EP1

Q1 真里亞の薔薇に込められた意味と、消失の理由は?
物語上真里亞の薔薇の話になると、殺人事件の物語が始まる合図のような役目になっている。言わば事件開始の象徴であり、ベアトリーチェのゲーム盤の象徴でもある。EP8で描かれるベアトリーチェの猫箱の上に落ちてきた黄金の薔薇と意味合いが重ねられている。消失の理由は郷田が料理に使うために摘んだから。

Q2 真里亞が持っていた傘と手紙を渡したのは誰?
ヤスのベアトリーチェ人格。ちなみにEP2の礼拝堂の密室殺人時の赤字に「妾が真里亞に預けた封筒の中身は、確かに礼拝堂の鍵だった」とあり、「妾」と言ってしまっておりこれはほぼ確定だと思われる。

Q3 夏妃の部屋の扉に不気味な汚れを残した人物と、その理由は?
ヤスのベアトリーチェ人格。彼女の人格は悪食島伝説の悪霊の設定を入れた人格であるため、夏妃の部屋のドアの内側にかけられた「サソリのお守り」を見て、部屋に入れない設定なのを思い出した。86年の事件はヤスが自身のルールを厳守する事に最大の意味があり、これを破る訳にはいかずベアトリーチェは部屋を退出し、「サソリのお守りの効力で中に入れなかった証」として不気味な汚れを残した。

Q4 園芸倉庫の6人殺しの犯人と方法は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。紗音の人格自体はこの時点でおそらく殺害されているが、肉体はベアト、嘉音として生存している。銃で脅しながら園芸倉庫まで移動させ5人を殺害。秀吉に「紗音が死んでる」と嘘の証言をさせた。もし、死体を確認されてたら、この時点で事件終了だった。運命のルーレットに自身の危険さえも賭けていた犯人の心が重要。

Q5 チェーン密室の絵羽・秀吉殺しの犯人と方法は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。今後の打ち合わせとでも言って中に入れてもらい、銃で殺害。チェーンを切断し魔方陣を書き、あとは熊沢や源次と口裏を合わせて幻の鎖で密室を構築した。

Q6 ボイラー室の嘉音殺しの犯人と方法は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。肉体的にはヤスは生きているものの、嘉音人格自体はこの時点で恐らく殺害されている。つまり、肉体を操っているのはベアトリーチェ人格。嘉音は紗音が死亡した事によりベアトのルーレットを台無しにするため、「肉体ごと自殺」しようとしていた。ベアト人格に返り打ちにされ嘉音は人格的には死亡。

Q7 金蔵の書斎内に手紙を置いた人物と方法は?
犯人の共犯である使用人や南條なら誰でもいいが、おそらく右代宮家へ忠誠を誓う源次がヤスの指示通りに手紙を出したのだろう。

Q8 客間の源次・南條・熊沢殺しの犯人と方法は?
ヤスのベアトリーチェ人格が犯人。この時点で紗音と嘉音の人格自体は死亡しており、ベアトリーチェ人格だけが生き残っている。マスターキーで普通に部屋に入り、真里亞に歌を歌わせている間に3人を射殺。鍵をかけて部屋から退出。

Q9 玄関ホールの夏妃殺しの犯人と方法は?
犯人はベアトリーチェ人格。銃で同時に発砲しているが、漫画版によると夏妃の銃は弾丸が入っておらず空砲だった模様。

Q10 EP1ゲーム盤の真相は?
ヤスが事件前に海に投棄したメッセージボトルの物語であり、犯人ベアトリーチェとは「戦人への恋心」の象徴。事件を起こす犯人とは、戦人に約束を思い出して欲しい人物である。


EP2

Q1 ゲーム盤上に登場したベアトリーチェの正体は?
ヤスのベアトリーチェ人格。紗音・嘉音・ベアトは1つの体を共有する人格であり、探偵の前には同時に出現しない。創作世界上でのみ成立する同一人物トリックである。つまり、この世界は創作世界である。

