第二の人生を謳歌しよう!

仲間との「住みよいまちづくり」奮闘記。感想記。

どんどんカード切るトランプ

 「トランプ政権の黒幕」と呼ばれたバノン首席戦略官が解任された。


 バノンは、
  「トランプ勝利の立役者」、
  「アメリカ・ファーストというスローガンを広げた男」
等ともいわれたトランプの最側近の一人。

 なぜ、解任させられたのか。

 一つは、「パリ協定離脱」を主張し、トランプは従った。

 その結果、トランプは世界から総スカンをくい、孤立に立たされた。

 二つは、バノンは、「アメリカの最大の敵は中国だ」とはっきり主張し、「北朝鮮の黒幕は中国だ」と断定してきた。さらに「アメリカは中国と経済戦争の最中だ」。


 中国とビジネスをしているイヴァンカ、その夫のクシュナーに反感を買った。


 三つは、白人優位の主張の保守系ニュース・サイト「プライバート」を主宰してきたバノンにメディアが批判を集中した。政権内部からも批判が続出した。


 政権発足以来7カ月で、これで6人がホワイトハススを去っていった。


 トランプ政権は4年もつのだろうか。




2017山手まつり in 箕面如意谷住宅

 近隣5マンションの自治会による、「第43回山手まつり」。当箕面如意谷住宅ができたのは1973年(昭和48年)3月。今年で45年目に入っている。その後、あらたに4つのマンションが周囲に建ち、この周辺は5つのマンション集積地になっている。

 当住宅ができて翌年から自治会主催の「盆おどり」が開催された。1990年(平成2年)から、マンションの集合による「山手まつり」になった。


 今年もいい天気に恵まれた。


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  今年も多くの人が集まった。夜店は12も出店している。

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 第二中ブラスバンドの演奏。毎年、夏休みなのに駆けつけてくれる。

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 ダンス教室の少女たちのパフォーマンス。

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 「箕面太鼓」の披露。室外なの音が逃げ、太鼓の迫力が伝わらないのが残念。

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 パフォーマンスはこのあと、「よさこい」が続き、打ち上げ花火となる。初めて花火の舞台裏を見せてもらった。60発はあろうか。子供に大人気の花火で盆踊りは開幕する。

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 このあと、9時半まで、盆おどりタイムになる。おばちゃんたちの出番だ。


 今年は例年以上に、準備のためのボランティアが集まり、準備は早々に出来た、という。


 少子高齢化が進むマンション群だが、この調子だと、「あと10年、山手まつりは安泰」と言える。


 「 子孫へと団地のまつり50年 」

 「 子孫待つ祭りとなりし団地かな 」

 「 それぞれの得手が引き継ぐ団地かな 」





資本主義の終焉と歴史の危機

 水野和夫著『資本主義の終焉と歴史』。著者は、内閣府大臣官房審議官「経済財政分析担当」、内閣官房内閣審議官「国家戦略室」を歴任して、現在、日本大学国際関係学部教授。著書に『人々はなぜグローバリズム経済の本質を見失うのか』等ある。

 3年前の古い本であるが、関心のあるテーマなので、一気に読み上げた。過去500年にさかのぼる世界経済をデータで分析した労作。ベストセラーになっている。過去の歴史の分析は鋭く感心させられたが、同じことの繰り返しでこれからの社会がどうなるのか、まったく描かかれていない。期待感が満たされない本であった。



●資本主義の臨界点

 資本主義とは、富やマネーを「周辺」から「蒐集」して、「中心」に集中させ、少数の人間が利益を独占するシステム、である。

 ところが今や地球上には地理的・物理的空間の新市場は残っていない。1990年代、アメリカはITと金融を結び付け、「電子金融空間」を創り、実物市場をはるかに超えるマネーを創造し、投機を生んできた。結果リーマンショックでバブルは崩壊した。

 今や、先進国はゼロ金利。BURICsも低成長に陥っている。資本は利潤を生まない、資本主義の限界点にきている。


 著者は、「技術は人間が制御できない。イノベーションが成長させるというのは21世紀の幻想にすぎない。資産や金融バブルを起こすことでしか成長できなくなつた」と資本主義の終焉を告げる。

 この考えは、吉田洋氏の「経済成長の源泉はイノベーションとし、高齢化と人口減が進む日本にはまだまだ経済成長のチャンスがある」という説に相対する。

  人口と日本経済
 


●長い16世紀の教訓

 現代の世界が抱える資本主義の終焉は、1450ー1640年の中世から近代への移行期に酷似している、と著者は分析する。

 15世紀は長いデフレの時代だった。16世紀になり人口が急増し、食糧が異常に高騰した。国王が資本家となり、荘園制・封建制から資本主義・近代国家へ社会が改革された。

 資本主義とは、「過剰・飽満・過多」を内在するシステムで、覇権国家は実物経済がうまくいかなくなると金融化に走り、凋落していった。

  イタリア → オランダ → イギリス → アメリカ → ?

 そのアメリカがレーガン以来金融化に走り、クリントン時代には復活を遂げたが、リーマンショックでバブルは崩壊した。「沈むアメリカ、昇る中国」と叫ばれたが、では中国が次の覇権国家になるのだろうか。

 著者は「NO」と言う。「資本主義は臨界点に達しているので、資本主義の土俵の上では覇権国家の交代はあり得ない。もし、起こったとしてもその覇権国家は長続きしない」と。

 「資本主義と異なるシステムを構築した国が覇権を握る。それは、日本」と著者は続ける。



●なぜ、日本が次の社会システムを生み出す力を持っているか。

 日本は、1990年にバブルが崩壊し、1997年にゼロ金利になった。世界で最も早く資本主義の臨界点に達した。だから、日本が資本主義の次に来る社会を創るポテンシャルを持っている。



・なぜ、ドイツはギリシャを支援するか、難民・移民を受け入れるのか?


 ドイツのEUの最終の狙いは、政治統合。だから、ギシリャはじめPIIGSの経済危機は支援する。ナポレオンもヒトラーも、ヨーロッパ統一を目指した。ヨーロッパ統一という気質は、独仏には昔からある。

  もともと、ヨーロッパの誕生は、奴隷がないと成立しなかった。贅沢な生活が維持するのは奴隷が必要だった。今、ドイツが難民を受けいてるのは、人道主義というよりもこの土壌からきている。



●資本主義の次に来る社会とは?

 資本主義の終焉は近い。

 著者は資本主義崩壊のシナリオを描く。

 中国のバブル崩壊 → 中国のもつ外貨保有の売り出し → ドル暴落 →世界デフレ(ゼロ金利、ゼロ成長、ゼロインフレ) → 内乱による混迷

 世界の各国で、内乱による混乱が起こる、予測している。

 16世紀の歴史では、その後100年デフレが続き、フランス革命、産業革命が起こった。

 21世紀の長いデフレの後にはどういう社会が生まれるのか。


 著者は解答を持っていない。

 次の社会を生み出す時間を稼ぐために、日本は、せめて、現状のゼロ成長社会をできるだけ長く維持させよ、と提言する。
 
 そのために、

 ,海谿幣綛颪亮擽發鯀やさない、財政を均衡させる。

 安いエメルギーの確保

 H鸚亀労働制度の廃止


 次の社会はどのような社会が望ましいだろうか。





世界が呆れる、韓国の蒸し返し

 米朝危機が窮迫している中で、文大統領は、「徴用工の個人の日本への請求権は存在する」とまたまた、お得意の蒸し返しが始まった。2015年の日韓合意も新ためて検証中だという。


 ソウル市内の路線バス5台に慰安婦を象徴する少女像を座席に座らせている。徴用工の銅像も設置された。


 韓国に詳しいライターは、「韓国の一般庶民は日本を叩くことで満足感を得ている。このため政治家も蒸し返して騒ぎたてているが、知識人層、経済界からは大反対が起こっている。韓国の経済状況は最悪。日本から経済援助がないと崩壊してしまうのは目に見えている。こんなことをやっていると世界から韓国は信用されなくなる」。


 近隣でありながら日本人には韓国政府の考えが今もって理解できない。

 フランス女性が韓国に向かって、「韓国の評価をますます下げているよ」、「あなた方は間違って教えられているよ」・・・・と力説しているYouTubeがあったが、何も言わない日本人を代弁してくれている。しかし、青瓦台には届かないだろうなぁ。


 「 蒸し返しの技術は韓国の特許です 」

 「 日本いじめの技術売ります 青瓦台 」

 「 反日は韓国の世界に誇れるウリジナル 」

 「 騙されるのは日本の伝統で誇りです 」
  
  これは自虐すぎるか。

  日本外交はなんとかならないのだろうか。河野太郎外相に「親父の汚点」を挽回するためにも頑張ってもらうことを期待しよう。




銀の匙

 灘校の橋本武先生が国語の教科書として中勘助の小説『銀の匙』を取り上げ、中学3年間授業したことで有名になった、『銀の匙』。灘校の教え子は、「灘の授業を受けておれば東大の入試などへっちゃらだった」と絶賛した。


 中勘助(1985年(明治18年)−1965年(昭和49年)、享年80才)。夏目漱石の門下生で、漱石の推薦で『銀の匙』を東京朝日新聞に連載した。1913年(大正2年)。今から100年も前のことである。
著者の自伝的小説であるが、夏目漱石は「これほど奇麗な日本語はない、名作」と称賛している。


 舞台は、1988年(明治21年)−1955年(明治28年)の東京、神田、板橋。著者が3つから10歳目での子供時代の思い出。大日本帝国憲法が発布された時代だが、子供の世界を子供の目で描いた小説なので、政治的な話は一切ない。日清戦争が始まったことがちらっと触れられている程度だ。


 家の中、家の周囲、学校が舞台なので、子供の遊び、家財道具、歳時記が中心となる。小説で出てくる子供の遊びは、1940年代に子供だった私にも理解できる。東京と徳島と離れた場所、半世紀以上の時間差はあるが、当時の子供の遊びはそう変わっていない。時間はゆっくり流れていた。


 歳時記も私の子供の時代と変わらない。旧正月、桃の節句、こいのぼり、七夕、夏まつり、秋まつり。神社仏閣のお詣りでの屋台。

 家財道具も理解できる。火鉢、茶ダンス、七輪、練炭・・・・。


 戦後72年。100年前の子供の遊び、家財道具、歳時記は、今の子供には通用しない。『銀の匙』が灘校で教科書として使用されだしたのは1950年(昭和25年)だった。その頃の中学生には理解できたろうが、今の中学生には理解されない言葉が多すぎる。


 戦後72年で、日本の生活環境は大きく変わった。

 古本の、日焼けし、湿ったホコリのような匂をかぎながら懐かしい時代に帰った。この本をめくれば美しい日本語に出会へ、100年前の日本に帰れる。




プレバト 18

 毎週のお楽しみ番組、『プレバト』の俳句。

 今回のお題は「京都と朝顔」。


 俳優の大友康平は、

 「 千年の瞬きとして送り火す 」

 千年の悠久からみるとほんの一瞬の出来事。「送り火す」と動詞に、夏井先生が添削したのが洒落ている。「平凡3位」となった。


 タレントのりゅうちぇる。

 「 朝顔やあくびの僕と笑う君 」

 と、子供のように詠んだ。夏井先生は、作品としての味わいを高めるための発想の飛ばし方として

   あくび → 寝ぐせ → 職なき

 と置き換えた。「発想を飛ばす」とはこういう意味か。教え方がうまい。



 「才能あり1位」になったのは、芸人藤井隆。

 「 つる巻いてきょうの朝顔秋を巻く 」

 「つる」、「きょう」をひらがなにしたことにより、漢字の「巻く」、「朝顔」が浮き出す効果を出している。「巻いて」と「巻く」も韻があると、手直しなしの高評価になった。




