第二の人生を謳歌しよう!

仲間との「住みよいまちづくり」奮闘記。感想記。

歴史的にみて2018年はどんな年だった!

 2018年も残り2週間。かなり前からマスコミは、「今年を振り返る」番組を流している。


 国際関係アナリストの北野幸伯氏は、「歴史的にみて、2018年はどんな年だったか」を振り返っている。


 2017年は、トランプ大統領就任の年
        北朝鮮に振り回された年

 2018年は、
     3月、習近平が終身国家主席の道を築いた。
        プーチン、大統領選で圧勝。4期目
        アメリカ、鉄鋼・アルミ製品の関税引き上げ。
        中国も即座に報復措置
     4月、南北首脳会談
     6月、初の米朝首脳会談
     9月、安倍首相、自民党総裁選で3選
     10月、米中貿易戦争から米中覇権戦争へ

 注目の米朝首脳会は去年かと思っていたが、半年前だった。その後の米朝高官による協議は、一向に前に進んでいない。金正恩はなかなかしぶとい。


 北野氏は、2018年を一言でいえば、「米中覇権戦争が始まった年」と言う。

 そして、この戦争は2025年頃まで続く、という。

 今度こそ、日本は勝ち組に参加すること。即ち、勝つのは間違いないアメリカにつくこと。くれぐれも負け組になる中国につかないことを警告する。


 日本国民は、安倍政権が中国に近寄りすぎないよう、しっかり監視していこう、と北野氏は提言している。



 

大地溝帯

 近所のIさんが、2か月かけて南半球を回ってきた。オセアニア、南アメリカ、アフリカ、中東の12カ国をじっくりと体感してきた。土産話を聞かせてもらった。


 ・ウガンダでは国民の97%が携帯を持ち、電子決済をしている、という。ウガンダはスーダンの隣国で、内戦で危ないところという認識の私には、驚きであった。八百屋でも電子決済しているとは、日本よりかなり進んでいる。豊かな国土・気候で飢えのない国ともいう。


 ・アフリカへの中国の進出ぶりに、Iさんは、中国のスピード感、怖さを改めて体感したという。しかし、アフリカの多くの国民は中国人を良く思っていない。それに対し、日本人へのリスペクトには驚かされたという。日本とアフリカの交流はあまりないと思うが、何によって日本人を知ったのだろうか。日本人がリスペクトされることはうれしい。



 それ以外にも、たくさんの新鮮な土産話に時間を忘れたが、その中で、「大地溝帯」が印象に残った。「大地溝帯」とことは知らなかった。ネットで調べる。




 大地溝帯とは、アフリカのモザンビーク、タンザニアからケニア、エチオピアを経て紅海からヨルダン、死海までおよび強大な渓谷で、総延長は7,000km、幅は35〜100kmに及ぶ。800万年〜1000万年前に、地球内部のマントルからマグマの上昇によって地殻が押し上げられ、大地溝帯ができた。この時、キリマンジャロ(標高5,895m、アフリカ最高峰)やケニア山(5,199m、アフリカ第2位の標高)が形成された。

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 映画、大沢たつおの『風に立つライオン』や、渡辺謙の『沈まぬ太陽』で、大草原に沈む夕陽や、キリマンジャロの雄姿に感動した。何につけ、アフリカは日本とスケールが違う。


 ケニア周辺のこの一帯は、「人類誕生の地」とされている。この大地溝帯周辺から、ホモ・サピエンスが生まれた学説が定説になっている。


 ケニアで今年、首都ナイロビの高速道路が突然地盤沈下し、また地方では地割れが起こっている。大地溝帯周辺の火山活動が活発化している影響だと言われている。

 また、数十万〜数百万年後には(気の遠くなる先の話だが)、大地溝帯でアフリカ大陸が東西に分裂すると予想されている。



 Iさんの話を聞き、地球の大きさに今更ながら確認する。多くの民族に接してきたIさんの考えが変わったことには驚かない。むしろ、発展途上国と思っていた南米やアフリカ諸国の想像以上の発展ぶりに、新鮮さを覚えた。


 「地球は一つ、人類皆兄弟」と言った箕面市出身の笹川良一氏の言葉を思い出した。



世界が「韓国はおかしい」と気づき始めた。

 北朝鮮の制裁解除で、文在寅大統領は世界を走り回ったが、大きく評判を落とす結果になった。


 トランプはあからさまに韓国の扱いを低くした。


 「経済制裁を解いて北の非核化を促がそう」と説く文大統領に、メルケルは、「北朝鮮に何度も騙されてきたことを世界は忘れない。北朝鮮はアメリカより欧州に近い。北のミサイルは欧州にとって脅威だ。これ以上申し上げる言葉はない。失礼する」と軽くいなされた。


 「韓国はおかしい。国際合意を平気で破る国」と世界が気づき始めた。


 韓国は、慰安婦問題と抱き合わせて徴用工問題でも、日本と結んだ条約を何度もひっくり返す。国際法違反を知った上で、気の弱い日本人を脅迫している。


 韓国への世界の認識が変わった今が、日本が反撃するチャンス。政府、外務省は一体となって、世界にアピールし、不合理な韓国をギャフンと言わせよう。



世界から排除されるファーウェイ

 世界からファーウエィが排除されだした。


 言い出しべのアメリカに追従して、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、日本。それに、EUのフランス、ドイツも続いている。これで、世界GDPの半数以上の国からファーウェイは排除された。



 理由は安全保障上。「次世代通信規格「5G」の中核ネットワークで中国通信機器メーカーファーウェイの背品を使用しない。ファーウェイは中国政府のスパイだから」。


 日本政府も「各省庁や自衛隊などが使用する情報通信機器について、安全保障上の懸念から、中国通信機器大手ファーウェイとZTEの製品を排除する」方針を固めている。


 アメリカが同盟国を手を結んで中国を包囲した成功例となった。これを機に、他の中国企業も狙わられるだろうと、有識者は見ている。

 
 2018年は、米中戦争が始まった年である。



老化による動作の変化

  30年ほど前の40歳代の頃、当時70歳代の某社長によく言われた。「この歳になると、年々、ガクンガクンと体力がおちてゆく。君らの若さがうらやましいよ」。


 その年代になった。数年前から、その意味を肌で感じだした。体力が、ガクン、ガクンと。その上、所作が本当に年寄りじみてくる。我ながら失笑する。



🔴孫が幼稚園児の頃、歩く姿を見て感心したことがある。脚がまっすぐ前に出る。大人になると外脚になる。高齢者になると外脚がもっとひどくなる。左右、45度くらい外脚になる人もいる。

 よく見ると、子どもはほとんど、まっすぐ前に脚を出している。年齢とともに。骨盤が退化してくるのだろうか。


🔴孫の小一の授業参観のビデオを見た。みんな、手を耳に添えてまっすぐ上に挙手している。この風景も衝撃だった。中学生になると、挙手が45度の角度になる。高齢者になると「逆クの字」になる。筋肉がおちてくるからだろう。


🔴「高齢者になると左右の脚に10kgくらいの重りをつけたように、脚が重くなる」とよくテレビで言われていた。その意味が分かってくる。


🔴最近、気が付いたのは、歩き方が年とともに変化してくる。正しい歩き方は、脚をかがとからおろすこと。

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 写真の中央の女性のように、かかとから地面につける歩き方が正しい。それが、歳とともに写真の男性のように足裏全体をベタッとおろす歩き方になる。

 観察してみると、子供はかかとからついている。別に親から教えられたわけではない。20〜30歳代もかかとからつく人が多い。40歳代以上になると足裏全体をベタッとおろしている人が多くなる。

 かかとからつくと、スライドが広くなり、背筋もまっすぐに伸びて、歩く姿が美しい。ベタッとつく場合、歩幅は狭く、背筋は猫背になり、腰に負担がかかる、いかにも老人歩きになる。

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 サントリーの「ロコモアのCMのイラスト」の歩き方だ。脚を伸ばし、かかとからきれいに付けている。今日、院長から「かかとから歩け」と言われた。あまりにも偶然過ぎてギクッとした。老人歩きになっていたのだろう。


 なぜ、そのように歩き方が変わるのか。「筋肉の減少→腰痛→腰痛をかばう歩き方」にあるのではないだろうか。根本対策は筋肉をつける運動をすることか。


🔴口より先に手が動く

 歳がいくと、一言目を発するまでに0.数秒ほど要する。瞬間に言葉が出ない。なので、体の一部が先に動いてコミュニケーションをとろうとする。つい先日、このような体験をした。

 その体験のあと、映画で老人役の俳優がよくこのように演じていたのを思い出した。さすが、俳優は老人の行動を研究している。



 とまあ、歳をとると所作もこうのように変わってくる。

 老化を嘆いてもしょうがない。老化を客観的にみて、楽しむことにしよう。



裸木

 このところ大阪の最高気温は10度前後で推移し、すっかりと冬になっている。紅葉も散り、落葉になり、今や「裸木(はだかぎ)」になっている。


 家の西側の道路から梅田を望む。

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 街路樹は、幹と枝だけになってしまった。葉がなくなったので、遠くの梅田方面がよく見えるようになった。梅田周辺はこんなにビルが多かったか。景気がよくなり、ここ1〜2年で、マンションやホテルが建設されてきた。


 家のベランダから南を見る。目の前の木も裸木になった。

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 ベランダから南東を見る。少し枯葉を残しているが、裸木になってきた。

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 家の北窓から望む。ついこの間まで紅葉のスポットだったが、今や「裸木」。

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 「裸木」という言葉は、俳句で知った。冬の季語になっている。


 「 裸木となる太陽と話すため 」   高野ムツオ

 「 少しづつ裸木になるわが身かな 」  田中敬子


 駄作一句

 「 人は見る裸木なりしわが身かな 」



 体感上は今は冬の入りだが、暦上はこの土曜日は「冬至」。来週からは、昼間が長くなっていく、春になっていく。




徴用工判決が日本国民を怒らせる6つの理由

 いつものことながら、徴用工判決で韓国が約束を破った。温和な日本国民もさすが、今度ばかりは怒りがおさまらない。産経新聞編集委員の久保田るり子氏が、日本国民を怒らせている、6つの理由を指摘している。



1.国際法違反
 
 国際法では、国家間の合意順守が原則であり、条約は三権(司法、立法、行政)を超越して国家を拘束する。国内法で条約が否決されていたら、国家間の外交はなり立たない。徴用工問題は1965年の「日韓請求権協定」の国際条約で合意された問題である。


2.文在寅大統領の放置

 文大統領は、「過去の歴史で日韓関係が損なわれてはならない」と未来志向をにおわせながら、徴用工問題は放置したままである。

 李首相に、「司法判断を尊重し、被害者たちの傷が最大限癒されるように努力する」と言わさせ、文大統領は放置している。この卑怯な、責任転嫁が日本国民を怒らせる。


3.侵略戦争

 判決は、「労働者の動員が、日本政府の朝鮮半島への不法な植民地支配や侵略戦争の遂行と結びついた日本企業の反人道的な不法行為」としているが、そもそも韓国は、太平洋戦争で日本とは戦っていない。韓国はサンフランシスコ講和条約にも参加していない。韓国は、日本の戦争について法的に「評価」できる立場にはない。

 さらに、1910年の日韓併合について、韓国は「不法」と主張しているが、すでに国際的には「当時の国際法では合法」と評価されている。


4.二度払いを要求

 1965年の国交正常化交渉で、日本は韓国に、徴用者名簿などの資料提出を条件に、「個人への補償」を複数回、提案した。この事実は韓国で公開されている外交文書で明らかになっている。個人への補償支払いを拒否したのは韓国側である。そして、「韓国政府への一括支払い」を要求した。

 韓国の最高裁判所は、公式の書類をも無視した、法律家らしからぬ口実を判決理由としている。


5.同時に「癒し財団」も解散

 文大統領は、2015年朴大統領政権時に結んだ「日韓合意」に基づく「和解・癒し財団」を一方的に解散した。日韓合意は条約のような国際的拘束力はもたない、と後付けの理由を持ち出した。世界をあきれかえさせる、韓国の常套手段である。



6.訴訟対象拡大の恐れ

 徴用工の要求を「慰謝料」と位置付けたことにより、訴訟の対象は徴用工に留まらず、あらゆる種類の強制労働被害者に広がる可能性が極めて高い。



 韓国は、極めてポピュリズム(大衆迎合主義)が強い政治体制にあり、選挙に勝つために、有権者の声に引きずられる政治を繰り返している。

 沖縄県知事は辺野古の基地移設問題で反対を繰り返している。政治家が県民を誘導する、逆ポピュリズムだろう。

 韓国とは、どう付き合うべきか。

 月刊誌『honda』に、有識者が提言している。政府の参考にすべきだろう。




アメリカの最大の敵は中国!

