嗚呼!!タイランド

タイ、バンコクを中心にタイ地方都市(主にナイトライフ)で、たまに他の国もありの節操の無いブログです。 また部分的に性的描写が含まれますので18歳未満の方は見ないでネ!(初訪タイからの旅日記形式になってますので、初めての方は右下のカレンダーの07年9月8日から順番に見ると話がつながります。) ※尚、掲載されてる記事は実際に体験したことなので基本的にノンフィクションですが、記憶違いなどで間違っている場合もありますのでご容赦下さい。  最初から読む方はコチラ

アムの予定

明けましておめでとうございます。
正月休みなのでがんばって久しぶりに更新します。

が、何せ半年以上放ったらかしだったので当時の記憶が・・・
思い出しながら書いていますので情報等は誤りがあるかもしれませんのでご容赦ください。

ここから本文↓

さて、チケットを予約したのでアムにラインで連絡。
しかし、おいらはここで痛恨のミスをしてしまった。

予約直後にアムにラインをしたため、タイに行く日そのままの日付を教えてしまったのだ。ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!

どういう事かというと、おいらはいつもタイ姫と会う約束をする場合、特にこういうヘタするとずっと一緒に張り付かれる恐れがある場合はタイに行く日を数日誤魔化して連絡していた。

そうすれば前半は他のタイ姫との異文化交流やふれあいなどやその他・・・に時間を使うことができ、非常に有意義な滞在にすることができるのだ。

っつーか、要はおいらがずっと一人のタイ姫と一緒にいるのは社会的な損失らしいのだ。

この前ある席上であるおばさまからこんな話を聞いた。

「イケメンてのはみんなの共有財産なのよ〜」

なんてことだ。
そうだったのか。オオーw(*゚o゚*)w

つまり、おいらみたいなイケてるメンズは社会全体で共有せねばならないもので、誰かが独り占めしていいものではなかったのだ。

これは金言だな。
おいらの座右の銘にしておくか。φ(.. )

しかし、これでおいらが痛恨のミスと言った意味を理解してもらえただろうか。

おいらは沢山のタイ姫と交流を深めなくちゃいけない使命があるのだ。
そう、皆の共有財産であるがゆえの使命だ。

っつー訳で早速アムにラインだ。

おいら「アム、ごめん。おいら行く日にち間違ってた」
アム「いつ?」
おいら「〇日から行く」
アム「うん・・・あのね・・・」
おいら「どうしたの?」
アム「アタシこの期間田舎に帰るかもしれない」

そうきたか。
これはおいらより上客のブッキングが入ったとみるのが妥当か・・・
でもこれは逆においらには好都合だ。

おいら「わかった。じゃあ会うのは今度にしよう」
アム「・・・でも会いたい」
おいら「そんなこと言ったって田舎に行くんじゃしょうがないじゃん」
アム「うん・・・ちょっと待ってね。もう一回聞いてみるね」

何を誰に聞いてみるんだか知らないが、その後しばらくラインは途絶えた。
そして数時間後、アムからライン電話が来た。

アム「アタシ、アユタヤ行かないね」
おいら「アユタヤ?」
アム「うん、とむやむ君と一緒にいる」
おいら「田舎に帰るんじゃなかったの?」
アム「うん、だから行かない」

えーと、かなりの部分が省略されているようなのでおいらの流麗なプロファイリングで付け足すことにする。

察するに、アムの田舎はアユタヤでこの期間に帰省する予定でいたが、せっかく日本からカモがネギをしょってやって来るというのにこれを逃すテは無い。
そこで、帰省は少し延期してその分豪華なみやげを田舎に持って帰れるほうが得策・・・

またはその日程で来る予定の上客を他の日程にズラすことに成功したか。
それならおいらとその上客両方から金を巻き上げることができて2度おいしい・・・

ってな感じの結論ではないだろうか。

まぁ、おいらにしてみればどっちでもいい話だ。

もっともおいらも全くアムに会えないのも少しさみしいのでここは良しとしておく。
タイに行く日にちの件もうやむやにできたしな。

しかしこれがこの後思いもよらぬ展開へと発展してくとは、まだこの時おいらは知らない。

年の瀬のご挨拶

皆様、大変ご無沙汰していました。

すっかり更新が滞ってしまいましてご心配をおかけしました。
メッセージやコメントを頂いた方もお返事ができなくてすみませんでした。

ブログを休止するつもりはないのですが、忙しくて・・・
というのはいつもの言い訳ですね。

近況を少しご報告しますと、実は去年からタイに本格的に移住しました。

アムとのことや生活のこと、ここまでの経緯など、書くネタは山ほどあるのですがここ最近は朝4時起きの生活が続いているのでなかなかパソコンに向かう時間がないのです。(毎日夜9時には寝てます(^^;)

