さて、今回は前回の「力不足・・・の巻 その1」の続きです。
まだ読んでいない方は先に をクリックして読んでからどうぞ~
さて、「その2、これから読むよ~!」と言う方は、まずはポチっとしてから読んでくださ~い
あっ、更新していないから帰ろ~って方は、せっかく来ていただいたのですからせめてポチッとだけでも~   
下のバナーをクリックすると、当ブログにポイントが入ります
一日一回の応援クリック(これから読むよクリック)をよろしくお願いしま~す   
   
にほんブログ村    自動車 ブログランキングへ           

お客様はもちろん茨城県からお越しくださったH13年式 スズキ Keiさん(HN21S)
DSC01769
オイルパンをきれいにお掃除してから・・・
ストレーナーを外します。
DSC01792

外したストレーナーの新旧比較。
DSC01798

付いていたストレーナーをアップで見ると
DSC01794
こんなにガッチリ汚れをキャッチしてました。

もちろんストレーナーも新しいものを取り付け。
DSC01803

オイルパンを元に戻します。
DSC01810

さて、こちらのKeiさんは通常なら圧送交換が出来ない車両。
おとうちゃまオリジナルのアタッチメントを使用してATF圧送交換は可能なのですが、クーラーラインの洗浄は出来ないんです・・・。
う~ん、残念・・・。

なので、この後はトルコン太郎君に接続~!です。
DSC01814

オイルパンを外した時に排出されたオイルは2.8L。
DSC01811

という事で、今回は3.5L注入します。
DSC01826
これで3.5L交換したのと同じこと。 
少し赤みは出たものの、まだまだ真っ黒けなKeiさんのATF・・・。   
このままじっくりとオイルを回していきます。

そして、再度3.5L交換。
DSC01836
これで7.0L交換です。
透明感は無いものの、赤みは出てきた!?

そして更にじっくりと回したところで、もう一回3.5Lを交換。
DSC01845
これで10.5L交換です。
少しですが、透明感も出てきた!?
Keiさんの具合が良くなるように願いつつ更にじっくりとオイルを回します。

そして油量チェック!
少し少ない様なので0.3L追加。
DSC01850
これで油量はOK!
という事で、今回は10.8Lで交換終了です。

そしておとうちゃまが試運転に出発~。
でも、戻ってきたおとうちゃま、いつものにんまり顔じゃない・・・。
もちろんオイルの粘度が戻ったことで、良くなった部分もあるそうなのですが、根本的な部分の改善は見られなかったみたいで・・・。

そしてオーナー様がKeiさんをお迎えに来てくださいました。
おとうちゃまが状況を説明させていただき、試運転に出発~。
やっぱり完全には直っていないけれど、少し良い方向に向かってる・・・? 
そして、とりあえず様子を見ていただく事になりました・・・。

そして、その後の経過をオーナー様が小まめにご連絡くださいました。
その後の経過は以下の通りです。   
交換直後はこんな感じでした。

----------

試しにエンジン始動直後から試してみました。

気温10度くらいでも1発目は走り出しますが、その後停止して、会社の行きと帰りで一時停止後10分暖気と5分暖気のパターンで暖気を試した所、両方とも滑りました。

始動一発目は何かがあり滑らない、一時停止後は滑る感じです。

ATFを交換して動力の伝達率が上がって分かりやすくなったせいか、滑るような時は3速発進みたいな雰囲気を感じます。

クリープで速度に乗るまでアクセルを踏もうが関係なく、速度が乗って来るとようやくまともに走れるような感じです。(その間水温も上がっていく感じで)

暖まった後はすべるような症状に関しては今のところ問題ないです。

気温17度くらいだっと思いますが、買い物くらいの駐車では支障がありませんでした。(これはありがたいです)

交換前の4080km/hのパワー不足感はなくなりましたが

通常は2500回転くらいの運転でもだいたいシフトアップしていきますが

3000回転くらいまで回さないとシフトアップしない場面で、シフトアップ直前の3000回転までの500回転間くらいにガラガラと音が少し気になります。(以前はなかった音です)

なんとなくですが、シフトアップが遅く無理して回してるような雰囲気を感じます。

バルブボディの件、確かに試したくなってきました。

現時点では、まだ1日目ですし、症状をしばらく確認して、症状の発生条件を絞ってみます。
-----------

との事。
交換直後は不具合を感じつつも、多少良くなった部分もあるかな・・・って言う感じ・・・。
でも、おとうちゃまは、「やはりバルブボディの破損の可能性が高いと思う・・・。」と・・・。    
そこで、もし良かったら、おとうちゃまの知り合いの解体屋さんにお願いして中古のバルブボディを入手し、再度オイルパンをあけて、中を確認するという方法もあるので、そんな方法で良ければ・・・と提案していたんです・・・。
そして、約1週間後・・・

----------

久しぶりに試しに朝エンジン始動直を試してみました。

最小限のクリープ程度の動きで、それ以上は滑り加速せず、庭を少し走りましたが、傾斜があると登れない程度のパワーしか出ない状態でした。

冷間時は結構気まぐれかもしれません。

もちろん暖気すれば問題ありませんでした。

その前日は昼間1時間半ほど走った後に、夕方暖気せずに一発でかかったので、以前よりはよくなっていると思います。

暖気、特に朝一発目を確実に行えば、以前のような完全に暖気するまで走れるかどうかわからない状況は脱したので、だいぶ心配はなくなりました。

(寒くなってくるとちょっと心配ですが。)

