Takenaka Architect office Ash

建築とそのまわりの日常と

2020+1

  • 2021年01月13日
2021年、明けましたね。
明けたのだけど
なんだか去年をそのまま引きずっているような
気がしています。
同時に、新年になることが
そんなにめでたいことなのかなと考えたりもして
おめでとうと言わずに 
今日に至ります。


考えすぎかな。


コロナの勢いは儘ならないものがあって
先行きが見えないですね。
悩みは比べることができないけれど
自分もいろいろ抱えて右往左往しています。
自分に何が足りないのかな、ということと
この国や世界に必要なものは何なんだろうと
考えます。


すぐにはわからないかも知れないけれど
光が見えてきますように。
どうか、良い年になりますように。



竹中アシュ

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ウィンドウズ

  • 2020年10月19日
独立してからこの方、20年以上になるんですけど、その間ずっとマックを使い続けていました。使ってるソフトがマックでしか動かないこともあったし、動作環境に慣れてもいてこのまま一生、マックで続くんだろうなあと自分でも思っていたんですが、ここに来てウィンドウズを買ってしまいました。いやべつに強調して言うまでもないこととは思うんですけど・・・。どちらかと言えば毛嫌いというか、自分には向いていないとさえ思ってました。

ウィンドウズを選んだ理由としては単純で、今進めている仕事上、マックの環境では対応できないものがあって否応がなし、といったところです。あと、自分で興味ある3Dのソフトが、どちらかといえばウィンドウズに適した作りになっていて、いつかは欲しいなあと思っていたものでした。

あと、こんな事言うのはなんなんですけど、マックって最近進化していない様な気がして。もちろん、能力とか内容とかは向上してると思うんですけど、外観とか、製品そのもの自体に革新性がないなあと思ってます。iMacって、ずっと外観変わってないですよね。アルミ切り出しのボディはたしかにカッコいいんだけど、そこから次の形が出てなくて興味が薄れてきています。iphoneも使っているけど、画期的な進化はもうないですね。ジョブスが亡くなって10年程になります。 相棒のジョナサン・アイブもマックを去りました。次のマック、あるいは今までにあったマックの様な革新性のある製品ははapple以外から出てくるかもしれないな、なんて考えてます。
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試験

  • 2020年09月10日
様々な経緯あって、久々に資格試験というものに挑みました。僕自身、何といいますか試験が苦手なものでして。いや、得意という方は少ないとは思うんですが、思えばまだ小学生だった頃、算盤の5級の進級試験で10回落ちたというあまりにも名誉でも何でもない記録に始まり、その後試験というものをどこか毛嫌いしたというか、できれば人生において避けて通るべきものという様に認識した覚えがあります。それでもやらねばならぬものもありますよね。例えば自動車の免許の試験なんかもありますけど、当然ながら落ちました。あれに落ちる人って、自分で言うのもなんですけどかなり珍しいと思います。あと、僕の場合は建築を生業としたもので、すると建築士試験というものも避けられなかったんですけど、たぶん6回くらいは落ちてます。ちなみに大学は行ったんですけど、その時は入試試験をやらずに推薦という技を使ってスルーしました。

そんなこんなで今回もできるものなら試験は避けたかったんですけど、そうもいかない状況もありまして、久々に机に向かって勉強した・・・といいたいところですけど電気や機械の深すぎる内容に頭はフリーズ。何度教科書が枕の代わりとなったかわかりません。どうして人類は試験なんてものをやる様になったんだ、なんてブツブツつぶやいているうちにあっという間に試験日が来ました。かなりの無理を覚えたものですが、幸いな事に回答に筆記が必要なものはなく、すべてマークシートの選択制。合格に至るまでの足らない点数はどこまで運でカバーできるものでしょうか?発表日まで期待せずに待っておきたいと思います。IMG_5819
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  • 22:56 | Edit

3D

  • 2020年07月10日
パソコンでの設計というとCADがメインでしたが、それも3Dに移り変わりつつあります。3次元であらゆる情報を詰め込んで、どこからでも図面が作れるBIMという手段があります。私も一時期それにハマっていたんですけど、詰め込む情報が多いのと、コマンドをすぐに忘れてしまう事もあって遠ざかってました。使うソフトにも依るんでしょうけどね。あと、メモリをいっぱい喰ってしまって動きが悪かったということもあります。