 アメリカの最大の敵は、中国、と気づいてのは、2015年3月のAIIB事件で、オバマがやっと目覚めた時だった。それまではロシアが敵で、今もアメリカの民主党議員の中には、ロシアと考えている議員も少なくはない。


 今月の10日、ポンペオ国務長官は、「中・長期的にアメリカの最大の敵は中国だ」とラジオで述べた。特に、中国が衛星や極超音速兵器、人工知能のハイテク分野で能力向上を進めている、と警戒感を高めている。ハァーウェイ副会長の逮捕もこの動きに中にある。



 かかる国際情勢下、国際関係アナリストの北野幸伯氏は、「アメリカは、ロシア、欧米、日本と同盟を結び、中国包囲網を築くこと」が大戦略である、と指摘する。


 日本も、アメリカ、ロシアとの関係を強固にし、中国が動けない状態を作るべきである、と提言している。


 「2018年、米中戦争は始まった」世界の戦略家の見方である。これを、日本の政治家、マスコミ、国民は認識すべきと北野氏は強調している。





プレバト 60

 テレビ番組『プレバト 俳句』 60。このところ、木曜日の夜の会議が多く、前回から4週間目、丁度1か月ぶりの視聴となった。


 今回のお題は「冬のスーパー銭湯」。



🔴塚地武雅
 
 (原句)   「 露天風呂湯けむり白息混ざりけり 」

 (指導)   白息(しろいき)=季語
         中八はよくない  発想が凡人

 (添削句)  「湯けむりに混ざる白息露天風呂 」

 (評価)   2位 凡人

 (感想)   ベタ 報告文



🔴津田寛治

 (原句)   「 師走の夜ゆ屋の湯気見え途中下車 」

 (指導)   見えてをあえて生かすならば

 (添削句)  「 湯屋の湯気見えて師走の夜を下車 」

 (評価)   1位 才能あり

 (感想)   これもベタ  これも報告文



🔴ミッツ・マングローブ

 (原句)   「 打たせ湯の肩夜をしのぶ雪女郎 」

 (指導)   雪女郎=雪女、季語
         なおしなし
         
 (評価)   特待生3級 → 2級に昇格

 (感想)   今日初めて、俳句らしい俳句となった。



🔴東国原英夫

 (原句)   「 湯冷めして九条議論終はりけり 」

 (指導)   湯ざめ=季語
         臨場感がたりない。

 (添削句)  「 
九条議論終はる湯冷めの嚏(くさめ)にて 」

         嚏も冬の季語、季語重なりをあえて合体させた挑戦句と夏井先生
         これは「コンクールで表彰もの」と東国原氏絶賛

 (感想)   これはすごい




 久しぶりの俳句で、うまい、ヘタがよくわかった。「季語」「映像」「場所」「動作」などのポイントとなる先生の指摘が新鮮に覚えた。




ファーウェイCFO逮捕の意味

 中国の通信機器会社ファーウェイのCFO(最高財務責任者)の孟晩舟がカナダで逮捕された。逮捕容疑は、対イラン経済制裁を回避する金融取引に関与した疑い。


 ファーウェイは、1987年に設立された中国の企業。スマホのシェアはサムソンに次いで世界第2位。因みに第3位はアップル。


 CFOの孟晩舟は、創業者任正非の娘。親の七光りではなく、実力で出世してきた。46歳。次期CEOの有力候補に挙げられいる。


 孟晩舟逮捕の意味を国際関係アナリストの北野幸伯氏はわかりやすく解説してくれる。


 なぜ、アメリカはファーウェイを狙っていたのか。

 通信機器は軍事上の中枢を担っている。安全保障上、アメリカは中国企業の通信機器を使いたくない。アメリカ政府は中国の通信機器企業のファーウェイを叩く方法を探していた。


 早速、アメリカは、より高速な通信は可能となる5Gモバイルネットワークのインフラ機器調達からファーウエイを除外した。イギリス、オーストラリア、ニュージーランドがアメリカに追従した。いづれも「安全保障上の理由」である。安倍首相もファーウェイを使用しない方針を打ち出した。


 アメリカは、ファーウェイを世界市場から締め出そうとしている。安全保障面だけでなく、経済戦、技術戦でもある。

 
  12月1日   孟晩舟逮捕  (G20の日)

 中国は激怒し、報復が始まった。

  12月8日   中国外務省、カナダを脅迫
            中国外務省は孟晩舟の即時釈放を要求し、「さもなければ、重大な結果を招くことになり、カナダ側はそのすべての責任を負うことになる」と脅迫。   

  12月11日  カナダの元外交官が中国に拘束された。

  12月11日  孟晩舟、釈放



 孟晩舟は中国のスパイだと噂されている。現に8つ以上の名前の違う(偽名の)パスポートを持っていることが判明し、中国政府も認めている。中国という国は、政府とビジネスが一体化し、政府がビジネスを動かしている。孟晩舟が習近平の命令に従がわなければならないのは中国では当然のこと。アリババのマーもトランプが大統領就任直後に会談し、「アメリカに100万人規模の雇用を創出する」と機嫌をとった。これも習近平の指令だったと言われている。



 米中の覇権戦争が明確になってきた。

 BBCは、孟晩舟の逮捕の意味を次のようにまとめている。

 「米中ともグローブ脱いだ。遠慮はおしまいで、本気の戦いが始まる」と。


 北野氏は警告する。平和ボケの日本の政治家はBBCのまとめを毎朝夕、100回以上、読み返せと。「米中戦争は始まっている」と。


 北野氏は、2025年に、新しい世界秩序が始まる、と予測している。日本は戦後から今日まで「敗戦国」として憂き目にあってきたが、次の時代は「戦勝国」の仲間入りになろうと。戦勝国になれるどうかは今の決断にかかっている。決して日本はアメリカの敵にに回ってはならない、と。


 今、世界は重要な局面の中にある。



80年周期で歴史は繰り返す

 ストラウスとハウの共著に『フォースターニング』がある。そこでは、「歴史は80年周期で繰り返す」と書かれている、そうである。トランプの元主席戦略官バノンはこの本をバイブルにしていた。


  1929年世界大恐慌   →    2008年リーマンショック  (79年後だが)

  1939年第二次世界大戦  →  2018年日中覇権争奪戦争


 国際関係アナリストの北野幸伯氏はこれを受けて予測する。

  1945年第二次世界大戦終結  →  2024年中国共産党崩壊、中国民主化


 北野氏は、2024〜25年頃から「新しい世界秩序が出てくる」と予測している。大阪万博の頃だ。


 さらに、北野氏は日本人の価値観の変革を指摘している。

   江戸時代     江戸幕府

   明治維新後   天皇陛下

   戦後        会社

   これから     家族



 2025年あたりから世界は、日本も、大きな変化が予測されている。





トランプがドル体制を崩壊させる!

 今年の5月、トランプは、「イラン核合意」から離脱した。


 「イラン核合意」は2015年7月に合意され、イランへの経済制裁が解除された。合意に参加したのは、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、ロシア、中国、イラン。ところが、「合意離脱」に参加したのはアメリカ一国のみ。


 トランプは、
「イランから石油を買うな。したらお前らも制裁対象だぞ」と世界に脅迫した。


 早速、中国が反発した。中国は、イラン制裁に従わないと表明し、人民元で輸入を続けている。


 ロシアもイランから人民元で石油を輸入しており、中国には人民元で原油を輸出している。


 EUは、対米金融依存度を減らすために、ユーロを世界通貨に変える動きを始めている。


 インド、インドネシアも、人民元による決済を検討している。




 アメリカは大幅な貿易収支・財政収支の赤字にも関わらず、信用が維持されているのは、「ドルが世界の基軸通貨」になっているからだ。ドル基軸通貨制が崩れれば、アメリカは一気に信用を失う。



 トランプの「イラン核兵器合意の離脱」という思い付きの愚策で、アメリカの母体が崩れようとしていることにトランプは気づいていない。国際関係アナリストの北野幸伯氏は、「トランプは戦術には強いが、戦略は弱い。わかっていない」と指摘する。



 かつてドル基軸通貨に反対したフセインは、攻撃され、処刑された。


 プーチンは、「ルーブルを世界通貨にする」と豪語した。そのあと、リーマンショックが起こった。



 今回のドル離れに対し、何が起こるか、北野氏は警告を発している。




今シーズン一番の寒さ

 金曜日までの暑さが急転し、週末は日本列島が寒気に包まれた。大阪も最高気温が10度。そのうえ風が強い。


 土曜日は、日中、暖房をつけて室内にこもっていたので、寒さを感じなかった。夜の理事会に出席した折、外気の寒さにびっくりした。いよいよ冬将軍がやってきた。


 この寒冷に合わせて、恒例の干し柿がベランダにつらされた。


 一時に比べると、数は2割ほどか。

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 高齢になると、胃袋も縮小する。これくらいの数で充分となった。


 正月への準備が始まった。

 喪中が増え、年賀状の枚数が年々減り、午後の半日でプリントアウトできた。
 来年は喜寿になる。予想外の長生きになった。

  「 喜寿迎えよくぞここまで初詣 」

を新春の祝句として、年賀状に添えた。

 いや、

  「 喜寿となるよくぞここまで初詣 」

がよかった、かなぁ。


 あと20日余りで、新年を迎える。



暖冬の入り

 昨日は、全国的に暖かく、師走というのに25度以上の「夏日」になった地域も少なくない。「観測史上12月の最高気温となった、」とテレビはトップニュースで伝えた。


 大阪も曇り空ながら24.5度と、夏日に迫った。喉がよく乾き、アイスクリームが欲しくなる一日だった。今日の大阪の最高気温は19度と予測されているが、風もなく、温かい、