 梅沢富美男のが「梅沢二世」と評価する、特待生のキスマイ横尾が詠む。

 「 賑わいも酒の肴に夏座敷 」

 夏井先生は、「賑わい」を「もっと具体的に」と添削する。

 「 川音も酒の肴ぞ夏座敷 」

 なるほど。今日の「夏井先生の発想の飛ばし方」、「具体的に」の解説はよく理解できる。


 梅沢富美男は参加していたが、詠まなかった。まだスランプから脱出できていない。




 住宅のあちこちに白百合が咲き出した。


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  「 乱れ舞う自由気ままに白百合は 」



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 よく見ると蝉殻が百合の花にしがみついている。

 「 蝉殻が揺らす白百合ゆらゆらと 」



 先日からの、タブーとされている孫俳句の苦心作が生まれた。

 「 大丈夫と寄り添う瞳さやかなり 」

 



以心伝心

 日本には、「以心伝心」と言う言葉がある。日本人同士なら、言わなくても、書かなくも、相手の気持ちを汲み取るという日本人の心だ。


 欧米人にはこれが通用しない。自分の意見を相手に伝えるためにストレートな表現をする。日本人にはかなりの違和感に襲われることはよく経験する。


 NHKの俳句で、高柳克弘先生は、鈴木福ちゃんの俳句、「弟の手作りのうちわ宝物」を次のように評した。


 「俳句では、言いたいことは言葉に出さない。読者に読み取ってもらうのが俳句の趣き。「宝物」とは言わないで、うちわに弟が書いた自分(福ちゃん)の顔を表現したら」と解説し、「宝物」を「ぼくの顔」に添削した。


 「ぼくの顔」では、うちわに弟が僕の顔を書いてくれていることがわからない、ではないか。そのことは、読者は想像せよ、ということだろうか。



 俳句は日本古来の詩歌。「以心伝心」そのものであろうか。読者が詠み手の背景を読み解くところに俳句の極意があるのだろうか。


 私は同世代に中では謙虚な方で、日本人的要素が強いと思っていた。しかし、この俳句の解説を聞いて、「それでは意味が伝わらないのではないか」と頭をひねった。いつの間にか、私も欧米人のように自分の気持ちをストレートに表わさないと、相手に伝わらないのではないか、と考えるようになっていた。



 先日、杖をついて後を行く私を、孫は何度も振り返り「大丈夫」と声をかけてくれた。この思いやりを詠もうとしているが、先生の解説では「思いやり」という言葉を出さずに詠むのが俳句だ、と言う。ここで、苦心し、まだ詠めないでいる。

 尤も、俳句の世界では、「孫俳句は詠むな」、「昔から孫俳句に名句なし」と言われている。孫俳句は俳句としての視点、詩としての視点より情が先行してしまうので、俳句にならない、と言う。「自慢話」や「お涙頂戴」は俳句の世界ではタブー、と言うことのようだ。



 いつの間にか、私も日本人よりも欧米人に近い表現をするようになってきている。





銀の匙の国語授業

 橋本武著『「銀の匙」の国語授業』。橋本武氏(1912年(明治45年)−2013年(平成25年)、享年101才)は、21才(1934年(昭和9年))から71才(1984年(昭和59年)まで、50年間灘校で国語の先生として教壇に立つ。


 中勘助(1985年(明治18年)−1965年(昭和40年)、享年80才)の作品『銀の匙』を灘中学の国語の教科書として3年間をかけて読む授業を実践してきた。


 『銀の匙』は中勘助の先生である夏目漱石の推薦で、東京朝日新聞に1915年(大正4年)から連載された。200頁ほどの文庫本だが、中勘助の自伝的小説。夏目漱石は「これほど奇麗な日本語はない」、「未曾有の名作」として絶賛している。


 『銀の匙』の授業を始めるまでは、灘校の国語が好きな生徒は5%であったが、『銀の匙』の授業を始めてから、国語が好きと答えた生徒は95%にもなった。


 教え子は「灘の授業を受けていれば、東大の入試だろうとへっちゃらだったよ」と絶賛している。



 橋本先生は、「国語はすべての教科の基本であり、学ぶ力の背骨だ」とし、国語の学び方を教えた。


 『銀の匙』を教科書としているが、毎回の授業に多くのプリントが配布される。単語の意味、同意語、類似語、反対語が述べられ、本に出てくる歳時記をみんなで行う。凧揚げをするために凧をつくる。能楽を見にいく。横道だらけで、遊びか学びか区別がつかない。この横道の中で、生徒たちは考え、経験をしてゆく。知識を身につけてゆく。


 『銀の匙』は明治時代の東京の下町が舞台。子供の遊びで一人前に入れてもらえない者を、東京では「味噌っかす」と言ったらしい。関西では、「はひらんこ」、私の田舎、徳島では「あぶらご」と言っていた。死語になりかけている言葉を思い出した。


 そういえば、明治生まれだった母は、「あの子は町人で?」とよく聞かれた。

  農村に住んでいる子=百姓=農家

  町に住んでいる子=町人=町家

という、意味で使っていたのだろう。京都では今も「町家」という。これも町の中にある家、農家に対して町家なのだろう。



 『銀の匙』で明治時代の生活を知ろう。




NHK俳句入門講座 2

 NHK俳句入門講座の2回目(8月度)の添削が返ってきた。今回は早い。



1.「 重きカバン背負いし幼児夏期講習 」

  (背景) 夏休みになったが、有名学校を受験する子供には夏休みはない。子供たちはゲーム感覚でテストに取り組んでいるのが救いか。

  (添削) 幼児の夏期講習とは大変なことです。

  (添削後) 「 重そうなカバンの幼児夏期講習 」



2.「 子犬見てもキレル老人熱帯夜 」

  (背景) 歳をとると人間丸くなるというが、ちょっとしたことに我慢できずキレやすくなる。困ったものだ。

  (添削) キレやすいのも、厳しい暑さゆえでしょう。「極暑」にしてはいかがでしょう。

  (添削後) 「 子犬にもキレル老人極暑かな 」



3.「 ミサイルに唱える護憲茹でガエル 」

  (背景) 北のミサイル、南の領海侵入にも、「日本が憲法9条が護ってくれる」という信者がいる。ピタッとする季語が見つけられない。

  (添削) 茹でガエルを「八月来(く)」とするのも一案かと思います。

  (添削後)「 ミサイルに唱える護憲八月来 」




  評価はいずれも5段階の中で4と3。「平凡」、「才能なし」というところか。なかなか、難しい。

  反省点は、「味わい」、「リズム感」がない点か。以後、意識しよう。



中国共産党、次の正当性は「安全国家」

 中国の成長期は終わり、成熟期に向かっている。いかなる優秀なリーダーでいても、この国家サイクルから免れることはできない。


 中国の国家サイクルは、

 1980年代、成長期に入る。

 2000年代、「世界の工場」になった。

 2010年代、成長期が終ろうとしている。

 2020年代、日本の1990年代に匹敵し、暗黒の「20年」に入る。


 中国は、共産党の毛沢東が「中華人民共和国を創った」という正当性があった。

 トウ小平の時代は、「共産党のおかげで中国経済は世界一急成長している」という正当性があった。

 ところが今の中国は、経済成長の神話が崩れ、正当性がなくなっている。習近平は中国共産党の正当性をどう創るかが問われている。

 国際関係アナリストの北野幸伯氏は、その正当性を「安全国家」だと推測する。「安全国家とは、恐怖があるから国家が必要だと国民に思わせる、そこに国家の正当性を引き出す」ことを言う。

 
 習近平は中国共産党の正当性を生み出すために、

 中国の敵は「中国の体制崩壊を狙うアメリカ」、「再び軍国主義に向かう日本」にし、中国国民に「恐怖」を植え付ける。


 かくて、中国共産党が国内を統制するために、日本がダシに使われることがますます増えてくると北野氏は解説する。


 そういえば、韓国政府も、少女の慰安婦像をバスの中にも置くようになった。これも文政権の支持率を上げるためだろう。ダシにされている日本はどうすればよいのだろう。日本の「評論家」はどうコメントしているのだろう。





危機こそぼくらは蘇る

 青山繁晴著『危機こそぼくらは蘇る』。参議院議員、外交、危機管理、安全保障の専門家。本質を分かりやすく解説してくれる数少ない熱血漢。人の何倍ものエネルギーと情熱で国会の内外で活躍している。


 本書も歯切れよく、さらっと読める。


 国会では、これから改憲問題の議論がはじまるが、日本国憲法について以下の事項が印象に残った。


●英語の原文と違う2か所


 日本国憲法はGHQが短期間で作った英文の原案を時の英語に堪能な幣原内閣が訳したものであるが、2か所原文と違った訳が行われている。


 一つは前文の、悪評高き、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」。現憲法はこうなっているが英語の原文は、

  We have deterrmined to rely for our security and survial upon the justice and good faith of peaceーloving peoples of the world.

  
  原文はで世界の諸国民と言っているのを、日本語ではあえて世界を削除した。わかりづらくなった。

  security を正義ではなく公正とこれもわかりづらい日本語にした。

  極めつけは、 rely upon は頼り切るという意味。日本の安全保障と命は世界の諸国民に頼り切ることにした、が直訳だが、これまた、「諸国の公正と信義に信頼して」とわかりずらいに日本語にした。


 二つは、憲法9条。「陸空海軍その他の戦力は、これを保持しない」。原文は、

  No army、navy、air force、or other war potential will be authorized ・・・・

  直訳すればいかなる陸軍、海軍、空軍あるいは潜在的な戦力は今後決して、承認されない。

  GHQによって承認されないことをあえて保持しないとの日本文にしている。


 原文の英語は全て、受動体に書かれているのに、当時の日本政府は能動体の文章に代えている。日本政府のせめてものプライドを示したものであろうが、日本国憲法が原文のまま、受動体で書かれておれば、日本国憲法がGHQから与えられたものが明白となり、日本国憲法の改正がもっと早く行なわれていただろうと後悔される。

 当時、日本人の中で英語能力が最も優れていると言われていた幣原首相の汚点となった。



●なぜ日本はこれまで憲法を改正してこなかったのか。

 なぜ、72年間も日本はGHQが作った、時代に合わなくなった憲法を改正しなかったのだろう。日本は太平洋戦争まで負けた経験がないので、負けた日本は勝ったアメリカのことは全て聞かなければならないと律儀に思っていた。

 これに対し、ドイツは何度も負けの経験をしているので、憲法ではなく改正が容易な基本法を受け入れた。すぐに憲法をつくっている。ドイツは早くから軍隊を復活させ、2011まで徴兵制をしいていた。


 特攻隊など命をかけて飛び込んでくる日本兵の脅威を怯えていたアメリカは、軍の廃止で日本の武力化を図った。共産主義の浸透を進めたソ連、これに同調した教育界、進歩的文化人、マスコミはGHQの政策に同調した。「戦前軍国主義=悪、民主主義=善」とした。


 朝鮮戦争の勃発で日本の再軍備を図ろうとしたGHQに対し、マスコミ、文化人、教育界は強く反対した。憲法改正を図ろうとした政治家、評論家はマスコミから袋たたきにあった。かくて、今まで憲法は改正されず、平和ボケの日本人をマスコミと教育界が作ってきた。


