウィークですナ。。。)

以前の記事「プラペグ&プラスチックハンマーからの卒業を考えている貴殿へ」・「究極のペグは本当にソリステか?」で考察はしていますが、もっと具体的に検討してみましょう。

まずはサイズ別に用途を考察します。

■40cmクラス(ソリステ40cm・エリステ38cm) 

きわめて単純に言えば「非自立型タープのメインポールの張り綱に使う」べきペグです。

ここで非自立型というのはヘキサタープ・レクタタープといったタイプを指しています。これらタープは張り綱で強いテンションをかけることで、ピンっと張ることができています。特にメインポールにつながっている張り綱はもっとも重要な張り綱であり、かつ常時強いテンションがかかっています。

万が一この部分のペグが抜けた場合には、強いテンションが解放されるためにペグがすごい勢いで飛びます。重量がある鍛造ペグが高速で飛んでくるわけですから、とても危険です。

なので、この部分の張り綱は必ず40cmクラスを使いたいものです。

ヘキサ・レクタタープは、メインポールが2本なので、40cmペグは4本必要になります。

■30cmクラス(ソリステ30cm・エリステ28cm)

最も汎用性の高いペグと言えます。用途としては、「ヘキサ・レクタタープのサブの張り綱に使う」「テント・スクリーンタープのメインの張り綱に使う」の2パターンと考えればよいと思います。

まずヘキサ・レクタタープのサブの張り綱としてですが、前述の通り非自立型のタープは常に一定のテンションがかかっているので、20cmでは少々役不足。30cmクラスの使用をおススメします。

また、自立するテント・スクリーンタープのメインの張り綱としてですが、これら自立型テント・タープをペグダウンする目的は風対策です。強風にあおられて動いたり、倒れたりしないようにするためと考えてください。

テントの説明書を見ると、おそらくどのようなテントでも10か所前後をペグダウンするように解説されていると思います。そのすべてに30cmペグを使うことはさすがに非現実的です。

「テントのメインフレーム線上から伸びる張り綱がメインの張り綱」とし、この部分についてのみ30cmクラスのペグを使うという考え方がいいと思います。

例えば、スノーピークのアメニティドームの場合。
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説明書ではこのように10か所のペグダウンを推奨しています。そこで、テントのメインフレームはどれか?ということですが、「テントのボトムの対角線を構成しているフレームがメインフレームである」と判断してほぼ間違いはないです。

アメドの場合だと、この赤いラインで示したフレームがメインフレームとなります。
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よって「C」がメインフレームから伸びている張り綱となりますので、Cには必ず30cmクラスのペグを使います。Bはメインフレームにつながっていませんが、Cの反対側という根拠で、ここにも30cmを使った方がいいと思います。(いきなり例外で恐縮ですが。。。)

で、残りA・Dは20cmクラスでいいか、というと、正直な話、通常のオートキャンプ場でキャンプをする限り、この部分のペグダウンは必ずしも必要ないというのがボクの見解です。

これは実際の天候の状況、また天気予報をにらみながらの判断になりますが、全個所風対策の張り綱をしないとテントが飛んでしまうような状況のもとでは、そもそもキャンプを中止したほうがいいです。

これらテントに多くの張り綱が張れるようになっているのは、強風にさらされる場所での使用までカバーしているためで(例えば山岳地帯など)、普通にサービスを行っているオートキャンプ場では、たいていの場合、全個所のペグダウンは必要ないと考えます。

アメドの場合、強風時にはB・Cに加え、サブフレームから伸びているAの全6か所をペグダウンすれば十分だと思います。Aは20cmクラスのペグでよいのではないでしょうか。

コールマンのタフワイドドームの場合。
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説明書は8か所のペグダウンを推奨しています。これも前述のセオリーに則って、通常は対角線の4か所を30cmクラスでペグダウンすれば十分だと思います。

下図の赤丸の部分ですね。
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強風時にはサブフレームが入っている部分をケアすべきですので、上図の青丸の部分を追加でペグダウンすればOKと思います。ここは20cmクラスで十分です。

■20cmクラス(ソリステ20cm・エリステ18cm)

40cm・30cmクラスに比して抜けやすいので、タープのメインの張り綱や風対策のメインの張り綱に使うにはふさわしくない長さです。

ではどのような用途にふさわしいかというと、「大きな力が加わらない個所」に主に使います。

これは具体的に説明したほうが分かり易いです。
スノピのアメドの場合。
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上図の前室の2か所。そして後室の1か所(矢印マークの箇所)が20cmペグを使ってペグダウンすべき個所です。

これはテント全体を支えてるのではなく、前室・後室のスペースを作るためのペグダウンです。ちなみに風対策のペグダウンをサボるようなキャンパーでも、この3か所は必ずペグダウンをするものです。