Q2 楼座が受け取ったベアトリーチェの封筒の中身は?
真里亞が受け取った封筒には普通に礼拝堂の鍵が入っている。礼拝堂の口裏合わせの密室を生み出すための下準備。ベアトリーチェの手紙というのが事件中各所で出てくるが注目なのは差出人に「黄金のベアトリーチェ」と書いてある点で、魔女が抜けている。ゲーム盤上に出てくるスーツのベアトは別に魔女ではないのだ。黄金を受け継いでベアトリーチェという称号を継いだだけ。メタ世界の魔女ベアトリーチェと混同して「魔女」と錯覚させるための仕掛けだが、手掛かりの提示として手紙には魔女と記載していない。

Q3 親達7人は深夜の礼拝堂で何を見た?
地下貴賓室に積まれている黄金の一部を見せられていた。

Q4 礼拝堂・ハロウィンパーティーの6人殺しの犯人と方法は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。黄金を見せて楼座を共犯化。残りの6人はその後銃で殺害された。食事に睡眠薬を混ぜるなどして眠らせた可能性もある。犯行方法の詳細は不明。礼拝堂の鍵はかけておらず、そもそも密室ではなかったのだ。使用人と楼座が「密室だった」と嘘をついていただけ。

Q5 朱志香の私室での朱志香・嘉音殺しの犯人と方法は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。朱志香を銃で殺害後に嘉音を人格的に殺し、紗音用のマスターキーで施錠して退出。

Q6 使用人控室での南條・熊沢殺しの犯人と方法は?
犯人は源次。嘉音は幻想であり、南條と熊沢は屋敷の別の部屋に隠れていただけだった。右代宮家に忠誠を尽くす家具として源次は南條と熊沢をナイフのような物で殺害。犯行方法が刃物であるため、銃で殺しているベアトリーチェではないだろう。彼らの殺害が第7・8の晩である点も重要。ベアトリーチェが殺害する事も可能だが、本編中に提示された手掛かりは源次の犯行を示している。

Q7 夏妃の私室の紗音・郷田・譲治殺しの犯人と方法は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。郷田と譲治を銃で殺害した後に自殺。内部より構築された完全密室だった。

Q8 生き残った人達は最終的にどうなった?
24時に爆発する爆弾で全員死亡した。戦人が源次に案内されて見た金蔵の書斎での金蔵とベアトリーチェは幻想であり、実際には誰もいなかったのだと思われる。

Q9 EP2のゲーム盤の真相は? 
楼座と使用人を共犯にした、ヤスのベアトリーチェ人格が主犯の事件。EP2で重要なのは疑心暗鬼になっている人間たちの描写で、この構図との対比として「魔女を認めれば全てが解決する」という論法を持って来ている。魔女とは人間の犯行を幻想で包み込むものなのだ。これはEP8でベアトリーチェの猫箱の上に、黄金の薔薇が落ちてきた描写と深く関連する。魔女の犯行とは黄金の真実であり、真実を優しく包み込むものだ。

Q10 ベルンカステルが語ったベアトリーチェの隙とは?
犯人ベアトリーチェが仮に「殺害」を主目的にしてるのならば、深夜に殺して回ればあっという間に目的達成する。魔女の手紙で予告をするという行為自体が既に隙であり、これは事件を解いて欲しいという犯人の気持ちの裏返しでもある。碑文を解く、あるいは事件の真相を特定する、こういう犯人にとっての敗北の可能性を提示する事がベアトリーチェの隙であり、これは犯人が望んでいる事でもある。ゲーム盤で起こる奇跡という魔法を得るために、犯人はリスクを背負って事件に挑んでいるのだ。


EP3 

Q1 碑文の謎の答えは?
台湾の淡水線の駅名を鍵とする。文字遊びの類の暗号であり、礼拝堂の入り口のレリーフを弄ると地下貴賓室への道が開く。

Q2 連鎖密室の6人殺しの犯人と犯行は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。紗音と嘉音は南條の検視の嘘で逃れた。客間の紗音が礼拝堂で嘉音として死体を演じ、その後ベアトリーチェが紗音と嘉音の人格を殺害。

Q3 薔薇庭園の真里亞・楼座殺しの犯人と方法は?
犯人は絵羽。楼座はおそらくアクシデントで偶然死亡したのだろう。事態の発覚を恐れた絵羽は真里亞を絞殺。その後秀吉との口裏合わせで寝込んでいた事にした。