 青山氏は言う。「日本では戦わない、護憲がリベラルとされている。リベラルでない評論家、学者はテレビから呼ばれない。生活の糧にしているリベラルの評論家を多くみている」と。



 自民党内では、勉強会、部会、議員総会などが活発な議論が交わされているらしい。本質を見抜く力があり、弁も筆も経つ、青山氏が自民党内の政治家を洗脳してくれんことを祈るばかりだ。


 なお、青山氏が勢力を注いでいるメタンハイドレードは、生産技術開発が開始されているという。朗報が待たれる。




ドルフィンキック

 小4孫のスイミングスクールに同行した。今年の3月以来なのでほぼ半年になる。


 往復50mのプールの1レーンを4人が使い、10m置きに泳ぐ。

 まずは、ビート板をもってバタ足で5往復。

 休みなしにクロールを1往復。実にきれいに泳ぐ。

 次に背泳ぎ1往復。

 平泳ぎ1往復。半年前に見た時は、息継ぎの時、頭が水面からあまり出なく、肩が左右に動き、溺れているようにみえたが、今日は肩が水平に水面から上がり、きれいな泳ぎになっている。半年間の進歩だ。


 クロール、背泳ぎ、平泳ぎという順番に学び、今は最後の泳法、バタフライを習得中。ビート板をもって、体を上下にくねらせドルフィンキックを5往復。お尻を水面から出し入れすることに苦戦している。たびたび先生から指導を受ける。私はバタフライができないので何が難しいのかもわからない。最後の1往復はビート板なしでのバタフライ(もどき)。


 今回もプールに入ったまま、キッチリ1時間。14往復、700mを泳いだ。タフなものだ。


 孫は幼稚園年中組からスイミングスクールに通い出して、6年目。やっと一通りの泳法を身につけてきている。「継続は力なり」を実証している。いやなこともあったと思うが、やめることもなく。楽しんで6年目に入っていることに感心した。


 「 子の夏は努力の結晶バタフライ 」

 が浮かんだ。



トランプ、北への軍事行動の準備整った。

 8日、世界に衝撃が走った。北朝鮮は、「ICBM火星12号でグアム包囲射撃を検討」と報じた。翌9日には、「火星12号を4基、グアム周辺に発射する準備を8月半ばまでに完了する。日本の島根、広島、高知の上空を飛ぶ」と具体的に報じた。


 日本のテレビは、フジテレビのグッデイ以外は大きく報じなかったが、政府はPAC3を島根、広島、高知に配置した。


 トランプは、激怒した。

 「北朝鮮は、これ以上アメリカを脅さないほうがいい。世界が見たこともないような炎と激怒で対抗する。」

 マティス国防長官も追随する。

 「体制の崩壊や国民の破滅につながるような行動を考えるべきではない。」


 トランプに「フェィクニュース」とバカにされているCNNでさえ、北朝鮮のグアム攻撃を大々的に報じている。「アメリカ軍は北朝鮮のどこを空爆するのか」という話もニュースで解説されている、という。


 アメリカは戦争に慣れている。戦争アレルギーがない。アメリカ本土まで到達するICBMの実験が行われる前のFOXニュースによる世論調査では、「国民の51%が北朝鮮との戦争を支持」だった。グアム攻撃が報じられた今日ではもっと多くのアメリカ国民が北朝鮮攻撃を支持するだろう。

 
 「戦争が始まれば韓国人が100万人は犠牲になる」という話は、アメリカではあまり聞かれなくなった。アメリカが危機にさらされ、韓国のことなど構っておれない、ということだろう。


 トランプはツイッターで発した。

 「北朝鮮が謝った行動に出た場合に米軍が行動を起こす「準備は整った」」と警告した。


 誰も予想できないトランプと金正恩のこと、口だけの戦いは、軍事行動になるかもしれない。それにしても、日本のマスコミは静かだ。


 まもなく、終戦記念日を迎える。マスコミは、今年はどう報じるのだろうか。




「エイジノミクス」で日本は蘇る

 吉田洋、八田達夫共著『「エイジノミクス」で日本は蘇る』。


 吉田洋氏は東京大学名誉教授、著書に『人口と日本経済』がある。これは、当ブログで紹介した。

     
人口と日本経済

 八田達夫氏は大阪大学名誉教授、著書に『ミクロ経済学』がある。


 帯に、「高齢者向けイネベーション=エイジノミクスでGDPはまだ伸びる」、「高齢化こそ、成長のチャンスだ」とし、本書でこれからの日本経済成長の途を説いている。



1.経済市長の源泉はイノベーション

 人口が減っていく日本では、これからの成長は見込めないという悲観的な見方が学者、エコノミストには多い。著者は、経済成長の源泉は何か、を過去の歴史から検証する。


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 日本の人口は明治以降、伸びては来ているが、経済成長が著しいのは戦後からだ。中でも高度経済成長期、1955~1970年の15年間は以下のとおり。

        1955年    1970年   年平均伸び率
 GDP    47.2兆円   187.9兆円    9.6%
 労働力人口  4230万人   5170万人    1.3%

 この高度成長期純輸出の貢献度はゼロ。国内需要により毎年10%の経済成長をもたらせた。この間、労働力人口の増加はな毎年1.3%しかなかった。成長要因の大半はイノベーションであり、結果一人当たりの労働生産性が上がり、一人当たりの所得も毎年2桁の伸びをもたらした。

 著者は、強調する。経済成長の源泉はイノベーションによる新しい需要(商品、サービス)の創出である。また、成長を促進するのは、既得権を解体していく規制改革にある。国民は、加計学園問題で政財官の強い岩盤規制を知った。


 反対に、経済成長を止めるのは、需要の飽和である。バブル崩壊後日本経済が低迷しているのは需要が飽和しているからだ。確かに、電化製品はいきわたっているし、自動車もいきわたっている。この間に新しく生まれた需要はインターネット、パソコン、携帯、スマホ、宅配などであろうか。



 必要は発明の母という。少子高齢化で新たに必要なのもが出てきている。かくて、「高齢化はイノベーションの宝庫」、それは「経済成長の源泉」と結論づける。



2.高齢化社会で生み出されているもの

  著者はいろんな成功例、兆候を列挙する。

ヾ擬埒瑤梁燭で知症、糖尿病におけるAIを使った創薬競争

医療でのロボットの活躍
   手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」
   病気を診断するロボット「ワトソン」

2雜遒任離蹈椒奪箸陵用
   ロボットスーツ「HAL」
   介護スタッフの負担を軽減する「介護ロボット」
   電動手押し車

ぅ轡縫▲咼献優
   シニアフィットネス
   生涯学習サービス
   健康ツアー
   シニア専門デパート
   ポールウォーキング
   いきいき体操
   まちかど健康道場
   喫茶サロン

ゥ薀ぅ疋轡Д螢鵐
   ウーバー(アメリカ)
   滴滴出行(中国)

自動車
   無人運転 (2021年完全自動運転自動車が発売予定、トラック、宅急便はもっと早い)
   超ミニカー

Д疋蹇璽鵑砲茲覬身
   アマゾン、楽天の宅配
   葉っぱビジネスでの葉っぱ運搬(徳島県上勝町)

┥暖饕呂任硫杏兵鐓量生産
   工場の国内回帰、納期短縮 (アディダスの全自動工場)

コマツの成功例
   建設機械の遠隔操作、遠隔で稼働情報把握システム
   無人ダンプトラック運行システム
   ドローンを使った測量の超精密化、測量・設計の効率化
   工事現場の無人化が部分的に実現
   農業への展開



 高齢者、少子化、人手不足が多くなるにつれ、新しい必要物が増え、新商品・サービスが生まれ、需要が増えていく。それが経済成長をけん引する。


 AIやロボットの著しい技術開発で、これからの日本は経済成長ができる、という明るい見通しだ。新しい社会に向けて、人間の生き方も変わる。ベーシック・インカムを政府は真剣に検討する時期でもあろう。

  スイスで、2016年6月、国民投票にかけた。否決されたが。
  2017年1月、フインランドでは一部の地域で2年間の実証実験を開始した。オランダも実証実験の地域を広げている。


 10年後、日本の社会は大きく変わろうとしている。





プレバト 17

 好きなテレビ番組『プレバト』の俳句。

 今日の題は、「お盆の帰省ラッシュ」。


 女優、筒井真理子は詠む。

  「 送り火を託して戻る芝居小屋 」

  夏井先生は、中七の「託して戻る」と動詞が重なること、「と」が「間延びする」とし、添削した。

  「 送り火を託し芝居小屋へ戻る 」

  なぜか散文調になったのが気になるが、これでいいのだろか。「芝居小屋に戻る」は、作者が女優だから浮かぶ言葉だが、詠み手は芝居の観客なので、これもわかりづらい。

  氏は3週連続の「才能あり1位」になったが、特待生昇格は見送りになった。厳しい。



 名人2段の東国原英夫の1句。

  「 鎌で切る鶏の首盆支度 」

 東国原氏は田舎育ち、農家育ちなのだろう。「鶏の首を鎌で切る」風景は、田舎育ちの私も見たことがない。前回は「牛舎」なる言葉も使われた。

 夏井先生は、「残酷だが盆支度という季語がよく効いている。お見事」と高く評価した。名人2段が3段に昇格した。梅沢富美男6段、藤本隆史5段に追いついてきた。これから3人の作品がますます楽しみになってきた。



 北朝鮮は、「グアムへのミサイル発射を検討」という怖いニュースが流れた。トランプが「これ以上北朝鮮が核やミサイルを実験すると、北朝鮮は火の海になるだろう」と発した言葉へのお返しである。フジテレビのグッデイは早速この問題を取り上げた。他の局は何も報じない。トランプvs金正恩では何が起こるかわからない。暑さを一瞬に吹っ飛ばす恐怖である。


 「 北の危機迫る夏でも言う護憲 」

 「 ミサイルに目も覚まさない凍り頭 」

 「 首替えど民進党に春は来じ 」




ブックオフ 9

 終活で本をブックオフへ。


  地上最強の商人          1,000円
  世界が称賛する日本の教育    250円
  なぜ日本だけがこの理不尽な
  世界で勝者になれるか       200円
  小池劇場が日本を滅ぼす        200円
  今こそ韓国に謝ろう          200円
  ウィニング 日本の経営         100円
  儒教に支配された中国人と       
  韓国人            80円
  人口と日本経済         80円              
  赤い韓国            70円
  人類の未来           70円
  未来の年表           60円
  さらば、民主主義        60円 
  「官僚」の真実          60円
  人間の経済           50円
  本当は怖ろしい韓国の歴史    20円
  土光敏夫 21世紀への遺産  5円


 「地上最強の商人」は20年ほど前に買った、ケースに入ったかちっとした本。10000円くらいしたろうか。イソップの寓話風に書かれた金持ちになる道を教えた本だった。

 ケースに入った井上靖の『孔子』は、「値が付かない」と返却された。最も高く売れると思っていたのに、これは意外だった。


 次に読みたい本が、またアマゾンから届けられ、積まれている。







世界が称賛する日本の教育

 伊勢雅臣著『世界が称賛する日本の教育』。著者は、51,000人が愛読しているメルマガ『国際派日本人養成講座』の主宰者。他に『世界が称賛する日本経営』、『世界が知らない国際派日本人』などの著書がある。


 本書はアマゾン「日本論」1位。国際関係アナリスト北野幸伯氏が推薦している本である。

   日本が今後も発展するには


●前書き

 明治日本はわずか半世紀で世界5大国になった。この原動力は、江戸時代の漢文の素読と古典教育にあった。

 戦後30年で、日本は経済復興を成し遂げ、GDP世界第2位の国になった。この原動力は戦前の教育を受けた国民にあった。

 「人づくりは国つくり」。今こそ、日本の伝統的教育に学ぼう。



1.どのような教育を受けた子供がその後どのような人生を歩んだか?

