専門学校の課外授業でナゼロデザインミュージアムに行ってきました。
もともとナゼロさんは椅子のメーカーで様々な用途のものを作ってます。その一方で持ってらっしゃるという椅子のコレクションを今回見てきました。まあ本業として集められている訳でもないし、いくらか名作椅子でもあるぐらいだろうなあと思っていたら全く違って、その質、量ともに素晴らしく見事に打ちのめされて帰ってきました~。

1階にさりげなく、というか堂々と(?)置いてあるのがこの椅子。この曲線の具合からわかる人はわかると思うんですがザハ・ハディドの椅子です。相変わらずグネグネしてますが作り方も半端なくて、これはベニヤ板を一枚一枚貼り合わせて成型しているのだそうです。という事で重量も当然半端なく、当初は5階に展示するはずだったのを断念してここに置いてあると説明を受けました。ここまで運ぶのもきっと大変だったんだろうなあ。。。
続いてコレ、ロン・アラッドの椅子です。ここには彼の椅子が多数あって世界有数のコレクションになってます。写真のこの椅子はメタルでできているんですが、全体が細かいチェーンの様につながっていてシートの様になめらかにうねっています。どうやってここまで作れたんでしょうコレ。。。ちなみに右側の写真は椅子のケースです。これにも座れちゃったりして、作家のとてもユニークな人柄を連想できたりしたものでした。

ここにあるのは現代モノばかりではなく、こういう古典モノもあります。ぱっと見では誰の作品かわからなかったんですが解説にエリエル・サーリネンと書いてありました。あのエーロ・サーリネンのお父さんですね。実にたおやかというか、クラシカルな意匠でまとめてます。マイケル・グレイブスとか影響受けたんだろうなあ。。。

コレ、ディテールだけで恐縮なんですが見る人が見ればすぐにわかってしまうあの作家、そうフィン・ユールです。私もそのうち1脚ぐらいほしいなあと思ってますが手が出ません。すわり心地も最高でした!あ、そうです、ここは一部を除いてほとんどの椅子に座れるんです。スバラシイ~♪

ハンス・ウェグナーのなかなか見かけないようなこういう椅子もあります。Yチェアばっかり売れちゃったの感がありますが本当はけっこういろいろ作ってるんですよね。

こうして見ていくうちに瞬く間に時間は過ぎて、気づいたらその日の次の約束の時間を過ぎてました!!(←何やってんだ!)いやしかし、それぐらいにここのコレクションはインパクトありました。皆さんにも見ていただけるといいんですが、一般には公開してなさそうだったので気になった方は直接ナゼロさんに問い合わせされるのがいいかと思います。いや、それにしてもスゴかったですここは。ウチのサブロクチェアも是非コレクションに加えてやってください!(←は?)。