以前より変速のタイミングがわかりにくくなっているので、交換直後よりさらに全体的にスムーズに変速してるような気がします。

またしばらく様子をみようと思います。  

--------------

との事だったんです。
段々と気温が上がってきて、少しづつATF交換の効果が表れ始めたのかな・・・?とちょっと期待を持っていた頃・・・。
気候が暑くなったり、肌寒くなったりと不安定な時期なので、心配ではあるけれど・・・。
ただ、秋以降、寒くなる前に何か手を打たないとダメかも・・・とおとうちゃまと話していたんです・・・。
そして・・・

----------

昨日の朝、暖気なしで走ってみたら、外気温15度くらいでしたが、一発で走り出し、シフトアップが明らかにもたつくような感覚も特にありませんでした。

交換から850kmほどです。

シフトアップのショックもずいぶんなくなって、シフトアップしたかどうか分かりにくいと感じる事が多いほど、スムーズにシフトアップしてくれてる気がします。

ヒューンと鳴る音はまだ消えてませんが、なんとなくですが以前より音が小さくなったような

いい意味で、全体的に以前より走っていて色々気にならなくなった。そんな印象を受けます。

様子をみつつ、また何かあったら連絡しようと思います。

----------

という嬉しいご報告をいただき、このころは、もしかして直っちゃうかも!?なんて淡い期待を描いていました・・・。
以前「同年式、同車種でもこんなに違うんだ~!の巻」「残念…。ATFじゃなかったみたい…と思ったら…?の巻」でご紹介したセルシオさん達も、交換して少ししてから、いきなり直っちゃったりしたので、Keiさんも同じかも・・・と思っていたんです・・・。
Keiさんの体調に一喜一憂のおとうちゃまと私・・・。
しかし・・・

----------

あれからしばらくは安定してたんですが3日前に信号停止からの再発進の際からガラガラ&唸りを上げてるポンプみたいな音がしはじめ、加速がもたつき、変速の際に大きなショックが来る感じでした。

Dで停車時のうなり音は交換前より低く大きな音で、ヒューンヒューンヒューンと脈動する感じです。

2日前の朝はD停車時のうなり音以外は特に異常ははなく、帰りに症状発生。

走り出してわりとすぐのタイミングで少し滑りました。あとは前日と同様の症状です。

今日は昼頃に乗った際は走り出しに少しだけ滑る感じでした。その後はD停車時のうなり音程度で

夜に再度乗った際は、ガラガラ&唸りを上げてるポンプみたいな音とすべりながら、変速の際にショックが発生。

ガラガラ&唸りを上げてるポンプみたいな音は3速でも少し症状が出てました。1速と2速は症状が酷いです。

まだなんとなくですが、冷間時や、水温が上がってすぐの時に、走り出すと症状が出やすいのかもしれません

一度症状が出始めると駄々をこねて症状が出続けるような感じがします。

現時点での走行距離は97359kmで、ATF圧送交換からは約1300km程度です。

--------

と、症状は悪化・・・。
解体屋さんにお願いし、Keiさんと同型のバルブボティを探していただいてはいたのですが、なかなか全く同じ型の車両が出て来なくて・・・。
Keiさんの様子を気にしながらも、毎日が過ぎてしまいました・・・。
そんな時こんなご連絡が・・・。

----------

あれからさらに症状が悪化し、明らかに閉塞しかけてる所を無理やり流体が流れているような音、ガラガラと擦れる音と振動、突き上げるような大きな変速ショックなど振動、異音が全体的に大きくなり、一時的に症状が和らいでも、また何かが詰まり、1速と3速での異音が激しくなっていました。

十分暖気しても走り出しで100%の確率で少し滑るような状態からなんとか発進して乗っていましたが ここ2週間程度は一時的に症状が和らぐ事もなくなり、悪化をたどり 2日連続でリバースに入らないまたはそれと変らないくらい完全に滑ってる状態で、駐車場で立ち往生になりかけました。

緊急性を感じた為、市内の業者にリビルドミッションでの修理を依頼しました。
手配をかけていただいたのに申し訳ありませんが、バルブボディの件はキャンセルをお願いいたします。

ATFの交換の際はまた利用させていただこうと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

----------

と・・・。

Keiさんのオーナー様
ずっと気になっていて、ご連絡しよう、ご連絡しなければ・・・と思いながらも、結局間に合わず、ご連絡できませんでした・・・。
今となってはこれは言い訳に過ぎず、お客様の大切な愛車の具合が悪いのだから、早急に別の改善方法を提案する等、もっと適切な対処の方法があったのではないかと悔やんでおります・・・。
今回の件は、ただただ弊社の力不足でした。
反省し、今後の弊社の仕事の進め方について再度考え直していきます。        
この度はお力になれず本当に申し訳ございませんでした。
もし今後弊社でお力になれることがございましたら、精一杯対応させていただきたいと思っておりますので、またご連絡いただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

おとうちゃまも私も毎日精一杯お仕事をさせていただいております。
どのお客様にも、誠心誠意向き合っていきたいと思っています。
でも、ご依頼をいただいたら、頑張ります!という姿勢は、ある意味受け身で、お客様任せだったのかもしれません・・・。
お客様のやさしさに甘えてしまっていたのかもしれないです・・・。
これからは、「もしよかったら・・・」ではなく、いくつかの選択肢をきちんと提示して、お客様の望んでいらっしゃることは何なのかをきちんとしっかりと受け止められるようにしていきたいです。
お客様にとっては、愛車は我が子。
読みの甘さが、今回の事態を招いてしまったのだと思います。
今回の事で、おとうちゃまも私も色々反省し、勉強させていただきました。
今回の件を教訓として今後の仕事に活かせるよう、精進していきたいと思います。
これからも滝本電機商会をよろしくお願いいたします。