キャンプ場とキャンプ道具を狭く深く語るブログ(略して「セマフカ」)

利用したキャンプ場や使っているキャンプ道具のことを紹介するブログです。キャンプ場やキャンプギアの本当に知りたい情報を具体的にお伝えします! 初心者のキャンプ道具選びにも役立つ情報を心掛けています。 また、アウトドアブランドのニュースリリースや様々なアウトドアイベントも目についた限り紹介します。 春・秋は平日ほぼ毎日更新。夏・冬は不定期更新となります。

エリッゼステーク

もうエリステのことしか考えられない。

スノーピークのソリッドステーク(通称ソリステ)と村の鍛冶屋さんのエリッゼステーク(通称エリステ)は鍛造ペグの両雄として、多くのキャンパーに知られている製品。

セマフカでも度々(僭越ながら)両者の対決などを企画してまいりました。

リニューアル前のエリッゼステークは炭素含有量の関係で華奢な印象がありましたが、現行モデルはまさに質実剛健。実に頼りになるペグです。

セマフカでは昔から持っているソリッドステークに、新しく加えたエリッゼステークの混成部隊で使用しています。

実は先日、両者の特質がまざまざと分かる出来事がありました。

硬いグラウンドで定評のあるボスコオートキャンプベースでのこと。強風に備えて持てる限りのペグをできるだけ深く打つというミッションをこなしていました。

鍛造ペグの凄いところは、途中で岩に当たっても、それを打ち抜いて地中に刺さっていくこと。

もちろん何度叩いてもペグがそれ以上入っていかない場合もあるので、その時は場所を変えて打ち直しです。

で、今回のボスコの超硬グラウンドでグイグイ入っていったのはスノーピークののソリッドステークの方。

エリッゼステークの何本かはどうしても打ち抜けない石に当たって止まってしまいます。

そして撤収時。

スノーピークのソリッドステークの抜けないのなんの!
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エリッゼステークは断面が楕円(というかほぼ長方形)であるがゆえに、いったんぐるりと回してしまえば、ボスコの超硬グラウンドといえど、するりと抜けます。

ソリッドステークは断面が正円であるがゆえに回してもわずかに緩くなる程度で、結局グイグイと力を込めて抜かないと抜けません。

そしてとうとう2本、どうしても抜けないペグが出てきました。どちらもソリッドステークです。

一度は置いて帰ろうと思ったけれど、次に入るキャンパーの邪魔になりかねないと思い、汗だくで悪戦苦闘しました。

思わず大きなカブのお話を思い出しましたヨ。

どうにか抜けたソリッドステークを見ると、への字に曲がっていました。

なるほど、それで合点がいったのです。

ボスコの超硬グラウンドでなぜソリッドステークだけが全て地中に入っていったのか?

それは石に当たった時に曲がったからです。

ソリッドステークもエリッゼステークも打ち抜けないような硬い石に当たった時、エリッゼステークは曲がらずに弾き返され、ソリッドステークは曲がって地中を進んだのです。

確かに「刺さる」という点ではソリッドステークに軍配が上がります。

曲がるのも、後から直せばいい話。

しかし、1本抜くのに10分も悪戦苦闘するのは、さすがにどうか、と。

ボスコオートキャンプベースという関東一の超硬グラウンド(←あくまで個人の感想です)で明らかになった両雄の差。

いずれも極めて優れた品質・性能だからこそ、この極限の条件でないとわからなかった差といえます。

で、結果、エリステを大量補充。もともと混成部隊であることが気に入らなかったし、長さ毎に色を変えて統一したいという動機もあり、でしたので。

揃えた結果は以下の通り。
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38cmを銀色のクロームメッキ、28cmを金色のアルティメットゴールド、18cmを銅色のブロンズメッキを、それぞれ8本ずつ揃えました。

壮観ですナ。ふふっ。(趣味、悪い?)

メタリックカラーはなんといってもフィールドで目立つのがいい。けっして失くさないし、つまづく心配も少ないです。ゲストに手伝ってもらう時にも区別がつきやすい。

スノーピーク ソリッドステークは残念ながら二軍落ち。こうして部屋の片隅に使わないキャンプ道具がたまっていくのでした。。。

【→Amazon エリッゼステーク 一覧を表示する】
【→楽天市場 エリッゼステーク 一覧を表示する】

NEWS:エリッゼステークがデザインコンペ受賞!

