キャンプ場とキャンプ道具を狭く深く語るブログ(略して「セマフカ」)

利用したキャンプ場や使っているキャンプ道具のことを紹介するブログです。キャンプ場やキャンプギアの本当に知りたい情報を具体的にお伝えします! 初心者のキャンプ道具選びにも役立つ情報を心掛けています。 また、アウトドアブランドのニュースリリースや様々なアウトドアイベントも目についた限り紹介します。 春・秋は平日ほぼ毎日更新。夏・冬は不定期更新となります。

2015年10月

TIPS:セマフカ流 焚き火の育て方

キャンプといえば焚き火!今日はみんな大好き焚火の話です。

焚き火の手順というと、
1.細木に火をつける
2.より太い木に火を移していく
3.安定した焚火にする

の3ステップという認識が一般的ではないでしょうか。

そしてよく「焚火の仕方」というテーマで初心者キャンパーに向けて語られるのが、1・2のステップをどう確実にやるかということです。

やはりキャンプ初心者は焚火をスタートさせるのが上手ではないケースが多いです。そもそも細木が燃え上がらなかったり、火がついたはいいが、より太い木に火が移らずに結局火が消えてしまったりしますよネ。

なのでそれに対する回答は世に溢れていますが、案外とその後が盲点だったりするわけですヨ、これが。

焚き火を人生に例えるならば、1が幼児期、2が少年期、3が成年期という感じになると思います。「大人の焚き火」を作ることがゴールということですね。

しかしここでいったん考えたいのがキャンパーが「いったいどんな焚火を目指すのか」ということ。

焚き火として「どんな人生にしたいのか」という問いですw

燃え上がる炎をみんなで見て盛り上がるキャンプファイヤー的な焚き火なのか、しっかりと暖を取るための焚火なのか、ゆらゆらと燃える炎を静かに眺めることを愉しむ焚き火なのか、というのが主な選択肢でしょうか。

ま、ガンガン火が燃える焚火を目指すなら、3のステップでガンガンに薪をくべていけばいいわけで、特段のテクニックは要りません。

問題は「ゆらゆら静かに燃える焚き火」を目指す場合。実はコレ、焚き火を4ステップくらいに考えて育てるのがオススメです。

小さな焚き火をしたいからといって、最初から最後のステップまで小さく焚き火をやっていると、焚き火がちっとも安定しません。炎が小さくても安定した焚き火を維持するには「十分な熱を持った火床(ひどこ・ほど)」が必要だからです。

ステップで言うなれば、
1.細木に火をつける
2.より太い木に火を移していく
3.盛大に薪を燃やす
4.じっくり1本ずつ薪をくべる

という感じで、3から4のステップは、勢いのある青年期を経て、落ち着いた大人を目指す、といったところでしょうかw

で、ステップの3が実は「火床を作る」というステップに相当します。

火床というのは、「ひどこ」と読んだ場合には、ボイラー等で火を燃やす金属の格子を意味しますし、「ほど」と読んだ場合に囲炉裏の真ん中の部分を指しますが、いずれにしても「火を燃やす場所」です。

セマフカ的な焚き火における「火床」を定義するならば、「高熱で燃焼している焚き木でできた床」という感じでしょうか。

ボクが焚火をやる時は、この火床が十分にできてからが、焚き火の本番です。

とにかく順に解説しましょう。

1.細木に火をつける
01
ボクの場合は鉈(なた)を持っているので、買った薪を細く裂いておきます。焚き木拾いは滅多にしません。(木を拾うより、薪を割る方が楽しいから)

火をつけるのも、新聞紙とか杉の葉とかではなくて、着火剤です。とにかく文明の利器を最大限に活用しますw

2.より太い木に火を移していく
02

立体的に組んだ細木が燃えていくのに応じて、より太い木を足していきます。薪の太さはだいたい4段階くらい作るでしょうか。一番細いので人差し指の先くらいの太さ。着火剤の燃焼力が強いので、そのくらいの太さで十分に火がつきます。その次がその倍の太さ程度の薪、その次がさらに倍程度の太さの薪、その次は買ったままの太さという感じです。

薪同士がぴったり重ならないように、十分に空間を確保しながら炎を大きくしていきます。

3.盛大に薪を燃やす
03
大きな炎が上がっている間に、太い薪を大胆にくべていきます。小さなキャンプファイヤーのノリです。

この時に気をつけて見ていただきたいのが、底の部分。燃え終わった薪が炭のようになってブスブスと黒くくすぶっているのが何本かたまってくるはずです。これがやがて火床になります。