このペグは部分的にフライシートを引っ張っているだけですので、長いペグは必要ありません。

コールマン タフワイドドームの場合も同じです。
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合計5か所。それぞれ前室・後室のスペースを作るためと、サイドのベンチレーションを確保するためのペグダウンで、いずれも省かないほうがいいでしょう。

また前述の通り、風対策のメインのペグは30cmが推奨ですが、めったに使わない風対策のサブの張り綱は20cmでよいと思います。

■まとめ

□スノーピーク アメニティドームの場合
・メインの張り綱として30cmを4本(B・C)
・サブの張り綱として20cmを5本(常時前室・後室に3本。強風時にAに2本)

□コールマン タフワイドドームの場合
・メインの張り綱として30cmを4本
・サブの張り綱として20cmを7本(常時前室・後室・サイドで5本・強風時に前室フレームに2本)

テントのボトムやグランドシートも、説明書ではペグダウンするよう推奨されていますが、ボクは特に必要とは思いません。(ただしテントの中でもティピー・ワンポールタイプはインナーテントのボトムのペグダウンは必須なものが多いですヨ。)

アメニティドーム・タフワイドドーム以外のテント、また異なるタイプのテント・スクリーンタープなども、上記で示したセオリーを活用すれば、ペグダウンが必要な個所、必要なペグの種類・本数が判断できると思います。 

適切にペグを使って安全で楽しいキャンプを!

ソリステだって曲がるのダ

先日、撤収時にろくに拭かずに仕舞ってしまったソリッドステークを、ふと思い出してまとめて洗って並べました。

実は撤収時にペグを抜いている時に、30cmのうちの1本が曲がっていることに気づいていたのですが、改めて見るとけっこうな曲がり具合でした。

こんな感じです。
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我が家のキャンプはキャンプ初心者のゲストにも設営・撤収を手伝ってもらうことがあるので、あるいはその時に不適切な方向からハンマーで打ったか、あるいはボクが調子に乗って無理に叩きまくったのか、、、原因は定かではありませんが、ちとこのままでは使用困難な曲がり具合です。
写真 2015-07-29 8 21 32_s
うーむ、どうしたものか。。。(←マンション住まいでは、部屋の中で叩いて直すのも、ちょっと、、、ネ)(←意外に小心者)

で、こんな折にエリッゼステークの新作「アルティメット」が今日にも届きます。楽しみだナー( ̄▽ ̄)

お盆、、、キャンプ行っちゃおうか、、、ナ。。。(←帰省しか予定がない)

ややウケ:他社メーカー鍛造ペグの結果

エリッゼステークの新作「アルティメット」の商品ページに曲げ試験結果が仔細に紹介されていますが、プッと噴出したのが他社製品との比較のコーナー。

「他社メーカーの鍛造ペグ」とはもちろんスノーピークのソリッドステークなのでしょうが、、、、なぜアスタリスクで塗りつぶす!(笑
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全く塗りつぶされていないんですケド。。。(爆

いっやー、じわじわ来ますね、これ。村の鍛冶屋さん、センスいいす。


 

エリッゼステークがリニューアル中!

ペグの王者「スノーピーク ソリッドステーク(以下ソリステ)」のライバルとして市場を席巻している「村の鍛冶屋 エリッゼステーク(以下エリステ)」ですが、ただいま製品のリニューアル中とのことです!

ちなみにソリステとエリステの比較記事からご覧ください→「王者ソリステを脅かす実力派「エリッゼステーク」を試してみた

前回の記事で『ソリッドステークよりエリッゼステークの方が炭素の含有割合が少ない』と書きましたが、具体的にはソリステがS55Cという素材で、エリステがS45Cという素材です。数字は炭素の含有量を示すもので、ソリステの方が炭素含有割合が高いことを示しています。

このことが実は「叩き心地」に影響をしていました。エリステはより弾力があり、叩いた時に金属のしなやかさを感じます。一方でソリステは非常に硬質な手応えです。(前回の記事では「野球選手に例えるなら、ソリステが松井秀喜。エリステは新庄剛」と表現しました。)

実用にはさほど差はありませんが、叩いた感じとして「どちらが好きか」という話になると、ボクとしてはソリステに1票。

ソリステ・エリステどちらも所有していますが、常用はソリステ。深い草むらにペグダウンする場合のみ、草むらで目立つ赤のエリステを使っていました。

さて、そこで気になる今回のエリステのリニューアルですが、素材をS45CからS55Cに「順次切り替え中」とのこと。

なんと!