 今年は「暖冬」と予測されている。暖かい冬の入りとなった。住宅内は紅葉に代わって、ドウダンツツジと山茶花の赤が迎えてくれる。


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 写真中央のソメイヨシノ、枝垂桜は完全に裸木になり、3月の開花に備えている。
 
 黄葉と紅葉が美しい。
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 当住宅の各棟に山茶花が咲いている。「山茶花の住宅」と言える。

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 暖冬で冬入りした、この週末は最高気温9度、10度の寒波が予報されている。

 寒暖差に高齢者は要注意だ。








違いが分かる女優3人

 女優や男優にも、顔のよく似た人がいる。高畑充希、有村架純、小島瑠璃子の識別がよくできなかったが、最近、昨日の映画『かぞくいろ』でわかりかけてきた。

 高畑充希(26歳、東大阪出身)

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 有村架純(25歳、伊丹出身)

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 小島瑠璃子(24歳、千葉県市原市)

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 よく似ているが、識別できるようになった。





思い出の「うどん」を求めて 4

 子供の頃からなじんでいる思い出の「うどん」を求めて、今回は、「はなまるうどん」。家の近くのショッピングセンターに出店している。


 うどんチェ−ン店ランキングでは、
 
 1位   丸亀製麺      店舗数 1,611
 2位   はなまるうどん   店舗数  420  (吉野家グループ)
 3位   杵屋
 4位   山田うどん
 5位   味の民芸
 6位   讃岐製麺

と、2位。ただし、1位の丸亀製麺とはかなりの差がある。


 箕面店は、いつも賑わっている。

 うどんの真の味を味わうために釜あげうどんを注文した。

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 具は何も入っていない。シンプルそのもの。味気ないので海老天を二つトッピングした。


 麺は、つるつると喉を通るが、コシがない。讃岐うどんと看板に上がっているが、讃岐うどんと言えども材料、製法で太さ、硬さ、コシが異なるのだろう。ざるうどんで食べるとそうではないが、釜あげで食べると、うどんがふやけて締りがなくなる。

 出汁は私には少しからい。お茶で薄めると私好みの味に近づいた。


 故郷の「御所うどん」に近づいてきた。




 

かぞくいろ

 映画『かぞくいろ RAILWAYSわたしたちの出発』。


 これからの日本の中心的価値観は「家族」だ、という北野幸伯氏の本に接したこともあり、「家族」という言葉に魅かれての映画鑑賞となった。


 この映画の主役は、小学四年生の奥薗駿也(演じるのは歸山竜成)。


 駿也の母親は、駿也出産後まもなく病死。父親(青木崇高)は、くも膜下出血で急死したばかり。数年前から同居していた義母(有村架純)とともに、父の故郷、鹿児島に遺骨を抱いて東京から帰る。祖父(國村隼)と初対面だった。祖父と父は、母の葬式の時、生まれてまがない駿也を誰が育てるかで喧嘩別れとなっていた。父親の死は、祖父に留守電で伝えていたが、通夜にも告別式にも祖父は来なかった。祖父は留守電を開けていなかった。


 初めて会う三人のぎこちない生活が始まる。父はイラスレーターであったが子供のころは鉄道が好きだった。祖父も鉄道の運転手をしている。義母は、鉄道の好きな駿也を乗せるために運転手を志願し、無事合格する。

 三人の生活も次第に家族らしくなってゆく。


 ありふれたスト−リーであるが、家族とは血のつながりを言うのか、一つの屋根の下で生活をし、喜怒哀楽を共にすることから生まれるのか、答えを出してくれる映画だった。


 小四の歸山竜成の演技に何度ども涙した。目元が父親役の青木崇高によく似ている。実の親子かとネットで調べたが、そうでなかった。オーディションで選ばれた子供だった。この子は大成するだろう。


 青木崇高は、いかつい顔をしているが、NHK大河ドラマ、『龍馬伝』では後藤象二郎、『平清盛』では弁慶、今年の『西郷どん』では島津久光と、重要な役どころを演じている。このところの遠藤憲一といい、強面が旬になる時代になってきた。





幸せな日本の創り方

 4年前、テレビで大学教授と学生たちの座談会が報じられた。テーマは、「日本はこれからどうなるのか?」、「自分たちはこれからどう生きていくべきか」。

 しんみりとした座談会だった。司会役の教授は、「これから日本が衰退していくのは決まっていることだから、君たちもそのことを自覚して生きていかないとね」と締めくくった。

 暗い未来である。本当に日本が衰退していくのは既定路線なのだろうか。

 
 確かに暗いテデータがある。

 ・少子高齢化、人口減、地方自治体の消滅

 ・教育への公的支出:最下位(34カ国中)

 ・日本人の労働生産性:最下位(主要先進国中)

 ・平均睡眠時間:最下位

 ・日本企業の社員のやるき:最下位クラス

 ・仕事にやりがいを感じている:最下位

 ・世界の仕事満足度:最下位

 ・自国に対する誇り:最下位

 ・世界の幸福度ランキング:最下位(先進国中)

 ・自分自身に満足している若者:最下位

 ・将来に明るい希望を持っている若者:最下位


 いやはや、日本の弱点ばかりである。日本の若者は、日本の将来に希望を持っていない、ことに最も驚く。



 国際関係アナリストの北野幸伯氏は、「問題があれば解決すればよい」と前向きな姿勢で、「幸せな日本の創り方」を、最新刊『日本の生き筋  家族大切主義が日本を救う』で提言している。


 要点の一つは少子化対策である。

 少子化対策の成功例として、ロシア(子供二人以上の家庭に2000万円の住宅ローン給付)、フランスの子供手当(子供二人で月6.5万円の支給)などの成功例を北野氏は紹介する。子供への支給は、国にとって割のよい投資である、と氏は言う。


 二つは、地方創生対策。

 コマツは本社や工場を東京周辺から、石川や福島への地方へ移転した。30歳以上の女子社員の結婚率は、東京の時の50%が石川では80%に上がった。平均の出生数は、東京0.97人に対し、石川は1.9人。
本社を東京から石川に移したことにより、子供の数は、
   東京  0.5×0.9=0.45人
   石川  0.8×1.9=1.52人
と、なんと3倍になっている。

 北野氏は、「東京圏や外国から人口減少県へ移転した企業への法人税ゼロ」を提言する。地方の人口が増えないのは働き場所がないからだ。


 高度成長期、地方の二男、三男は、職を求めて都会に集中した。バブル崩壊後、地方にあった工場は、中国などの人件費の安い国に移転し、工場の空洞化が起こり、地方で職場はどんどん減っていった。


 北野氏は、「幸せとは、親の近くに住み、子育てを助けてもらい、親の面倒も見ながら、家庭生活を送ること」とする。氏は、「家族大切主義」と名付けている。教育勅語の「父母に孝を、兄弟に友に、夫婦相和し」の価値観である。


 幸福度ランキングは、
  1位   フィンランド
  2位   ノルウェー
  3位   デンマーク
  4位   アイスランド
  5位   スイス
  6位   オランダ
  7位   カナダ
  8位   ニュージーランド
  9位   スウェーデン
  10位   オ−ストラリア 

  北欧の高度福祉国家が多い。
  先日、オランダの先端農業と技術開発がテレビで紹介されていた。日本が学ぶことの多い国だ。

  因みに、日本は54位である。


 リーマンショックに遭い、行きすぎた金融資本主義が問題とされた。ポスト資本主義が叫ばれた。資本主義の次にくる社会は、「総資本利益率(ROI)」ではなく、「社会貢献度(仮称)」という尺度ではないか、という考えに私は賛同している。


 中心的価値観は、北野氏は「家族」だとする。中心的価値観は以下のように推移してきた。
    江戸時代     幕府
    明治〜敗戦   天皇
    敗戦後      会社
    これから     家族
    


 確かに、北欧の諸国は、会社より家族を重視する。日本人からすれば、「不真面目な」と思うほど休みを取る。しかし生産性は日本人に勝っている。


 日本も、北欧の生き方を学ぶ時に来ている。

 今、アマゾンから、『日本の生き筋 家族主義が日本を救う』が届いた。年末、年始に読もう。





日本のGDPは、40年後に25%減少する!

 IMFは、「日本の40年後のGDPは、25%以上縮小する」と発表した。


 日本の人口は、

  2018年   12,520万人

  2058年    9,000万人

と、これは確かな人口予測である。現在の出生率では40年間で28%人口は減少する。


 GDP=労働人口×一人当たり生産性、である。


 GDPをどうあげていくか。

ヽ姐饋溶働者をもっと受け入れる。

定年を引き上げ、高齢者にもっと働いてもらう。

女性にもっと働いてもらう。

ぃ腺匹魍萢僂靴董⊃佑梁紊錣蠅貌いてもらう。

ィ腺錨の活用でイノベーションを起こし、生産性を上げる。


等の方法がある。政府進める,枠鬚韻燭ぁ将来、民族問題となる禍根を残す。イ日本の取り組む中期的課題だろう。

 が、根本的には

出生率をあげる。

ことをしないと、将来、日本はなくなる。否、日本人はいなくなる。

 出生率問題は、かなり前から言われているが、日本政府は真剣な政策を出していない。100年先を見る政治家、マスコミがいなくなった日本に未来はない。




2018落ち葉 in 箕面如意谷住宅

 今年も早、師走。喪中の知らせが今年も多い。


 当住宅の紅葉の見頃は過ぎ、落ち葉に「わびさび」を覚える時期になった。

 落ち葉を鑑賞する。


 隣のマンションの街路樹の銀杏。歩道は黄色のジュータンになっている。サクサクと心地よい音が返ってくる。


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 当住宅で最も紅葉の美しいスポットの落ち葉。ドウダンツツジの紅葉が色を添えている。

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 私が、「わびさび」のスポットと名付けている場所での落ち葉。やはり、何かを感じる。


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 ほぼ、毎日通っている石畳の落ち葉。

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 当住宅の、「桜開花に標準木」と私が名付けている、鍋田橋の桜も四五葉を残すのみとなった。
 4か月後の開花を目指して、その準備に入る。

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 こうして、樹木は、来春を迎える冬眠に入る。


 久しぶりの一句。

 「 明日の代に命引き継ぐ落ち葉かな 」

 「 落葉や明日の葉つくり命継ぐ 」

 「 この一年できごと多し落ち葉踏む 」




池田観光街あるき

  大阪最古のうどん屋「吾妻」のうどんを食べに来た折、その周辺の旧跡を散策した。池田城は11年前に訪づれている。

  
池田城跡

 江戸時代の池田は、歌舞伎や村芝居、相撲、落語とさまざまな芸能が盛んだった。阪急池田駅から北西の方向に徒歩6分の地に呉服橋がかかっている。

 江戸時代、この呉服橋の袂に呉服座があった。旅回りの歌舞伎や新派劇、落語が演じられていた。今は、堤防沿いの、よく見つけづらい処に、こっそりと、碑が立っている。

 今は住宅地になっているが、当時はこの周辺は、賑やかな歓楽街だったのだろう。


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 この呉服座の建物は国の重要文化財として、昭和44年に、明治村に解体移築されている。