当たり前ですが旅行に来るのと生活するのでは大きな違いがあり、日々自分のことで精いっぱいで思うように更新ができませんが、今年はゆっくりですが更新再開したいと思います。

日本での今までの生活のカタもようやくついてきたので今年は少し余裕が・・・あるといいなぁ・・・

去年1年でたくさんの楽しいこと、うれしいこと、辛いこと、悲しいことがありました。
一時期はタイに移住して後悔しかけたこともありましたが(早い?)今はタイで地に足をつけて暮らしていこうと思っています。

・・・すみません。
ウソをつきました。
元々まったく足は地についていません(゚∀゚)アヒャヒャ

でもようやくタイでの暮らしを楽しめる余裕は出てきたのでしばらくタイにいるつもりです。

ここまでのいきさつはおいおい書いていこうと思いますが、夜遊びのネタがほとんど無いのでもしかしたら面白くないかもしれないですね。

まぁ、日記替わりみたいなもんなのでそこはご容赦ください。

では、皆様よいお年を。

アムとのやり取り2

さて、前回アムから一方的に電話を切られたわけだが、おいらはこの流れで行くとこのまま放置しておけばアムとの関係は終わるものだと思っていた。

ところが、どうもそんな様子は見られない。
さて、どうしたものか・・・

などと考えている間にもアムからはバンバンラインが入ってくるのだ。

内容は意味不明なものも多いのだが、

アナタはニサイマイディーとか、ジャオチュー(なぜ?)とか、アタシはかわいそうとか・・・

恨みつらみ・・・とはちょっと違う感じのメッセージをグダグダ送ってきていた。

おいらが返信すべきかどうか考えている間にもメッセージが入ってくるもんだから、なかなかタイミングがつかめない。

すると、(以下アムとのライン)

アム「なんで何も言わないの?」
おいら「おいらが何か言う前にアムがしゃべるからだろ(おお、やっと返信できた)」
アム「アタシの事キライ?」
おいら「キライじゃないよ。でも恋人って言われてびっくりした」
アム「どうして?」

どうしてって・・・
逆にそう言ってくる理由を教えてほしいものだ。

おいら「そう思ってくれるのはうれしいけどさ、やっぱりムリがないか?」
アム「アタシが若いから恥ずかしいの?」
おいら「そうじゃなくて・・・」

だが待てよ。

少しメンドクサそうな雰囲気はあるが、タダマン要員ができたと考えればこれはこれでアリじゃないのか?

もっとも、向こうもおいらのことを金ヅルだと思ってのことかもしれないし(むしろその可能性が高いが・・・)、それだったら話だけ合わせておいてキープしときゃいいか。

よし、次回行った時に確かめてみるか。

ま、次回って言っても今のところ全く予定がたってないからその前に消滅するかもしれないしな。

というわけで、少しの間アムとは恋人同士という体で話しを合わせることにした。

そんなんで数か月、アムとはラインやライン電話で毎日やり取りするはめに・・・
結局前とは変わってないどころか、かえってやり取りの頻度が増しているような気がする・・・

うーむ、失敗だったかな?

たまには自分のエロ画像でも送ってこいって言ってみるか。

さて、いつものようにおいらの仕事は年末年始はハゲしく忙しいので、その前にちょっと休みを取れそうな時期がある。

本人は言わないが、アムの誕生日も近いことだし一度会いに行ってみるか。
早速アムにライン。

おいら「〇月にバンコクに行くよ」
アム「ホント〜」

続いてうれしさを表しているのであろう、意味不明なスタンプがバシバシ来る。

アム「ねぇ、いつ?」
おいら「まだはっきり決めてない。チケット取ったらラインするよ」
アム「わかった〜 早くね」

本心はともかくとして、これだけ喜びを表現されればこっちも嬉しいものだ。

さて、それじゃあエアチケットの予約をしよう。

アムとのやりとり

帰国したその日から、アムは毎日かなりのラインメッセージをおいらに送ってくる。
とは言っても、おいらもこの頃はライン初心者だったので若い娘のラインの頻度とか、そもそもタイ姫のラインの頻度がよく分かっていない。