セマフカでさんざん押しまくってきた村の鍛冶屋さんの鍛造ペグ「エリッゼステーク」が、第26回ニイガタIDSデザインコンペティションで受賞を果たしました!

このデザインコンペは新潟県が地域発ブランド育成するために開催しており、すでに四半世紀続いている権威あるコンペとのことです。

展示の様子はこんな感じ。
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(村の鍛冶屋さんのメルマガより転載)

いっやぁ〜、めでたいですね。おめでとうございます!

受賞記念で本日3/4 20時まで、28cmのエリッゼステークを楽天市場でポイント20倍で販売するそうです。
ご祝儀購入ぜひ!

って、これだけ買うと村の鍛冶屋さんの利益がちっとも出ませんので、必ず他の製品も併せて購入してあげましょう!(爆
【楽天市場 村の鍛冶屋 ペグ・アクセサリー一覧】
(※セマフカは村の鍛冶屋さんの関係者ではありません。念のためw)

ちなみに【楽天市場 村の鍛冶屋 店長ブログ】に受賞の記事がありますゾ。

村の鍛冶屋さん、ぜひぜひ今後もよいモノ作りを!

NEWS:究極のペグハンマーが発売開始。

というわけで販売が開始されました!村の鍛冶屋さんの「エリッゼステークアルティメットハンマー」。

なんとヘッドの素材の他に本体にもバリエーションが2種あり、組み合わせは全4種。さー、みなさん、悩んでくださいっ(笑

セマフカも速攻でレビューしたいところですが、、、なんとワタクシ、明後日から休暇をいただいておりまして、、、注文は今したのですが、、、物が受け取れないものでして、、、えへ。(しかも日時指定し忘れたし。。。)

レビューは再来週にてメンゴ!

あ、ブログの記事執筆は旅先でちょこちょこやります!ちなみに旅先は南の島です。キャンプはやりません!探さないで下さい(爆!!!

あなたが欲しいのは金の槌?それとも銀の槌?

エリッゼステークの製造・販売元である「村の鍛冶屋」さんから間もなくペグハンマーがリリースされるようです。

その名も「エリッゼステークアルティメットハンマー」! 
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【出典:楽天市場 店長の部屋「村の鍛冶屋店長☆山谷の独り言」】


ヘッドは2種類。金の方が真鍮。銀の方がステンレスだそうです。

スノーピークのペグハンマーが鉄と銅の2種なので、絶妙に素材を変えて対抗してますナ。

鉄⇒ステンレス:さびない
銅⇒真鍮:ちょっと硬い

というところがスノーピークの2種との素材の主な差でしょうか。

ていうか、なにより柄のカーブがいいではないですか!

間もなくの発売だそうですので、エリッゼステークユーザは必買ですゾっ。
 

新型エリッゼステークを試し打ってみた

鍛造ペグはいくつかのメーカーから販売されていますが、セマフカのお気に入りはスノーピークのソリッドステーク(以下ソリステ)と村の鍛冶屋さんのエリッゼステーク(以下エリステ)。

ソリステは圧倒的な信頼感。エリステは豊富なカラーがお気に入りの理由。

でしたが、この夏、村の鍛冶屋さんがグイグイと攻めていることは、セマフカでも紹介済み。

攻めの内容は2点。
・ペグの素材をS45C→S55Cへと順次切り替え中
・究極のペグ「アルティメット」をリリース

というわけで、今日は以下の4本を叩き比べてみました。

・30cm ソリステ
・28cm エリステ アルティメット
・28cm エリステ(S45C)
・28cm エリステ(S55C)

※以上の並びは写真左から順です
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ちなみにこの実験。性能を比べるという趣旨ではございません。あくまで「叩き心地」。フィーリングの話ですので、120%主観で語っていることをあらかじめご了承ください。

さてこの4本の中で素材の組成が異なるのがエリステS45Cだけで、残りの3本はみなS55Cです。

S45CやS55Cというのは炭素鋼のJIS規格で、45や55という数字が炭素の含有量を示しています。45Cは0.45%前後、55Cは0.55%前後の炭素を含んでいることを意味します。

一般に炭素の含有量が少ないと、その炭素鋼はしなやかになり、そして曲がりやすくなります。炭素の含有量が多いと固くなり、そして脆くなります。どちらが優れた素材か、ということではなく、特性が異なるということです。

