キャンプ場とキャンプ道具を狭く深く語るブログ(略して「セマフカ」)

利用したキャンプ場や使っているキャンプ道具のことを紹介するブログです。キャンプ場やキャンプギアの本当に知りたい情報を具体的にお伝えします! 初心者のキャンプ道具選びにも役立つ情報を心掛けています。 また、アウトドアブランドのニュースリリースや様々なアウトドアイベントも目についた限り紹介します。 春・秋は平日ほぼ毎日更新。夏・冬は不定期更新となります。

タープ・ポール・ペグ

スノーピーク ペグハンマーの銅ヘッドを交換するの巻

そうだ、ヘッドを交換しよう。

と思い立って、スノーピーク ペグハンマーの交換用銅ヘッドを購入し、道志の森キャンプ場に持っていきました。

スノーピーク(snow peak) 交換用銅ヘッド N-001-1

設営と昼食を終え、いよいよお楽しみの交換タイム!

使用中のヘッドのこのへたりよう!
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交換用銅ヘッドはこんな感じ。
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内容物は銅ヘッド・スプリングピンのほか、古いピンを抜いたり新しいピンを打ち込むための「ピンパンチ」と説明書です。

古いスプリングピンをピンパンチで打ち抜くので、こんな風に薪を使ってペグハンマーの下に空間を確保します。
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で、、、ワタクシ、はたと手が止まりました。そして気づいたのです。

スプリングピンを打ち抜くのには、別のハンマーが必要であることを!

くっ。。。

しかしフィールドにはごろごろと手ごろな石が転がっています。

ハンマーがなければ、石を使えばいいのよ!(←マリー・アントワネット風に読んでいただきたい)

かくしてピンパンチを拳大の石でがんがん叩いて間もなく、、、
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ぐにゃりと曲がったピンパンチが出来上がりましたとサ。チーン。(良い子と、良いオトナは真似しないように!)

ピンはまだ1mmしか抜けていません。。。
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これはやはりきちんとしたハンマーでなければダメだ、、、と、とりあえず曲がった鍛造ペグを直す要領で、ピンパンチをまっすぐに直して家で作業をすることにしました。

キャンプから帰って釘を打つトンカチで作業したところ、スプリングピンはすぐに抜けました。(といっても一発では打ち抜けませんヨ。何十回か叩いて根気よく打ち抜きます)

並べて見るとよく分かる。古いヘッドのこの潰れよう!まるで粘土のようです。
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新しいヘッドを装着し、スプリングピンをピンパンチで打ち込みます。これも特段の技術は要りません。コンコンと根気よく打ち込むだけOKです。

出来上がり!
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さすがに石では不可だったものの、ちゃんとしたハンマーを使えば、誰でもなんなく交換ができる感じです。

