今年の子どもの日で立夏。暦に上では今日から夏。最高気温は夏日となったが、爽やかな風ですがすがしい。住宅周辺を散歩し、初夏を味わった。
あやめが存在感を示している。
昔の人は、「何れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」と、優劣のつけがたい美しさを評した。
「あやめ」も「しょうぶ」も「かきつばた」も、いずれもアヤメ科アヤメ属で、見分けがつきずらい。因みに漢字では、「あやめ」も「しょうぶ」も、同じ漢字「菖蒲」を使う。
美人を例える言葉に、「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿が百合の花」がある。さて、芍薬、牡丹、百合とあやめの勝負はどうなのだろう。
今日は、遠くに大阪のビル街と、更にその奥に生駒山が見える。手前の桜の木の中で、時鳥が、勝ち誇ったかのように高々と鳴いている。
「 天空に我が天下よと時鳥 」
「 天下取り時鳥かなあやめかな 」
強剪定され、グロテスクな姿を見せていた街路樹もやっと、芽生えだした。
住宅内の新緑は次第に深まってきている。数種類の野鳥がうるさいほど、さえずっている。
「 新緑に野鳥の集う団地かな 」
夕焼けに遠くの梅田のビル街も浮かび上がっている。
「 夕焼けに大阪の街浮かびたり 」
この住宅は、四方に自然が残っている。
かるがもが旦那を連れて帰ってきた。卵を産み、雛を育てている。
住宅讃歌を詠む。
「 時鳥わが天下よと家の北 」
「 標準木開花宣言家の西 」
「 三匹のほたるが涼す家の西 」
「 浪花海遠くに霞む家の南 」
「 帰り来てかるがも子育て家の東 」
あやめが存在感を示している。
昔の人は、「何れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」と、優劣のつけがたい美しさを評した。
「あやめ」も「しょうぶ」も「かきつばた」も、いずれもアヤメ科アヤメ属で、見分けがつきずらい。因みに漢字では、「あやめ」も「しょうぶ」も、同じ漢字「菖蒲」を使う。
美人を例える言葉に、「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿が百合の花」がある。さて、芍薬、牡丹、百合とあやめの勝負はどうなのだろう。
今日は、遠くに大阪のビル街と、更にその奥に生駒山が見える。手前の桜の木の中で、時鳥が、勝ち誇ったかのように高々と鳴いている。
「 天空に我が天下よと時鳥 」
「 天下取り時鳥かなあやめかな 」
強剪定され、グロテスクな姿を見せていた街路樹もやっと、芽生えだした。
住宅内の新緑は次第に深まってきている。数種類の野鳥がうるさいほど、さえずっている。
「 新緑に野鳥の集う団地かな 」
夕焼けに遠くの梅田のビル街も浮かび上がっている。
「 夕焼けに大阪の街浮かびたり 」
この住宅は、四方に自然が残っている。
かるがもが旦那を連れて帰ってきた。卵を産み、雛を育てている。
住宅讃歌を詠む。
「 時鳥わが天下よと家の北 」
「 標準木開花宣言家の西 」
「 三匹のほたるが涼す家の西 」
「 浪花海遠くに霞む家の南 」
「 帰り来てかるがも子育て家の東 」
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