日中仕事でほっとくとアムからのラインは30件くらいになっていることもよくあった。

まぁ、ほとんどはどうでもいいメッセージでスタンプも半分以上を占めているのだが・・・

一番困ったのがよくライン電話をかけてよこすのだが、すぐにビデオ通話にするのだ。
これってアムの声がスピーカーから聞こえるから、周りに人がいる場合なんかかなり困る。

会社にい時や家にいる時なんか特に焦ることがあった。

これって今思えばチェックだったのかな?

まぁ、家とか会社で電話に出なきゃいいんだけどな・・・

よくアムはおいらに日本の歌を教えてほしいというので、おいらが好きな歌をYou Tubeで送った。

するとアムはラインのタイムラインにすぐそれをアップしていたのだが、日本人と思われる名前の「いいね」がだんだん増えていくようになった。

順調に客が増えているようで何よりと思ったものだ。

そんな感じで数か月が経った頃、いつものようにアムとライン電話していると、

アム「ねぇ、とむやむ君(すでに呼び捨て(゚皿゚メ))いつバンコクに来るの?」
おいら「何だよ、急に」
アム「だって、もうずっと会ってないよ。アタシの事キライ?」
おいら「そうじゃないけど今忙しいからな」
アム「アタシずっと待ってるのに・・・」
おいら「お客さん随分増えたんだからアムだって忙しいだろ」
アム「メチャーイ、お客さん一緒飲むお店だけー」

ん?オフ無しってことか?

おいら「お客さんと一緒に帰るだろ?毎日朝まで一緒、忙しいだろ」
アム「バー ロー アタシ恋人いるタマイお客さん一緒帰るの」
おいら「おー恋人ができたのかタイ人か?」
アム「ねぇ・・・本気で言ってるの?」
おいら「何が?」
アム「アナタ、アタシ恋人チガウの?」

ほーら、来た。
この流れって絶対こう来ると思った。

おいら「おいらもアムの事は好きだよ。でもおいらは客だろ?」
アム「・・・どうしてそんな事言うの・・・」

そう言ってアムは涙声になって電話を切った。

何だ?
このやり取りは。

するとその後、長文のメッセージがバンバン来た。

要約すると、

アタシはアナタが帰った後、毎日お店じゃお客さんと飲むだけ、一緒にホテルには行かない。
ホントはこの仕事をやめたい。
でもアタシは自分の学費や生活費のために稼ぐにはこの仕事しかない。
アタシがカラオケで仕事してるから恋人になれないんでしょ。

他にも意味不明なのも含めて相当いろんなメッセージが来ていたが、肝心な部分はこのくらいだろうか。

さて、どうするかな。

ちょっとメンドクサイ展開になってきた。

帰国

帰りは歩いて帰るのもメンドクサイのでバス・・・と思ったが、どれに乗ればいいか分からないので結局タクシーで帰った。

駅の上にあるホテルだから運ちゃんも迷わず到着。

ちょっと小腹が減ったので下のコンビニでタイガービアとつまみを買って部屋に戻った。

さて、今夜はいろいろと疲れた夜だった。
って、一人でドキドキしまくりで疲れただけだけどな。

明日は早起きだからもう寝よう。

そして翌朝。
隣で寝息を立てているオンナは・・・もういいかこの件りは。(^^;

元々荷物はほとんど開いていないのですぐに支度は完了。
さて、チェックアウト・・・と思って、ふとスマホを見るとアムからすごい数のラインが来ていた。

あーそういえば昨日電話するって言って忘れてた。

一応電話をかけてみるが早朝だし時差もあるのでもちろん出ない。
着信だけ残しておけばいいか。

チェックアウトを済ませ下のMRT乗り場へ。
ん?・・・始発はまだなのか・・・

以外に朝の始発は遅いらしい。
まぁ、時間はあるからマイペンライ。

20分ほど待つと始発電車が来た。
途中空港線に乗り換えたが、結構込んでるな。

シンガポールのタクシーはちょっと高いからな。
みんな電車で行くんだね。

さて、帰りのヒコーキはB787だ。
当初の目的はこの最新機材に乗るためだったんだからな。(かれこれ4年くらい前の話です)