Q4 玄関ホールの留弗夫・霧江・秀吉殺しの犯人と方法は?
留弗夫と霧江殺害の犯人は絵羽。腹に銃弾を受けた霧江は致命傷を避けて生きていた。霧江が発砲した銃弾が秀吉に当たり、秀吉は死亡。

Q5 譲治がゲストハウスから屋敷へ行った方法とは?
2Fの窓から飛び降り、開いた窓を内部の者が施錠。おそらくは南條あたりだろう。

Q6 ゲストハウスの蔵臼・夏妃殺しの犯人と方法は?
犯人は絵羽。ロープのような物で絞殺後、死体を東屋に放棄した。

Q7 客間の扉に「07151129」を書いた人物と数字の意味は?
書いたのはヤスのベアトリーチェ人格。これはキャッシュカードの暗証番号であり、碑文を解いた絵羽に向けて、譲治を殺した謝罪の意味を込めて贈っている。

Q8 客間の譲治殺しの犯人と方法は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。ヤスの目的は自分の恋の決着にあり、「碑文が解かれる」「事件の真相が暴かれる」これが発生せずに第9の晩を迎えた場合、黄金郷で自分の全ての恋を叶えようとしている。黄金郷は思い人が死亡していないと成立しないため、犯人ベアトリーチェは絵羽が譲治を連れて島から生還しないように、譲治を殺害した。黄金郷で紗音と譲治が結ばれるためにだ。

Q9 使用人室の南條殺しの犯人と方法は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。創作世界上で紗音・嘉音・ベアトの人格はそれぞれが別人として認識される。このためベアトは別に紗音と思われている訳ではない。共犯関係にある絵羽もベアトを紗音と思っている訳ではなく、純粋にベアトという人物だと認識している。序盤の楼座の九羽鳥庵ベアトの話が伏線として効いている。

Q10 EP3のゲーム盤の真相は?
ベアトリーチェと絵羽の殺人が混ざっているゲーム盤だが、重要なのはそもそもゲーム盤というのはメタ世界のベアトが対戦相手である戦人に出題しているものであり、メタ世界目線で見た物語の目的は「戦人が約束を思い出してくれる事」であり、ヤスの恋の決着をつける事ではない。このため、ゲーム盤の構成として「紗音の恋が成立する」という状況は存在しない。メタ世界のベアトにとって紗音などどうでもいいからだ。このためゲーム盤上では「碑文が解かれたにもかかわらず、それ以前に紗音が死亡している状況によって、紗音と譲治の恋が成立しなかった」という特殊な状況が生まれている。これは実際の六軒島で「碑文が解かれたにもかかわらず、譲治が殺されてしまう」と同じ状況であり、恋の成立が達成されない状況になると犯人は「爆弾で皆殺し」に向かう。EP3のゲーム盤はヤスの本当の目的を理解してないと、碑文が解かれたのに事件が続く理由というのが理解不能になるので注意。


EP4 

Q1 食堂の6人殺しと5人の幽閉の犯人と方法は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。共犯は恐らく源次。九羽鳥庵に幽閉された人達は屋敷の電話のある部屋で狂言殺人として加担している。ベアトと源次で食堂の残りの5人を射殺。

Q2 朱志香の私室の朱志香殺しと薔薇庭園の譲治殺しの犯人と方法は?
朱志香を殺したのは紗音の格好をして紗音のふりをしているベアトリーチェ人格。狂言である事を明かし、電話をゲストハウスにさせた後、銃で殺害。薔薇庭園の譲治は源次が銃で殺害した。

Q3 屋敷の裏手と客室・嘉音・紗音・南條・蔵臼・霧江殺しの犯人と方法は?
紗音と嘉音は人格的に殺されただけ。肉体はベアトリーチェ人格が操っている。蔵臼と南條はベアトリーチェが裏手で銃で殺害。霧江は共犯者である源次が霧江に狂言である事を話し、ゲストハウスに電話させ、電話の途中で銃で殺害。