にしてもこの使い古した銅ヘッド。なんとなく捨てるには忍びない。

キャンプの思い出の詰まったシロモノだけに、なにかのオブジェとかにして飾っておきたいものですナー。

やっぱ銅ヘッドはやめられない。スチールヘッドにはない、数年に一度のお楽しみです♪

もうエリステのことしか考えられない。

スノーピークのソリッドステーク(通称ソリステ)と村の鍛冶屋さんのエリッゼステーク(通称エリステ)は鍛造ペグの両雄として、多くのキャンパーに知られている製品。

セマフカでも度々(僭越ながら)両者の対決などを企画してまいりました。

リニューアル前のエリッゼステークは炭素含有量の関係で華奢な印象がありましたが、現行モデルはまさに質実剛健。実に頼りになるペグです。

セマフカでは昔から持っているソリッドステークに、新しく加えたエリッゼステークの混成部隊で使用しています。

実は先日、両者の特質がまざまざと分かる出来事がありました。

硬いグラウンドで定評のあるボスコオートキャンプベースでのこと。強風に備えて持てる限りのペグをできるだけ深く打つというミッションをこなしていました。

鍛造ペグの凄いところは、途中で岩に当たっても、それを打ち抜いて地中に刺さっていくこと。

もちろん何度叩いてもペグがそれ以上入っていかない場合もあるので、その時は場所を変えて打ち直しです。

で、今回のボスコの超硬グラウンドでグイグイ入っていったのはスノーピークののソリッドステークの方。

エリッゼステークの何本かはどうしても打ち抜けない石に当たって止まってしまいます。

そして撤収時。

スノーピークのソリッドステークの抜けないのなんの!
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エリッゼステークは断面が楕円(というかほぼ長方形)であるがゆえに、いったんぐるりと回してしまえば、ボスコの超硬グラウンドといえど、するりと抜けます。

ソリッドステークは断面が正円であるがゆえに回してもわずかに緩くなる程度で、結局グイグイと力を込めて抜かないと抜けません。

そしてとうとう2本、どうしても抜けないペグが出てきました。どちらもソリッドステークです。

一度は置いて帰ろうと思ったけれど、次に入るキャンパーの邪魔になりかねないと思い、汗だくで悪戦苦闘しました。

思わず大きなカブのお話を思い出しましたヨ。

どうにか抜けたソリッドステークを見ると、への字に曲がっていました。

なるほど、それで合点がいったのです。

ボスコの超硬グラウンドでなぜソリッドステークだけが全て地中に入っていったのか?

それは石に当たった時に曲がったからです。

ソリッドステークもエリッゼステークも打ち抜けないような硬い石に当たった時、エリッゼステークは曲がらずに弾き返され、ソリッドステークは曲がって地中を進んだのです。

確かに「刺さる」という点ではソリッドステークに軍配が上がります。

曲がるのも、後から直せばいい話。

しかし、1本抜くのに10分も悪戦苦闘するのは、さすがにどうか、と。

ボスコオートキャンプベースという関東一の超硬グラウンド(←あくまで個人の感想です)で明らかになった両雄の差。

いずれも極めて優れた品質・性能だからこそ、この極限の条件でないとわからなかった差といえます。

で、結果、エリステを大量補充。もともと混成部隊であることが気に入らなかったし、長さ毎に色を変えて統一したいという動機もあり、でしたので。

揃えた結果は以下の通り。
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38cmを銀色のクロームメッキ、28cmを金色のアルティメットゴールド、18cmを銅色のブロンズメッキを、それぞれ8本ずつ揃えました。

壮観ですナ。ふふっ。(趣味、悪い?)

メタリックカラーはなんといってもフィールドで目立つのがいい。けっして失くさないし、つまづく心配も少ないです。ゲストに手伝ってもらう時にも区別がつきやすい。

スノーピーク ソリッドステークは残念ながら二軍落ち。こうして部屋の片隅に使わないキャンプ道具がたまっていくのでした。。。

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ヘキサタープをひとりで立てるの巻

ヘキサタープをひとりで立てられるようになれば脱初心者、とセマフカは勝手に思っております。

というわけで今日はヘキサをひとりで立ててみましょう。

まずは写真で流れをつかんでください。

最初にメインポールのペグダウンをしてから、メインポール2本を自立させます。
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タープをポールに引っ掛けて、
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サイドをペグダウンしてから、テンションをかけて完成。
IMG_4292
どう?簡単でしょ。

(っつか、こないだ雨の夕方に撮ったので、、、なんか、アレですが。。。みるみる暗くなってるし。。。)

さて続いては、これを図で説明します。

1.タープを広げる。
タープをひとりで立てる_01_タープを広げる
これメインポールのペグダウンの位置をつかむためです。

写真の例では小雨が降っていたので、タープを広げずに予めポールを縦に並べてだいたいの長さを把握しています。なので、手持ちのポールとタープの長さは覚えておくといいかもしれませんネ。