ま、言い訳だらけなんですけど(涙)。ただ、少し違う視点のものがあることに気づいて、最近それに取り組み始めてみました。ライノセラスという、やはり3Dのソフトで、これだとコマンドも比較的やさしくパソコンもサクサク動きます。私の様な50を超えたオヤジでもどうにかさわることができて、なおかつ作られる陰影も悪くないです。今の所、これでどういう事がどこまでできるか試しています。所詮ヒヨッコですけどね(笑)。さらにはこれを数値で可変させて状況を確かめることのできるグラスホッパーというものもあって、わからないながらに弄りはじめてます。どこまで続くかなあ。生暖かーい眼差しでお見守りただけたら幸いです。
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  • 23:12 | Edit

動画作成

  • 2020年05月21日
別にユーチューバーになろうとした訳ではないんですけど、動画の作成ということを行いました。これもコロナの煽りを受けた一環でDVDを作成しなくてはならず、この様に至った次第です。事務所に超簡単にスタジオをこしらえてスタンバイ。さあ撮るぞと。

もちろん今までに動画の撮影はしたこともあったんですけど、今回は自身のプロモート用。中途半端に作る訳にはまいりませぬ。だからといって私はその方面は完全にズブの素人。何をどうやっていいんだか。。。わからぬままにソフトをダウンロードして作ってみようとしたものの、パソコンが止まってしまい使い物にならぬ状態。仕方なくスマホで関係のアプリをダウンロードし動かしてみたところ驚く程簡単に出来ました。すげえなスマホ。今更ながらに感動です。この瞬間、パソコンが本当にクソの様に思えました(失礼)。いやでもしかし、実際にパソコンってよく止まるし、しょっちゅう円盤みたいなのがクルクルするし、使い勝手が悪いなあと思わなくもありません。スマホの方が優秀だなあ、というかそろそろまたパソコンの変え時なのか???いずれにしましてもどうにか動画の作成は終えることが出来ました。 梱包して明日には郵送です。
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  • 22:25 | Edit

遠隔授業

  • 2020年05月15日
長引きますねコロナ。愛知県では緊急事態宣言が解除されることとなりましたが油断は出来ません。大学での授業も5月になって始まりました。ただ通常の授業と違ってネットを使っての遠隔授業です。今までやったことなどなかったことで、なかなかこの設定が大変です。今日に至るまで試行錯誤を繰り返しています。

実際に顔をあわせる訳でもない訳です。授業が無事に行えるか不安もあったのですが、いざ始めてみれば学生の出席率が格段に良かったり、課題に対する取り組みも例年に比べて積極的になっていて、これはこれでメリットがあることもわかってきました。教室って、ひょっとするといつもいつもは要らない???コロナもいつかは収束していくものと思いますが、これを機に大学の授業も変わってくる様な気がしています。

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  • 23:12 | Edit

コロナ

  • 2020年03月23日
中国の、あまり聞いた事がないところから始まって、ブロックもむなしく日本にも入って広まって、今や世界で大流行どころか国境が封鎖されたり街が封鎖されたり。ライブもいろいろ中止されるし学校は休みになるし会社にさえ行けなくなるし。オリンピックも延期はほぼ確実となってきました。個人的な事だと、企画していた福井金沢の建築団体バスツアーも中止にせざるを得ませんでした。見えないものにここまで大規模に人類が右往左往したのは歴史始まって以来の事かもしれませんね。まだしばらくは抜け出せそうにないのかな。でもいついかは必ず収束していくはずです。

仕事で東京と名古屋の間をなんどか行き来しました。去年の末ぐらいからだったんですけど、最初のうち新幹線は満席である事も多く、立ちっぱなしでの移動もめずらしくなかったんですけど、最近はかなり空席が目立つ様になってきました。ここでもコロナの影響を実感しています。移動中、何もしていないとコロナのことで気が滅入ってしまうので、浮かんできた妄想(?)をスケッチして書き留める事にしました。インスタにいくらかアップしています。あ、決して探して見ないでくださいっ(笑)。

一方で外に出てみればウィルスなんて何のその、桜も含めいろんな花が咲き始めてますね。鳥たちはピーピーとうるさいくらいにさえずってもうすっかり春です。幸いなことに日本はまだ外出禁止令までは出てないし。日頃の運動不足解消を考え出来るだけ外を歩く様にしています。今年は辛抱の春になってしまったけど、夏ぐらいにはどうでしょう、コロナもどこかに行ってくれてるんではないでしょうか。多分もう少しの事ですね。皆さまの健康と元気、お祈りします^^。

 

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house k

  • 2020年02月16日
久々に守山の方で作った住宅house kを訪ねました。
竣工して7年ばかり。
お施主さんからご連絡をいただいて
家の事を見て欲しいと言われ、そして訪ねたものでした。

