【0.はじめに】

だいぶインフレですが、人生初のレート2000&最終3桁達成したので、記念に構築記事として残しておきます。剣盾ではマイナー寄りのポケモンで意表を突く脳筋初手ダイマックス+受け回しやトリル展開を一貫して使用しておりましたが、SVからはガラッとプレイスタイルを変えて練習してました。


【1.使用構築と戦績】

1
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撤退時(2/1 2:30)の戦績

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【2.構築コンセプト】

・ステルスロック+欠伸によってスリップダメージを蓄積させながら対面をコントロールし、高火力エースでぶち抜く。
・高種族値ポケモンを採用することで力負けしないようにする。


【3.構築経緯】

①②ステルスロック+欠伸要員として、初手行動保証のある襷ドドゲザン+相手の積みに対応可能かつ優秀なクッションである残飯ヘイラッシャを採用。

③高火力エースとして、マルチスケイルによる行動保証や先制技が強力な鉢巻カイリュー採用し、ここまでの3体を軸にした。

④⑤軸の3体では受け寄りの構築やキョジオーンが重いため、眼鏡サーフゴー鉤爪サザンドラを採用。

⑥最後に今期増えていた初手クエスパトラ展開で崩壊しないように珠ドラパルトを採用して構築が完成した。


【4.個体紹介】

①ドドゲザン@気合いの襷 総大将 勇敢h252a252b4(s個体値0) テラスタイプ:

ドゲザン 不意打ち メタルバースト ステルスロック


ドラゴンアローを始めとした連続技でも倒されない行動保証を持つステルスロック撒きとして採用。総大将+悪テラスタル+不意打ちのスイープ力も魅力的で、安易に切らないことが重要。メタルバーストは読まれにくく、裏2体で処理しづらいアタッカーと対面したときには迷わず押していた。


②ヘイラッシャ@食べ残し 天然 図太いh252b252d4 テラスタイプ:

ウェーブタックル 地割れ 欠伸 守る


最初SVのナマコブシ枠と思ったが使ってみると全く違った。クッション兼対面操作を行う本構築の軸を担ってもらった。欠伸+守る+残飯の組み合わせが強く、特に様子見の守るが不慮の事故を生みやすいテラスタル環境に合っており、次のターンの相手の行動をある程度絞り込むことができた。欠伸の入った相手が甘えて蜻蛉返りやボルトチェンジで逃げるのを咎める一手でもあった。地割れは基本押さないが、ラス1同士不利対面でも相手の攻撃を1発耐えられれば、欠伸→守るで地割れの試行回数を増やせてワンチャン勝てるのが強かった。テラスタイプはマスカーニャやキノガッサ、水ロトムに対抗できる草としたが、至る所から竜星群が飛んできたので、フェアリーでも良かったかもしれない。

 

③カイリュー@拘り鉢巻 マルチスケイル 意地っ張りh4a252s252 テラスタイプ:ノーマル

逆鱗 神速 地震 炎のパンチ


ステルスロック+欠伸で荒らした後のスイーパー。どこからでもステルスロックが撒かれる現環境では、マルチスケイルが潰れたとてSを甘えたカイリューやサーフゴーの上から叩けるAS振り鉢巻型が強いと考えた。逆鱗にフェアリーテラスを合わせられると一気に不利になるが、ある程度は仕方ないと思い割り切っていた。最終日5000位スタートからほぼノンストップで3桁順位まで来れたのは、有象無象を破壊し続けてくれたカイリューのおかげでした。


④サーフゴー@拘り眼鏡 黄金の体 控えめh132b4c212d12s148(a個体値0) テラスタイプ:
ゴールドラッシュ シャドーボール 10万ボルト トリック 


初手カバルドンを鋼テラス眼鏡ゴールドラッシュで飛ばしたり、想定外の火力で受け出しを許さず一体以上持っていく動きが強かった。10万ボルトは重めなヘイラッシャ、ドヒドイデ、ギャラドス辺りを意識して採用。選出率は低いが、構築にいるだけで基本選出が不利を取る搦手戦術を躊躇わさせる効果はあったのかと思う。トリックはプレイヤーが下手で上手く使えなかったので、変更の余地はあった。


⑤サザンドラ@粘りの鉤爪 浮遊 臆病h236b12c4d108s148(a個体値0) テラスタイプ:ゴースト

悪の波動 挑発 炎の渦 身代わり


今期終盤に話題になった渦サザンドラ。食べ残しはヘイラッシャにどうしても持たせたかったので、粘りの鉤爪を持たせた。受けループやキョジオーン対策で採用したが、実際はシャドーボール持ちハピナスやフェアリーテラスキョジオーンを倒し切れず、変えるならこの枠だと思った。


⑥ドラパルト@命の珠 すり抜け 意地っ張りh124a252s132 テラスタイプ:

ドラゴンアロー 竜の舞 テラバースト 身代わり


今期流行りの初手クエスパトラ展開や、デカヌチャン入りに対して選出を検討する補完枠で最終日に構築に入ってきたポケモン。初手身代わりを置けられれば有利に試合が進む。最終3桁チャレンジで相手のクエスパトラを破壊できたので、最後に採用できて本当に良かった。


【5.選出パターン】

①基本選出:ドドゲザン+ヘイラッシャ@1(カイリューorサーフゴーorドラパルト)


ステルスロックを撒いて欠伸で荒らしてエースでスイープする基本選出。最終日はほぼ9割カイリューを選出してました。


②ヘイラッシャ@2

初手ステルスロックの刺さりが良くない場合の選出。ヘイラッシャをクッションとしながらアタッカー2枚で攻めていく。メタルバーストによる対面性の高さから、2体目以降にドドゲザンを出すことも多々あった。


③サザンドラ+サーフゴー+ドラパルト

対受けループ選出。当たる頻度は少なかったが、最終日に当たった受けループは全てこの並びで破壊できた。


【6.最後に】

取り敢えずは人生初のレート2000を達成できて素直に嬉しいです。ただ、シーズン中に潜りながら構築を試行錯誤する中で、努力値等細かい調整をする時間の余裕が無く、殆ど前期に結果を出したポケモンの寄せ集めになってしまったのは反省点でした。

昨年の後半から仕事が忙しくなりTwitterを開く頻度は減りましたが、ポケモン対戦は好きなので今後も自分の時間を少しでも確保しながら効率良く潜っていこうと思います。ここまで読んで頂きありがとうございました。