Q4 園芸倉庫の郷田・熊沢殺しの犯人と方法は?
狂言殺人のシナリオにそって首吊りを演じている郷田と熊沢を小窓から銃で殺害した。首吊りを演じているため頭の位置が一定の場所で固定されており、さらに銃撃から逃れるにはロープを首から外さないといけないため、小窓から素早く連射すれば終わる。ヤスが使っているのは命中率を犠牲にして破壊力を上げたソードオフであるため、この園芸倉庫の2人は命中率が高い普通のライフルで源次が殺したのだろう。事件中頭部半壊死体と穴が開いてるだけの2種類の死体があるのは、ベアトリーチェと源次が使っている銃の特性によるものだろう。

Q5 客間の真里亞殺しの犯人と方法は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。毒殺によるものだろう。当主テストはおそらく関係ないと思われる。それは犯人の目的が恋の決着にあり、戦人と譲治どちらとも恋が成立しない場合は爆弾により皆殺しをする予定であるため、真里亞に「自分が生き残る」という選択をされても困るのだ。全員死亡は犯人の中では確定であり、真里亞の意思は一切関係がない。

Q6 戦人の罪とは?
昔紗音と交わした「迎えに来る」という約束を「覚えてすらいなかった」事。破った事ではない。

Q7 ベアトリーチェの問い「私はだぁれ?」の答えとは?
ベアトリーチェの心臓の「掲げられたままの左手」にあたる爆弾だ。下ろされた右手は同一人物トリックを指す。この問は「戦人にゲームを挑んでいるベアトリーチェとは誰だったのですか?」という意味も込められており、これはEP3の連鎖密室と南條殺しを解く事で判明する。人格としてのベアトリーチェの事だ。ベアトは紗音であり、嘉音である。その問いが「私はだぁれ?」なのだ。

Q8 EP4のゲーム盤の真相は?
存在しない金蔵を存在するという嘘で成立させ、結託した一族の狂言殺人という表向きの事件の裏でヤスのベアトリーチェ人格が本当の殺人をやっていた。EP1~4の事件は「嘘」という要素に気付く事が根幹になっており、逆に言うとそれ以外の部分、詳しい犯行手順や状況というのは、ベアトリーチェが論点にしていない事から分かるように、さほど重要な意味はない。

Q9 縁寿がマルフク寝具店で発見したものは?
さくたろうの量産品のぬいぐるみ。このさくたろうのエピソードはうみねこの世界での「魔法の定義」を説明するために語られている。縁寿は楼座が引き裂いたさくたろうではなく、別の同じぬいぐるみを「魔法で蘇らせた」と嘘を吐いて真里亞に渡した。「これは同じ形だけど、量産品の別のさくたろうだよ」と言って真里亞に渡すのと「魔法で蘇らせた」と言って渡すのとでは、どっちが真里亞は幸せになれただろうか。うみねこの世界での魔法というのは、辛い真実を知っている人間が、相手を幸せにするために使うものなのだ。

Q10 12年後の六軒島で行われた、縁寿と須磨寺霞一派の戦いの真相は?
天草が遠くから狙撃して射殺した。重要なのはこの六軒島のシーンで縁寿は真里亞の魔法の思想を完璧に理解した点であり、その後この六軒島のシーンから急にビルの屋上のシーンに切り替わりベルンと一緒にゲーム盤に向かう。この98年世界は偽書の世界であり、本当の現実世界ではない。


EP5

Q1 親族会議休憩中、食堂の扉をノックして手紙を置いた人物とその方法は?
そんな人物はいない。食堂の全員が結託しており、ノックがあったと嘘を吐いただけ。

Q2 いとこ部屋4人殺しの犯人と方法は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。朝の発覚時にはまだ生きており死体ではなかった。中盤にワルギリアにより死亡宣言が出ており、朝の発見時からこの死亡宣言時までの間に別の場所で殺された。

Q3 使用人室の源次殺しの犯人と方法は?
犯人はヤスのベアトリーチェ人格。朝の発見時は普通に生きており、実際に殺害されたのは発見時以降からワルギリアの死亡宣言が出るまでの間。なお狂言に加担し夏妃を追い詰めている一同は、「実際に殺害されている」という事態を把握しておらず、あくまでも狂言のシナリオにそって夏妃を追い詰めている。これはEP5のゲーム盤がヤスのベアトリーチェ人格の夏妃への復讐のために起こされているからであり、狂言に参加している絵羽などは金蔵が死亡している事をヤスに聞いて知っている。このため夏妃を追い詰めるようなシナリオが展開されているものの、「実際に譲治や秀吉が殺害されている」という事態を把握していないため犯人ではない夏妃を追い詰める事に執着してしまっている。このまま幻想法廷に舞台が移ってしまった。