 猪名川にかけられた呉服橋は、西は兵庫県川西市、東は大阪府池田市と、県境にかけられた橋。1579年、織田信長が荒木村重を攻めたとき、この呉服橋は焼失した。今は、下の写真のように、立派な大きな橋になっている。また、この呉服橋は、西国札所の勝尾寺から中山寺に行く巡礼道にかけられた橋で「巡礼橋」と呼ばれていた。

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  右奥に見えるビラミッド型の橋は、高速道路にかけられた「ビッグハープ」。かっこいい。


🔴呉服座

 その呉服座跡から、東に約100m行くと、現在の呉服座が立っている。大衆劇場で、ほぼ毎日、昼と夜の二回公演が行なわれている。大人1,900円。こんな人口の少ない地域で成り立つのか、不思議だ。尤も、入り口に赤いポルシェが止まっている。座の関係者の車のようだった。儲かっている。

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🔴落語みゅーじあむ

 「落語の池田」のシンボル、「落語みゅーじあむ」。池田市立。毎週土曜日の午後には、プロの落語家の落語がライブで楽しめる。

 写真左の建物は元呉服屋。建物は古い。

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🔴ビリケンさん

 アメリカで福の神として人気を博したビリケンさん。明治末期に田村駒次郎氏が商標登録し、田村氏の会社や通天閣に祭られているが、田村氏が池田の出身ということでここにも設置されている。


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🔴旧加島銀行池田支店

 NHKの連続ドラマ「あさが来た」のヒロインのモデルである広岡浅子が設立した旧加島銀行の池田支店の建物。国登録有形文化財。なかなか、しゃれた建物だ。


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 なかなか、池田はこじんまりとしているが、歴史のある、面白い街だ。短時間で散策できる。他に、池田城跡公園、小林一三記念館、逸翁美術館、池田文庫、民族資料館、カップヌードルミュージアム、ダイハツ資料展示館、五月山動物園などの観光地がある。

 





思い出の「うどん」を求めて 3

 子供の頃食べたうどんの味を求めて、池田市へ。阪急池田駅から徒歩7分のところに「吾妻」がある。先日のテレビで、大阪のうどんの老舗として、池田の「吾妻」と道頓堀の「今井」が紹介された。


 ここ「吾妻」は、大阪最古のうどん屋。元治元年(1864年)創業なので154年目になる。1864年は、蛤御門の変、四国艦隊下関戦争などが起こった年。


 マンションの1階だが、いかにも歴史のある佇まい。看板は当時のもの。古過ぎて読めない。
 

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 中は、30席ほどと狭い。古時計があり、昭和そのものが残されている。

 土曜日の昼ということもあるのか、満席で、さらに十数人が待っている。やはり、人気店だ。


 これが当店自慢の「ささめうどん」。

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  きざみあげ、かまぼこ、塩昆布、おぼろこんぶ、みつば、柚、生姜入り。


 「ささめうどん」には謂れがある。

 谷崎潤一郎(1886年(明治19年)-1965年(昭和40年)、享年79歳)は、関東大震災後、神戸に居を構えた。その3番目の奥さん、松子夫人(小説「細雪」の次女のモデル)が、来店し、あまりの美味しさに名作「細雪」にちなんだ「ささめ」をつけたとか。因みに「細雪」は1948年(昭和23年)に完成した。

 麺は細い。「うどん」と言うよりも、「ひやむぎ」に近い。

  因みに、

    そうめん   直径1.3mm未満

    ひやむぎ   直径1.3〜1.7mm

    うどん     直径1.7mm以上

    きしめん   厚さ2mm未満、幅4.5mm

と言うらしい。パスタの種類も細さで名称が異なる。


 当店はなぜ、細いうどんにしたのか。
 
 ゆでる時間と食べやすさを試行錯誤した結果、48年前からこの細さにしたという。


 謂れはその位にして、さて、味はどうか。

 熱くて鉢が持てない。出汁が飲めない。

 うどんから食べる。

 出汁がよくしみ込んでいる。熱いがするすると喉を通る。喉こしがよい。腰はない。

 この点は、「今井」、「つるとんたん」と良く似ている。「喉こしの良さ」が大阪うどんの特徴だろうか。

 しばらくたって、鉢が持てるようになった。

 出汁を飲む。濃くはないが、なにか締りのない味だった。私には、出汁は「つるとんたん」の方が合う。



 これで、大阪うどん老舗二店舗のうどんを味わった。

 私も求めているうどんは、麺は讃岐うどんのように太さがり、腰があるもの。出汁は、うどんを引き立てる、あっさりとしたもの。今のところ「なか卯」の出汁が近い、という結論に達した。


 出汁は自分で作るしかないのだろう。


 


日本国紀 2

 百田尚樹著『日本国紀』。

 前回は、その1として、本書の第7章「幕末〜明治維新」、第8章「明治の夜明け」の記憶に残る個所を紹介した。

     日本国紀 1


 今回は、1877年(明治10年)の西南戦争後から、1945年(昭和20年)の敗戦までの68年間、記憶に残る個所を紹介する。本書では第9章「世界に打って出る日本」、第10章「大正から昭和へ」、第11章「大東亜戦争」の部分である。


🔴日清戦争、日露戦争は日本の自衛にために行なわれた戦争であった
 
 西南戦争後、日本は国体の整備を行う。
   1889年(明治22年)、大日本帝国憲法公布  
                   立憲君主制 + 議会制民主主義 を国是とした。
   1890年(明治23年)、第一回衆議院総選挙

 この後、日本は戦争に巻き込まれる。当時は、欧米列強による帝国主義の時代だった。日本は緩衝地帯の朝鮮半島を守るために、日清戦争、日露戦争に追い込まれた、と百田氏は説く。

   1894-5年(明治27-28年)、日清戦争
         この日清戦争で李氏王朝は清から独立し、2年後に「大韓民国」を建国した。
         この戦争で、日本は清から現在価格で約400兆円の賠償金を得た。
         「戦争は金になる」と誤った認識を日本国民は持つようになった。
         この戦争により、清は欧米列強からますます蚕食されていくことになった。

   義和団の乱と柴五郎(1860-1945年、享年85歳)
         1900年、朝鮮半島は混乱下にあった。朝鮮半島に派遣されていた柴五郎は義和団の乱におい
         て巧妙な防衛で世界から賞賛を浴びた。欧米で広く知られる最初の日本人となった。
         彼の功績が1902年の日英同盟のきっかけをつくる影の立役者となった。陸軍きっての中国通。
         陸軍大将。秋山好古と同期。
         柴五郎は会津藩士の子。戊辰戦争の時は8歳。家族の女性は全員、戊辰戦争時に自刃した。 
         テレビドラマで報じられ、強烈なシーンとして今も記憶に残っている。

   2004-5年(明治37-38年)、日露戦争
         この勝利の主因は、日英同盟はあったこと、アメリカから資金調達ができたこと。
         日露戦争の勝利で、日本は世界の五大国となった。明治維新からわずか38年で列強入りした。
         有色人書が白人に勝った、歴史上初めての出来事で、「植民地にされていた東欧、中東、ア
         ジア、アフリカの国々に独立運動の機運を高める」歴史的な戦争となった。
         他方、列強大国は日本への警戒心を芽生えさせる戦争でもあった。
         中でも、朝鮮半島への進出を考えていたアメリカは、満州鉄道の共同開発を日本から断られ、
         日本を敵意を抱くきっかけとなり、以降アメリカは日本に嫌がらせを始めた。


   日露戦争のその後の日本への意味
         日露戦争で日本は国家予算の8倍(現在価格で800兆円)を使った。にもかかわらず、賠償金は
         ゼロだった。
         「戦争は金になる」と日清戦争で知った国民は、不満が爆発し、「日比谷焼討事件」が起こった。
         当時の新聞社は戦争を煽り続けており、新聞に誘導された国民は戦争を望んだ。
         正岡子規も報道記者として戦地に赴いていた。

         戦前には、新聞社は「戦争を煽り」、戦後は「憲法9条の改憲反対」を誘導している。
         新聞社には「国家を守る、国民の命を守る」という国家として一番大事なところの価値観が狂っ 
         ている。
  



🔴第二次世界大戦は、「持てる国」と「持たざる国」との戦い。世界恐慌がその発端になった。

   1914-18年(大正3-7年)、第一次世界大戦
          日英同盟を結んでいた日本はドイツに宣戦布告し、勝利国になった。戦後、日本はドイツが
          持っていたマリアナ諸島、マーシャル群島などを国際連盟の委任を受けて統治することになっ
          た。
          日本から、ヨーロッパやアジアへの輸出が増え、空前の好景気になった。
          ヨーロッパ諸国に弱体化の中で。アメリカが台頭した。

   1921年(大正10年)、アメリカの策略で日英同盟が破棄された。
          アメリカは着々と日本との戦争の準備に入っていた。
   1923年(大正12年)、関東大震災
          死者10万人以上、損害額は現在価格で300兆円
   1929年(昭和4年)、世界大恐慌
          先進主要国は「ブロック経済」で保護貿易に

   第二次世界大戦は、「持てる国」と「持たざる国」との戦いで、世界大恐慌の「ブロック経済」がその発端と
   なった。
       
      「持てる国」    vs    「持たざる国」
      アメリカ             日本
      イギリス             ドイツ
      フランス             イタリア


   1930年(昭和5年)、統帥権干犯(かんぱん)事件
           ロンドンでの海軍縮会議で、日本はアメリカの7割に抑えることを政府は受け入れた。野党
           は、統帥権干渉だと政府に立てついた。この頃から、内閣が軍部に干渉できない空気にな
           り、軍部の暴走が始まった。
           日本は戦争への道を走り出した。

   1931年(昭和6年)、満州事変
   1932年(昭和7年)、満州国建国
           五・一五事件
             ロンドン海軍軍縮条約に不満をもった海軍青年将校によるクーデター
             新聞は、犯人らの減刑運動を起こした。
   1933年(昭和8年)、満州国を認められず、国際連盟脱退。
   1936年(昭和11年)、二・二六事件
           陸軍の青年将校が、軍事予算を削減してきた高橋是清大蔵大臣を暗殺
           統制派(反米・反資本主義系統)が軍部の主導権を握る。
           軍部が政治を動かす体制になる。

   1937年(昭和12年)、日中戦争(支那事件)、南京事件

   1939年(昭和14年)3月、第二次世界大戦勃発
          アメリカ、日米通商条約の破棄を通告。(ついにアメリカは日本を敵と表明した)
   1941年(昭和16年)8月、アメリカは日本への石油輸出を全面禁止
          当時の日本は、石油の8割をアメリカから輸入していた。
          日本から戦争を仕掛けるようルーズベルト大統領は仕掛けてきた。
          日本の新聞社も戦争を煽った。
       11月27日、「ハル・ノート」
          「日本は、中国とインドネシアから全面撤退せよ」

   1941年(昭和16年)12月8日、真珠湾攻撃
          日本が勝てるとは軍部も政府も考えていなかった。
          ただ、「ハル・ノートを受けいれば、日本は欧米の植民地になる」との恐怖があった。

   かくて、大東亜戦争(アメリカは「太平洋戦争」と言った)が始まり、日本は負けた。

   1945年(昭和20年)8月14日、御前会議で昭和天皇は英断する。
          「私の命は如何になろうとも、国民の生活を助けたい」。



🔴なぜ、日本は大東亜戦争に進んだのか?