ゲイランに行ったのはあくまでつ・い・で(^^;

さっさとチェックインを済ませ、イミグレもスムーズに通過。

そういえば前にこのイミグレでインネンつけられたことあったっけ。
そんな事も今はいい思い出・・・でもないな。

JALのラウンジをさがすのに少し手間取ったが、ようやく見つけて軽く朝食タイム。

スマホにWifiをつなげると早速アムからラインが山のように入ってきた。

適当に返信をしていたらすぐに既読になって電話がかかってきた。

アム「何で昨日電話くれないの〜」
おいら「あー、ゴメンゴメン、疲れて寝ちゃったんだよ」
アム「いつ戻ってくるの?」
おいら「ん?おいらこれから日本に帰るんだよ」
アム「え〜何で〜」

いやいや・・・何でって・・・
まだシンガポールにいるって言ってなかったっけ?

アム「帰ってくると思って待ってたのに・・・」
おいら「またすぐタイに行くからさ」
アム「いつ?」
おいら「まだ分からないよ。帰ったら連絡するね」
アム「うん・・・早く来てね」

おお・・・
何かこんなやり取りがやけに新鮮だ。(^^;

しばらく無かったやり取りだもんな。

おっと、そろそろ搭乗時間だ。
アムに「それじゃあ・・・」と電話を切って搭乗口へ。

さて、新しい機材(※しつこいですが4年ほど前です)のビジネスクラス・・・楽しみだ。

インドネシア姫

何だかすっかり気持ちが萎えた。
今更置屋巡りをするのもなんだな・・・
このままおとなしくホテルに帰ろうか。

なんて思いながら歩いていたら立ちんぼゾーンらしき場所に出た。

今まで歩いていたロロンより少し広めの通りにそこかしこにそれらしき姫がたむろしているのだ。

一度は萎えたおいらのココロだが、こういう風景を見るとアガってくるよね〜(^^;

だってさ、ちょっと目につくだけでも結構カワイイ姫がいるんだよ。
せっかくだしちょっとご挨拶を・・・(^^;

おいら「ハロー、暑いね〜」
姫 「そうね」
おいら「キミはシンガポーリアン?」
姫 「いいえ、インドネシアよ」

この姫はカタコトの英語しか分からないみたいで、ちょっと会話に一苦労。
ま、おいらの英語も似たようなもんだからマイペンライ。

しかしインドネシア姫ってのはこれまた初めてだ。
ま、海を渡ったすぐそこはインドネシアだからな。

それにこのインドネシア姫、すっごい美形。
暗がりだから肌の色はよく分からないけどスタイルも抜群だ。

「いくらで遊べるの?」と聞くと35Sドルでホテル代込み?
ん?
聞き違いじゃないよな。

もう一度確認するが間違い無いようだ。

激安じゃん。Σ('◇'*)エェッ!?
さっきまで見てきた置屋の半額以下だぞ。

すぐ交渉成立となった。
すると姫はおいらの手を引いて向かいの建物へ。
どうやらここがヤリ部屋のようだ。

姫は入口に座っているおっさんに金を払えというので、部屋代かなと思ったら35ドルだという。

何?
さっきの35ドルは部屋代なのか?
ヤバい、やられたか・・・

おいら「キミに35ドルじゃないの?」
姫 「そうよ、だからここで払って」

うーむ、ホントに払っていいのかな・・・
仕方ないので言われた通りにすると、おっさんはコンドームと10ドルを姫に渡した。

そしてそのまま姫に手を引かれて中に入り、部屋へ。
予想はしていたが、結構ひどい部屋だ。

汚い壁の部屋にベッドがあるだけ。
かろうじてホットシャワーはあるのでさっさと浴びてヤルことをヤッてしまおう。

あまり部屋を見ると萎えるので姫のオッパイに集中。
服を脱がしてみると予想通りナイスバディだ。

しかしせっかくおいらがオッパイに集中しているのに姫はさっさとおいらのチンコをしごくとコンドームを付けた。
こりゃ早く終わらせろってことだよな。

しょうがないので挿入。
でもソッコーで撃沈。f(^^;