Q4 謎の場所からの脅迫電話・蔵臼殺しの犯人と方法は?
5日の朝にかかってくる電話は使用人室を経由せずに直接かかってきており、内線でヤスのベアトリーチェ人格が電話してきている。これは表向きの狂言とは別の「本当の殺人」を目的にした電話であり、オーディオ録音の蔵臼の声を聞かされた後、蔵臼は本当に殺されてしまった。

Q5 客室の秀吉殺しの犯人と方法は?
客室での秀吉殺しは演技であり、実際に殺されたのはゲーム盤で描かれなかった部分。5日の24時を迎えての答え合わせとして幻想法廷が開かれるが、この時秀吉が「さっき殺されたばっかりや」と言っている。5日の24時の時点で「さっき」と言ってる事から、24時にかなり近い時間に殺されたのかもしれない。

Q6 突如現れた古戸ヱリカはどのような存在か?
ゲーム盤に登場させたベルンカステルの分身である駒。元々この世界自体が創作世界であり、現実世界の八城十八が探偵として登場させたキャラとも言える。

Q7 19年前の男の正体は?
ヤスのベアトリーチェ人格。

Q8 作中で示されたノックスの10戒の意味は?
うみねこをミステリーとして思考するための杖。本当にうみねこをミステリーと信じるのならば、特に8条の「提示されない手掛かりでの解決を禁ず」は非常に大切であり、プレイヤーにとっての強力な武器にもなる。8条は後期クイーン問題を潰す役目もある。

Q9 ベアトリーチェに対する戦人の心証が大きく変わった理由は?
EP1~4の事件を再考した結果、ベアトリーチェは紗音であり、嘉音である事に気付き、事件に込められた「嘘」というメッセージから6年前の約束の事を思い出したため。さらに言うなら自分と譲治の恋の板挟みにヤスが悩み、事件を起こしている事にも気付いた。自分が86年の事件の根本的な原因になっていると知った。

Q10 EP5のゲーム盤の真相は?
ベアトリーチェ人格のヤスが夏妃への復讐のために事件を起こした。表向きの狂言殺人の裏で実際に殺害をしている。この事件はEP4までの事件を見ていたラムダが、戦人とベアトの思惑が修正不可能なレベルまですれ違っている事を察し、戦人にベアトの事件を「ミステリー」として思考するように仕向け、慈悲をかけたゲーム盤。ラムダは現実世界での「ヤスの絶対の意思」を反映している魔女であり、ヤスのあらゆる真相に最初から至っている。ベアトと戦人を救うためにEP5のゲーム盤を開催してあげた。


EP6 

Q1 各所で発見される死体・恋の試練の6人殺しの犯人と方法は?
一同がヱリカをからかうために開催した狂言だった。実際は死んでいなかったが、ヱリカが検視の際に戦人以外を本当に殺害してしまった。

Q2 ゼパルとフルフルによる恋の試練と決闘が描かれた意味は?
86年に事件が起こる根本的な原因を描いている。ゲームマスター戦人が真相を理解した事を示すために描写した。事件の原因はヤスの恋の板挟みであり、86年に誰と結ばれるべきか決められなくなったヤスの恋心の葛藤を表している。

Q3 回想シーンで戦人が女性の好みを語った相手は誰?
紗音。元々戦人に恋をしたのは紗音人格だった。

Q4 「お母様」の正体と、彼女がベアトリーチェに恋心を託した理由は?
恋心をベアトに託したのは紗音だが、お母様とはヤスの3つの人格の統合的な意味合いの存在だろう。戦人が迎えに来ない事に心を痛めた紗音が耐えられなくなり、ベアトがそれを引き受けた。ベアトはこれ以降「自分が戦人を愛する人格」となる。

