昨日、サッカーにて負傷された20代の患者さんがご来院。
試合中に急な切り返しを行った際に痛みが出現。
直後より痛みが強く、プレーは続行できなかった為、途中退場し、直に当院にご来院。
跛行が有る状態で、痛みはかなり強そう。
鼠径部~内転筋にかけて強い痛みが有り。
受傷後約3時間で皮下出血はまだ見られなかったですが、熱感とかなりの腫脹が有り。
圧痛も広範囲に有る状況。
念の為、骨盤部の圧痛を確認するもそちらはマイナスで有った為、骨盤裂離骨折はなさそう。
股関節の自動屈曲と自動外転は痛みで不可。
内転筋の陥凹は無いものの、部分断裂は有ると判断し、Icing、テーピング、そして包帯による圧迫固定を施行。
痛みは随分と和らいだとの事でしたが、この部位の痛みは長引きやすい説明も。
しばらくの間、経過観察を診させて頂く予定です。