  欧米の植民地にされないために、徳川幕府を倒し新国家・新政府を作った。明治維新である。国是は、欧米に負けない国づくりであり、「富国強兵」がスローガンであった。

 日露戦争(1904-1905年)で日本は勝利し、アメリカ、イギリス、フランス、ロシアと並んで五大国入りした。明治維新後わずか37年での快挙だった。実力は列強国にはまだほど遠うかった。ロシアに勝てたのは、イギリス、アメリカの資本調達支援があったことと、ロシアが混乱下にあった、という強運に恵まれたからであった。


 出る杭は打たれる。日露戦争で、有色人種の日本が白人のロシアを負かしたことで、アメリカやイギリスは日本に敵愾心をもっていく。特にアメリカは、満州鉄道の日米共同経営合意を日本に破棄されたことが、敵意を抱く原点となった。

 アメリカは日英同盟を破棄させ(1921年)、世界恐慌(1929年)後、「ブロック経済」で日本を排斥した。さらにアメリカは、日米通商航海条約を破棄(1939年)し、日本への石油の輸出を全面禁止(1940年)し、「ハル・ノート」で最後の通告(1941年)を発し、アメリカは日本側から戦争を仕掛けてくるように仕組んだ。1905年の日露戦争以降、実に36年もかけてアメリカは、日本に計画的に嫌がらせをしてきた。アメリカ人はもともと、有色人書の日本人が心理的に嫌いだった。


 日露戦争までは、日本は列強国の植民地にされる恐怖、そのための防御という意識があった。ところが1930年代の満州事変、満州国建国、盧溝橋事件、支那事変(日中戦争)は、軍部の暴走以外の何物でもないだろう。それを煽った新聞、踊ろされた国民にも責任はある。

 1930年代の日本の帝国主義に対して、元々日本人にいい感情を持っていなかったルーズベルト大統領が、日本から戦争を始めるよう、仕掛けてきた。日本にはアメリカに立ち向かわないと、アメリカの植民地にされる恐怖があった。

 戦後、マッカーサーは、アメリカの議会の委員会で、「太平洋戦争は日本の侵略でなく、日本の自衛のための戦争だった」と述べている、ことは有名である。


 日中・太平洋戦争を振り返り、戦略家は、「日本は戦術には優れていたが、戦略は何もなかった」と評する。
 確かに、中国大陸での局地戦争は負けず知らずであったが、太平洋戦争での戦略は何だったのだろう。このことを解説する歴史家はいない。

 日本の海軍と陸軍の仲の悪さは有名で、セクショナリズムの塊り。軍部内で使用する規格も異なっていた、という。これでは、戦略がなかったことの何ものでもない。



🔴戦争の戦費はいくらだった?

 戦争にいくらかかったのか。これを述べている書物にお目にかかっていない。

 経済評論家の加谷珪一氏は述べている。

          当時のGDP    戦費/GDP比     現在の価格での戦費  
 
 日清戦争    13.4憶円       0.17倍            85兆円

 日露戦争    30憶円        0.6倍            300兆円

 太平洋戦争  228憶円        8.8倍           4,400兆円      


 アメリカの戦費が、GDP比の3.2倍、イギリスはGDP比3.8倍だったとされている。日本は8.8倍、いかに日本が経済的にも無理な戦争であったが、理解できる。 


 日本の総損害額はいくらだったのか。外国への賠償額はいくらだったのだろうか。


  

    

ダンス コンテスト

 小五の孫、このところダンスの切れが一段と良くなってきた。

 ダンスコンテストに参加。



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 途中で、パーカーを脱ぎ捨てる作戦を実行。

 拍手をもらったものの、表彰台には上がれず。

 上手な少年、少女が多い。

 次を目指して頑張ろう。




五箇条の御誓文

 明治新政府は、国政の基本方針として五箇条の御誓文を1868年4月6日制定し、明治天皇が天地神明に誓約する形式で制定され、国民に布告された。


 御誓文は、福井藩出身の参与由利公正が起案し、土佐藩出身の参与福岡孝弟が修正し、長州藩出身の参与木戸孝允が編集して、議定兼副総裁の岩倉具視に提出された。


 ここで、明治政府は、日本の土台に議会制民主主義と資本主義経済という二大柱を立てた。



一 廣ク會議ヲ興シ萬機公論ニ決スベシ

 (現代語訳)「政治のことは、会議を開き、多くの意見を聞いて決めよう」

 坂本龍馬は船中八策で、「万機公論に決すべし」と述べている。龍馬と交友があった由利公正に受け継がれた。

  これは、議会制民主主義を謳った御誓文である。共同体の運営に関し、個人の独裁ではなく、話し合いで決める文化は日本にはなじみがあった。

 神話では、天照大神が天岩戸に閉じこもったとき、神々は集まり、相談している。

 聖徳太子は十七条の憲法において、

 「上和らぎ、下睦(むつ)びて事を論(あげつら)ふに諧(かな)ひぬるときは、則(すなた)ち事理自ずから通ふ。何事か成らざむ。」
 (現代語訳)「和気あいあいと議論を尽くせば、物事の道理が通る、そうなれば、できないことなどあろうか」


 また、鎌倉幕府が制定した「御成敗式目」では、自由な議論を奨励していた。

 「ただ道理の推すところ、心中の存知、傍輩を憚(はばか)らず、権門を恐れず、詞(ことば)を出すべきなり」
 (現代語訳)「ただ、道理を追及して、他者の思惑を憚ったり、権力者を恐れず、発言すべきだ」


 このように、話し合い文化は、日本の昔からあった。

 最近身近なできごととして、管理組合の運営で議論が伯仲し、けんか別れになることを見てきた。もっと、和気あいあいと議論すれば話は通ずる、と聖徳太子は教えている。

 ゴーンの所得の有価証券への偽造記載についても、日産の幹部は何をしていたのか、「御成敗式目」の教えに背いている。



一 上下心ヲ一つニシテ盛ニ経綸ヲ行フベシ

  「経綸」とは、「経済」のこと、「経綸を行う」とは「経済を振興する」との意味。

  富国強兵のもとは、近代経済の発展であり、そのためには起業と資本蓄積による自由主義経済を基盤とする、と当時の先人は見抜いていた。凄い先見の明だった。

 江戸時代には、民間が商業航路を運営したり、両替商が銀行業務を行ったり、今日の自由市場経済の基盤を作っていた。ただ、徳川幕府に身分制度が職業選択を制約していた。「上下心を一つにして」は、身分制度を廃棄した御誓文であった。



一 官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス

 (現代語訳)「公家や武士、庶民の区別なく、皆の志がかなえられ、失望のない社会にしよう」




一 舊来の因習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クベシ

 (現代語訳)「これまでの悪い慣習をやめ、国際社会のルールに従おう」




一 智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スベシ

 (現代語訳)「新しい知識を世界に求め、国家の繁栄をはかろう」




 明治天皇が神前で五箇条の御誓文を誓った(三条実美が代読)後、さらに三条実美が天皇のお言葉(勅語)として以下のことを読み上げた。

 「我が国未曽有の変革を為さんとし、朕、躬(み)を以って衆に先んじ天地神明に誓い、大いにこの国是を定め、万民保全の道を立たんとす。衆またこの旨趣に基づき協心努力せよ」

 「すべての国民の安全=万民保全」という、「民安かれ」と天皇が祈られた。明治天皇が五箇条の御誓文を神々に誓われた後、天皇が国民に語られたお言葉である。


 さらに、『国威発揚の御宸翰(しんかん)』(天皇の国民へのお手紙)が出された。その中に、「天下億兆、一人もその処を得ざる時は、みな朕が罪なれば」(国民が一人でも、その人物に適した場所と生きがいが得られなければそれは天皇の責務である)と述べられている。



 メルマガ『国際派日本人養成講座』で主幹の伊勢雅臣氏は、「皇室の「民安かれ」の祈りを受けて、国民がそれを実現すべく「協心努力」することが、わが国の「根っこ」であり、そこからのエネルギーで我が国は平和で豊かな国を作ってきた」と締めくくつている。


 「万機公論に決すべし」、「和気あいあいと議論すべし」は現実には、実行しづらい課題である。


 
 

日本はこうして情報戦に強くなれ!

 大国が核兵器を大量に保有している時代。戦争の形態は、「戦闘」から、

    ・情報戦

    ・外交戦

    ・経済戦

に中心が移っている。


 ところが日本は、情報戦も外交戦も弱い。

 なぜ、日本は、情報戦、外交戦に弱いのか。

 国際関係アナリストの北野幸伯氏がその理由を説明してくれる。


 日本は、ウソをつくことは「悪いこと」と教えられてきた。幼児の頃から、「ウソをつくと閻魔さんに舌が切られる」と親に教えらえてきた。

 「戦は詭道(ウソ)なり」の孫子の教えを信仰する中国人は、「ウソは武器」と奨励されている。特に、中国政府の指導者は「ウソのプロ」。素人の日本が勝てるわけがない。


 1930年代、中国は「田中メモリアル」というプロパガンダを大々的に世界に展開した。

   「田中メモリアル」とは、「日本の世界征服計画」であり、その中身は、

    ・中国を支配したければ、満蒙を支配しなければならない。

    ・世界を支配したければ、中国を支配しなければならない。

という、まったくのウソを中国は世界に発し、日本を孤立に追い込んだ。第二次世界大戦で、日本は、中国、アメリカ、ソ連、イギリスを敵にした。日本が勝てる理由はもう、この時点でなかった。


 世界一の情報戦の歴史を持つ中国は、2012年「日本包囲網戦略」をロシア、韓国にもちかけてた。同年末の安倍首相の靖国神社参拝を材料として、「日本右翼化」、「軍国主義の復活」とプロパガンダを流し、日本を再び、世界で孤立化させた。

 中国を父と仰ぐ韓国のプロパガンダにも、日本は傷みつけられている。「竹島は韓国の領土」、「慰安婦問題」さらに「徴用工問題」と、韓国はウソを平気で世界にプロパガンダしている。


 これらの、中韓の経済戦(反日プロパガンダ)に、日本政府はどう戦うべきか。


 北野氏はその教科書として、山岡鉄秀氏の『日本よ、情報戦はこう戦え!』を推奨している。

 山岡氏は、オースオトラリアのストラスフィールド市で慰安婦像設置計画に遭遇。現地日系人を率いて、2015年8月、設置措置に成功した。

 日本政府も日本国民も、この本を教科書として、情報戦を学べと北野氏は推奨する。


 まずは、外務官僚、官邸が率先して実行してもらいたい問題である。

 今日、韓国の最高裁判所が二件目の「徴用工問題」への判決を出した。一見目と同じく、日本の企業に損害賠償を命じた。韓国政府の代弁だろう。日本政府はまたも、同じ反応を示すのだろうか。雑誌『honda』に、「韓国をギャフンと言わせる5つの対策」が報じられている。日本はいつまで我慢するのだろうか。