Q5 紗音と嘉音はどのような存在?
1つの肉体を共有する人格同士であり、嘉音は紗音を支える目的で生み出されているため、紗音の恋の障害となるような事を自ら行う事はない。今回は紗音に許可されたから恋の試練に挑んでいるのであり、冒頭に紗音に「恋をする資格を私があげる」と言われているシーンがある。

Q6 いとこ部屋にいたはずの嘉音が脱出した方法は?
隣部屋の紗音が窓から脱出した。紗音が嘉音でもある。ただ赤字上は「全ての名前は本人以外は名乗れない」とあるため、紗音が肉体を使っている時、自分の事を嘉音と名乗ることはできない。人格目線で見た場合、紗音は嘉音とは別の存在だからだ。つまり、肉体を使っている人格の名前しか名乗ることはできない。

Q7 嘉音がチェーンで閉ざされた客室から戦人を助け出し、消失する方法は?
客室に入った嘉音が中で雨合羽を脱ぎ元々着ていた紗音の服装に戻る。雨合羽をクローゼットに入れ、紗音はベッドルームに隠れた。客室に嘉音人格で入ったものの、中で肉体を紗音が使い始めたため「全ての名前は本人以外には名乗れない」から、赤字上は嘉音の名前が消え、紗音のみが存在する状況になった。肉体は普通にベッドの下にいる。

Q8 「18人目の人間」「17人だ」。ヱリカ退場時、2つの赤字が並び立った理由は?
そもそも赤字は「真実を保証する」のであって、「唯一性」を保証しているのではない。つまりどっちも真実であり、「人格をカウントした場合」と「肉体をカウントした場合」のそれぞれの真実が表記されただけ。

Q9 EP6のゲーム盤の真相は?
狂言殺人をヱリカが本当の殺人事件にしてしまった。このゲームは戦人が真相に至った事を証明するためのゲームであり、恋の試練やベアトリーチェとの結婚の描写、紗音嘉音が同一人物であった事、この辺は重要だ。恋の試練で紗音が勝利した事は、実際の六軒島で幸せになる権利を勝ち取ったのが紗音である事を指している伏線でもある。

Q10 冒頭で部屋に監禁されていた人物が、女性めいた言葉を発した理由は?
戦人が約束を忘れていた事によってヤスは六軒島という密室に閉じ込められた存在になってしまった。事件の密室は「戦人の嘘」によって六軒島という密室に閉じ込められたヤスの事を指している。その暗喩として出たのかもしれない。


EP7

Q1 ベアトリーチェ殺人事件の犯人は?
作中で言われたように、理御とベアトリーチェは同時に存在できない。赤ん坊が夏妃に崖から突き落とされるとベアトになり、受け入れられると理御となる。ベアトリーチェを殺しているのは理御の存在そのものだ。

Q2 「戦人が1986年の六軒島に来なければ事件は起こらなかった」のはなぜ?
ヤスが事件を起こすのは自分の恋の決着が目的であり、戦人が帰って来ないのなら恋は譲治だけに絞られるため。そのため事件を通して恋の決着を行う根本的理由が消失する。嘉音は紗音を支える役目のため紗音の妨害行為は行えない。なお現実世界ではそもそも嘉音という存在自体存在しないのだと思われる。

Q3 戦人から紗音への手紙は本当になかった?
なかった。そもそもうみねこという物語は事件後にヤスの恋心を知ってしまった戦人の後悔から執筆されているものであり、ヤスの事を気にかけていたという方向性はないだろう。

Q4 ヤスが1986年の六軒島で行おうとしていた計画とは?
事件の中で「碑文が解かれると譲治を選ぶ」「事件の真相を解かれ、約束を思い出したのなら戦人を選ぶ」「どっちも達成されない場合は爆弾による皆殺しで黄金郷で全人格が幸せになる」というルーレットの目を設定し、自身の恋に決着を付けようとしていた。事件部分は第8の晩までは狂言であり、第9の晩を迎えると爆弾による皆殺しに移行する。

Q5 ヤス、紗音、嘉音、理御、ベアトリーチェ、クレル、それぞれの関係は?
夏妃が赤ん坊を崖から落とすとヤスになり、受け入れると理御となる。ヤスの中には紗音、嘉音、ベアトリーチェという人格があり、嘉音は紗音を支える役目として生み出された。クレルは犯人ベアトリーチェを隠すための仮の存在である。