フィニッシュすると、さっさと姫は服を着てしまった。
終わったらとっとと帰れってことか。

ま、35ドルだからこんなもんか。

外に出ると、さっきのおっさんに何かしゃべって姫は路上に戻っていった。

さっき渡された10ドルが姫の取り分なのかな。
ひょっとしたら不法滞在かなんかでこのおっさんに弱みでも握られているのか、それとも単に足元見られてるだけなのか・・・

ちょっとだけゲイランの闇を見た気がした。

想い出は美しいままに

ポン引きはドアを開けて「さあ入れ」と言う。

おいらはワンに会えるかもしれないという期待と、会ってどうするんだという不安に似た気持ちが入り混じった複雑な心境でドアをくぐった。

さっきから胸の高鳴りはとっくに最高潮に達している。

ヤバい、息苦しくなってきた。('A`|||)

そして・・・

ポン引き「今はこの2人だけだ」
おいら「え・・・他にはいないのか?」
ポン引き「今日は土曜日だからな」

中のひな壇にいたのは、もちろん見た事の無いタイ姫が2人。

でもこの店の造りとかひな壇とか全て見覚えがある。
そしてこのヨコの階段。
この上にワンの部屋があったんだ。

ポン引き「この娘なんかどうだ?」
おいら「え?ああ・・・いや、またにするよ」

少しボーっとしてしまった。

あわてて外に出て店から離れると、道端の縁石に座り込んでしまった。
何ていうか・・・緊張感から解き放たれたというかあまりに拍子抜けだったので力が抜けてしまった。

しかしなぁ・・・
ここに来るまでホントにワンに会おうとか、そういうのはホントに考えていなかったのに何でおいらこんなにがっかりしてるんだろう・・・

でも少しホッとしているのもまた事実だった。

だって、ホントにワンがいたらおいらどうしてたんだろう?
何を話せばいいのかも分からないし、向こうだって今更って思うだろうし・・・

でも考えてみればあれから5年以上経っているんだよな。
ワンだってもうアラサーだ。

とっくにタイに帰って再婚してたっておかしくない。
っていうか、むしろまだここにいる方がおかしいじゃないか。

仮にワンがいたとしたら、これじゃただのタチの悪い冷やかしだ。

はー
シンガポールに来てまさかの自己嫌悪だ。ε=ε=(;´Д`)

5年以上たってもおいらはアホだな・・・

ふとスマホを見るとアムからラインが来まくっていた。
内容は「無事にシンガポールに着いた?」と言うような心配している感じのメッセージだった。

そう言えばアムにはシンガポールに行くこと言ってたんだっけ。
「無事着いてメシ食ってたとこだよ」と返信すると、すぐ既読になり返信のメッセージが。

何回かやり取りをしていたらライン電話がかかってきた。

さすがにここで電話に出るとパケット代がエライ事になるので、ホテルに帰ってから電話すると返信しておいた。
※この頃はまだSIMフリーのスマホなんて知識は無かったからバカ高いローミングで通信していた。

アムとのラインのおかげで少しココロが落ち着いた。

そう、ワンとはとっくの昔に終わってるんだからすべてが今更だ。
きっと今頃ワンはタイに帰ってジェーンたちと楽しくやってることだろう。

全く、おいらの女々しさだけは5年前と変わってなかったって事だ。

・・・なんつって、実は上の部屋で接客中だったってオチもあるかもしれないが、それは言わないでおこう。

何故かドキドキ

ゲイランに着いたと言っても外れの方だから置屋街のエリアはまだ少し先だ。

意外だったのが、ゲイランっていかがわしい繁華街だと思っていたのだが公団住宅のような団地が多いって事だ。

フツーに帰宅途中風の人が歩いてたりするもんな。

それともこのマンションでも営業が行われていたりとか?
昔マンヘルとかって流行ったもんな。

うーむ、どう見ても一般の方たちのお宅だな。

しかしずい分いい環境(?)にお住まいだこと。(^^;

さてと、ロロンも10を超えたところでようやく妖しげなネオンが輝いているのが見えてきた。

何だろうな〜
やっぱりおいらこういう雰囲気ってココロが踊っちゃうんだよね〜(^^;