 河野外相は、「このたびの徴用工の判決は、これまでの未来志向に逆行する動きとは桁違いの影響を及ぼす重大な出来事であると、韓国政府に認識してもらう必要がある」と今まで以上の厳しい抗議を発した。韓国は「下手に出るとますます強気になるが、こちらが強気に出ると引き下がる」ことを日本政府は学んできている。次期首相候補として人気が高まってきた河野外相。ここは、さらに強く出てもらいたいものである。





安倍首相の二島返還政策に見る大戦略

 安倍・プーチン会談での、「平和条約締結 → 二島返還」に関し、「四島返還が大原則」と反対する政治家が多い。


 かかる中で、元CIAのグレン・カールが、ニューズウィークで「安倍首相の大英断」と絶賛している。


 安倍首相とプーチンが「二島返還」に動き出した最大の背景は、「習近平の世界覇権を目指す中国の台頭への危機感にある」と、カールは断定している。

  ・中国が強くなり、アグレッシブになってきた。

  ・トランプは同盟国としてアテにならない。

  ・だから、日本とロシアは接近した。



 日本はまず、二島を取り戻し、次に残りの二島へとステップを踏む。

 プーチンは、四島の軍事基地としての意味よりも、日本からの経済協力に魅力を感じ出した。

  ・ロシア極東の経済開発に、日本から1000億円以上の援助

  ・ロシアの液化天然ガス開発プロジェクトに日本から1000憶円の融資

が約束されている、とか。

 さらに、プーチンは、「日本は二島に軍事基地を作らない」約束を安倍首相から取った。



 カールは、中国に対抗するために、「日米ロ同盟」を提言している。この三国同盟ができれば、日本は中国に完勝できる。安倍首相の今回の「二島先行政策」の裏には、この三国同盟という大戦略がある、とカールは推測する。


 世界一の戦略家ルトワックは、著『自滅する中国』の中で、述べている。

 「もちろん日本自身の決意とアメリカからの支持が最も重要な要素になるのだが、ロシアがそこに参加してくれるかどうかという点も極めて重要であり、むしろそれが決定的なものになる」。


 中国包囲網として、日米ロ同盟という歴史的同盟ができようとしている。安倍首相は歴史的な大戦略家、首相として名を残す道を歩んでいる。




  

アンコール 最後の紅葉

 三連休の最終日。今日も小春日和。絶好の行楽シーズン。行楽地は人だかり。


 昨夜のテレビニュースで、京都の紅葉の名所は、歩けないほどの人が集まった。地元民はバスに乗れない、買い物に行けないという「観光公害」が生じているというニュースだった。世界の観光地フィレンチェでもバルセロナでも、「もう来るな」とプラカードを掲げたデモが嫌がらせが起こっている、という。


 観光客、観光客とかっては叫びながら、今は、「もう来るな」はひどすぎる。日本はこうならないようにしなくてはいけない。



 最後の紅葉を当住宅で楽しむ。

 新たに見出した、ワビサビのスポット。ワビサビには、やはり太陽が当たらない方がよい。

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 散る前の最後の力で有終の美を醸し出している。

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 あたたかな日。

 遠出の散歩に出かけよう。行く秋を楽しもう。




最後の紅葉 in 箕面如意谷住宅

 当住宅の紅葉も、今年の見納めの時期になってきた。長い間楽しませてくれた紅葉だったが、いよいよ師走に入る。


 当住宅の最高のスポットの紅葉も、茶ぽくなってきた。


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 下の写真は、ワビ、サビがあって、なかなか、いいね。新しいスポットを見つけた

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  赤、黄、緑のグラデーションが見事。

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 家のベランダから西南。赤と黄と緑。

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 家のベランダから東南。落葉前の黄葉。

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 なぜ紅葉するのか。昨夜のテレビで、来年の葉をつくるために葉にあるホルモンを幹に引きあげる。ホルモンの引き上げられた葉は赤く、または黄色になり、落葉する。紅葉は、翌年の新しい葉につながる。


 紅葉は山茶花にバトンタッチされる。住宅内の山茶花が咲きだした。

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 ピンクもある。DSC01828


 白もある。

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 これから来春まで山茶花が楽しませてくれる。


 今年も、あと1か月でクリスマス。5週間少々で正月となる。光陰矢の如し。




2019最後の紅葉 in 万博公園

  三連休の中日、万博記念公園に今年最後の紅葉を観に行った。モノレールの千里中央駅のプラットホームに人があふれている。臨時電車が出ていた。エーッ、何のイベントがあるのだろう。


 ほとんどの乗客は万博記念公園駅で降りた。若者と子供連れ家族が多い。

 少し歩いて分かった。降りた乗客が3つの方向に分かれた。

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 正面に向かうと、EXPO CITY。子供連れの家族はこの方向に進む。ここには、水族館、高さ日本一の観覧車、それにショッピングセンターがある。

 写真中央のポールから右の階段を上っていくと、パナソニックスタジアム吹田がある。今日は、ガンバ大阪のJ1リーグの試合がある。若者の多くは、右に曲がる。

 写真の左を曲がると、万博記念公園。客層は、紅葉狩りの老若男女。


 さて、万博記念公園。昨夜、2025年の万博が大阪に決まったばかり。48年前の1970年大阪万博がここで開かれた。6700万人という、毎日がラッシュアワー並みの凄い人出の万博だった。

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  1970年万博の象徴、太陽の塔は今も聳え立っている。
  デザインは、今も、奇抜で、色あせないでいる。

  前の芝生はきれいに整備されている。

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 紅葉の森に向かう。道中、紅葉や黄葉が迎えてくれる。

 見ごろは先週ぐらいだったろう。色が黒ずみ始め、落葉が始まっている。

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 インスタ映えするのか、若いインバウンドのカップルが多い。顔つきはいろいろ、世界から集まっている。みんな人間は良さそうだ。他民族社会とはこのような社会なのだろうと思わされる。


 万博公園の紅葉の名所。「森の空中歩道=ソラード」の紅葉。見事だが、やはり、ピークが過ぎている。

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 カメラを構える人が多い。絵を楽しむ人もいる。近くの芝生では、家族連れがテントを張り、サッカーや野球に興じている。長閑で、幸せな時を楽しんでいる。


 人工の滝を発見した。結構、水量は多い。


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 遠くの滝に焦点をたてたつもりが、手元の紅葉に焦点が当たっていた。
 
 失敗ながら、「傑作」の一点となった。


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 昨日は、強い北風が吹き、大阪も木枯らし1号の日であったが、今日は一転して、風はなく穏やかな小春日和。太陽の下では、汗ばむ一日となった。


 今日は、8500歩強の散歩となったが、万博公園の4分の1の中しか歩いていない。万博公園は広い。調べてみると264ヘクタール、甲子園球場(3.85ヘクタール)の約70倍、当住宅(5.1ヘクタール)の約50倍とその広さに改めて驚いた。ちなみに、2025年万博の会場予定地は、夢洲の中の155ヘクタール。IRは70ヘクタールが予定されている。


 朝は、「2025万博が大阪に決定」との朗報がもたらされ、日中は穏やかな小春日和。8500歩の散歩で心地よい疲れの一日になった。



2025 大阪万博

 2025年の万博は、大阪に決定した。下馬評では、ロシアのエカテリンブルクが強いといわれていた。

                  1回目    決選投票
   日本             85       92
   ロシア            48       61
   アゼルバイジャン     23

 大阪は、1回目で1位、これも予想外だった。決選投票は、圧勝となった。今、たまたま読んでいる本『日本国紀』に日露戦争が触れられているが、万博誘致戦争でもロシアに勝った。感無量である。

 日露戦争の勝利で、日本は悲願の、世界の列強国入りを果たした。「非白人が白人に勝利した」と、非白人の国々に勇気を与える勝利となった。日露戦争後、各国で独立運動がおこった。

 2025大阪万博後、世界が日本をモデルに、「平和を求める国」、「国民の福祉を求める国」に変わることを期待したい。




 大阪も大きく変わるだろう。

 経済効果は2兆円と予測されている。夢をみよう。

 ヾ慇召蓮∪こ最先端の「先端医療」の聖地になる。先端介護のモデル地域になる。

 関西は、瀬戸内海とIRを持ち、世界のリゾート地になる。
    
リゾートと先端医療を絡ませて、長期滞在地域になる。

 4慇召蓮∪こν数の観光地域になる。
    

 江戸時代、大阪は「日本の台所」となり、「商人の町」だった。これからの関西は、「先端医療」を核とした世界のリゾート地になる、のだろうか。

 次の産業革命の核となるAIでは、アメリカと中国に、残念ながら日本の現状はかなり立ち遅れている。せめて、先端医療や介護で、世界一を目指すべきではないのだろうか。


 7年後、私は83歳。ゴールを、2020東京オリンピックから2025大阪万博まで引き延ばしたいが、7年は長すぎる。それまで健康でいる自信は全くない。


 大阪万博の決定は、地盤地下の激しい関西に元気と夢を与えてくれる。朗報が今朝の朝刊のトップを飾った。これで、来年の地方選挙で大阪維新の会の優位は確定した。大阪都構想も前進する可能性が高まった。今の自己保身しかない大阪自民党府・市議会議員では、大阪は衰退するのは目に見えている。


 ビジョン、目標をつくることがリーダーの仕事。これに向かって一致団結して努力する、これが日本民族の強みだ。


 2025大阪万博、これは明るい未来への光となる。



日本国紀 1

 百田尚樹著、『日本国紀』。著者は、『永遠のゼロ』、『海賊と呼ばれた男』、『カエルの楽園』などのベストセラー作家。


 新聞での広告キャッチコピーで、「私はこの本を書くために生まれてきた」と強烈にアピールしている。


 本書の帯には、「2000年以上にわたる国民の歴史と激動に満ちた国家の変遷を「一本の線」でつないだ、壮大な叙事詩。神話の中の天孫の子孫が万世一系で、今日まで2000年以上続いている。こんな国は世界のどこにもない」とある。


 本書は、第1章(古代〜大和政権誕生)から、第14章(平成)まで、505頁にわたる大書である。NHK大河ドラマ『西郷どん』は、明治六年の政変が放映されたばかり。西郷がたどった幕末から明治維新、明治の夜明けまでを先に読んだ。本書の第7章、第8章にあたる部分である。


 記憶に残った個所を列挙する。

🔴国旗「日の丸」の採用

   1854年3月、ペリー二度目の来航で、「日米和親条約」が締結された。
        7月、薩摩藩主島津斉彬は国旗「日の丸」を提案、老中阿部正弘が決定した。
           源氏は「白地赤丸」を使用していた。それ以来、日の丸が天下統一の象徴として使用されていた。

   1855年、「日露和親条約」が締結。この時安政大地震があり、ロシアの黒船も壊れた。
         日本は、日本史上初めて帆船をつくり、ロシアに寄贈した。
         この時、北方四島は日本領土と定められた。北方領土の歴史は古い。