で、以前に40cmクラスのソリステとエリステ(S45C)を叩き比べた時には、素材特性通りの手応えの違いをはっきりと感じることができました。

それをセマフカでは「ソリステは松井秀喜。エリステは新庄剛志」と形容しました。(→「王者ソリステを脅かす実力派「エリッゼステーク」を試してみた」

さてさて、新戦力のソリステ(S55C)と鳴物入りのアルティメットはどうか?というところですが、今回の試し打ちは全て30cmクラスなので、いちおう全てを同じ地面に打って比べてみました。

まずは基準となるソリステ(←やっぱ使っている年数が長いので)。うん。打ち下ろしたハンマーを弾き返すこともなく、力を着実に地中に伝えてくれている感じがします。さすがの名品です。

続いてエリステ(S45C)。うんうん。40cmクラスの時と同じような感触。ハンマーを打った瞬間に、わずかに弾力を感じます。ペグがしなやかに震えるような感触が伝わってきます。

さて、ここからが本番。

エリステ(S55C)。ほうほう。従来モデルのようなしなやかなニュアンスがほとんどなく、叩いた感じはソリステとほぼほぼ同じです。

そして、これは軸と先端部分の形状に由来するのだと思いますが、ソリステよりも、もうちょっとシャープな刺さり心地があります。

ソリステの軸はほぼ円形。エリステはエリッゼ(楕円)の名のごとく、コーナーが大きくラウンドした長方形です。30cmソリステの軸の直径が8mm。エリステの軸は9×7mmです。厳密な断面積の測定はしていませんが、断面積はほぼ同等と思われます。

先端部分はエリステのほうが若干シャープですが、これは実験に用いたソリステが新品ではないことが影響しているのかもしれません。。。

いずれにしても新素材S55Cは従来モデルS45Cとは明らかに別物になっています。

この件で村の鍛冶屋さんに問い合わせた時には「新庄剛志からイチローくらいまでなってくれることを期待」とおっしゃっていましたが、、、ハイ、間違いございません。野球選手に例えるなら「エリステS55Cはイチロー」です。

おめでとうございます。パチパチパチ。

って、エリステ アルティメットが残っていました。これが今回の本命です。

アルティメットの素材はS55Cですが、レギュラー品との違いは「焼き入れ」を行っていること。焼き入れとは包丁や日本刀で使われる技法で、簡単に言えば高温に熱した後で水などで急激に冷やすことです(よくドキュメンタリー番組とかで、じゅわわ〜と蒸気が上がっているアレです)。この処理を施すことにより硬度が格段に増すのです。

と、能書きはたいがいにして、、、アルティメット。むぅ!むむむ!

これは!異次元の感触です!

叩いた瞬間に、ハンマーとの一体感が感じられます。打ち下ろしたハンマーがペグヘッドに当たった、という感覚ではなく、ペグヘッドがハンマーに吸い付いたような感覚、まるで磁石に鉄ハンマーを振り下ろしたかのような感じです。

これはスノーピークの銅ヘッドのペグハンマーを使っていることも大きいと思います。銅ヘッドの食い込みのよさと、アルティメットの圧倒的な剛性の相乗効果なのでしょう。

一打ごとにスムーズかつ着実に地面に刺さっていく感じは、まるで鍼灸師がツボに針を打っていくが如しです。

これはゴイスーですよ。

アルティメット=究極と名付けられた意味も分かります。ソリステを超える価格設定ですが、十分にその価値があると思います。

しかし困りました。ソリステは松井秀喜。エリステS45Cは新庄剛志。エリステS55Cはイチロー。

アルティメットを例えるなら誰なのか。。。?

ズンズンと敵地に入っていく圧倒的なタフネス。

強靭な身体。

ひたむきな職人気質。

寡黙にして骨太。

揺るぎない信頼感。

・・・

野茂英雄!

いっやー、いましたヨ。凄い人が残ってました。ペグを野球選手に例えるなら「アルティメットは野茂英雄」として認定させていただきます。

初回生産分は100本限定生産とのことで、すぐに売り切れてしまいましたが、2015/8/20現在、再販が確認されています。早く欲しい方は売り切れないうちに急いで下さーい。

っつか、個人的には38cmアルティメットを試してみたいー!


というわけで今回4種のペグを試し打ちしましたが、もう一度念のため。これはペグとしての性能の優劣を判定する企画ではなく、あくまで「叩いた時のフィーリング」を紹介したに過ぎません。

「炭素含有量が増えた分脆くなってんじゃないのー?」とか「ペグに焼き入れとかマジやりすぎで意味不明」とかいうコメントは何卒ご遠慮いただきたい!

あー、なんか、ペグ打ちたくなってきた(爆
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