できた時は新婚のお二人で
今はそこに小さな娘さんが加わりました。
みなさん、なんだかとてもとても幸せそうで。
なんだか自分まで幸せな気持ちになったものでした。

家の方はというと、特に大きな問題はなかった様で、良かったです。
ただ、空き地に面している事もあってか
外壁に蜘蛛の巣などが付いていることもあって
お掃除の事をお話しました。
室内の床はパインで作ったんですけど、傷みもなかったです。
パインは柔らかい素材で肌あたりが良いです。
今までに何軒かで、この素材を使ってきました。

当時、この家はとても安くできました。
家具もほとんど作り付け。
キッチンはもちろんエアコンやカーテンまで含めて
施工費が税込みで1575万円。
設計監理料でその12%他にいただいてますけど
それでも1764万円。
登記とか引っ越しでお金は要るのでまだモロモロかかりますけど
合計しても2000万円は切ったんではないでしょうか。
今、その金額でこの家が出来るかと言われると
おそらく無理です。
たった7年の間に、消費税だけでなくて
建物に関するいろいろなお金が上がりました。

でもなんか、勢いもありました、当時。
結婚前のお二人が来て、
お金はあまりないけど家が欲しいと言われて。
そう言われて奮い立たない建築家は建築家ではありません。
何でもやったる!と思ったものでした。

以降、ノリとハズミで今日まで来てます(笑)。
お施主さんのお二人、
今は3人となった皆様に感謝です^^。
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  • 2020年01月04日
2020年閏年。
明けまして御目出度う御座います。

年末に東京の明治神宮を訪れました。
気持ちの良い、天気の日の午後でした。
原宿方面から鳥居をくぐって
参道をしばらく歩きます。
お参りも目的だけど
ここの森が見たくて来たものでした。
高さ20〜30mはありそうな木々が続きます。
奥行きも深いです。
鳥の鳴き声が聞こえてきます。
何か動物が出てきてもおかしくはなさそうな感じ。
ここが人工的に作られた森だなんて
ちょっと思えません。
でもここは確かに
明治天皇がお亡くなりになった時に
全国の各地から運ばれてきた木々で
出来た森のはず。
自然に限りなく近づくことが出来た
人が作るものの理想の一つだと思います。

木陰をしばし楽しんで歩いて本殿へ。
その日もけっこう多くの方が訪れていて
お賽銭を納めるまでには
長い列が出来てました。

先にも書いた様によく晴れた日でした。
しばらくすると、列にいたどなたかがふと
虹、と言われました。

へ?と思って、
でも空を見上げると
そこには確かに虹が
かかってました。
よく、太陽とか月とか取り囲む様にして
7色の光が見えたりするけど
そんなのじゃなくて
本当に虹。
上下はさかさまだったけど
それでも虹。
雨降りのあとでもないのに
なぜか虹。
ちなみに輪の中心には何もありませんでした。

出ていたのはほんの短い時間。
すぐに消えてしまいました。
また出てこないかなあと思って
しばらく見てたけど
出てこなかった。

最前列に来てお賽銭を納めて願い事。
そのあとも気になって空を見上げたけど
やはり何もなかった。

本当に虹だったのかなあ?


みなさまに良い事がたくさんありますように^^。


2020.01.04
竹中アシュ
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  • 17:33 | Edit

明池

  • 2019年12月07日
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桧つながり、という事になるでしょうか。台湾の明池という所に行ってきました。ここはもともと台湾桧の産地で、伐採されたそれらは日本にも輸出されていました。多く切りすぎてしまったため、残念ながら今は輸出されていませんが、桧の林は残っています。台北からバスを乗りついでおよそ3時間。着いてみたら結構な山奥でした。標高も高く、かなり肌寒かったのを覚えています。



IDNM2476
























それはとても幻想的な風景でした。雨になりそうな位濃い霧の中、 何言うともなく桧の木立が空に向かって真っ直ぐに伸びていました。決して太い幹ではありませんが、群を成すそれらは何かしら宿っている様にも見え、神々しく感じたものです。とても南国の台湾とは思えない風景でした。植林されたのか、自然と生えたものかはわかりませんが、これから先、何十年、中には何百年と生きていくものもあるでしょう。逆にずっと昔から、ここには桧があったのだと思います。見ながら、長い長い時の流れを感じていました。私が今こうしているのなんて、その中のほんのちょっとの時間だけだな。有り難くもあり、生きていく事の尊さを教えていただいたものでした。


 
  • Posted by 竹中アシュ
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  • 16:44 | Edit
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