🔴西郷隆盛の評価

   テレビドラマでは、西郷隆盛は、「人情味の熱い、人徳者」として描かれる。
   人徳があったので、鳥羽伏見の戦いとか、廃藩置県といった難局に大久保利通らに引っ張りだされた。
   しかし、百田氏は、「西郷隆盛は戦好きで、目的のためなら手段を選ばなかった男」と記載している。

   征韓論をめぐって、明治六年の政変が起こる。
   これは、
      征韓派     vs    内治派
      留守政府派  vs    岩倉遣欧使節団
      土佐・肥前閥  vs    薩摩・長州閥
   との権力闘争であった、とみられている。

   西郷隆盛は、板垣退助、江藤新平らと野に下った。
   西郷は、外国の知識はあまり持っていなかった。
   日本をどのような国にするかのビジョンも持っていなかった、と見ることができる。


🔴幕末の傑物

  あまりテレビドラマで取り上げられていない、傑物を著者を取り上げている。

  鍋島直正   佐賀藩主   日本初の実用蒸気船「涼風丸」を1865年に建造
           佐賀藩士の教育に力を入れ、優秀な人物を育成した。
           天然痘ワクチンを長男に。それが緒方洪庵に引き継がれる。

  小栗忠順   2500石の旗本。1865年横須賀製鉄所建設。日本初の西洋式火薬工場、本格的ホテル、
           日本初のフランス語学校などを創設。司馬遼太郎は、「明治の父」と呼んだ。
           薩長への主戦論者で、1868年薩長軍の捕らえられ斬首された。


  水野忠徳   500石の旗本。1861年、小笠原諸島の領有権をアメリカ、イギリス、ロシア、フランスに
           認めさせた。小笠原諸島があるための領海は広い。通訳はジョン万次郎だった。




🔴廃藩置県

 明治維新の大改革の中でも、明治4年の廃藩置県が最も力技であった。その前の明治2年の版籍奉還で、藩と藩民を朝廷に返上させた。藩主は藩知事として身分は保証されたが、藩の領土は天皇陛下に奉還した。藩主、藩士の不満をどう収めたのか、が知りたいところ。

 「戊辰戦争で、新政府に逆らっても勝てないことを知らされたので、新政府に歯向かう藩主・藩士はいなかった」とさらっと、本書では記述されている。




🔴なぜ、明治元年からわずか5年の間に、近代化が急激に進められたのか

  明治新政府は次々と近代化を進めた。
  
  明治元年3月、「五箇条のご誓文」
     2年5月、函館戦争の終結で戊辰戦争は終わる
           版籍奉還
     4年7月、廃藩置県
     4年11月、岩倉遣欧使節団 (明治6年9月帰国)
           散髪脱刀令
           四民平等(明治2年〜4年)
     5年、新橋ー横浜間に鉄道(約29km)

  明治新政府を作った人たちには、「近代化、富国強兵を急がなければ、日本は欧米の列強に呑み込まれてしまう危機感をもっていた」と著者は分析する。危機感の共有が一体感を生む。征韓論を唱えた西郷はこの意味でも、世界が見えていなかったといえる。


 この時代は帝国主義の時代だった。日本は、日本の安全保障、自衛のために、日清戦争、日露戦争に追い込まれてゆく。



 組織は潰すことよりも、創りなおすことの方が難しい。幕末の歴史も面白いが、明治10年までの明治維新の歴史も面白い。残念ながら、この明治維新を舞台にしたドラマは少ない。今年の大河ドラマ「西郷どん」でも、駆け足で描かれている。明治維新にもっと焦点をあてた大河ドラマを作ってほしいものである。




ゴーン逮捕の衝撃

 日産会長ゴーン逮捕! 衝撃のニュースが世界をかけ巡った。有価証券報告書に自身の過去5年の報酬約100億円を半分の約50憶円に虚偽記載した、金融商品取引法違反容疑。それに、会社の資産、資金、経費を私的流用した疑いも出てきており、特別背任容疑で立件される可能性が高い。

 日産の内部告発と司法取引で数か月前から東京地検特捜部が内密に調査に入っていた。日本ではなじみの薄い(この制度は今年の6月に導入されたばかり)司法取引での捜査が行なわれてきた。かなり確実な証拠を特捜部はつかんでいる。


 ゴーンは瀕死の日産に救世主として、ルノーから1999年3月、送り込まれてきた。

 倒産寸前の日産をわずか2年でV字回復させた能力は、「辣腕経営者」、「コストカッター」、「カリスマ経営者」、「プロフェッショナル」として絶賛され、その戦略・戦術は本に、雑誌に、講演で広く紹介された。


1.ゴーンの優れた経営戦略

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  1999年7月、9つのクロスファンクショナル(CFT)チームを作った。縦割り組織の弊害を取り除くため、横割りのチーム編成をした。9つの課題に対して、9つのチームを編成し、「部分最適から全体最適」の解を求めた。チームリーダーは、40代の課長クラス。チームメンバーの30代の若手を選抜した。

 1999年10月、ゴーンは「リバイバルプラン」をマスコミの前で、高々と発表した。CFTがわずか4か月で練り上げたものであった。

   ・村山工場や京都工場など5工場の閉鎖
   ・グループ従業員の14%にあたる21,000人のリストラ
   ・部品調達先を1415社から600社に絞り込み
   ・本業以外の事業の売却
   ・総額1兆円のコスト削減

 日本の経営者、サラリーマンをビビさせた。


◆屮灰潺奪肇瓮鵐函壁達目標)」概念の定着

  「リバイバルプラン」でゴーンは3つのコミットメントを掲げた。

   ・2001年3月期までに黒字化
   ・2003年3月期までに営業利益率4.5%の達成と2兆円の有利子負債の50%削減
      「黒字化できなければ責任を取って退任する」とゴーン宣言
   ・系列破壊

  2000年10月、ゴーンは、「2001年3月期の業績見通しで、当期純利益は過去最高の2500億円になる」とむ発表、胸を張った。コミットメントどおり、1年半で黒字化それも過去最高益を達成した。2003年3月期までに有利子負債をゼロにした。


社内コミュニケーション改革

  方針や計画をゴーンは幹部を集めて詳しく説明した。全社員は職場ごとに導入されたモニターで見えるようにした。



2.ゴーンの弊害

 コミットメントを次々に達成していくゴーンに誰も文句が言えなくなった。ゴーンに驕りが出始める。

 2004年10月から2005年9月までに、100万台販売増という「コミットメント」達成のために、強引にも6台もの新車を投入し、無理やりコミットメントを達成させたという。この時あたりから、ゴーンの「驕り」が出てきたといわれている。

 さらに2005年にゴーンはルノーのCEOにも就任し、権力の集中が始まった。

 2013年11月、他の自動車会社は業績の上方修正を出す中で、日産のみ、下方修正に追い込まれた。その責任をゴーンは、COOの志賀俊之氏に押し付け、退任させた。ゴーンは独裁者になった。

 ゴーンの独裁に忠告する幹部はいなかった。ゴーンは気に入ったものを引き上げ、ウマの合わない者は粛清していった。


  日産社内にはゴーンに不満な幹部、社員が増えてきた。今回の逮捕には、日産幹部の内部告発があったとされている。「ゴーン追放」である。

 ゴーンへの個人的な恨みだけでなく、「フランス政府の意向よるルノーの日産支配の強化を排除する」日産経営陣の思いも強い、とされている。西川社長の記者会見でもそのような様子が伺えた。




 豊臣秀吉も、天下を取るまではいいことをした。ところが、わが天下となると、国家のことより、自己保身から判断する。ほとんどの独裁者は、この道をたどる。


 長く権力の座にいると、プラスよりマイナス面が多く出る。取り巻きも茶坊主ばかりになる。任期を設けること、牽制の仕組みを設けること、これが組織運営の基本原則になる、生きた教訓となった。




北方領土に関する日ロ国民の認識の違い

 11月14日、シンガポールで安倍首相はプーチンと日露首脳会談を行い、重大な発言をした。「1956年(昭和31年)の日ソ共同宣言を基礎として、平和条約を加速させることをプーチン大統領と合意しました」と。


 1956年、鳩山一郎首相とソ連のブルガーニン首相は、日ソ共同宣言を締結した。日本とソ連が戦争状態を終了し、国交を回復した宣言。
  そこには、
  .熟△脇本の要請に応えかつ日本の利益を考慮して、歯舞群島および色丹島を引き渡すことに同意
  △燭世掘△海譴蕕療腓亙刃他鯡鹹結後に引き渡される
と、明記されている。


 日本は、今まで「4島一括返還」を求めてきた。「2島先行返還」には反対の政治家が圧倒的に多い。安倍首相は、「まずは2島」からと、多くの政治家の反対を押し切って決断した。


 モスクワに28年住んでいた、国際関係アナリストの北野幸伯氏は言う。「ロシア政府は4島を返還する気は1ミリもない。なぜなら、ロシアの領土観は、「戦争で勝ちとったら自分の領土になる」というもの。現にロシアの99%の領土は征服した土地である」と。


 現に、安倍首相が記者会見した翌日、プーチンは、「平和条約締結後に2島返還とはならない」と安倍首相の発言を否定した。おそろしいプーチンである。


 さて、この北方領土返還問題、うまくプーチンにもてあそばれるのではないだろうか。




 

延命か自然死か

 NHKスペシャルが『人生100年時代を生きる』の中で、「命の終わりと向き合う時」を問題提起した。難しい、重いテーマであるが、どこの家族でも迎える課題。家族で真剣に相談しておきたい。また、政府が推進すべき問題だろう。


 今80歳以上の透析患者が6万人に達しているという。中には認知症の透析患者もいる。患者は全く分からないので、透析中に自分で管を抜いてしまうことがある。家族の同意を得て、手首をベッドに括りつけて透析をする。ここまでして透析をすることを患者本人は望んでいるのだろうか。

 私は、「認知症になった時には透析を辞退する」と家内に伝え、了承を取っている。先日、医者に言ったところ、「認知症と言っても時々正常に戻ることもありますから」と煮え切らない返事。子供、そして先生を悩ませなないように、正常な内にきちんと、「書面」に書いて残しておくことが肝要だ。


 「透析技術の進歩で、状態の悪い方の透析が継続できるようになった。しかし、透析のためにに生きているというか、活かされているような状況になっている」と本末転倒な現実が起こっている。


 このところ政府は、自宅での看取りを増やすように在宅医療制度の充実を図ってきた。患者本人も家族も同意して在宅医療が増えている。ところが、いざ容体が悪化するとあわてた家族が救急車を呼び、病院に運び込まれ、「延命か、人工呼吸器を外すか」、家族は難題を突き付けられる。


 これらの場合、患者本人が正常な内に、患者本人の意思を書面に残しておいてくれると、家族も悩まずに決断を下せる。


 政府は医療費削減のため、高齢者の延命は極力控えてほしいのが本音。今日、延命装置を望まない高齢者も多くなっている。ならば、家族を悩ませないように、「終末期医療への本人の意思」を記載できる、政府制定の様式を病院なり、地方自治体に置いておくべきだろう。