スノーピークのウィングポールは280cmと240cmです。

またスノーピークのヘキサはMなら4m、Lなら5mと覚えています。稜線のたるみの分短くなるので、スペックどおりに覚えても意味がありません。10cm以下の数字は省いて単純に「何m」で覚えてしまいましょう。

2.メインポールのペグダウンをする
タープをひとりで立てる_02_ペグを打つ
タープの頂点から正三角形を描くイメージでペグの位置を決めましょう。1辺の長さはだいたい2~3mで考えればいいでしょうか。

初心者にはこの位置決めが難しいかもしれませんが、なぁに、テキトーで大丈夫です。どうせロープで調整するので、ペグの位置はテキトーでいいのです。

ちなみにペグは40cmクラスの使用を推奨します。最も強いテンションがかかる箇所なので、しっかりと打ち込める長さのペグを使ってください。

後で位置を変えて打ち直すこともあるので、この時は2/3程度の深さまで打ち込んでおけば大丈夫です。

3.二股ロープをかけて、タープを自立させる(以下3枚は横から見た図です)
タープをひとりで立てる_03_ポールを立てる
ここがキモです。

図のような角度になるよう、ポールの位置とロープの長さを調整すればポールは自立します。

慣れない場合は一発で立てようとせず、ロープの自在でロープ長を調整しながら立てるようにしましょう。

また、この時に周りに人、特に小さなお子さんが近づかないように気をつけてください。ポールの先端は細い棒状になっているので、万が一倒れた時に思わぬけがをする可能性があります。

最終形ではポールの先端が外側を向く角度で固定しますが、自立させるために最初は内側に向く角度で立てるのがポイントです。

4.タープを引っ掛ける
タープをひとりで立てる_04_タープをかける
ポールの先端にタープをかけます。図ではピンと張ってますが、実際はだら~んとした状態でOKです。

これは地味にTIPSなのですが、「テンションがかかる接続部」はその角度が鋭角(90°未満)になっている必要があります。

上図ではロープとポールは鋭角になっているので問題ナシ、タープの稜線とポールは鈍角(90°超)になっているので、この状態でテンションをかけるとタープがすっぽ抜ける可能性があります。

「だら~んと」垂らしていてOKというのは、実はそのことによってタープの稜線とポールの角度を直角くらいに保ち、すっぽ抜けを防いでいるのです。

5.ポールの角度を調整し、テンションを少しかける
タープをひとりで立てる_05_ポールを決める
ポールの先端が外側を向くように角度を調整します。このことによってロープとポール、またタープの稜線とポールの角度がどちらも鋭角になり、接続部が安定するのです。

で、4本のロープの自在を調整して、タープの稜線が緩いカーブを描く程度までテンションをかけてください。目いっぱいにテンションをかける必要はありません。最終的なテンションが100%としたら、60%程度のノリでOKです。

ちょっとの風やサイドからの引っ張りに倒れない程度のテンションということです。

ここまで来れば「ひとりでヘキサタープを立てる」というミッションは99%終了です。あとは鼻唄でも歌いながら気楽にやっていただきたい。

7.サイドをペグダウンし、全体のテンションをかける
タープをひとりで立てる_06_サイドを決める
残り4つのペグの位置は上図のように対角線の延長上を意識してください。ペグは後から打ち直しもきくので、まずはテキトーに打って大丈夫です。

サイドの高さをどのようにするか、またサイドにもポールを使うかどうかで頂点からの距離はバリエーションが考えられますが、まあまずはテキトーでいいでしょう。

ロープをかけたら各ロープの自在を調整してテンションをかけていきます。この辺りは記事「TIPS:タープを綺麗に張る(真面目な)講座。」に詳しいので参照してください。

以上、脱初心者を目指す皆様、よぉく頭に入れてフィールドへGO!合言葉は「ボク、ひとりで立てられるもん!」(爆

タシークエクステンション設営2回目!