まぁ、ここはいきなり突撃しないでまずは腹ごしらえといくか。

適当な食堂に入るとメニューを見る。
うむ、何が書いてあるのかさっぱり分からん。

漢字表記のみのメニューなので、牛とか猪肉とか材料の名前は何となくわかるものの、どういう料理なのかはさっぱり分からない。

ここは無難にカオマンガイ・・・じゃなくてチキンライスとタイガービアを注文。
注文を取りに来たオバちゃんはフツーに英語しゃべってたぞ。

だったらメニューも英語表記しておけ。

・・・バクテーあるか聞けばよかったな。

メシを食いながら5〜6年前の記憶をたどってみる。

確か・・・ワンのいた置屋のロロンって・・・
マズイ、全然覚えてない。(_´Д`) アイーン

まぁ、ワンに会いに来たわけじゃないんだから別にマズくは無いか・・・(^^;

しかし、やっぱりゲイランに来るとワンの事を考えちゃうな。
あの時はあの時でツラい思いをしたしな。

さて、お腹もいっぱいになたところで置屋を物色するとしよう。
明日の朝は早いんだから早く帰んなくちゃ。

手前からテキトーに見て回るが、ずい分さびれた印象だ。
以前は路上に立ちんぼ達がずらっと並んでいたが今は皆無だ。

むしろ立ちんぼ達の方がレベル高かったんだけどなぁ・・・

などと思いながらいくつかのロロンを行ったり来たりしていると、見覚えのある路地・・・というかロロンに出た。

あれ?
ここって・・・

そうだ、ワンがいた店のあったロロンだ。
ってことは・・・やっぱり、あの店見覚えがある。

どうするか。

入ってみるか・・・でももしワンがいたとしておいらどうする気だ?
指名してフツーに一発ヤッてくるのか?
それにワンはおいらの事覚えてるのかな?

などといろいろな事を考えていたらドキドキしてきた。

そしてついに店の前に。

ポン引き「日本人か?」
おいら「そうだよ。この店ってタイ人ばっかりだっけ?」
ポン引き「ああ、見ていくかい」

そう言ってポン引きはドアを開けた。
もう後には引けない。

心臓のドキドキはもう最高潮に達していた。

想いでの地

バンコクから3時間弱。
おいらの乗ったCX機は、ほぼ定刻にチャンギ空港に着陸した。

実はおいら、シンガポール自体は久しぶり・・・というほどではない。

ワンと連絡が途絶えた後もプライベートで(まぁこれもプライベートだけど(^^;)何度かシンガポールには来ていた。

このブログとは関連が無かったので書かなかっただけで来る機会はあったのだ。

そんなわけで華麗に(?)イミグレを通過するとそのまま地下のMRT駅へ。

なぜタクシーを使わないかというと、ケチった訳ではなく今回のホテルはMRTラベンダー駅の上にあるホテルにしたからだ。

明日の早朝にまた空港に来るんだからあんまり市内中心まで行っちゃうのも面倒かと思い、空港と市内の中間くらいのこのエリアにした。

MRTの駅の上ならどこに行くにも不便は無いしね。

それともう一つ大きな理由は・・・
ゲイランが徒歩圏内なのだ。(^-^)v

やっぱりシンガポールに来たらゲイランの近況はチェックして、世の同胞達の為に生情報を発信するのはおいらの使命だと思う。

だから、限りある時間を割いてもゲイランの深層をリポートしてこなくてはならないのだ。

ワンの店がどうなってるかも少し・・・あくまでも少〜しだけ気になるし・・・

ま、まぁワンと会えるかどうかは別として、とりあえず久しぶりに行ってみたいとは思う。

何回かシンガポールに来ていたとは言っても、ゲイランに行くことは無かったのでこちらは本当にワンと途切れて以来なのだ。

さて、MRTに乗ってラベンダー駅に到着。
地上に上がると駅ビルのようになっている建物がホテルのようだ。

名前もそのまんま「ラベンダーホテル」。
何のヒネりも無い。(ー_ー;)