 小泉進次郎自民党厚労部会長あたりが議会に提案し性分化して欲しい。



Newすべり台

 当住宅内には、3つの公園がある。当住宅が竣工してから今年は46年目。竣工以来利用してきた公園の遊具の取替えが完了した。私たちの子供たちはブランコや滑り台や砂場で遊んで育ち、巣立っていった。今、その孫たちが公園の遊具で遊んでいる。


 当住宅の一番北にある、「はなみずき公園」。すべり台はコンクリート造りで、いかにも硬く、冷たい感じがする。


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 下のような、カラフルなすべり台、ブランコ、鉄棒に取替えた。

 自治会の役員が、オープン記念を万国旗で演出している。周りの樹々も紅葉から落葉の季節に変わってきた。



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 当住宅の少子化は一段と進んでいる。入居時、自治会の中には子供会が3つもあったが、今は一つもない。専業主婦が少なくなり、子供会の世話をする親がいなくなって子供会も休会状態になって10年以上になる。


 入居来、当住宅の植栽・環境問題に尽力してきたK氏から、「耐久年度の過ぎた遊具の取替提案」があった。これに対し、「子供が少なくなったから、遊具の取替は不要」という意見も少なくはなかった。若い家族に入居してもらうには、「公園がある、新しい遊具があることが入居の魅力になる」、「当住宅の価値をあげることになる」という理由に、反対派の声は少なくなった。


 これを契機に、ニューファミリーの入居が増え、当住宅に活気が出ることを期待したい。




プレバト 59

 お気に入りの番組、『プレバト 俳句』 59。


 今回のお題は「朝食の風景」。



🔴磯野貴理子

 (原句)    「 新米で普段の朝がひかりだす 」

 (評価)    新米=季語、秋
          「で」、「が」が散文的」
          2位、才能あり

 (添削後)   「 新米や普段の朝がひかりだす 」

 (感想)    ベタに感じるが




🔴厚切りジェイソン

 (原句)    「 息白し熱いココアとミシガン湖 」

 (評価)    発想の飛ばし方がよい
          1位、才能あり
          直しなし

 (感想)    これも、ベタに感じる




🔴岩永徹也

 (原句)    「 ハロウィンの翌朝スープと化すかぼちゃ 」

 (評価)    かぼちゃ=季語、秋
          「化す」の言葉がスープをまずくさせる、食べ物は美味しそうに表現を
          散文的
          特待生5級 → 現状維持

 (添削句)   「 次の日のスープはハロウィンのかぼちゃ 」

 (感想)     「破調」の俳句はまだ、なじめない




🔴東国原英夫

 (原句)     「 炊き出しや並べば遠き秋の雲 」

 (評価)     ファーストカットの画力がある
           被災地の炊き出しではなく、生活困窮者の炊き出しであることがわかる
           名人10段 → 一つ前進

 (感想)     東国原氏得意の暗さがる。




 今回のプレバトでは、東国原氏以外はピンとこなかった。今回学んだことは、「散文にならない」ことであった。

          


日本4.0

 ルトワック著、『日本4.0』。サブタイトルは、「国家戦略の新しいリアル」。

 ルトワックは、1942年生まれ、ユダヤ人。米戦略国家問題研究所上級顧問、戦略家、歴史家、国防アドバイザー。豊富な軍隊経験を持ち、イスラエル軍や米軍などでアドバイザーを務めた戦略論の革命児。世界三大戦略家の一人。著書に、『中国4.0』、『自滅する中国』、『戦争にチャンスを与えよ』など多数ある。


 訳者は奥山真司。国際地政学研究所上級研究員、戦略学博士。


 本書は、2017年10月来日したルトワックへのインタビューを中心にまとめたもの。ルトワックの本は難解。この本も読みずらいが本質はよくわかる。



1.過去の日本の戦略システム

 ルトワックは、日本の過去の戦略システムを次のようにみている。

 (1)内戦を完璧に封じ込めた「江戸システム」=日本1.0

   徳川家康が構築した江戸幕府は、藩と幕府の連邦制の幕藩体制で、最高の同盟システム。
   織田信長、徳川家康は偉大な戦略家だった。それに対し、武田信玄、山本五十六は優れた戦術家。
   「戦略は戦術に勝る」は大法則。

 (2)包括的な近代化を達成した「明治システム」=日本2.0

   日本の近代化は、政治、経済、軍事、教育から服装、髪型まで社会全体におよんだ。このような包括的
   改革は世界でも珍しい。「西郷隆盛は劇的な変化を理解できなかった脱落者だった」とルトワックは手厳
   しい。ちょうど今、NHK大河ドラマ『西郷どん』は、このあたりの明治新政府での西郷と大久保らとの意見
   の衝突場面となっている。

 (3)弱点を強みに変えた「戦後システム」=日本3.0

   軍事をアメリカに依存し、経済復興に人も金も回した。



2.これからの日本の戦略システムとは=日本4.0とは

  戦後日本がとってきた「同盟による抑止」は有効に機能してきた。しかし,ならずもの国家の北朝鮮、韓国、
  中国を近隣にもつ日本は、これからは、新しい戦略システムを取らないと生き残れない、とルトワックは警
  告する。

 (1)日本4.0とは

  これからの日本に必要なことは、後ろ向きの抑止力ではなく、先制攻撃能力を持つこと。
  北朝鮮のすべての核関連施設とすべてのミサイルを排除できる先制攻撃能力持つ。
  中国の尖閣漁民上陸の恐れに対しても、いつでも排除できる能力を持つこと。
  日本は「サンゴ・漁業保証部隊」のような組織をつくり、その部隊員を武装して、常駐させる。
  韓国に対してもしかり。

  北朝鮮、中国、韓国に好きなようにされているのは、日本政府が先制攻撃を認めていないから、なめられ
  ている。

 (2)これからの自衛隊に必要なことは

   ルトワックはさらに具体的に日本に提言する。
   「自衛隊に先制攻撃を認めること、特殊部隊をつくり、リアルな軍事演習を行うこと」。
   戦争現場は混乱の中にある。混乱を切り抜ける軍事演習を行うこと。
   フィンランドやイスラエルの軍事演習を学ぶこと。

   「戦争で必要なことは、勝つためには何でもやることだ。そこにはズルをすることも含まfれる。
    目的は「勝つこと」であり、「ルールを守ること」ではない」。

   律儀な日本人にはなかなか難しいことだ。

 (3)日本4.0を生み出すカギは

   日本4.0を生み出すカギは、「少子化を解消」することにある、という。

   ヨーロッパ人の根っこには、次の2冊の書物の教えがある。
     ホメロス『オデッセイア』   個人主義
          『イーリアス』     戦士の美徳

   その教えの中に、「男は戦いを好み、女は戦士を好む」という「生命の法則」がある。
   最近、この法則がヨーロッパ諸国で拒否され、少子化が始まった。
   「「生命の法則」を拒否する国は亡びる。ヨーロッパの消滅は不可避」とルトワックは断言する。
 
   少子化問題に長い間、言うだけで何も実行されていない日本も消滅の運命にある。



3.「平和が戦争につながる」ことの認識を日本人は持て

  最近、新聞に高校生の価値観についてのアンケート結果が載っていた。

   1位=平和
   2位=安全

  平和、安全はすべての人類の願いだ。

  問題は、「平和を守るために憲法9条の維持、軍隊を持つな」という論理展開だ。


  ルトワックは警告している。

  「平時には、脅威を深刻に考えられないものだ。ところが、脅威に何もしないでいると、戦争が仕掛けれられる。第二次世界大戦後、多くの国で戦争の悲劇にあっているが、その理由は「まあ大丈夫だろう」が戦争を発生させている。

  日本は北朝鮮の日本海への無謀なミサイル発射に対しても、中国の尖閣領海侵入に対しても、韓国の国際法違法に対しても何も実行せずに、あいまいな外交を取っている。あいまいな態度が一番危険だ。

  平和を欲するならば、戦争を抑止するために、軍備を整えなければならない。軍備を放棄し戦争を否定したつもりがかえって軍事バランスを欠き、近隣諸国に戦争に踏みきらせることになる」と。


  この本は、政治家(特に野党の議員)、官僚(特に、文科省、外務省の官僚)に読んでもらいたい本だ。なぜ、軍隊が平和のために必要かを教科書に的確に載せて欲しいものである。




落葉

 当住宅の紅葉のピークを過ぎ、落葉が始まった。今年は、例年より数日、早い秋の終わりである。


 当住宅最高の紅葉のスポットからの紅葉も落葉が始まった。

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 最後の鮮やかな妖艶を醸し出している。

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 すぐに落ち葉がたまる。


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 街路樹もすっかり葉を落とした。

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 ついこの間まで老夫婦が散歩の途中、休憩していた公園のベンチもなぜか寂しい。

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 住宅内に存在感のある黄色の花を見つけた。

 「紅葉の時期も終わり、花の少なくなる晩秋から冬にかけて、小菊のような鮮黄色の花が開く」。花の名は「ツワブキ」という。


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 行楽の秋が終わり、やがて、嫌いな冬将軍がやってくる。


 今年は暖冬との予測がせめてもの慰めである。


 来年は喜寿となる。

 「 喜寿となる感謝百回初日の出 」


 これが新春の祝句だろうか。




平和ボケの日本の危機

 今、世界の各地は戦争の危機にあると、国際関係アナリストの北野幸伯氏は解説する。


 NATOは、ロシアを敵とみなし、冷戦後最大規模の軍事演習を行っている。

 2015年3月、AIIB事件で、オバマはやっと、「敵は中国」だと気づいた。2018年、トランプは、米中貿易戦争を仕掛け、今や、「世界覇権戦争」に転化してきている。アメリカ人は、「中国と戦争状態にある」と認識している。


 ロシアの国民は、「ロシアはアメリカと戦争状態にある」と感じながら生きている。東欧の人々も「戦争が迫っている」と危機感を持って暮らしている、と北野氏は言う。


 その北野氏、2012年11月に「新日中戦争が始まった」とメルマガで公表してきた。2012年11月に、中国が、ロシアと韓国に「反日統一共同戦線」を仕掛けてきたからだ。2013年12月の安倍首相の靖国参拝をやり玉にあげ、中国は、「日本は右傾化している」「日本は再び軍国主義化している」と世界中にプロパガンダを流した。アメリカも巻き込まれ、日本は世界で孤立した。



 世界の人々は、戦争の恐怖をひしひしと感じている。日本人だけが「平和」だと危機感を抱いていないことに北野氏は驚いている。


 「安倍首相側近の政治家以外の政治家は、まったく世界の情勢を理解していない。まして野党議員では皆無」と北野氏は嘆く。同感である。


 野党は、桜田五輪相につまらない質問をし、しどろもどろの答弁を引っ張り出しては、「鬼の首」を取ったように誇らしげになっている。世界の情勢に何の関係もない、小さなことだ。


 マスコミのここを追及すべきなのに、野党議員と同じように喜んで報道している。


 本当に日本人は、というよりも政治家とマスコミは平和ボケにしたっている。これでは憲法改正はほど遠い。世界中から日本は笑われている。




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たけちゃん
リタイア後、地域での自治会活動、超高層マンション建設反対運動・裁判、管理組合活動、まちづくりなどのボランティアを楽しむ。趣味は読書、映画鑑賞、釣り。
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