エリステは
・ソリステより価格が安い
・カラーが豊富

が良いポイントですが、
・叩き心地でソリステに劣る
が欠点でした。

今回の素材の変更により、エリステの素材がソリステと同等になり、エリステの唯一の欠点が改善される可能性が高くなりました。

で、さっそく購入しました。
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赤がS55Cに切り替わったエリステです。(どちらも28cm)。外見は同じです。(少なくとも素人には同じに見えます)。

持った感じもほぼいっしょ。

で、ペグハンマーでちょっと叩いてみましたが、ここで初めて違いを感じました。S55Cの赤のエリステの方が若干ですが高い音がします。素材の組成が異なることがわかります。

さっそくフィールドで試してみたいのですが、、、あいにく我が家は夏はシーズンオフ。都心のマンション住まいではペグを打つ場所もありません。。。フィールドレポートは、しばらくお預けですナ。。。

「素材は順次切り替え中」とのことで、現在すべてのペグがS55Cバージョンになっているわけではありません。どれがリニューアルバージョンかは、、、
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【→村の鍛冶屋 フェイスブックページを表示する】


村の鍛冶屋さんのフェイスブックページにいいね!したうえで直接聞いてみてください!(爆

ちなみにすべてのペグが切り替わるまでは「かなり時間がかかる」とのこと。

ていうか、逆に現行バージョンのペグを買うなら今がチャンスか?!

ちなみにキャンプ初心者で、テント付属のプラペグを卒業して、新たに鍛造ペグを購入しようと思っている方であれば、迷わず現行のエリステでOKです。

全てのペグの中ではソリステ・エリステ、どちらもエース級です。エースふたりをあえて比べれば、というのが本稿の趣旨ですので、プラペグやジュラルミンペグなどからのステップアップを考えているなら、特にスノーピークブランドへのこだわりがない限り、エリッゼステークがオススメです。それも現行バージョンで全く問題ナシです。

特に初心者はフィールドにペグを置き忘れがちなので、せっかく高価な鍛造ペグを買うのであれば、色付きのペグを買うことをオススメしますヨ。(抜いたペグはバラバラに放置せず、必ず一か所に集めて置いておきましょうネ。ちなみにボクは過去2回、フィールドでソリステを拾っていますw(ありがたく使わせていただいています))

リニューアルを待って買うべき人は
・ソリステを持っていて、カラー付きの鍛造ペグを買い足したい人
だけだと思います。

ソリステユーザは、現行エリステに切り替えた場合、どうしても叩き心地の差が気になってしまうと思います。なので、現ソリステユーザはリニューアル後が吉です。それ以外の人は現行バージョンを購入してOKでしょう。


あ、ていうか、村の鍛冶屋さんの今夏の目玉はプレミアム鍛造ペグ「エリッゼステーク アルティメット」です!これも、たぶん、買っちゃうナー( ̄∇ ̄)

■楽天市場
【→エリッゼステーク一覧】
■Amazon
【→エリッゼステーク一覧】

TIPS:夏のキャンプの絶妙ティップス

夏のキャンプに気をつけたいこと!

ま、いろいろあります。虫除け系を忘れずに、とか。水に入る機会が多くなるので、かかとをホールドできるサンダルがいいよ、とか。麦わら帽子を忘れずに、とか。

ですが、ですが、ここはセマフカらしく、もっと絶妙なティップスを、おひとつ。テントを設営するときには、、、

「東側を意識する」

です。

これは当ブログでも度々言及しているのでとっくにご承知の方も多いと思いますが、けっこう効く考え方なので念押しです。

夏はテントが朝日をもろに浴びると、テントの中の温度が急上昇します。朝6時にはサウナ状態になり、おちおち寝ていられません。朝から非常に不快です。

これを避けるためには、朝日に対して影になる場所にテントを設営することです。

例えば先日のくりの木キャンプ場であれば、西の高台エリアは東側が低地になっているので、朝日をまともに浴びます。対して、管理小屋前エリアは東側に針葉樹の林があるので、朝は影になってとても涼しいです。
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この写真は管理小屋前エリアの朝の様子。写真右側が東です。写真左側の林が明るく輝いて、強い日差しを受けているのがわかりますね。一方でサイトは日陰になっています。
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写真はありませんがこの時間帯、西の高台は朝日をまともに浴びて輝いていました。テントの中はさぞや暑かったのではないかと推測します。対して管理小屋前エリアはたいへん涼しく朝の時間帯を過ごすことができました。

このように、どこにテントを設営するかによって、夏の朝の快適さがまるで違うのです。

もしどうしても木陰を確保できない場合は、テントの東側にタープを張って日陰を作りましょう。これだけでも、朝の快適さがまるで違いますヨ。

お試しあれ!
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