日常を哲学せよ ~Looking Back , Moving Forward~

前に進むために日常を振り返り、思考する。冷静に情熱的に。 日常のこと、旅行記、料理、競馬、レビューなど欲張って書いてます。

最近はドラマの質が上がってきて嬉しい。

今回レビューする冬クールも『カルテット』を筆頭に目を見張る作品が多かった。
ちなみに今放送中の春クールについては、『CRISIS』『母になる』『リバース』の3本柱で楽しんでいる。どれもおもしろい。


「カルテット」
出演: 松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平、吉岡里帆、もたいまさこ

★★★★☆

やはりこのクールで話題を呼んだのはカルテットでしょう。
半沢直樹のような爆発的な社会現象にはならなかったものの、コアなファンを中心にネット上ではかなり盛り上がっていた。
脚本家の坂本さんはいわゆる言葉遊びを得意とする方で、過去にも『いつ恋』『最高な離婚』など、言葉遊びを随所に絡ませた名作を生み出してきた。

ちなみに、『いつ恋』で高橋一生は運送業者の嫌な先輩役を演じており、当ブログでも当時の勝手にアカデミーでいぶし銀に指名しました。坂本さんのお気に入りなんでしょうね。

言葉遊びが話題になることが多かったですが、作品の展開や話のオチなどもよく練られている名作でした。単にセリフのテクニックだけでつくられた作品ではないなと感じました。


「LIFE」
出演:木村拓哉、竹内結子、浅野忠信、柄本明、及川光博、木村文乃、菜々緒、松山ケンイチ

★★★★

いくつになってもキムタク主演作は見る。まずは黙って見る。

医療モノでこのタイトルは滑ってるなと思っていたが、蓋を開けてみると中身はしっかりしていて見応えのある作品だった。医療ドラマにありがちなドロドロ人間関係も、絶妙なラインで見切りをつけているのも好印象。

さて、キムタクドラマの良さは何と言っても“キムタクの自分もってる感”。現実的ではないとか突っ込む要素はいろいろあるが、そんな理屈抜きにかっこいいのが木村拓哉という男の魅力なわけです。

今回は周囲を固める役者も良かった。浅野忠信、柄本明、及川みっちー、木村文乃、菜々緒、松山ケンイチなど抜群のチョイス。特に浅野忠信のドスの効いた声芸は素晴らしかった。

木村拓哉ブランドは名実ともにまだまだ健在。ええドラマでした。


「東京タラレバ娘」
出演:吉高由里子、大島優子、榮倉奈々

★★★★

歯切れの良いタイトルに惹かれてフラッと見るとおもしろいではないか。
内容自体は、結婚に焦る三十路女の日常日和という感じで、これだけ聞くと特に食指は動かない。しかし、この手の平凡な日常を描く作品でも、コメディ要素が一定入っており、オイオイ!と突っ込める余地が大いにあるものは見ていておもしろみがある。本作はまさにそのお手本と言える。

売れない脚本家・鎌田倫子(30歳)を演じるのは吉高由里子。タラレバ娘の筆頭。吉高が主役を張るとそれだけで作品を一定のおもしろさまで引き上げる魅力がある。
大島優子演じる小雪も良かった。女性からはおばさんくさいと悪評だったらしいが、男性陣からは軒並み評判が高かった。いつの間にか上位ランク女優の仲間入り。

他のキャストも個性的だったことも飽きさせない要素の一つだったように思う。早坂さんにはひたすら同情するし、丸井さんはただただクズだったし、涼ちゃんは何かもうぶっ飛んでたし(笑)、他にも色々書きたくなるキャラ立ちした登場人物が多かった。


「嘘の戦争」
出演:草なぎ剛、水原希子、藤木直人

★★★★

草なぎはハード・コアな役が板についてきた。復讐に人生を費やす一ノ瀬浩一を見事演じ切った。
常に肝を冷やしながら見ることができたのは随所に趣向を凝らした工夫があったからだと思う。最初から最後まで高いレベルでの緊迫感を保っていた。一ノ瀬vs二科家の嘘の戦争、見応えたっぷりで大満足。


◆勝手にアカデミー◆

*最優秀作品*

「カルテット」


*最優秀主演*
草なぎ剛 (「嘘の戦争」)


*最優秀いぶし銀*


満島ひかり (「カルテット」)


*最優秀主題歌*

「大人の掟」 / Doughnuts Hole<作詞作曲:椎名林檎> (「カルテット」)


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2017.3.12

博多・小倉・下関出張グルメ旅 第7回 「DAY4-1 HAKATA is Perfect City」

2017-03-12-13-21-10


DAY4

最終日。今日もやることが決まっていない。
悩んだ結果、“ 博多でダラダラ過ごす ” という奥の手プランを断行。

よし、今日もうどんを食おう!
ということで、この旅3食目のうどんを目指して宿を出た。

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「大地のうどん」

巨大なゴボウ天が強烈なインパクト。
麺は透明感があり、食感もツルツルしている。思いのほか弾力もある。いわゆる自分の食べ慣れたうどんではないが、何やら上品な感じがして美味しい。
サクサクのゴボウを食べる。少し出汁に浸して食べる。最後にたっぷり浸して食べる。こんな具合に3度楽しめる。しかもその過程でゴボウと天ぷらのええ味が出汁に転移する。最初から最後まで食者を掴んで離さない。決して見かけ倒しではない。