炎を出しての燃焼が終わった木が焚火台の底にたくさんたまってきて、じくじくと高温で燃焼を続けている真っ赤な床状の塊ができればしめたもの。

4.じっくり1本ずつ薪をくべる
04
いったん火床ができてしまえば、あとは何も考えずに薪をくべていけばOK。燃えやすい針葉樹だろうが、燃えにくい広葉樹だろうが、勝手に燃えていきます。

セマフカ的には常時、針葉樹と広葉樹が1本ずつくらい燃えている状態を維持します。ま、このあたりのあんばいは文章で説明するのがたいへんなので割愛しますが、ま、好きにやって大丈夫ですw

こうなったら、ゆらゆらと揺れる炎を眺めながら、ゆっくりとお酒を呑んでいただきたいものですナ。


と、いうわけで、静かな焚き火を楽しみたい時にも、3のステップで盛大に炎を燃やして、いち早く十分な火床を作ることが近道だというお話でした。 

静かな焚き火に憧れる初心者キャンパーのみなさん、ぜひお試しあれ~。

とはいえ、図だとよくわからないと思うので、機会があったら解説用の写真を撮ってきます!

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TIPS:タープを綺麗に張る(真面目な)講座。

以前「ヘキサタープを美しく張るためのたったひとつのこと」というタイトルで、結論「何回も張ってください」という、ゆるすぎる記事を書きましたが、今日は本気で教授いたします。

やっぱタープ、特にヘキサタープを美しく張るのって難しいです。

初心者だと、どうしてもこうなっちゃう。
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しわ~ってなっちゃいますよネ。

今日はピシッと張るためのコツをお教えします。(←ま、ボクもあまり上手じゃないんですけど、、、あは)

ロープのテンション

キャンプ初心者だと、ロープのテンションをどのくらいに張っていいか分からないと思いますが、これが文章・映像で伝えるのが難しい。

「指で弾いて、ビーンと鳴るくらい」という感じなら分かりやすいでしょうか。

キャンプ場でみなさんの張っているタープを見ていると、きちんと張れていないケースのほとんどはロープのテンションが足りていないようです。

けっこう力を入れてグイッと自在を引っ張ってテンションをかけてくださいネ。

しわの取り方

タープを立てて、ロープにしっかりとテンションをかけたら、全体を見てみましょう。一発でしわなく綺麗に張るのはベテランでも至難のワザです。この後に微調整をして、最小の修正ですっきり張るのがベテランのワザというものです。

まずチェックしたいのは「対角線にロープが張れているか」ということ。
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ロープの延長線上から見て、反対側のロープが対角線上にまっすぐ伸びているか確認をしてください。タープを綺麗に張るには、ロープのテンションだけでなく、けっこうペグダウンの位置も調整する必要があります。 

だいたいペグダウンの位置がきちんと修正できたら、テンションの調整をしましょう。

このようにしわができていると思いますが、これはしわと平行方向のテンションが過剰になっているのが原因です。
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なので、この場合はここの頂点のロープのテンションを弱めてやります。矢印方向にテンションを戻してやるということです。

これを各頂点でチェックしていきます。コツはひとつずつ決めていくのではなく、ぐるぐる2~3周しながら少しずつテンションを調整してやること。 最後の1周はどのロープもテンションをもう一段強くかけるイメージで回ってください。
01 
ここまでの手順でけっこう綺麗に張れているはずです。

しかし、こういうふうに斜めにしわが寄ることもあります。
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これはロープのテンション調整だけでなく、ペグダウンの位置の微調整が必要です。「しわと平行方向のテンションを弱めてやる」という原則通り、この場合だと右側にペグの位置をずらして打ち直してあげます。

ペグを打ち直す前に、手でタープを直接右方向に引っ張ってやって、しわがなくなるかどうか、またどのくらいずらしたらいいかを確認しておきましょう。

このように微調整はタープの頂点を前後左右に手で引っ張ってみて、しわがどう変化するかを見ながらやると効率がいいですネ。
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ま、でもやっぱ最大のコツは「何度も張ること」です!(爆

タープを美しく張って、楽しいキャンプを~。
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秋キャンプにシェルターが絶大な威力

秋キャンプはいいですヨ。

まず、人が少ない。(特にうるさい大学生がいない。←静かな大学生のみなさんスミマセン)。

そして日中暑くない。夏なんかタープの下だって地獄の暑さですよネ。(←東北育ちは暑さに弱い)

そして虫がいない。蚊がいないのはほんっとに嬉しい。(←いつもなぜかボクだけ刺される)。

なにより黄葉・紅葉が美しいです。さっすがに紅葉の最盛期は最低気温が氷点下になる日もあるので若干ひるみますが、秋の初めに黄色く色づき始めた木々を見ながらのキャンプは心癒されますよネ。

ですが、、、、

ですが、、、

それでもやっぱ寒い!