 
ノーベル経済学賞受賞のヘックマン・シカゴ大学教授が40年かけて実証している。

″燭鮗けた人の年収は高い。

  4つの基本モラル(嘘をつかない、他人を親切にする、ルールを守る、勉強する)は、勤勉性と因果関係を持つ。


⇒鳥からの人格教育が成功をもたらす。

  ヘックマン教授は40年、幼児教育を行った。

人生を成功に導く人格力

  人格力とは、誠実さ、忍耐力、社交性、好奇心などを言う。これらは学校や家庭で人から学び獲得していく。


い笋蠅未力が人格力の中で最も重要

  やり抜く力を育てる方法は、「そばで勉強を見ている」、「勉強する時間を決めさせ守らせている」こと。

ノ匹だ萓犬大切

  日教組の強い北海道、沖縄、三重、大阪などの学力テストは低い。



2.明治政府の教育方針  子は国の宝

)詼には、寺小屋が日本国中に16,000もあり、就学率は70~86%あった。当時イギリスは20~25%、フランスは1.4%という状況で日本はとびぬけていた。明治5年(1872年)に明治政府は学制を交付し、2年間で全国に24,000の小学校をつくった(現在、日本の小学校は22,000校)。いかに、明治政府が教育に力を注いだかがわかる。


⊃由覆育つとが学力も体力も伸びる。

  明治政府の教育指針は、知育、徳育、体育の三位一体であった。日本国民の劣化を憂いた明治天皇は、明治23年、「教育勅語」を頒布し、それを材料とした「修身教育」を小学校で実施した。

 明治政府が偉かったのは、「国民一人一人が良心を持ち、自ら正直、勤勉、かつ互いに思いやりを持って、家庭生活や仕事に励んでいけば、その国の文化も経済も大いに発展し、豊かで幸福な国民生活ができる」と考えたところだろう。「家庭、郷土、国家の一員として主体性をもった国民をつくる」ことを教育の指針とした。

 戦前の日本の底力は、教育勅語と修身教育にあった。GHQはそのことを見抜き、教育勅語と修身教育を即座に廃止させた。共産主義思想の影響を受け、国力を削ごうとしていた「進歩的日本人」は、「封建主義だ、軍国主義だ」と、別の理由からGHQに同調した。



3.学力・体力トップクラスの福井県の子育てに学ぶ


‥于執算、校舎に向かって深々とお辞儀する中学生

  30年前福井県でも校内暴力が多発していた。赴任してきた校長先生の掛け声と地道な努力で始まった。

¬妓正訖

  食べ終わると、「この命を無駄にすることなく、日々の勤めに励むことを誓います」との唱和が習慣となっている。

A歃の前、雑巾を前に正座して黙想

な^羝は宿題が日本一多い。

  家事をする母親や祖母の傍らで宿題する。

ネ十と宿題以外はやっていない。

  福井県では塾に通う子供は少ない。1日2自時間の勉強で一流大学に合格する生徒が多い。

ι活と勉強を両立させている。

А崔嫂瓦魑遒襦

  明治維新に貢献した福井藩主松平春嶽の側近に橋本佐内(1834-1859年、享年25歳)がいた。「稚心(ちしん)とは幼いこころ」。「早く稚心を去れ=なくせ」とは、橋本佐内の遺言で、福井県には長く受け継がれている。橋本佐内は坂本龍馬の一つ上で、安政の大獄で25才で刑死した。西郷隆盛は「一世の偉人なり」と評している。

 
 「人格が育つと学力も体力も伸びる」、「やり抜く力を育てるにはそばで勉強を見ている」法則を福井県は実証している。



4.学力の基礎は国語

 著者は強調する。「学力の基礎が国語である」、「前に進もうとする力は国語から生まれる」。

 ケンブリッジ大学が、日米英仏独の5か国の小学生に知能テストを行なった。日本以外の4か国の平均知能指数が100であったが、日本は111だった。原因は言語の差だった。4か国の言語が表音文字であるのに対し、日本語は表意文字である。漢字は、思考力、表現力、知的興味、主体性を伸ばす力がある、とされている。

 漢字は3歳から覚えさせるのがよい、という実証例もある。覚えが早いし、知能指数も100から130にあがると実証されている。



 国語(漢字)、修身を幼児から教えていくことに私も賛成する。



DSC00358

 上の写真は、昭和20年9月、アメリカの報道写真家が長崎で撮った写真である。10才ほどの少年が死んだ赤ん坊を負ぶって、焼き場の順番を待っている姿である。敗戦直後、栄養失調か病死か、あるいは原爆の影響かわからないが、亡くなった弟の悲しみの中で、裸足ながら直立不動の凛々しい姿勢で一人立っている。おそらく両親も亡くなったのだろう。

 ウガンダの高校を野球の優勝校に育てた海外青年協力隊の小田島祐一氏は、「なぜ、戦後日本がこんなに豊かになったのか」とウガンダの人に問われ答えられないでいた。その後、小田島氏はその答えを上記の写真に見出した。

 「悲しみに打ちひしながらも、涙一つ見せずに、強い意志を持って自分の責任を果たそうとする少年の姿に、この時代の日本人の精神性の高さを知った。
 指先を伸ばし、あごを引いて、直立姿勢を保つ少年の姿に、この頃の家庭および学校での躾教育の素晴らしさを見た。わずか10才でも、このような凛々しさを持っている。彼に理想の日本人の姿を見た」。


 この少年は、今生きておれば今年82才前後。涙が出る、1枚の写真である。





38度、二の丑

 今日の大阪は38度。私は初めて体験する最高気温の気がする。余りにも暑くて外に出て体感する元気が出ない。クーラーをかけた部屋でパソコンに向かう。


 折しも、今日は今年2回目の土用の丑の日。今年、来年と夏に2回土用の丑の日に巡り合わせる。


 「 2匹目の鰻で打って出る38度 」


   鰻からエネルギーをもらって、38度の炎天に出ようとするが一歩がで出ない。



 「 炎天でも人を集める土用うなぎ 」

   しかし、こう暑くても鰻屋やスーパーには人が集まっている。凄い集客力だ。



 「 今もイケル源内コピー土用鰻 」

   土用鰻の文化は平賀源内がつくった。約250年前、彼が鰻屋からの相談にアドバイスしたキャッチコピーは今も生き続けている。



「官僚」の真実

 高橋洋一著、『大手新聞・テレビが報道できない 「官僚」の真実』。高橋洋一氏は、元財務官僚、嘉悦大学教授。小泉内閣、第一次安倍内閣でブレーンとして郵政民営化、公務員改革などで活躍。


 森友学園、加計学園問題がウヤムヤに終わった。なぜ、ウヤムヤに終わったのか。この問題の裏には、官僚たちが必死で隠そうとしている「不都合な真実」があるからだ。元官僚が、官僚の御用記者となってしまったマスコミでは報道されないニュースの真相を、元官僚が暴く、といさましい。



1.森友学園、加計学園問題の真相はこうだ!

 官邸が怪文書だと決めつけた文書は誰が作り、だれが朝日新聞と民進党に送ったのか?

 文章のネタ元は文科省の前川前事務次官だと著者は推測している。
 加計画学園問題の本質は、既得権益者(日本獣医師会、文科省)と規制緩和推進者(官邸、内閣府)との戦いだった。敗れた文科省が、内閣府への文科省の腹いせ」と「日本獣医師会と文科省内部への言い訳」として、文科省が起こしたこと、これがこの問題の本質である。

 森友学園の本質は、財務省のミスの言い訳として安倍首相と明恵夫人を使った、と著者は断じている。



2.こうして官僚は日本の政治を動かしている。

 官僚は自分たちの都合がいいように解釈できる法律をつくる。官僚の特技は、巧妙な語句や言い回し(=官僚のレトリック)で法律を修正する。

 例えば、
   完全民営化 → 完全に民営化 (「に」を入れるだけで解釈が変わってくる)
   各省庁による再就職斡旋禁止 → 各省超による押しつけ的な再就職斡旋禁止(「押しつけ」でなければ斡旋は可と解釈できる)



 総理がトップダウンで法案を策定しても、族議員と官僚が与党の部会などの事前審査を通じて法案を骨抜きにできる。族議員と官僚は既得権益を固持する勢力となる。獣医学部新設に課した石破四条件は正にこれだ。


 いずれも、実際にあった例である。こうした官僚のレトリックは日常茶飯事とか。これで、政治家もマスコミも騙されてきている。



3.官僚の行動原理

 官僚の行動原理の一つは、省益第一主義。多くの予算を勝ち取り、多くの天下り先を確保する。これができる人が出世する。天下り先を確保するために省の持つ許認可権を最大に行使する。前川前文科事務次官はこの行動原理で出世した。

 行動原理の二つは財政再建至上主義。歳入増の原資をつくることが官僚の評価となる。かくて、財務省は消費税引き上げを省の最大の目標としている。



4.脱・官僚主導実現の提言

 著者は3つ提言する。

‥群爾蟲制の強化

 今回の文科省の天下り事件を契機に天下り規制がさらに強化されることを期待したい。


∈估庁の実現

 税金や年金保険料を統合して徴収する。日本年金機構での徴収担当者をなくすことができ、徴収コストが削減できる。また、一本化により年金保険料の未納率を引き下げられる。先進国では歳入庁は常識。

 しかし、大蔵省は、徴税権がなくなり、天下り先が大幅になくなるので大反対している。


F蚕制の実現

 中央集権体制が官僚主導の源。日本の中央政府が統制するサイズが大きすぎる。この無理が今日ではほころびになってきている。



 いずれも言われてきたことである。諸悪の根源は、「官庁の中の官庁」である財務省にある。この改革を成し遂げる人物は誰か。日本維新の会もこのところおとなしくなって来た。

 安倍氏が自民党を割って出て、橋下徹と新党をつくる。ここに、都民ファースト、民進党からの離党議員が入り、現自民党と対抗できる2大政党をつくる。このようなことが実現しないだろうか。



  

アメリカ国民とトランプは「朝鮮戦争やむなし」

 北朝鮮は7月29日、ICBMの発射実験に成功した。「アメリカ本土全域を射程に収めた」と北朝鮮国営放送は声高々と伝えた。アメリカの軍事専門家も今回のミサイルは「米本土もその範囲に入る」と認めている。つい最近までアメリカの識者はアメリカ本土を狙うミサイルの開発に5年はかかるとみていたが、北朝鮮は25日で実現した。


 「北朝鮮への反撃を先延ばしすればするほど、事態は悪くなる。北朝鮮が米本土を核攻撃できるICBMを数十発持つことは確実」と考えるアメリカ人が増えてきた。


 FOXニュースが北朝鮮のミサイルに関する世論調査を行った。アメリカが北朝鮮に軍事行動をとることにアメリカ人の51%は賛成としている。共和党員に限ると73%が賛成だった。