ロビーに入って行くと中東系だろうか、チェックイン客と思われる濃い顔立ちの団体が溢れていた。
まぁ、値段も手ごろなホテルだからツアー客が多いのかもね。

待つこと15分ほど、チェックインを済ませると部屋へ。
まぁ取り立てて特徴の無い部屋だ。

値段相応といったところか。

荷物だけ置くと早速出かけた。
とは言ってもゲイランに行くにはまだ陽が高いので、ラッフルズホテルでシンガポールスリングでも飲んでこよっと。

しかし感じるのはやっぱり物価の違いだ。

タイじゃ100THBも出せば高めの店でも大抵のドリンクは注文できるが、シンガポールだと実に5倍くらいのお支払い。

もっとも、ラッフルズホテルだから高いのかもしれなけどな。

それでも日本のホテルのバーよりは安いか。

ラッフルズでちょっとリッチな気分を味わって、その後ムスタファセンターでお土産になりそうなものを物色してからホテルに戻った。

さぁ、暗くなってきたことだしそろそろ出撃しようかな。

せっかくだから歩いて行ってみるか。
グーグルマップで確認するとほぼ一本道で行けそうだ。

歩いているとワンとの事がいろいろとアタマに浮かんできた。
うーむ、何で今更・・・

あれからもう5年くらい経っている。
さすがにワンだってもうタイに帰っているはずだ。

でも・・・もしまだいたら?
そして・・・もし再会したら?

おいらどういうリアクションをすればいいんだろう。

そんな事を考えながら歩いていたらゲイランに着いてしまった。( ̄O ̄)

そしてシンガポールへ

思いがけず(?)アムと2発こなしてしまったので意外に時間が無い。
空港には12時までには着きたいから11時にはチェックアウトしたほうがいいな。

さて、金を払うわけだがいくら払えばいいんだろう。

カラオケ嬢をオールナイトでってのは考えてみれば久しぶりだ。
ショートだったらせいぜい2000〜2500THBってとこだろうけど・・・

結局またアムに聞いてみた。

おいら「ねぇ、アムにはいくらあげればいいんだ?」
アム「・・・いくらでも大丈夫です」

こういう時ってハッキリいくらって言ってくれた方が楽なんだけど、それはアムの方も同じなんだろうな。
まぁ、中にはこう言ってこっちの出方を伺うヤツもいるが・・・

おいら「じゃあ・・・タニヤだとオールナイトは3500THBだったから同じでいいか?」
アム「はい」

財布の中を見たら500THBが無い。
うーむ・・・お釣りくれってわけにもいかない・・・よな・・・

まぁ、結局中出しまでしちゃったわけだしオマケってことでいいか。(^^;

アムに1000THB札を4枚渡した。
するとアムは自分の財布から500THB出しておいらに渡してきた。

おいら「いや、残りはタクシー代でいいよ」
アム「え・・・こんなに、いいの?」
おいら「うん、まぁサービスしてもらったし」
アム「エヘヘ・・・」

おいら「でも気持ちいいからってノーコンドームはダメだぞ」
アム「バー ロー? アナタだけに決まってるでしょ」

おお?
何気なく冗談交じりに言った一言だったが、アムはえらい剣幕で言い返してきた。

アム「アタシそんなバカなオンナじゃないよ」
おいら「そ、そうか・・・ゴメンゴメン」

バカなオンナじゃない・・・
じゃあバカなオンナって一体・・・
アタマにいといろと言いたいことが浮かんだが今回はやめとこう。

おっと、こんな事してる場合じゃなかった。
さっさと荷造りを終えなとな。

金を受け取ったんだからもう用は無いだろうに、アムは帰ろうとしない。

おいらもいろいろ支度があったからロクに相手をしなかったが、結局おいらがチェックアウトするまで一緒だった。

ホテルのエントランスでタクシーを2台呼んでもらったが、1台でいいと言う。

おいら「タクシーで帰らないの?」
アム「ううん、空港に行くんでしょ。アタシも一緒にいいですか?」
おいら「え・・・いいけど・・・」
アム「アタシの実家が空港の近くなの」
おいら「あ・・・そういうことね」

何だ。
実家に帰るのに便乗したかっただけか。

てっきりおいらとの別れが名残惜しいのかと思ったのに。

というわけで、2人でタクシーに乗り出発。

車中でアムとイチャついていたら高速道路上で警官が数人で通行規制。
強制的に一般道に下ろされてしまった。

これだからタクシーだと危ないんだよな。
今度からは空港に行くのもARLにしようかな。

それでも日中なので特に渋滞もなく、40分ほどでスワンナプーム空港に着いた。

アムはそのまま行っちゃうのかと思ったら何と出国までお見送り。

見送られるのも久しぶりな感じでちょっと恥ずかしかった。

さて。
それじゃあ彼の地へ行こう。
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