2007年03月06日

障害か思春期か

最近、1号とうまくいってない。
徹底的にぶつかる。
1号がいらいらしているせいもあるだろう。自分の思うように自己実現できていないことをわたしにぶつける。怒りをぶつけるのではなく、不安や不満をなんでなんでときくのだ。家にいる限り永遠に「かーちゃん、かーちゃん」という。それが勘にさわる。これは意思疎通は十分にできる。ただ普通ではない。しかし、竹薮は半分はおかしくてもわかる。わからないこともある。その両方がうるさいのだ。わかるのに、きちんとただしく訂正してしまう。わからないと何度も質問してそれが忍耐できない。
「だれがそういったの?」
「昨日」
「いつじゃなくてだれがって聞いてるの」
悪意ではないのだ。そういい間違えるのだ。脳の配線のせいだ。それをおこっても仕方ないのに、怒った口調になってしまう。忍耐できない。

で、忍耐しない竹薮を1号は怒る。
「どうしてすぐ怒るんだよ。」
ヤツに悪意はないのだから当たり前だ。
ヤツが話したいとき、竹薮はゆっくり座って聞いてやればいい。しかし、それができない。それが思春期だと思う。すね毛がぼうぼうで、茶髪で、自分より大きい息子になんで小学校の子のように優しく忍耐強く聞かなきゃならないのか。そこが竹薮の受容の限界なんだろうか。距離を置きたいのだ、もうすこし。
思春期の男の子と母親がそんなにべたべたできないではないか。感覚的に。
その距離をアスペの1号は理解しない。そしてまるごとかーちゃんにぶつけてくる。

2号とはうまくいってる。
竹薮がべたべたして、2号がそれをやんわり拒むという構図が絶妙なのだ。
それが2号の力量だと思う。竹薮のせいではない。2号にそのようにリードされて納得しているのだ。

竹薮がこれほど言葉の人でなければ、1号はもうすこし楽だったかもしれないと反省する。
なやましい。
ふと不安になる。これからどうなるんだろう。1号は自立できるのか。
就職は大きな関門だ。



takeyabu31 at 16:29│Comments(6)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ミュータイプ(軽度発達障害のこと) 

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この記事へのコメント

1. Posted by DOLA   2007年03月07日 10:00
いつも拝見しております。
小学校低学年でADHDと診断されて、その後、広汎性発達障害と診断名が変わった息子がおります。

不思議なのは、竹薮家の子育て話の中では、
うちの子は2号くんに似ている部分が多いのです。どこかにプロフィールがあったら申し訳ありませんが、2号くんは、いわゆる診断名はないのでしょうか。
ブログ以前のサイトだった時に、2号くんの家出の話を読んで以来、2号くんの成長をうちの子の将来を見るように見ている時もあります。

そんな私ですが、今日は1号くんの様子が手に取るようにわかりました。
うちはまだ小学校高学年ですが、「言い間違える」「理解しない」そして、親は「忍耐できない」「距離をおきたい」、全て当てはまります。

私も障害か思春期か?と毎日思っています。
2. Posted by 竹薮みさえ   2007年03月07日 13:06
はじめまして。
早速ですが、2号は判別不能の広汎性発達障害と診断されています。言語能力がいびつで、8歳の時にインプットは11歳数ヶ月、アウトプットは7歳だったか6歳だったかでした。その開きが普通ではないということで、そのような診断がつきました。竹薮は、職場で年齢相応にアウトプットできない子を山ほど見ていましたし、インプットできない子にいたっては星の数ほどいるのです。2号は意思表示あたっては手紙という最終手段をもっており、かつ話すことも嫌いではない。社会性に問題はなくいわゆる緘黙(かんもく)ではなかったので、障害としては扱わないときめました。主治医も、本人が不都合でなければ、個性としていいのではないかという立場であったので、以来、個性的なおもしろい子として生きています。

3. Posted by 竹薮みさえ   2007年03月07日 13:09
続きもあるのですが、今日はばあちゃんと出かけるので、また夜にでも。ちなみに、2号、学年末試験の答案がかえされました。今日は数学と世界史です。数学は30点、世界史は99点。このいびつさが2号の特徴です。本人はよろこんでいいのか悲しんでいいのか、困る成績だと、困っています。
4. Posted by DOLA   2007年03月08日 20:25
突然「診断名はないのでしょうか」というようなぶしつけなコメントにレスありがとうございました。

かなり長いことこちらの子育て話を読んで来ましたが、いつも気にかかっていたことがわかって、2号くんの成長がますます楽しみになりました。

うちの息子は非言語LDもあるのではないかと言われたことがあります。
明らかに、言語>非言語の人なのです。

アウトプットの弱さ‥と言えば
「あ!あれ!すごい!」と指差しで私にわかってもらおうとしたりします。指差しで「あ!」なんて、何才レベルだろうと「何が?」「どんな風に?」私は引き出しから言葉を出させようとするけれども「ほら!ほら!あれ!あれ見てよ!」とかなのです。

そんな彼ですが、作文コンクールなどでは、賞を取ってきたりします。私からするとまるで盗作のようなオリジナリティがない文章なのですが、そういうものが先生には受けがいいようで。
5. Posted by DOLA   2007年03月08日 20:26
竹薮さんのレスから「障害と個性」の境目を考えてみたりします。本人が困っているかどうか‥でしょうか。

思春期を過ぎた子の(でもまだどう考えても子どもの)子育て話はとても興味深いです。ありがとうございます。
6. Posted by 竹薮みさえ   2007年03月08日 22:00
障害と個性
また記事に起こしたいと思います。
一次障害と二次障害というのもありますよね。
竹薮がかかないで怠けていたら(絶対に怠けますから、はい)催促してください、督促してください.お願いします。

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