 この世論調査は7月29日のICBMの2週間前に行われたもの。7月29日以降ならばこの数字はもっと高まることは間違いない。



 ロシアゲート疑惑下にあるトランプは、支持率の低下に歯止めがかからない。戦争を始めれば支持率が急上昇することは歴史が示している。

 
 100万人の韓国人の命を犠牲にしてでもアメリカ人を守るか、100万人の韓国人の命を守るために北朝鮮の核開発を容認し続けるか。


 トランプの胸中は、北朝鮮との「開戦の口実」を求めている。

 「リメンバー・〇〇〇」

 北野幸伯氏は見ている。「着実に第二次朝鮮戦争に向かっている。日本も覚悟が必要だ」と。





NHK俳句入門講座 1

 ベタな俳句ばかりで壁にぶつかった。先生の指導を受けた方がよいと思い、NHKの俳句講座に入門した。月1回、3句を提出し、添削を受ける通信講座。


 第1回目(7月度)が添削されて返ってきた。


1.「 朝涼し杖つき夫婦の散歩かな 」

  (背景)ある初夏の朝、杖をつきながら老夫婦が散歩していた。ほほえましい姿に感動した。

  (添削)中七が八音字余りになっている。語順を変えて五七五の定型にしましょう。

  (添削後) 杖つきて夫婦の散歩朝涼し

  (感想)確かに、すっきりした。



2.「 晴れの間に化粧直しの七変化 」

  (背景)梅雨の晴れ間、紫陽花は次の色に変わる準備をしているように感じた。

  (添削)楽しく大胆な発想がいいですね。ただ、「化粧直し」は崩れた化粧を整えることです。紫陽花の色の変化は化粧が崩れることではありませんので、ここは「化粧濃くなる」として、鮮やかな色を読者に連想させてみてはいかがでしょう。

  (添削後)「 紫陽花の化粧濃くなる晴れ間かな 」
 
  (感想)私の表わしたいこととはニュアンスが違うなぁ。



3.「 違うだろー慢心安倍に夏怒る 」

  (背景)東京都議会選挙。自民党の歴史的敗北となった。加計学園問題、豊田議員の暴言、稲田防衛大臣の違法発言など慢心自民党への都民の鉄槌が下された。私の自信作。

  (添削)「違うだろー」は作者の気持ちがストレートに出ています。この強い感情を季語に託してはいかがでしょう。「熱帯夜」とすると苛立ちが表現できます。「安倍」の個人名よりも「与党」の方が普遍性のある一句になります。


  (添削後) 「 慢心の与党に怒る熱帯夜 」

  (感想)「熱帯夜」に「違うだろー」の印象に残る強い言葉があるのだろうか。



 3句を見て、先生の講評は、「いろんなことに関心を持ち、俳句で表現しようという意気込みは感じます。テキストや歳時記をよく読み、またたくさん作って俳句のリズムや表現を身につけてください」。で評価は5点満点の3。「真ん中」、「平凡」ということだ。

 ベタな俳句づくりから早く脱皮して、発想豊かな俳句づくりを教えてほしいとお願いしたが、まだまだ、他の俳句を鑑賞し、数多く作れ、ということだった。



    


     

プレバト 16

 テレビ番組『プレバト』俳句。


 今回のお題は「真夏の海水浴場」


 モデル・タレントの篠田麻理子が「才能あり1位」になった。

 「 波際の異国の瓶と雲の峰 」

  異国の瓶は、経験がないと浮かばない。雲の峰とは入道雲の意味で季語。修正なしの1位になった。


 Kis-My-ft2s千賀は、特待生3級から2級に昇級した。

 「 潮浴びの頭驟雨に洗いけり 」

  潮浴びという言葉には、塩のベタベタとした感じがあると夏井先生の解説。驟雨(しゅうう)とは夕立。難しい単語が2つもあるので名句と感じられるが発想はベタと思った。しかし、よく勉強している。


 名人4段の藤原敏史。

 「 アメリカの歯磨き粉色した浮輪 」

 アメリカ、歯磨き粉、浮輪といった全く異なる言葉を結び付けた意外性、おもしろさを夏井先生は、「大したもの」だと高く評価した。子供視点からの発想するフジモンワールドは確かに凄い。私には思いもつかない。フジモンは名人4段から5段に昇段した。富沢富美男名人の6段に近づいた。



 大阪はこのところ連日35度以上の猛暑日が続いている。

 「 炎昼に踏み出す一歩鰻かな 」

  炎天下に出て行くには、うなぎのエネルギーが欲しくなる。今年は土用の丑の日が2回(7月25日と8月6日)あるという。土用の鰻が2回食べられる。


 「 補聴器や轟音となる蝉しぐれ 」

 補聴器を付けてびっくりする。蝉の鳴き声が、耳に轟音となって集まってくる。補聴器をはずしていると蝉の声はそれほどでもないのだが。補聴器を付けて初めて経験した今年の夏。





安倍首相続投は日本の国益

 第3次安倍内閣が発足した。このことろ森友学園、加計学園問題などから安倍内閣の支持率が急落し、首相交代の声がマスコミに起こっていた。


 かかる中、国際関係アナリストの北野幸伯氏が安倍首相を総括する。


 北野氏は、安倍首相の政策の、‐暖饑念き上げ、■械飽槎院外国労働者の大量受け入れ、残業代ゼロ法案などには大反対しながらも、「安倍首相続投が日本の国益である」と強調する。


 振り返ってみる。

 2009−2012年の民主党政権時代に、日本はアメリカ、中国、ロシア、韓国の関係がボロボロになった。

 2009年、鳩山首相は日米中の正三角関係を主張し、アメリカを激怒させた。

 2010年9月、尖閣中国漁船衝突事件が起こった。中国は弱腰の菅内閣を見す越し、日本に不条理で過酷な制裁を課した。

 2012年7月、メドベージェフは北方領土を訪問し、日本国民を激怒させた。

 2012年8月、韓国の李明博大統領は竹島に上陸し、「日王が韓国に来たければ謝罪せよ」と天皇を侮辱した。

 2012年9月、日本は尖閣を国有化した。


 尖閣国有化に衝撃を受けた中国は、「日本と戦う」ことを決意する。

 2012年11月、中国の代表団はモスクワを訪問し、ロシア、韓国と「反日統一共同戦線」を組んだ。

 民主党政権に代わって誕生した安倍政権に対し、「日本は右傾化している」「軍国主義化している」と中国はプロパガンダを流し、アメリカはじめ西欧諸国も反安倍に巻き込んだ。

 「靖国参拝」で日本は世界で孤立したが、この孤立から救われたのは、

 2014年3月、ロシアのクリミア併合に西欧諸国はロシア制裁を課した。日本もこの制裁に参加し、靖国参拝は忘れられた。

 さらに、
 2015年3月、AIIBにイギリスはじめ先進国が参加する中で、日本はアメリカとともに不参加し、オバマの支持を得た。

 2015年4月、安倍首相は米上下両院合同会議で「希望の同盟演説」を行い、日米関係を最良の状態に高めた。


 安倍首相は、日米関係を強固なものにした上で、ロシア、欧州、インド、東南アジア、オーストラリアとで中国包囲網を築いている。

 今、安倍首相が辞任すれば喜ぶ国はどこか、明白である。

 世界最高の戦略家と呼ばれるルトワックは、「安倍首相はまれにみる戦略家」と高く評価している。

 北野氏は、「安倍首相は戦後初、ひょっとして史上初の総理大臣である」と評価する。

 安倍首相の下で、憲法改正を成し遂げてほしいものである。田原総一朗氏は、「政治生命をかけて大冒険」を安倍首相に提言したという。「まもなくわかる」という。何なのだろう。




日本が今後も発展するには

 安倍首相は内閣を改造した。一連の不祥事に起因する内閣支持率の低下を回復するための対策だった。「お友達内閣」の批判がこたえたのか、今回は実力者を閣僚に配置した。ただ、リベラルの河野太郎氏を外相にしたのは懸念される。中韓外交が元の弱腰外交になるのが心配される。


 さて、国家の役割とは何か。

第一が、安全保障。

第二に、経済。

第三に、豊かな国。

そして第四に、教育。


だと、国際関係アナリストの北野幸伯氏は言う。


 国家の成熟期でも成長は可能だという。現に、アメリカは1990年代後半、IT革命で急成長した。成熟期に成長する原資は「教育」だと北野氏は断言する。因みに、これからの成長の核は、AIだろう。


 ユダヤ教の聖典タルムードには「エルサレムが滅んだのは教育が悪かったからだ」と書かれている。ユダヤ人が、今、教育に熱心であることはよく知られている。


 北野氏は、世界で最も素晴らしい国はフィンランドという。フィンランド人は皆親切であることを氏は体験している。それは、フィンランドが世界一の教育水準であることからきている。


 ソ連崩壊後、ロシアはアメリカ型の教育を導入した。その結果、学力はみるみる低下した。日本も戦後のアメリカの教育を導入して、ボロボロになっている。


 じゃ、日本の教育はどうやるべきか。

 北野氏は、伊勢雅臣著『世界が賞賛する日本の教育』を勧める。


 この本を無意識にアマゾンに注文していた。今、手元に届いている。盆休みに読むことにしよう。




北からの攻撃を待つトランプ

 ついにアメリカ全土を攻撃できるミサイルを北朝鮮は開発した。今ならアメリカ国内を無傷にできる戦争を始めたいトランプ。しかし、アメリカから仕掛けるわけにはいかない。北朝鮮が攻撃を始めれば自衛戦争として国連安保理に報告する必要もなく、戦争に入れる。



 国内で不協和音が絶えない、また支持率があがらないトランプにとっては、戦争は絶好の起死回生の手段となる。



 アメリカでは、戦争を始める前に「戦争が不可避であること」を国民に納得させるプロパガンダを行なわれるという。


 今、韓国の上空では米日韓の合同練習が行われている。これも、そのプロパガンダなのだろうか。




今こそ、韓国に謝ろう

 百田尚樹著『今こそ、韓国に謝ろう』。 『永遠のゼロ』、『海賊と呼ばれた男』、『カエルの楽園』などのベストセラー作家の最新作。


 帯には、「百田尚樹、涙ながらの大謝罪!」、「これで日韓問題は完全に解決する」。


 皮肉たっぴりのパロディである。



1.日韓併合の悪事のかずかず

 1910年(明治43年)~1945年の35年間の日韓併合時代に、数々の悪事を日本は朝鮮半島で行った。

 ・朝鮮全土に小学校をつくった。
   1910年当時100校 → 1943年、4271校
   当時日本の学校は木造だったが朝鮮の学校はコンクリート造り、レンガ造り
   ハングルを普及させ、文盲率を激少させた。

 ・全国に鉄道網を敷いた。

 ・川に護岸工事をし、大規模なダムを建設した

 ・大きな港を造成した

 ・電気を普及させた

 ・禿山に植林した

 ・耕地面積を倍にした
 
 ・人口1300万人→2550万人、寿命24才→42才

 ・毎年平均経済成長率3.8%、農業国を工業国に

 ・身分制度を廃止した

 ・戸籍を導入し、名前をつくらせた


 しかし、これらのことは韓国が望んだことではなかった。日本が勝手にやった「余計なお節介」だった。返却時には現状復帰して返すのがルール。日本は現状復帰し韓国に返すべきだったのに、日本政府、個人の資産すべてを韓国に置き去りにし、日韓基本条約で放棄した。