タシークの初張り所感は先日お伝えしました(タシーク エクステンション 初張りレビュー)が、今回は2回目の様子をお届けします。

お花見キャンプでリビングはオープンエアにしたので、タシークエクステンションを使う意味は全くなかったのですが、、、ネ。
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前回はテンション調整ロープの張りが甘かったせいか、本体とエクステンションの間に隙間ができてしまいましたが、丁寧に調整すればほとんど隙間はできません。
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ご覧の通りぴーったり着いてます。

唯一の隙間はポール部分のみ。
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裏から見るとこんな感じ。
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横殴りの雨の時には吹き込んでくるでしょうが、普通の雨ではあまり影響はなさそうです。この辺りもいずれ雨の日に実験したいと思います。

さて気になるタシーク+エクステンションの全長ですが、
タシーク
測ったところエクステンドされているのが1.4mなので、本体5mと合わせて6.4mということになりそうです。ランドロックが長さ6.25mなので、タシーク+エクステンションはスノーピーク最長のシェルターということになりますネ。(幅は最短だけど。。。)

以上、タシークエクステンション2回目のレポートでした。

 
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TIPS:タープを綺麗に張る(真面目な)講座。

以前「ヘキサタープを美しく張るためのたったひとつのこと」というタイトルで、結論「何回も張ってください」という、ゆるすぎる記事を書きましたが、今日は本気で教授いたします。

やっぱタープ、特にヘキサタープを美しく張るのって難しいです。

初心者だと、どうしてもこうなっちゃう。
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しわ~ってなっちゃいますよネ。

今日はピシッと張るためのコツをお教えします。(←ま、ボクもあまり上手じゃないんですけど、、、あは)

ロープのテンション

キャンプ初心者だと、ロープのテンションをどのくらいに張っていいか分からないと思いますが、これが文章・映像で伝えるのが難しい。

「指で弾いて、ビーンと鳴るくらい」という感じなら分かりやすいでしょうか。

キャンプ場でみなさんの張っているタープを見ていると、きちんと張れていないケースのほとんどはロープのテンションが足りていないようです。

けっこう力を入れてグイッと自在を引っ張ってテンションをかけてくださいネ。

しわの取り方

タープを立てて、ロープにしっかりとテンションをかけたら、全体を見てみましょう。一発でしわなく綺麗に張るのはベテランでも至難のワザです。この後に微調整をして、最小の修正ですっきり張るのがベテランのワザというものです。

まずチェックしたいのは「対角線にロープが張れているか」ということ。
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ロープの延長線上から見て、反対側のロープが対角線上にまっすぐ伸びているか確認をしてください。タープを綺麗に張るには、ロープのテンションだけでなく、けっこうペグダウンの位置も調整する必要があります。 

だいたいペグダウンの位置がきちんと修正できたら、テンションの調整をしましょう。

このようにしわができていると思いますが、これはしわと平行方向のテンションが過剰になっているのが原因です。
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なので、この場合はここの頂点のロープのテンションを弱めてやります。矢印方向にテンションを戻してやるということです。

これを各頂点でチェックしていきます。コツはひとつずつ決めていくのではなく、ぐるぐる2~3周しながら少しずつテンションを調整してやること。 最後の1周はどのロープもテンションをもう一段強くかけるイメージで回ってください。
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ここまでの手順でけっこう綺麗に張れているはずです。

しかし、こういうふうに斜めにしわが寄ることもあります。
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これはロープのテンション調整だけでなく、ペグダウンの位置の微調整が必要です。「しわと平行方向のテンションを弱めてやる」という原則通り、この場合だと右側にペグの位置をずらして打ち直してあげます。

ペグを打ち直す前に、手でタープを直接右方向に引っ張ってやって、しわがなくなるかどうか、またどのくらいずらしたらいいかを確認しておきましょう。

このように微調整はタープの頂点を前後左右に手で引っ張ってみて、しわがどう変化するかを見ながらやると効率がいいですネ。
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ま、でもやっぱ最大のコツは「何度も張ること」です!(爆

タープを美しく張って、楽しいキャンプを~。
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