Q6 ヤスが魔女になってからの2年間に何があったのか?
譲治の恋と戦人の恋の板挟みに苦しんでいた。また、元々の恋の出来ない自分の体の事にも苦悩していた。

Q7 「幻は幻に。……黄金の真実が幻の錠を閉ざす」黄金の真実とは?
事件部分の意味では「共有された真実」の事であり、言わば結託して犯人側が吐いている嘘の事だが、物語全体としては「真実を優しく包み込むもの」である。これは辛い真実の上に魔法解釈を重ね、違う解釈の幸せを見つける魔法解釈の事だ。ベアトが黄金の蝶を纏っているのは、ベアトの姿は元々「戦人の理想の女性像」を反映させて作られた人格設定であり、現実的にベアトのような姿はしてないからだろう。これも真実を優しく包み込むものだ。

Q8 お茶会で描かれた次男夫婦による殺人の真相は?
若干脚色は入ってるかもしれないが、大筋で真実だ。これに近い出来事が現実で起こった。それは物語全体に散りばめられた伏線と合致している。

Q9 クレルのはらわたで描写されたシーンの真実は?
クレルが隠していた真実。これは作者である竜騎士07氏本人がゲーム上に描いている絶対的真実である。偽書自体にはおそらく無い。

Q10 ウィルの二十の楔がベルンカステルに通用しなかった理由は?
本当の六軒島での出来事はそもそもミステリーですらない、ただの殺戮だから。ヤスが予定していたミステリーは事件前日に中断している。


EP8

Q1 ゲームマスターと作家の違いは?
ゲームマスターはメタ世界でゲームの筋書きを作る者であり、ゲーム盤に強く影響を与えるが、うみねこは98年の世界も最後のエピローグを除いてすべて創作世界であり、作家は98年世界とメタ世界、ゲーム盤世界、全てを使って「うみねこの現実世界の人々」にメッセージを送っている。

Q2 各EPの作者は誰?
EP1がヤス、EP1のお茶会からEP8まで(裏お茶会を除く)が八城十八。なお、私達がプレイしているゲームはヤスや十八の主観以外に、竜騎士07先生本人の主観も入っており、私達がプレイしてるゲームとメッセージボトル・偽書は完全に同一ではない。

Q3 ベアトリーチェの心臓とは何か?
爆弾と同一人物トリックの2つ。EP4で描かれた左手と右手にあたる。

Q4 ヤスの血縁関係を分かる範囲で説明せよ
金蔵と九羽鳥庵ベアトの間に生まれた娘。

Q5 真里亞は事件にどのような影響を与えた?
ベアトの魔法は他人に認めてもらって存在できる魔法であり、真里亞の白い魔法のように自分だけで成立するものではなかった。真里亞はベアトの魔法大系の構築に必要不可欠な存在だった。

Q6 赤字と金字について説明せよ
赤字とは現実世界の十八が偽書に書いているものであり、「真実だけ」を保証する。金字は全員が信じている共有された真実。

Q7 八城幾子&フェザリーヌの正体と登場理由は?
偽書世界上で幾子は「十八」と名乗って登場する事によって、偽書の作者は六軒島とは関係の無い人物であるというミスリードを行っている。私達プレイヤーは「記憶を失った戦人である十八」が偽書を書いていた事を知っているが、うみねこの現実世界の人達はそれを知らず、偽書の作者を幾子だと思っている。このため、彼らの偽書は現実世界での出来事を証明する根拠にはならない。うみねこの世界の現実世界の人々は、幾子の偽書を「真相だと信じる」「信じない」という信頼に基づいて結論を出さなければならない状況になっている。フェザリーヌは幾子を物語の中に魔女として登場させた存在。

Q8 ベルンカステルとラムダデルタの正体とは?
現実世界でメッセージボトルが戦人まで届いた奇跡を「奇跡の魔女ベルンカステル」として偽書に登場させた存在。ラムダデルタは現実世界のヤスが事件を起こす際の「絶対の意思」とベアトのキャンディーの魔法を反映させて偽書に登場させた存在。