2.すべて日本が悪かった

 ・2014年、セウォル号沈没事件での船会社の違法行為、我先に逃げた船長・乗組員のモラルのなさ、事故後遺族への多発した詐欺、盗難で世界は驚いた。

  ローマ法王は、「韓国国民はこのセウゥル号の悲劇を、倫理的、道徳的に生まれ変わるための機会としてとらえることを望む」と異例な説教を説いた。


 ・国際条約を守らない、事後法で過去の罪を裁く韓国

 ・国際スポーツ大会での疑惑の裁判の数々

   いずれも、日韓併合時代、日本が韓国に遵法精神、道徳・倫理を教えてこなかったからだと著者は言う。

 ・従軍慰安婦問題は、朝日新聞が作った虚構の物語。韓国はこの虚構に騙されてきた。




 ここまでパロデイ化され、これでもかと繰り返されると、「読者はバカか」と不愉快になってしまう。

 この本を読んだ韓国人はどう思うのだろうか。「日本人も謝っているではないか」と逆説的に読み、反日が高まるのではないか。韓国での長年の教育で洗脳された知識はこの本一冊では覆すことはできないだろう。


 印象に残ったところがある。

 「2014年NHK報道番組『ニュースウオッチ9』で大越健介キャスターは、「在日コリアンの一世の方たちは1910年の日韓併合後に強制的につれてこられて・・・・」と述べた。
  昭和34年に外務省の調査によると、在日韓国・朝鮮人61万人のうち、徴用で来日し日本でとどまったの人はわずか245人、0.05%だった。99.95%の人は自らの意思で来日していた。当時NHK経営委員だった百田氏が指摘したがあやふやにされ、議事録には載っていなかった」。

 NHKには反日思想がはびこっていることは周知の事実である。





   

未来の年表

 河合雅司氏著『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』。著者は産経新聞論説委員。著書に『地方消滅と東京老化』、『中国人国家ニッポンの誕生』などがある。


 現在の出生率が続くと、100年後の日本人口は5000万人を切り、300年後には450万人、西暦3000年にはなんと人口2000人になると予測されているのは承知の事実である。(国立社会保障・人口問題研究所)


 本書は人口減少を「静かなる有事、国難」と指摘するが、ネガティブで独創性のない本である。



第1部 人口カレンダー

 2018年、国立大学が倒産の危機

 2019年、インフラの老朽化が進む。それらを支える技術者不足。
     IT技術者不足でAI開発に遅れ

 2020年、女性の半数が50才超え、出産できる女性が激減

 2024年、全国民の3人に1人が65才以上の「超高齢者大国」へ

 2025年、団塊の世代が75才以上に。「2025年問題」

 2030年、百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える

 2033年、3戸に1戸が空き家に

 2040年、自治体の半数が消滅の危機に

 2042年、高齢者人口が4000万人とピークに。「2042年問題」
     介護施設不足、火葬場不足

 2045年、東京都民の3分の1が高齢者に

 2050年、世界的な食糧争奪戦に巻き込まれる

 2065年、外国人が無人の土地を占拠する
     中国人国家ニッポンが生まれる




第2部 日本を救う10の処方箋

々睥霄圓猟蟲舛75才以上とする

24時間社会からの脱却。便利な社会からの脱却

H鶺鐔札┘螢△量棲硫宗コンパクトシテイで行政コストの削減

づ堝刺楔の飛び地合併

ス餾殃業の徹底。特異な分野への資源集中

匠の技を活用。少量生産、少量販売。イタリアモデル

Ч馮餝慇言度で起業家育成

中高年の地方移住推進。大学連携型CCRC(Continuing Care Retirement Community)

セカンド市民制度を創設

第三子以降に1000万円給付



 どれも言い古されてきたアイディアである。問題は、誰が真剣に取り組むのか、取り組む仕掛けを誰がプロデュースするかであろう。一部その兆しは生まれてきている。


 日本人は優秀だ。起業家が先鞭をきり、政治家、官僚を動かし、少子化日本を救うだろう。





プレバト 15

 お気に入りのテレビ番組『プレバト 俳句』。


 今夜は「線香花火」を詠む。


 ケンドーコバヤシ

  「 落ちてゆく火玉チリチリ夏惜しむ 」

   平凡2位となった。


 北原里英

  「 夏終わる火薬の薫る静寂(しじま)かな 」

   才能あり1位になった。


 しかし、いずれも発想がベタ(ありふれている)と夏井先生は酷評。「味わい」がない、と。


 そこに行くと、名人2段の東国原英男は、

  「 牛売られ牛舎の隅の庭花火 」

 牛が売られてカラッポになっている牛舎、と誰も思いつかない場所を舞台に渾身の句を詠んだ。牛舎は体験がないと発想すら浮かばない場所だ。夏井先生も「発想のレベルが全然違う」と高く評価した。昇格間違いなしと思ったが、「詰めが甘い」と評され、現状維持として、添削された。

  「 牛おらぬ牛舎の闇に手花火す 」

 牛舎と庭と場所を表す言葉が2つもあるので庭をなくした。隅を(暗)闇とし、花火との陰影をつけた。


 「ベタでない発想とは」、「味わい」とは、私の俳句の弱いところだ。先天性の感性の問題なので改善には時間がかかる。




 小学校は夏休みに入っている。多くの子供たちは夏休みを堪能している。

 しかし、一部の子供たちは夏休みを返上して好きな道の能力を高めている。

 「 重きカバン背負い幼児夏期講習 」

  いまや偏差値の高い学校を目指して幼稚園から受験勉強に夏休みはない。


 「 一芸を伸ばす子らには夏はなし 」

  プロの棋士を目指す子、ピアニストを目指す子、金メダルを目指し卓球に取り組む子、水泳の子、それぞれでトップを目ざす子には夏休みはない。楽しんで能力アップに取り組んでいる。「努力を継続できること」そのこと自体が能力である、とは羽生善治三冠の言葉である。

  

  

「習近平に騙された」ことに気づいたトランプ

 トランプと習近平は、4月の首脳会談で、北朝鮮問題や両国の貿易不均衡の是正を「100日で成果を出そう」と合意した。その100日の期限が過ぎた。習近平は「口だけ」の約束であったことにトランプは「騙された」と憤っている。


 トランプは、

 中国の人権問題を批判し、

 台湾への武器売却を決め、

 中国の伊東銀行に制裁を加える、

など、中国に圧力を加えだした。

 とはいえ、中国経済に大きく依存しているトランプは、それ以上強くは出られない。



 
 トランプのパリ協定不参加表明以降、メルケルはトランプを強く批判する一方、習近平に近寄っている。G20の直前、メルケルは真っ先に習近平に会い、一帯一路にドイツは参加を表明し、電気自動車開発など企業間の戦略的連携で合意した。

 中国 − ロシア  ー  ドイツ

の連携が強まろうとしている。中国とドイツの2か国の貿易黒字額は、アメリカの貿易赤字額に匹敵する。トランプは中独を敵に回し、保護貿易政策を一層駆り立てる恐れがある。となると、「中独蜜月が世界を分断させる、世界を壊す」ことになると産経新聞社特別記者の田村英男氏は警告する。


 国際関係アナリストの北野幸伯氏は言う。「このような事態が予想はされるが、日本はアメリカ、インド、オーストラリアなどと中国包囲網から離れてはならない」と提言する。


 日本のマスコミは、加計学園問題による安倍潰しで血眼になっているが、北のミサイル危機、中独蜜月など日本を取り巻く環境は大きく変化している。




Hanada 9月焦熱号

 この1カ月、テレビのワイドショーは加計学園問題で持ち切りだった。中でもこの2日間は、安倍首相出席の予算委員会をとらえ、「やはり官邸の強い圧力があった」とダメ押しをした。



 昨日の朝刊に、月刊誌「Hanada」の広告があった。「総力大特集 常軌を逸した安倍叩き」とあり、目次は「加計問題の主犯は石破茂」、「朝日新聞は発狂状態だ」など、テレビや朝日・毎日への反論集となっている。同じ新聞に月刊誌「WiLL」の広告もあった。目次はほぼ同じ内容であった。


 早速、「Hanada」を手に入れた。主たる内容は以下のとおり。

・加計学園問題の“主犯”は石破茂

 獣医学部新設を認める場合の4つの条件(石破4条件)が平成27年6月30日に閣議決定している。この4条件をつくったのは当時地方創生大臣だった石破茂であるが、石破氏は「大学学部新設の条件については大変苦慮したが、練りに練って、誰がどのような形でも参入が困難な文書にした」と日本獣医師会会長に述べていたことが日本獣医師会の理事会議事録に残っている。安倍内閣の閣僚でありながら、石破氏は内閣の方針に背き業界既得権を守る政策を出した。石破氏は農水族の族議員であり、日本獣医師会から献金を受けている。


 論者の小川榮太郎氏は、「総理総裁候補とは思えない器量の矮小・卑劣に呆れざるをえない。氏自身が自らの背信行為を恥じ、党籍剥奪の処分前に進退を決すべき」と断罪する。



●加計学園問題の本質は加戸前愛媛県知事の発言につきる。

 7月10日に行われた閉会中審査で加戸守行前愛媛県知事は青山繁晴議員の質問に答えた。「本件は、行政を歪めたのではなく、歪められていた行政を正した」と淡々と述べた。加計問題の本質はこの一言に凝縮されている。



●前川証言は嘘ばっかり

 前川前文科省事務次官は、国家公務員法違反の天下りに長年関与してきた実行犯であった。文科省内の調査班による「文部科学省における再就職等問題に係る調査報告書」では、前川氏の責任と断じ、前川氏の嘘を暴き、叱正している。「前川氏は嘘付きの犯罪者である」と小川氏は断じる。逮捕と今朝報じられていた詐欺師籠池容疑者と似ている。二人には平気で嘘がつける虚言症がある。


 本件とは直接の関係はないが、前川氏は審議官時代に、「民主党政権下で朝鮮学校の無償化に積極的に貢献した」。また、「竹島や尖閣諸島を日本の領土であることを学校教育で明確にすることに反対し、日本の領土か韓国の領土かを学校でディベートさせればよい」と発言していたという。青山議員は質問を予定していたが時間はたりなくなり質問はしなかったと触れている。このような考えの持ち主が文科省のトップにいたことを日本国民は憂えざるを得ない。



●朝日新聞は「発狂状態」だ。「安倍潰し報道」はもはや犯罪だ。

 朝日新聞は以前から「安倍倒閣」に社運をかけている。60年安保で岸内閣打倒に敗れ、また70年安保で佐藤内閣打倒に敗れ、敗北感を負った左翼学生の相当数がメディアに就職し、彼らが今メディアの中枢についている。岸、佐藤の恨みを孫の安倍に向けている。かくて、加計学園問題は絶好の安倍潰しの材料として、朝日新聞は社運をかけて総力で挑んでいる。

 前川前文科省事務次官の言うことをなんでも正しいとし、安倍潰しのために引用してきた。他方、朝日に不都合な情報、加戸証言は全く報道しなかった。身勝手な「報道しない自由」を使った。

 朝日新聞を中心とする一連のマスメディアの「狂気の報道」は、何も実態のないところに虚構と印象操作で問題を生み出した事例として、歴史に残るだろう。


 今やメディアは公正な報道機関ではなく、政治活動家だと保守の識者は断じる。報道機関を監査する第三者機関が必要となる、間違った社会に日本はなってきた。



 「Hanada9月号」の論者は、

  小川榮太郎   文芸評論家

  阿比留瑠比   産経新聞論説委員

  長谷川幸洋   東京新聞論説委員

  八幡和郎    評論家

  加藤清隆    元時事通信社特別解説委員

  堤  堯    ジャーナリスト

  青山繁晴    国会議員

  百田尚樹    作家

  有本 香    ジャーナリスト


 彼らが数少ない保守主義の識者である。マスメディアを批判しているので、マスメディアに出る機会は少ない。ネットや紙媒体で知るしかない。戦前は、左翼主義者が国家権力に弾圧された。今は、保守主義者が国家ではなく、マスメディアに迫害されている。今日の日本では誰が権力者なのか、言うまでもなく明白な証拠になっている。