つづいてカフェへ。

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「manu coffee」承天寺店

かわいらしい店内にこのラテアートが出てきた時は一瞬焦ったが、すぐに場に溶け込むのは天性の女子力ゆえんか。笑
お店からの謎のおすそ分けでショートケーキをいただく。これが最高にうまい。地元で有名な店のケーキらしい。

さて、これからどうするか。早くもネタが尽きてしまった(笑)


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一度行ってみるかと、商業施設「キャナルシティ博多」に突撃。
えらいお洒落な商業施設だな~と驚かされる。しかし特に何をするでもなく、怠惰的に時間を消費した。


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ぼちぼち駅に向かう道でレザーショップ「HERZ」と目が合った。
店内に入ると、魅力的な商品とスペースに満ち溢れていた。スペースとしての存在感がある。思わぬ長居をしてしまった。


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最後に博多駅で。せっかく博多来たわけだし、ラーメンにも気を留めてやるか。
不徳の意気込みが届いたのか、博多駅内にある「shin-shinラーメン」は期待ハズレだった。
一応ガイドブックでは一番人気と言われているラーメン店だが、アテにならんなと心底思った。

土産物を買い漁り、少し早めに新幹線に乗り込む。
新幹線の改札に会社のカードを通したとき、「あ、そういえば出張で博多に来たんだった」と実感する(笑)
何とものん気な出張旅行であった(もちろん仕事でやるべきことはやってますが)。

昨年博多を訪れた際に、「博多ブラックホール説」は間違いではないことをこのブログで紹介した。
その後、博多駅周辺で巨大な穴が開いたときには、(不謹慎ながら)「リアルブラックホールきた!!」と一人盛り上がっていた。

今般、改めて提唱したい。HAKATA is Perfect City!


(完)


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最後まで読んでいただきありがとうございます!


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キミならきっと大丈夫
船口 明
第三文明社
2003-04


★★★☆

たまに読みたくなる学参ではない予備校講師本。予備校講師マニアの血が騒ぐのだろうか。

受験生時代に船口先生の学参にはお世話になった。「決める!センター現代文」「現代文空欄補充問題混乱―船口の直前講習」は今でもコンパクトな名著だと思っている。

さて、本書は主に受験生に向けて書かれたものである。時に2003年。通りで表紙の先生の写真も随分お若い(笑)
船口先生が人生において大切だと思っていることを受験生の視点におろして、熱い想いが述べられている。キレイごともたくさん書いてあるが、そこに嘘や人気取りの臭いは一切感じない。いわゆる、「俺ってすごいだろ?」的な本ではない。

多くの人気予備校講師がおごり高ぶっていくなかで、彼はそうじゃなかったんだろうなと。
心からのエール。15年前と今では受験環境も全く異なるけれど、本書から溢れ出す想いはきっと今の受験生にも届くことと思う。


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★★★★

平易な言葉でエッセンスに迫る一冊!

著者のちきりんさんはブロガーで、前からその存在は知っていた。
ちきりんさんは、本質的なことを誰でもわかる平易な言葉で、論理的かつコンパクトに説明することに非常に長けている。本書でもそれは全面的に表れている。

明快且つシンプルというのは実はすごく難しい。
自分自身、わかりやすく説明することは苦手ではないが、それをコンパクトにすることは永年の課題。コンパクトにまとめると抽象的になり、結果的にわかりにくくなってしまう。頭のいい人には伝わるかもしれないが、それでは理想的な説明にはならない。

ちきりんさんのすごいところは、ほとんどの人が理解できるであろう平易な文章でそれをやってのけている点。
ホリエモンも褒めていたが、なるほどホリエモンと思考が似ている。僕はホリエモンのズバッとモノを言うのは好きだが、それが嫌だという人は多い。ちきりんさんはそういう点においても嫌がられる要素がまるでない。平凡に見せかけてとてつもなくすごい人だと思う。

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★★★★☆

メディアでの露出も多い三浦さんだが、この人の発言や言葉は説得力があるので一目置いている。
確かな分析力もさることながら、提言力がある。夢物語や極論は語らず、現実的な落としどころを模索した提言がされる。

日本には分析する人は掃いて捨てるほどいるが、明日に繋がる提言をできる人は極めて少ない。しかもまだ30代と若い。貴重な存在だと思う。

本書でも彼女のスタンスは体現されており、読了後にモヤモヤが残らない。
で、結局どうしたらいいの?という点について、一定の根拠に基づいた具体的な考えが述べられているからである。
今後三浦さんの発言や著書は漏らさずチェックしていきたい。


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