当然場所にもよりますが、秋のキャンプ場の最低気温は10℃前後があたりまえ。ひとケタになることだって珍しくありません。いやむしろ、すぐひとケタになります。

だいたいが気温20℃を切ってきたら、ひとは「肌寒い」と感じますし、15℃ははっきりと「寒い」と感じます。

秋キャンプはそのような気温の中、ひたすら屋外に居続けるアクティビティですから、どっちかというと変態的な行為な気もしてきますが、、、

で、

我が家は秋キャンプはもっぱらツールームテントであるスノーピーク タシークが出動です。
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本来は自然を存分に感じられるオープンなタープが好きです。できるだけヘキサタープを使いたい。

でもねー、、、

シェルター、暖かいんですヨ。

「風が遮られるだけで、めちゃめちゃ暖かい」んですよネ。

灯油ストーブを中で使っているから、とかではなくて、単純に風を遮るだけで体感温度が全然違います。

キャンプ場には温度計を2個持参して、最低・最高気温の計測とか、テント内外の気温とかを調べるのですが、シェルターの中と外って、実は温度差はほとんどありません。

なのに、体感温度がぜんっぜん違う。

ま、風速1mにつき体感温度が1℃違うとかいうアレですね。

写真のように入り口をフルオープンにした状態で、椅子だけ中に入れる。これで全然暖かいです。キャノピーを巻いちゃえば開放感も犠牲にはなりません。

秋キャンプはシェルター・ツールームテントがマストだなぁ~、としみじみ感じちゃいます。


ま、問題は秋のソロキャンプの時どうするのか、、、ということ。ソロでタシークは、、、さすがに大げさか?大げさ過ぎて恥ずかしいか?(もし秋のキャンプ場でタシークのソロキャンパーを見かけたら、ぜひお声がけいただきたい(爆))
 

TIPS:あ、やっぱ8の字結びも覚えておこう!

「オートキャンプに必要なロープワークはもやい結びだけ」と宣言した舌の根も乾かぬうちに、「やっぱ、8の字結びも覚えておいた方がいいなー」と!(爆

もやい結びはテント・タープとロープを結びつけるロープワークですが、8の字結びは「単なる結び目」です。

テントに結びつけたロープの反対側の端はこのように自在が付いているものですが、この時の留めの結びは普通は何気ない「堅結び」になっていることが多いです。
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堅結びは結び方が簡単ですが、欠点は「ほどきにくい」こと。なので、絶対にほどかない結びは堅結びでいいですが、 少しでもほどく可能性がある結び目は「8の字結び」でやっておくといいと思います。

とにかく結び方を見てみましょう。まずはくるりんと、こんな感じ。
写真 2015-10-24 9 01 28

で、そのまま輪に入れると、普通の堅結び。
写真 2015-10-24 9 01 40

で、堅結びは一回ほどいて、、、最初のくるん。
写真 2015-10-24 9 01 28

堅結びはここで輪に入れますが、8の字結びは「もう半周」させます。
写真 2015-10-24 9 01 55

で、輪に入れる。
写真 2015-10-24 9 02 09

そのままぎゅっと結びます。これで完成。
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結び目を作る途中が8の字に見えるので「8の字結び」です。堅結びをする途中でロープの先を軸のロープに「もう半周」させるだけなので、非常に覚えやすいと思います。

8の字結びはオートキャンプでは必ずしも必要な結び方ではありませんが、テント・タープのペグダウンに使うロープを、片方をもやい結び、もう片方を8の字結びとしておくと、両方とも結び目が解きやすいスマートなロープワークだと言えます。

まとめますが、キャンプ初心者が最初に覚えるべきは「もやい結び」。オートキャンプのロープワークとしては、たぶんこれでほぼ不自由はしないはずです。次に覚えておくといいのが「8の字結び」。これでキャンプに必要な用途の98%くらいはまかなえるのではないでしょうか。

あとはよくあるシーンが「ロープを木に巻き付ける」といった用途ですが、これはもやい結びでやるか、あるいはいったん自在を留めている8の字結びを解いて、木に回してからもう一度留めてやるとか、これまでの応用でなんとかなります。