 この1カ月、マスメディアで洗脳され、イライラとしていた頭の中がすっきりした。それにしても、メディアの中では、ダントツにテレビの浸透力が強い。テレビ報道に関する第三者の監視・監査は緊急の課題だろう。



  

加計問題 閉会中審査

 加計学園問題をめぐって安倍首相同席の下、衆参で予算委員会が開かれた。多くの国民は、不毛な議論にこれ以上の税金と時間を割いてほしくないと、思ったのではないだろうか。


 質問に立った青山繁晴議員は、「このようなことに税金をかけて国会審議することは、国民に申し訳ない」と陳謝した。「加計問題をこのような問題」といったことには、言葉尻をとらえて、鬼の首をとったように吠える野党議員からツッコミを受けるだろうが、的を得ている。


 加計問題に終止符を打つためには、何度も同じ質問を繰り返すテレビの前の茶番劇が、締めの儀式として必要だったのだろう。


 加計問題は、

 ,修發修盻丹絣愽瑤凌契澆鷲要であったのか、

 加計学園の獣医学部新設に官邸からの圧力はあったのか、

 2歎彝惘爐僚丹絣愽新設許可の過程は適切だったのか、

の3つである。

 ´はなんとか官邸側は説明ができたが、△蓮嵬世蕕にあった」と国民は察した。官邸のスタッフの答弁が「記憶にありません」と逃げるし、神妙な顔つきの安倍首相の答弁も煮え切らなかった。


 政治主導ならば、官邸の圧力はあったとみるのが常識だろう。問題は、加計と安倍首相の間に贈収賄があったかどうか。これについては野党も証拠を見つけられないでいる。また、官邸の圧力が強引であり、「行政が歪められた」というならば、それに体を張って反対する官僚が一人も出てこなかったはなぜか。


 この問題の根本は、「政治家vs官僚」の戦いである。政治家の横暴には、官僚が牽制することができる。官僚はマスコミという強い武器を味方につけて反対することはできる。しかし、政治家には味方にすべきマスコミがいない。


 「日本の権力者は官僚である」ことが証明された。


 この問題よりも、外務官僚による「河野談話」とか、日本の領海侵入が日常化している中国への不作為な外交、慰安婦合意を反故にしようとしている韓国への弱腰外交の方が、ずっと日本の国益を損ねているが、これをとがめる手段は日本にない。マスコミが機能していないことが問題だ。




プーチンは北朝鮮をどうする!

 北朝鮮の暴走が止まらない。ハワイやアラスカを攻撃できるICBMの発射実験を成功させた。ICBMの発射は、「レッドライン」と言われていたが、アメリカはどうすることもできないでいる。戦争を始めたら韓国人が最低100万人死ぬと言われ、韓国駐在の米兵5万人の命も危険に陥るので動くに動かれない。日本、韓国とともに軍事的圧力を強めながら、北朝鮮貿易の90%を占める中国に「もっと圧力を」と要求するのが精一杯。


 もうひとつのプレーヤー、プーチンは動かない。一体、プーチンは北朝鮮をどう考えているのだろう。ロシアに在住の国際関係アナリストの北野幸伯氏は解説する。

 
 プーチンは今もって「ロシアはアメリカと戦争中」と考えている。しかも「アメリカが攻め続け、ロシアは防戦一方」という関係。なので、日本のMDも韓国のTHAADもすべて「対ロシア」とみている。プーチンが北方領土を返さない理由も「返還すればそこに米軍がやってくるから」が最大の理由。

 ロシアにとって北朝鮮は、「アメリカの侵略を防ぐための重要な緩衝国家」。北朝鮮はロシアに向けて核は撃たないと信じているから脅威ではない。


 プーチンの結論は、「北朝鮮は今のままでよい」。そこで二つの政策を行っている。

一つは、米朝開戦に反対すること。

二つは、北朝鮮の現体制が崩壊しないように支援を続けること。


 金正恩は、中国、ロシアの二つの大国から支援を受けている。北朝鮮問題はすぐには解決しそうではない。



AIに聞いてみた。どうすんのよ!日本

 NHKが面白い番組を放映した。NHKスペシャル『AIに聞いてみた。どうすんのよ!日本』。


 AIに700万もの大量データをインプットし、日本の抱える問題に提言をもらった。放送では5つの提言が紹介された。


〃鮃になりたければ病院を減らせ。

 AIは、病床数と他の事項の相関関係を算出し、この結論を出した。お医者さんが書いた『病気になりたくなければ医者と付き合うな』という本を読んだことがある。「ちょっとしたことでも医者に頼る」「医者がいるから日常の健康管理をおろそかにする」という悪循環もある。


 既に実証例がある。財政破綻に堕った夕張市は、夕張市民病院を閉鎖した。夕張市の病床数はなんと1/10のなったのだが、健康な市民が増えた。病院が少なくなったので、市民は病気にならないよう予防のための健康体操を始めたという。夕張市ではバナナの消費量が増えた。バナナ=健康ということだ。ボランティアが増えた、という相関関係もでている。アクティブな生き方が健康を呼んだ、とAIの専門家は分析した。



⊂子化をくいとめるには、結婚より車を買え。

 これも、びっくりする提言だ。

 専門家は、「車=豊かさの象徴、高額品=基幹産業」という意味で、「新しい基幹産業をつくれ」と解釈した。司会のマツコ・デラックスはこれからの基幹産業は農業だと提言した。マツコの発想力が凄い。



40代の一人暮らしが日本を滅ぼす。

 40代の一人暮らしに正相関するものとして、AIは「少子化増」「生活保護増」「自殺者増」「救急件数増」などを挙げた。

 「40代一人暮らしを減らす」対策として、AIはなんと、「家賃を下げること」を出した。さらに掘り下げて「1坪あたり家賃を1000円下げれば、40代一人暮らしが38万人減る」と導き出している。


 この実証例はフランスにある。フランスの全世帯の21%は、家賃の補助を受けている。2%とという高い出生率が実現している。



ぅ薀屮曠謄襪多いと女性が活躍する。

ッ砲凌誉犬慮阿禄子中学生のポッチャリ度による。

 これまた、ビックリする提言をAIが出した。さすがの専門家もこの意味は読み解けなかった。



 人間は、自分の持っている経験、知識、価値観で問題の解決案を出す。一方、AIは人間の数億倍の知識・データを頼りに、経験や価値観の入らない解決案を出す。人間が気づかない、ハッとすることを提言する。


 混とんとする複雑な問題解決にAIは大きなヒントとなる解を出してくれることがわかった。そのヒントをどう読み解き、政策に活かすかはもちろん人間である。

 マツコ・デラックスの頭の回転のよさ、創造力にも感動した。






土光敏夫 21世紀への遺産

 志村嘉一郎著『土光敏夫 21世紀への遺産』。今から21年も前の1991年に発行された本。今日、政界にも財界にも「人物がいない」と嘆きがある。土光敏夫という人物はなぜ、生まれたのか。読み返してみた。



■土光敏夫の概略

 ・1896年(明治29年)−1988年(昭和63年)、享年91才
   私より46才上。祖父の世代にあたる。1896年は日清戦争の1年後。

 ・岡山県生まれ、東京工業大学卒。
   岡山県の田舎育ち。三浪して東京工大に入学。成績優秀な秀才ではなかった。

 ・石川島播磨重工業社長・会長、東芝社長・会長。いずれも会社再建を依頼されて就任。会社を再建する。

 ・1974−1980年、経済連会長

 ・1981年、第二次臨時行政調査会会長。鈴木善幸首相、中曽根康弘行政管理庁長官時代。国
鉄、電電公社の民営化を提言。実行される。

 ・「日本的経営哲学を体現した清楚な経済人」、「メザシの土光さん」、「行革の鬼」、「財界総理」などと言われた。


■土光語録

 ・「知恵を出せ、それができぬ者は汗を出せ、それができぬ者は去れ!」

  後に、松下幸之助は、「まず汗を出せ、汗の中から知恵を出せ、それができぬものは去れ!」と修正した、という。二人の経営者の違いを表している。

  土光は、「人はその長所のみとらば可なり。短所は知るを要せず」。人には得手不得手がある。長所のみをみて、その人を活かせが土光の経営哲学。上司にはビンビンくる言葉だ。


 ・「一日一日全力をあげる。その積み重ねが人生だ」

  稲盛和夫も同じことを言っている。


 ・「午後6時から10時までをいかに活用したかによってその人の評価は決まる」

  これは実行がむつかしい。若い頃の土光は読書にあてている。社長時代は、現場を訪れ、社員と対話している。


 ・「ひねくれていると、盆栽にはなれるが大きな木にはなれない」

  素直であれ、これも稲盛和夫も同じである。


 ・「人間の能力には大きな差はない。あるとすれば根性の差だ」


 ・「逃げたらあかん、苦労して楽しむことだ」


 ・「経営に活気をみなぎらせるために幹部がなさねばならぬことは、ビジョンを明示し、目標を高く掲げることである」



■土光の未来予測

 ・「21世紀は、脱工業化社会になる。質的な意味でも変わらなければいけない。今後は、科学の進歩も大事だが、人間の含めた全体の問題として対応して行く必要がある。21世紀の社会は金さえあればよいということはなくなる。価値観自体も変わって、人間本位の高度な人間社会になるだろう。」

 これは、昭和44年時点での発言である。当時は高度成長期、工業化社会の真っただ中だった。今、AI社会到来を前にして、「人間が人間らしく生きる社会」が議論されだしている。


■軍事力の増強に反対だった土光

 昭和55年当時、財界は日本の防衛力増強に気運が高まり、憲法改正、軍備力増強を政府に働きかけていた。かかる中、土光は、「武力だけが力ではない、経済力も力となる」とし、一人反対した。財界での防衛議論は下火になっていった。


 もし、この時土光の反対がなければ、日本の軍備は増強され、憲法が改正され、今日の「平和ボケ」はなくなっていたかもしれない。土光はもともと政治には関心が薄く、得意な分野ではなかった。



 なぜ、土光敏夫のような人物が生まれたのか。

 母親を通じての仏教の教えが骨となり、子供の頃から読書が血・肉になったのだろう。計算して行動したのではなく、心からそう思って行動した人であった。学校教育ではこのような人物は生まれないのだろう。やはり、子供の頃の家庭環境と本人の関心だろうか。


 つい最近、「生涯現役」の日野重明聖路加国際病院名誉院長が亡くなった。105才だった。日野氏も、稲盛和夫京セラ会長も、この土光敏夫も、毎日お経をあげる、共通の習慣がある。お経をあげると「ストレス解消」になり、長生きするのだろう。私の大学時代の友人Y君も毎日『般若心経』をとなえると言っていた。


 お経は体にいいのだろうが、私は行動に起こす気が起こらない。行動に移さないと何も変わらないことはわかってはいるが、できないのが凡人の凡人たるところだろう。





ナチスと中国は同じ

 中国の民主化を求めたノーベル平和賞受賞者劉暁波氏が亡くなった。世界は、劉氏を支持人が多いが、習近平の劉氏へのひどい扱いを非難する国家指導者はいない。自由と民主主義の国のトランプもメルケルもメイもマクロンも批判しない。中国の経済力に頼っている。