Q9 「一なる真実の書」の内容は?
EP7のお茶会の惨劇が描かれている。十八の記憶がそれを保証したのだろう。実際の現実世界にもおそらくあったのだろうが、無くても成立する。実際の六軒島の真相は十八自身が知っているからだ。

Q10 八城幾子が真実の書と鍵を持つ理由は?
作中では病院で発見され幾子の元に来たと説明されているが、そもそも絵羽の日記は存在しないという考え方でも問題はない。最終的にこれは公開されていないため、中身は真っ白だった可能性もある。

Q11 ボトルメッセージを流した人物とその理由は?
「譲治と恋が成立した場合、戦人への思いはベアト人格と一緒に抹消される」という事態を想定して事件前にヤスにより流された。ヤスのメッセージボトルは事件の「嘘」と「犯人の正体」から戦人の罪が連想される作りであるため、「戦人の罪」を知っている人間にしか意味のない一種の暗号である。一般の人々はこの戦人の罪を知らないため単に「事件が嘘で構成されている」までしか到達できず、ヤスの真のメッセージを理解する事は不可能。戦人に向けて流されたものだ。

Q12 12年後の世界やメタ世界は偽書に書かれていた事?
98年の世界は現実世界の縁寿に向けて十八がメッセージを送るために執筆されている。EP4の真里亞の魔法の思想は六軒島の辛い真相を追わないようにするための十八のメッセージだ。メタ世界は、メッセージボトルでヤスの恋心を知ってしまった後悔と苦悩、謝罪の意味を込めて十八が執筆している世界であり、同時に世間を魔女幻想に導く役割もしている。どっちも偽書には書かれている。

Q13 八城十八が偽書を発表した理由は?
縁寿に対するメッセージ、死んでしまったヤスに対する謝罪、世間の絵羽犯人説や留弗夫一家犯人説を霧散させ、最終的に魔女幻想に導くために発表されている。最終的に六軒島の事件を猫箱に閉じたのは十八の偽書と日記披露パーティーの一件であり、自らの手で事件を猫箱に閉じ、縁寿の幸せを願った。

Q14 3日目の描写の前には何が起こった?
基本的にはEP7お茶会に近い出来事が起こった。4日に事件が起こり、島の爆発は5日の24時であるため、戦人とヤスはかなりの長い時間一緒にいた事になる。何を話していたのかは不明。

Q15 戦人とベアトリーチェが入水した意味は?
十八の偽書の締めくくりとして、天国のヤスへの謝罪の意味が込められている。現実世界ではヤスは自分の恋が成立しない状況に絶望して自殺している。戦人はこの時点で事件の真相に至っておらず、ヤスと結婚しようと思って逃げている訳ではない。偽書の中では事件後に真相に気付いた戦人の後悔の気持ちの総決算として、一緒にベアトと入水して物語を終わらせた。

Q16 八城十八が寿ゆかりに行った告白の真偽は?
うみねこにおける本当の現実世界はこの裏お茶会だけだ。十八が語った事は全て真実。十八は偽書をベアトの入水シーンで完結させたものの、本当の意味での心の決着はまだついていなかった。未だに戦人の記憶との葛藤に苦しんでいる。

Q17 福音の家の黄金郷が意味するものは?
真相に至る事が余りに遅かった十八の後悔がやっとヤスに伝わった。人格として戦人は完全に死亡し、天国のヤスの元へ行った。十八の長かった苦しみもここでやっと終わった。

Q18 魔法と手品、縁寿にとってより良い選択は?
魔法。六軒島の真実は黄金を巡る殺し合いであり、現実の縁寿がそんな辛い真相を追わないようにするために描いていたのがEP8の物語だ。

Q19 山羊が世界を食い尽す描写の意味は?
現実世界で六軒島の真相を巡った多くの悪意のある偽書の数々の象徴として描かれている。恐らく現実世界では留弗夫一家犯人説がメインになってきていて、縁寿の身を心配した十八がEP8のような物語を書いてネットに晒した。

Q20 『うみねこのなく頃に』全体の真相は?
真相に至る事があまりに遅かった十八の苦悩と葛藤、そして謝罪の物語。