どちらのやり方もテンションがかかっていない時の木への留め強度が弱いですが(ていうか留められない)、たいていはテンションをかける使い方だと思うので、不自由はしないと思います。

あと特殊なシーンでは「ロープ同士を結びつける」というのがあるでしょうか。手持ちのロープ1本で長さが足りない時に短いロープ同士をつないで長いロープにするというワザです。

これは「本結び」という結び方を用いますが、非常に簡単なので、これは次回にでも覚えていきましょうw

いずれにしてもステップバイステップ。まずはもやい結びを完全にマスターしてくださいネ。

もやい結びの記事はコチラ→「TIPS:ロープワークはこれひとつで大丈夫!の巻

 

TIPS:ロープワークはこれひとつで大丈夫!の巻

キャンプ初心者が困りがちなことのひとつが「ロープの結び方」でしょう。

テントをペグダウンするために、まずテントにロープを接続しなければなりません。タープを立てる時にも、やはりタープとロープの接続は欠かせません。

ま、「紐を結ぶ」という行為は誰でもできることなので、一般的な堅結び済ませている初心キャンパーは多いと思います。 

ロープワークを覚えようにも、本やサイトを見ると、たいてい10種類前後の結び方が紹介してあって、「こんなに覚えなくちゃいけないの?」と尻込みしちゃうのではないでしょうか。

かくいうボクもそのひとり(えっへん)。ロープワークはすっごいニガテです。

とはいえ数種類の結び方はマスターしているのですが、結局オートキャンプで実際に使う結び方は「1種類でいい」というのが持論です。

はじめからたくさん覚えなくていい。とにかく最もよく使う1種類だけを覚えておけば、95%のシーンには対応できる、という感じです。

その結び方がキング・オブ・ノット(結び方の王様)と呼ばれる「もやい結び」です。

まずは一番理解しやすい結び方でやってみましょう。

完成形はこうです。
写真 2015-10-24 7 59 10
オートキャンプではこのようにロープで輪っかを作ってテントやタープのロープホールと接続する用途がメインです。(ロープ同士の位置関係がよくわかるように先端を赤く塗ってあります)

さて、順番に解説します。最初は1本まっすぐなロープ。
写真 2015-10-24 7 56 35

1.結び目の元になる輪っかを作る
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はい、これが最初のステップです。くるんと輪っかを作ります。簡単ですねw

ここからはよぉく見てください。

2.互い違いに3カ所を通す
写真 2015-10-24 7 58 12
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「互い違い」というのがキーワードです。下の図のようにロープ同士の前後関係が互い違いになるようにロープの先端を進めていくわけです。
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この時、左にできている輪っかが最終的に輪っかとして残る部分です。真ん中の輪っかは最後には結び目になる部分です。このふたつの輪っかをよぉく意識しましょう。

3.結び目の元の輪っかに戻す
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もう最終段階です。ステップ2の段階で、どの輪っかが最終的な輪っかとして残り、どの輪っかが結び目として締まるのかをしっかりと意識しておくことが大事です。最終段階は「ロープの先端を結び目の輪に通してあげる」ということです。

最後はロープの先端と元をぐいっと引っ張って結び目を締めるだけ。
写真 2015-10-24 7 59 10
動画はYouTubeなどでたくさん上がっていますし、イラストで丁寧に解説しているウェブページもありますので、いろいろググってみてください。

とにかく今回のポイントは2つ。

・オートキャンプに最低限必要な結び方は『もやい結び』だけ

と、もやい結びを簡単(素早くという意味でなく、理解しやすいという意味で)に結ぶには、

・「互い違いに通す」ことを意識する

ということです。

オートキャンプの現場ではテントやタープのロープホールに結びつけるシーンがほとんどだと思いますので、それに近い状況でもう一度連続写真をどうぞ。
写真 2015-10-24 8 39 07
ホールにロープの先端を通して、
写真 2015-10-24 8 39 16
根元のほうに輪っかを作り、
写真 2015-10-24 8 39 25
互い違いに通す。
写真 2015-10-24 8 39 34
元の輪っかに先端を戻して、
写真 2015-10-24 8 39 45
締める。
写真 2015-10-24 8 39 50
簡単でしょ?

ちなみにもやい結びのいいところは、「結び目が簡単にほどける」ということ。この点が堅結びとは違います。下図の赤い部分をくいッとロープの元の方(写真では右側に)引くと、結び目が緩みます。
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「引っ張る力には非常に強いけれど、ほどきやすい」というのも、多くのロープワークに共通する特徴なのですね。

キャンプ初心者のみなさん、もやい結びを確実にマスターして楽しいキャンプを!

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