 かかる中で、イギリスのBBCが、「今の中国はドイツナチスと同じだ」と論評を発表した。


 劉暁波氏は、2010年ノーベル平和賞を受賞して、劉氏は信念のために投獄された世界的著名人の仲間入りをした。

 ネルソン・マンデラ氏、アンサンスーチー氏、カール・フォン・オシエツキー氏といった人たちと肩を並べるようになった。

 フォン・オシエツキー氏は1935年、ナチス・ドイツの強制収容所に投獄されていながらノーベル平和賞を受賞した。オシエツキー氏の家族が受賞式に出ることさえ、ヒトラーは許さなかった。中国政府の劉氏への対応はナチスドイツと全く同じである。

 中国の指導者は生きる劉氏を恐れたと同じくらい、死してなお、劉氏を恐れている。


 上記の記事を書いたBBCのグレイシーは、「結局勝つのは、劉さんだ」と締めくくっている。ノーベル授賞式時の座る者のいない空のイスの映像と同様に、空になった病床の映像がこれからの中国の指導者を怯えさせる。ノーベル平和賞受賞者の記憶を消し去ることはできない。


 「オシエツキーは1938年に亡くなった。ナチスドイツはその7年後に亡びた。ノーベル平和賞受賞者のサハロフは1989年に亡くなった。ソ連が崩壊したのはその2年後であった。劉氏は2017年に亡くなった。中国の共産党一党独裁体制は・・・・・」


 歴史が語ってくれる。





プレバト 14

 お気に入りのテレビ番組「プレバト」俳句。


 今日の題は「夏祭り」。


 武井壮は詠む。

  「 隅田川寄りそうラムネ瓶二本 」

  分かりやすい句。凡人2位となった。


 テレビキャスターの皆藤愛子は、

  「 夏の夜の帰路綿菓子の甘い風 」

  これもわかりやすい句で、「甘い風」に夏井先生から高評価。才能あり1位になった。



 名人に挑戦した特待生1級の村上健志、

  「 水ヨーヨー透かす夜店の灯かりかな 」

 が、「描写が甘い。描写の精度をあげよ」と評され、添削される。

  「 夜店の灯透けて水ヨーヨーの青 」

 「描写の精度を上げる」を学んだ。




 今日の大阪は今年初めての猛暑日。部屋に外気の熱風が吹き込む。

 家の北側には、百日紅が咲いている。

DSC00355


  百日紅の花は重いので、微風でも枝が揺れている。

  「 箕面山頭上に踊る百日紅 」



  近所のKさん宅の庭では今年も鬼百合が群生している。

DSC00356


  「 鬼百合や大阪おばちゃん負けへんで 」

 ヒョウ柄好きの大阪のおばちゃんが頭に浮かんだ。

 川柳になってしまったなぁ。




中国の体制崩壊はあるか?

 中国の人権活動家・ノーベル平和賞受賞者劉暁波氏が逝去した。この報に、国際関係」アナリストの北野幸伯氏は、「劉さんの夢は早晩実現するだろう」と書いた。


 「中国の体制は崩壊するのか、民主化社会になるのか」の疑問に、北野氏は答えている。


 中国は北野氏が12年前に予測したとおり、動いている。「2020年まで成長が続く」と予測した。


 北野氏はライフサイクル論で国家をみている。中国は、日本の30年後を歩んでいる。
  

    <日 本>             <中 国>
  1950年代に成長期に入る       1980年代に成長期に入る

  1960年「安かろう悪かろう」で急成長   1990年代「安かろう悪かろう」で急成長

  1970年代、「世界の工場」になる     2000年代、「世界の工場」になる 

  1980年代、「世界一になる」と言われる  2010年代、「世界一になる」と言われる

  1990年代、「暗黒の20年」に突入    2020年代、「暗黒の20年」に突入?


 中国は2010年頃から人件費が高騰し、外資は中国からインドネシア、ベトナム、インドに向いてきている。中国の経済は成長期の後期に入り、今までのようには成長しない。経済の成長が鈍化すると、政治は不安定となり、2020年以降共産党一党独裁制は崩壊すると北野氏は予測する。劉氏に夢は実現すると、氏は見ている。


 これから10年前後には中国の体制は崩壊する。「時は日本の味方だ。日本は戦略的忍耐を続けばよい」と北野氏は楽観視する。


 しかし、私は今もって「一帯一路」を掲げ急激に進む中国のエネルギーが怖い。





ポスト安倍

 最新の時事通信による世論調査で、安倍内閣の支持率が29.9%、不支持率が48.6%となった。支持率が30%を切ると危険ラインと言われる。政局がきな臭くなってきた。


 麻生派は合併し派閥の人員を増やし、ポスト安倍に最も近いとされている岸田外務大臣は麻生氏にすり寄っている。


 岸田外相は宮沢喜一元首相の流れをくむ大宏池会の流れなので、親韓、親北、親中の傾向が強い。悪の河野談話が出たのは宮沢内閣時だった。その上、麻生財務相と連携すれば、財務省の消費税率アップの政策をとるだろう。日本の安全保障は危険度がまし、国内経済も落ち込む道を歩むことになる。


 安倍内閣に堂々と歯向かっている石破氏も、2015年の慰安婦に関する日韓合意に対して、「納得するまで謝罪するしかない」と公言している。安全保障を得意とする石破氏だが、本質は親韓、親中派。安倍内閣が作り上げてきた中国包囲網が崩れ、安全保障の危機が深まる。


 都議会選挙で独り勝ちした「都民ファースト」の小池都知事は、首相を狙っている。年齢からみてもそのゴールは2020年。次の都知事は新しい人に譲って、自らは国政に出る、と言われている。その時、都民ファーストは、キングメーカーの麻生氏と組むのではないかという予想がある。

 小池氏には政策がないので、麻生氏が作った政策を実行する。消費税増税で国内景気は低迷する。


 メルマガ「国際派日本人の情報ファイル」発行人の伊勢雅臣氏は、ポスト安倍は誰になろうと、「亡国」の道を歩むことになる、と悲観する。


 ポスト安倍のリーダーが日本にいない。




キレル高齢者

 歳をとると、性格が丸くなると聞く一方、キレル高齢者をテレビ報道でよくみる。


 かく言う私も、最近キレやすくなったように感じる。


 どういう時にキレルか。振り返ってみると、
  ・会義中、何度の同じことを繰り返す人
  ・自分と反対の意見を何度もぶつける人
という場合が多い。しつこいこと我慢できなくなってきている。


 高齢者がキレル理由がネットに出ていた。

 加齢により脳の機能が低下するからだという。

 〇箸辰討い覆で召糧楼呂ふえてきて、それに伴って理解力が低下し、イライラする。
    これには、聴力の低下で相手に言うことが聞き取りづらくなることもある。

 脳内の感情をコントロールする部分が縮み、怒りの感情を抑制することが難しくなる。



 原因は脳の機能の低下から来ているので、これはコントロールできるという。


 ,泙此▲灰鵐肇蹇璽襪任ると意識する。

 ⊃秒間、深呼吸をして、「怒り」が収まるの待つ。

 そうすると、「怒り」の波が引き、爆発せずに話すことができる。


 やってみよう。





さらば、民主主義

 佐伯啓思著『さらば、民主主義』。著者は、京都大学大学院・環境学科研究科教授。保守派の思想家。著書に、『自由とはなにか』、『現代日本のリベラリズム』、『アメリカニズムの終焉』などがある。


 難しい本だ。なぜ、この本を買ったのか、思い出せない。理解できる箇所のみ要約した。



1.民主主義がもたらすポピュリズム

 イギリスのEU離脱、トランプ大統領の誕生などをメディアや識者はポピュリズム(大衆迎合主義)と非難する。

 社会が平穏な時は民主主義は機能を果たすが、国民不満が高まり混迷社会に陥ったとき、民主主義は扇動的な人物をリーダーに選ぶ。かっては、ヒトラー、最近では、「郵政民営化」の小泉純一郎、「都構想」の橋下徹、直近ではトランプ、「都民ファースト」の小池百合子など。


 著者はいう。民主主義とは、/楊韻琉媚廚政治に反映される人民主義、と大衆迎合という、相反する二つの意味が含まれる。民主主義には、ポピュリズムが生まれる要素がある。これは同時に、独裁者が生まれる要素も含んでいる。


 ではどうすればよいか。識者には、
   世論(せろん)=大衆的な情緒、ムード
   輿論(よろん)=良識に支えられたもの
と識別する意見もある。

  識者、メディア、学者、官僚の言うことは「輿論」という考え。反トランプを唱えるアメリカの民主党、大手メディア、エスタブリッシュメントの意見が「輿論」という考えには、「傲慢さ」を感じざるをえない。昔の官僚の言葉「由らしむべし知らしむべからず」の考えだ。

 
 「由(よ)らしむべし知らしむめからず」は『論語』にある言葉。「為政者は人民に施政に従わせることはできるがその道理を理解させることはむつかしい。転じて、為政者は人民を施政に従わせばよいのであってその道理を人民にわからせる必要はない」。


 ポピュリズムはどうなのか、どうすればよいのか、著者は「皆で考えましょう」と問題提起にとどまる。



2.戦後日本の
間違った民主主義観

 終戦後、「先の戦争は侵略戦争であった。戦前の前近代的な立憲君主制が侵略戦争に向かわせた」と日本の識者は反省した。

 そこで、今後は「二度と侵略戦争をしない平和国家にする」こととし、「民主主義=平和憲法を守る=反国家主義=反ナショナリズム」、「国家は権力装置、国民を無力化し従属させる危険な存在」という思想が生まれ、戦後の日本で主流となった。「国家=悪」は民主党政権時に、菅直人、仙谷由人は堂々と口にした。

 日本軍の特攻精神を恐れたGHQは、日本に軍隊を認めなかった。戦後の国内では共産党が勢いをまし、非軍備という点で、GHQと共産党は協調した。かかる中、進歩的文化人と呼ばれた人たちから上記の考えが生まれた。進歩的文化人とは大江健三郎、丸山眞男などであった。

 当時、この間違った考えに異論を唱えある識者もいたが、メディアから呼ばれなく、冷遇された。いつの世も識者は時代の主流に乗る人が多い。

 この間違った考えが今も残っている。特にマスコミ、ジャーナリスト、学界の言論の社会に。彼らの頭には今も「民主主義=平和憲法を守る」が縛りついている。



3.日本国憲法は「違憲」である。

 著者の違憲の理由が特異である。

 1946年日本国憲法は公布され、1947年発効した。当時の日本はGHQの占領下にあり、主権は連合国最高司令長官(マッカーサー)にあった。日本には主権がなかった。憲法はGHQが作った。主権のない国が憲法を制定できない。

 1951年サンフランシスコ講和条約の締結で日本にやっと主権が戻った。この時に日本国憲法をつくるべきだった。

 著者の論理も学者特有の手続き論、原理原則論からの論理である。



4.安全保障は憲法より優位にある。

 国民の命、財産を守ることは国家の役割であり、当然のことである。安全保障、防衛は憲法に記載する以前の問題。現に、国家緊急存亡の時には、憲法は停止される。

 国家の主権は国民にあるのだから、命を守るのは国民の義務、国民皆兵は当然の義務である。これが論理的な答え。

 平和ボケした日本国民に、「命を守るのは国民の義務」をどう同意させるか。間違った戦後民主主義観を放置した政府ならびに国民に、重い課題がのしかかってきている。





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たけちゃん
リタイア後、地域での自治会活動、超高層マンション建設反対運動・裁判、管理組合活動、まちづくりなどのボランティアを楽しむ。趣味は読書、映画鑑賞、釣り。
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