2004年10月23日

My Opinion

ちょっとまじめな文章を投稿してみます。
お題は日本の航空宇宙開発についてです。
「なぜ、日本の航空宇宙政策は国民に理解されず、成果が上がらない、見えないのだろうか?」について最近自分が考えていることです。

実は以下の文章、あるWEBPAGEに投稿したものなんですけど、
ほかの人からも反応を知りたいので、ここにものっけてみます。

ご意見ご感想があればコメント欄か直接メールください。
日本の航空宇宙の政策なり、計画を立てる専門家というのは存在するのでしょうか?
僕の断片的な知識から推測すると、各領域の専門家が集まって会議をしているに過ぎないように感じるのです。それでは何も決まらないと思う。各領域の意見を述べるだけ、そしてそれをまとめるだけになってしまう。そんな政策や計画のどこに戦略的要素が入ってくるのだろうか?全体をマネージメントする人がいなければ、今の状況を抜け出せないと思う。

ということで、鍵となるのはシステムデザインの経験のある航空宇宙技術者の登場だと個人的には思っています。

日本では個々の分野における技術というのは非常に発展していると思います。しかし、皆がそれぞれの専門的な技術、知識を持ち合っただけではうまく機能しないものがシステムであり、航空宇宙システムは複雑なシステムデザインの1つの典型です。日本ではこの部分が非常に欠けているように思えるのです。会社に入ればそのようなことを学ぶのかも入れませんが、それでいいのでしょうか?目に見える形での研究がもうちょっとあってもいいように思うのです。航空宇宙工学系でシステムデザインを取り扱っている研究室はほぼないと思う。システムを謳っていても実際にやっていることはシステムのごく一部分でしかない場合が多い。(だからこそ、僕の場合はアメリカに飛び出してしまったのだが)

それで話を元に戻すと、システムデザインをやっていると否が応でもデザインにかかわるすべての領域をマネージメントする必要が出てきます。アメリカの大学では、授業の一環で航空機、衛星、ミサイルなど航空宇宙システムをデザインするプロジェクトが多々あるようです(詳しくは下記を参照)。このような経験をつんできたアメリカの学生がアメリカの軍事、航空宇宙を支えているから、戦略的でわかりやすくかつ全体を見据えた計画を立てれるのではないかと思います。

当然のことながら、何でもかんでもアメリカ式はよくないので、日本のよい点はどんどん取り入れていくべきだと思います。

プロジェクトの一例(今自分がやっているやつ)
1学期間(4ヶ月、プロジェクトをやるのは実質2ヶ月ほど)で旅客機の設計をします。設計といっても、どこにワイヤーを通すかといったような詳細設計ではなく、翼の形、エンジンの種類などの概念設計です。
プロジェクトは1チーム4人で、期間が短いので設計のガイドライン(あれをしろ、これをしろといったような指示が書いてある)に沿って行います。大体の流れを書くと
1.問題設定(市場調査、将来予測、customer requirement(顧客の要望), engineering characteristics(技術者側から見た改善可能なファクター/推力、揚力など))
2.実現可能な機体の組み合わせを考える
3.それぞれの組み合わせの優劣を決める
4.最適な組み合わせの機体がcustomer requirementsを満たしているかチェック
5.満たしていなければ、原因を見つけ改善する。
6.顧客に提案
で、最後に45分間のプレゼンとさらに数百ページのレポートの提出が課せられています。
こんなプロジェクトを数多く学生のうちにこなせば、全体を見通せる力(マネージメントする力)がつくんではないかと思います。

takeshi7993 at 14:56│Comments(0)TrackBack(1)KINGの頭の中 

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